183 / 245
187 雪の日アクシデントとはなんぞや
しおりを挟むはいこんにちは~。
いや寒い日が続きますねえ。
先日は全国的に寒気が覆って大雪の地域が続出しましたが、みなさまは大丈夫だったでしょうか。
我が家は幸いみんな無事でしたが、雪のために、車ナシ民の交通の命綱ともいえるバスが運休しちゃいましてね……。
その日、朝はいつもどおりに起きて、ダンナはいそいそと私のお弁当なんかを作ってくれて、私も準備しておったのですが。
受験も学校のテストも終わって基本的に家でのんびりしておるムスメがやってきて言いました(あ、ちなみにムスメは完全に昼夜逆転して夜じゅう起きとっただけです・苦笑)。
「バス、止まっとるってよ! △がL○NEで言うとる」
△さんというのはムスメが幼稚園のときからお付き合いのあるなかよしさんです。高校は別々になってしまったのですが、それでもずーっと仲良くしていただいておりまして。うらやましいほどの親友ぶり。
お母さまとは幼稚園の役員でご一緒して以来、私も仲良くさせていただいてまして。安心感がハンパない。
というわけで。
「わ~△ちゃんがそう言うならホンマやな! ちょい調べてみよ……うわ、マジやあ! 止まっとるう!」
そうなのです。
我々は山の上に住まう「山人」なわけですが、ここから下界に降りるには車やバスが必要。
いや我が足でも下りられるけど、坂道キッツイ上に雪まで降っとるとなると危なさしかないやん?
そんな暴挙に及んだ日には、きっと私なんかす~ぐに「すってんころり」やらかしてまた労災のお世話になる羽目になる。
実際、子どものころの学校帰り、積もって氷になりかかったみたいな雪の上ですぺーんて尻もちついて、冷たいし痛いしで半泣きになったことあるしい。
ほんでも最近はだいぶ暖こうなってきてて、雪は滅多に積もらへんし、バスが止まるなんちゅうのもここへ引っ越してからは初めてやった。
昔はそんだけ寒かったんやね~、やっぱり。
積もる言うても関西やし、山の上でもそんなめちゃめちゃ積もるわけやないけどね。
我が家から下に降りるためのバスはわりとたくさんあるんですが、ホームページのお知らせを見ると今回はそのすべてが「運行休止」になっとりました。
「ほええ……。とりあえず学校に電話するわ~」
と職場に一報を入れる。
私の勤める学校は下界にあるもんで、遅くはなっても生徒たちは登校するらしい。
生徒たちは来られても、山の上の私は動かれへんっちゅう図になってもーた。
十時ぐらいまではそのまま様子をみとったんですが、結局やっぱりバスが動かへんもんで、もう一回ご連絡して教頭先生とご相談し、一日お休みってことになっちゃいました。
「こーなってくるとゴメンやねえ」
「ん? なにが」
ダンナ不思議そうである。
「せやかて○さんだけが働いてる状態やん、これ」
「あ~。そやなあ」
そう。ダンナはここんとこずーっとリモートワークなもんで、家には居るけど仕事なんですわ。
私は休みになってもーたし、ムスメは最初から休みやし、働いてんのはダンナだけになってもーた。あちゃ~。
「でもま、遊んどるとはいえ私が隣におるから、寂しくないやろ? 遊んどるとはいえ!」
後ろめたいことは二回言う(笑)。
けどダンナは素直やった。
「うん」
ってなんや嬉しそうである。
まあいつもや。
ってなことを書いてたら、まーた雪ふるらしいですなあ。
でも今回は週末やね。
ともあれみなさま、どうぞご安全にお過ごしください~。
ちゃんちゃん!
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
23
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる