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第ニ章 シエルとの結婚撤回に全力を尽くします!!
11 結婚撤回のチェックリスト
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ピンクの花柄のワンピースに着替えた私は、ルアナと一緒に、オレンジの灯りがトウトウと灯る部屋へ来ていた。
(ん~!! ローズ家が所有する魔法室はいつも甘い匂いっ!)
壁一面に戸棚が備え付けられており、中には透明な瓶がズラリと並ぶ。ありとあらゆる種類の花が、種類ごとにラベリングされ、それぞれ瓶の中に密封されているのだ。
花魔法で使う材料となる花は、慎重に管理され保管されている。温度は1年中適温に保たれ、季節を問わず一年中使用できる。私はその中から、一際大きくて明るい瓶を手に取った。
「さ、行きましょう。」
階段を降り、屋敷の入り口から離れた、奥まった場所へ位置する調理場へと入る。
(夜明け前のこの時間が、誰にも邪魔されなくていいわ。)
ゆっくりとスイーツ作りがしたい時は、いつもこの時間に調理場に来ていた。
コトンッと瓶を置いて、中から鮮やかな黄色のひまわりの花を取り出す。大きな木のボウルに入れたひまわりの花をテーブルの上に置き、目を閉じ意識を集中しながら、両手をかざした。
シュルンヒューッシュルリッヒューッ
風の動く音と共に、淡い光がひまわりの花を包みこんでいくのが、目を閉じていてもハッキリとわかった。
風の音がパタリッと止んでから、ゆっくりと目を開ける。目の前のボウルには、陽の光のような黄色の”花蜜”ができていた。
フゥ~、と心の中で一息つく。
(良かった! うまくいった!)
魔力の調整がズレてしまうと、花蜜が出来ないだけでなく、花も無駄にしてしまう。
ルアナは部屋の隅に座っているけれど、顔だけは興味深そうにこちらへ向けていた。
「ルアナと一番最初に出会った時にあげた、ひまわりのゼリーをまた作ってあげるわ!」
私も二日続けて倒れてしまったし、消化の良いゼリーなら食べられそうだ。
フフフーンッと鼻歌まじりにルアナに話しかける。
「ひまわりの”花蜜”を食べると、頭がスッキリするから、私にもちょうど良いのよ!」
ルアナは私の言葉が分かったのか、満足そうな表情で床に顎を乗せ、くつろぐ体勢に入る。
私は、植物由来のゼリーを固める粉を、もう一つの大きな木のボウルにいれ、シャカシュカとスプーンで混ぜながらお湯でよ~く溶かした。そしてそこに、天然の泡がシュワシュワと弾けている炭酸水をジャーと流し込む。
最後にひまわりの”花蜜”の、液体バージョンと練り固めたバージョンの両方を入れ混ぜた。うっすらと黄色く色づき、ところどころ、練り固めた”花蜜”が甘酸っぱいアクセントになるゼリーだ。
可愛らしい花型の容器をたくさん用意し、1人分の分量ずつゼリーの素を流し込んでいく。
「さ、これを魔道具のアイスボックスで、冷やし固めたら完成よ。」
待ってる間、私は近くの椅子に腰掛け、メモ帳に、とあることを書きつけていく。
ーーーーーーーー
目的 シエルとの結婚撤回 チェックリスト
□ 大声で叫ぶ
□セカセカ落ち着きがない
□ハンカチを持たない
□ガシャガシャ大きな音を立てる
ーーーーーーー
「できたわっ!」
代々マナーを教える家系の令嬢として、これらはマナー違反の”御法度” だ。マナーもない令嬢は、結婚にも苦労すると聞く。他にもあるかもしれないけど、とりあえず今日はこれを試してみよう!!
今日はシエルとシエルの両親に挨拶に行く日。
わがローズ家は伯爵家で、シエルのソルシィエ家は公爵家だから、家格の低いローズ家から結婚の話をなかったことにはできない。
私の声に、ルアナが顔を上げ、寄ってきた。
「見て、ルアナ! こんな無礼なことをしたら、いくら寛容なシエルの両親でも、”冬の家系”の結婚相手として相応しくないと、あちらから断ってくれるのではないかしら??」
シエルのお母様は、『普段のリーチェでいいわよ、あまり畏まらないで。』と言ってくれた。良心は痛むけどやるしかないわっ!
ルアナに書いたメモを見せると、ショックを受けたように、私とメモを交互に見ている。
(人の言葉が分かるのかしら?ユニコーンは謎だらけだ。)
「ルアナ! そろそろゼリーが冷えて固まった頃よ。『ハラが減っては戦はできぬ!』って言うでしょう?」
ルアナはつぶらな目を見開き、困惑したような表情をしている。
(あれ?この世界のことわざじゃなかった???)
