うちのダンナはぽっちゃり男子

つづれ しういち

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305 いい〇〇の日とはなんぞや

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 はいこんにちは。
 本日は11月22日。
 つまりよく言われるあの「いい夫婦の日」でしたね~。

 とはいえわたくし、ぼーっとしとってその事実を夜まですっかり忘れておりまして。
 日記を書く段になってようやく気付いた次第。

「あ。今日『いい夫婦の日』やったねえ」
「あ。ほんまや……」

 夕食後でテレビなんかみていたダンナもそんな感じでした。
 11月11日の「ポッキーの日」にはちゃんとポッキー買うてきたのになあ。ちょい残念~。
 でもダンナ、言いました。

「まっ、ぼくらはいつでも『いい夫婦』やけどね!」
「そうやね! それは間違いない!」

 といつものようにアッホアホ会話をしつつサムズアップする我々(笑)。
 たまたま隣で座っとったムスメには完璧に無視されるんもいつものこと(大苦笑)。

 その後、いつものように一緒に入浴していたわけですが。
 湯舟に入ってところでそっと手を両手でにぎられて「なんや?」と思うたらダンナ、

「『いい夫婦の日』やったんやね~」とまた言うとる。
「うんうん。我々はまあいつでもずーっと『いい夫婦』やけどね!」
「うんうんうんうん」

 ほとんどブルブル震えとるんかっちゅうぐらいにこくこくうなずくダンナ。
 けどなんや、そうしとるときの目つきが怪しい。
 なんとなく、怯えて無理やり言わされてる人がする目ぇみたい。

「……なんや、目つきが変やで。『こう言うとかな殺される!』『殺さないでえええ!』って書いてあるんちゃう?そこ」

 あ、「そこ」というのはこの場合、ダンナの目のことね。
 ほんでもまあダンナ、いつものように乗ってくれまして。
「コロサナイデクダサーイ!」と棒読みで返事してくれました……って、いやおい!
 それやと私がホンマに脅して言わせてるみたいやーん!

 なわけないやん!
 いやえっと……たぶん??(爆笑)

 ではでは~。
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