「なぁにルアナ? どっかズレてるって顔してるわよ。そんな顔、可愛いルアナに似合わないんだから!」
ねっ? っと言い聞かせながら私はツンツンとルアナのほっぺをつつく。指でぷにゅっと押すと、長いまつ毛を何度もパチパチとし居心地悪そうに俯く。
(癒しだわっ!でもあんまりからかっても悪いわね。)
ルアナの頬にチュッとキスをして、私はデザートカップに取り分けたゼリーをゴトンッとルアナの前に出したのだった。
(ん~!! ローズ家が所有する魔法室はいつも甘い匂いっ!)
壁一面に戸棚が備え付けられており、中には透明な瓶がズラリと並ぶ。ありとあらゆる種類の花が、種類ごとにラベリングされ、それぞれ瓶の中に密封されているのだ。
花魔法で使う材料となる花は、慎重に管理され保管されている。温度は1年中適温に保たれ、季節を問わず一年中使用できる。私はその中から、一際大きくて明るい瓶を手に取った。
「さ、行きましょう。」
階段を降り、屋敷の入り口から離れた、奥まった場所へ位置する調理場へと入る。
(夜明け前のこの時間が、誰にも邪魔されなくていいわ。)
ゆっくりとスイーツ作りがしたい時は、いつもこの時間に調理場に来ていた。
コトンッと瓶を置いて、中から鮮やかな黄色のひまわりの花を取り出す。大きな木のボウルに入れたひまわりの花をテーブルの上に置き、目を閉じ意識を集中しながら、両手をかざした。
シュルンヒューッシュルリッヒューッ
風の動く音と共に、淡い光がひまわりの花を包みこんでいくのが、目を閉じていてもハッキリとわかった。
風の音がパタリッと止んでから、ゆっくりと目を開ける。目の前のボウルには、陽の光のような黄色の”花蜜”ができていた。
フゥ~、と心の中で一息つく。
(良かった! うまくいった!)
魔力の調整がズレてしまうと、花蜜が出来ないだけでなく、花も無駄にしてしまう。
ルアナは部屋の隅に座っているけれど、顔だけは興味深そうにこちらへ向けていた。
「ルアナと一番最初に出会った時にあげた、ひまわりのゼリーをまた作ってあげるわ!」
私も二日続けて倒れてしまったし、消化の良いゼリーなら食べられそうだ。
フフフーンッと鼻歌まじりにルアナに話しかける。
「ひまわりの”花蜜”を食べると、頭がスッキリするから、私にもちょうど良いのよ!」
ルアナは私の言葉が分かったのか、満足そうな表情で床に顎を乗せ、くつろぐ体勢に入る。
私は、植物由来のゼリーを固める粉を、もう一つの大きな木のボウルにいれ、シャカシュカとスプーンで混ぜながらお湯でよ~く溶かした。そしてそこに、天然の泡がシュワシュワと弾けている炭酸水をジャーと流し込む。
最後にひまわりの”花蜜”の、液体バージョンと練り固めたバージョンの両方を入れ混ぜた。うっすらと黄色く色づき、ところどころ、練り固めた”花蜜”が甘酸っぱいアクセントになるゼリーだ。
可愛らしい花型の容器をたくさん用意し、1人分の分量ずつゼリーの素を流し込んでいく。
「さ、これを魔道具のアイスボックスで、冷やし固めたら完成よ。」
待ってる間、私は近くの椅子に腰掛け、メモ帳に、とあることを書きつけていく。
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目的 シエルとの結婚撤回 チェックリスト
□ 大声で叫ぶ
□セカセカ落ち着きがない
□ハンカチを持たない
□ガシャガシャ大きな音を立てる
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「できたわっ!」
代々マナーを教える家系の令嬢として、これらはマナー違反の”御法度” だ。マナーもない令嬢は、結婚にも苦労すると聞く。他にもあるかもしれないけど、とりあえず今日はこれを試してみよう!!
今日はシエルとシエルの両親に挨拶に行く日。
わがローズ家は伯爵家で、シエルのソルシィエ家は公爵家だから、家格の低いローズ家から結婚の話をなかったことにはできない。
私の声に、ルアナが顔を上げ、寄ってきた。
「見て、ルアナ! こんな無礼なことをしたら、いくら寛容なシエルの両親でも、”冬の家系”の結婚相手として相応しくないと、あちらから断ってくれるのではないかしら??」
シエルのお母様は、『普段のリーチェでいいわよ、あまり畏まらないで。』と言ってくれた。良心は痛むけどやるしかないわっ!
ルアナに書いたメモを見せると、ショックを受けたように、私とメモを交互に見ている。
(人の言葉が分かるのかしら?ユニコーンは謎だらけだ。)
「ルアナ! そろそろゼリーが冷えて固まった頃よ。『ハラが減っては戦はできぬ!』って言うでしょう?」
ルアナはつぶらな目を見開き、困惑したような表情をしている。
(あれ?この世界のことわざじゃなかった???)
「なぁにルアナ? どっかズレてるって顔してるわよ。そんな顔、可愛いルアナに似合わないんだから!」
ねっ? っと言い聞かせながら私はツンツンとルアナのほっぺをつつく。指でぷにゅっと押すと、長いまつ毛を何度もパチパチとし居心地悪そうに俯く。
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◇◇◇
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