244 / 285
十二章 悪女
244. まさかの妖精のいたずら
しおりを挟む
「魔法って、すごいのね……」
マグダリーナはもう、それしか言葉が出てこなかった。
エステラが新開発した魔導具『みるみるエコーくん』は、シンプルな球体型にして、母体がそれを握れば、お腹の中の赤ちゃんの様子を動画で見ることができるという優れものだ。
もちろん、胎児や母体に異常がないかを検査する機能も付いている。
先日行ったシャロンの健診の後に、撮影していた赤ちゃんの様子を、ショウネシー邸サロンで見せてもらっているところだった。
「あ、蹴ってますの……! よく動くのですわ……」
「随分と元気な赤ちゃんなんですね」
レベッカとライアンが、驚いて動画に見入っている。
ヴェリタスは、ちょっと自慢げな顔をして、ハーブティーを飲んで余裕をみせていた。きっと検診で先に一緒に見ていたんだろう。
ジョゼフの奥さんがショウネシーに来た時に、お腹の子供の状態を確かめるために作られた魔導具なので、赤ちゃん動画を見るのは二回目だった。だが、明らかにシャロンの女の子の方が、よく動いている。
元気で異常がないと言う事は、良いことだ。
「お耳がちゃんと長く尖ってます……!」
「本当だわ。額に見えるのが、きっと精石ね」
「ええ、そうです。あの精石がもう少し大きく育たないと、出産時期にならないのです」
イラナの説明に、マグダリーナは素直に疑問を口にした。
「精石が大きくなるのを待つ間に、身体の方はぐんぐん育ち過ぎたりしない?」
「ええ、今の感じだと、大丈夫ですよ」
イラナの言葉に、エステラも頷いたので、マグダリーナは安心した。
「大きく育つと、どうしていけないんですか?」
アンソニーが、子供らしい質問を、マグダリーナにして来た。
うむ、説明しにくい。
「えっと、もちろん小さ過ぎても赤ちゃんの健康状態が良くないからいけないんだけど、大きすぎると、今度は出産時に母体に負担をかけたり、難産になりやすいの……ええと、同じ瓶でも、シンとハラだと大きさが違うから、出入りのし易さに差が出るような感じ……?」
アンソニーは、ピンときた顔をした。
「詰まってしまうのですか?」
「そ……そうね、そんな感じかしら」
丁度エステラが、何か思い出したような顔をして言った。
「あっ、大丈夫よ! ハイエルフの子は産道を通らずに、転移魔法でお腹から出てくるのよ」
「「えっ?!」」
マグダリーナだけでなく、シャロンも驚いた顔をした。
「ここに見える臍の緒とかは、どうするの?」
マグダリーナは想像できなくて質問した。
「その時がくると、自然と臍の緒が切れてそのまま胎盤と一緒に精石に吸収されるの。そして転移して出てくる。ハイエルフの助産は、出てきた赤ちゃんを受けとめることね。それにシャロンさんはハイエルフとは身体の造りが違うから、産後はやっぱり大事をとって安静にしていたほうが良いわ」
「まあ……もしかして、転移魔法でお腹から出てきても、それは私のお腹の上とか、寝台の上とかではないということかしら?」
驚くシャロンに、イラナは頷いた。
「子によってそれぞれです。私はハイエルフの助産経験もありますから、安心して下さい。デボラも私が受けとめました」
エステラも手を挙げる。
「私も助産として一緒にいるから安心して! ヒラやハラ達と一緒にどこに現れても、必ず受けとめるわ!」
女性の穢血に関しても、エステラとイラナの人形を使った人形劇と図解で、情緒のない正しい月経の知識の動画が出来上がっている。これは既に全国配信されていた。
ついでにイラナの治療院では年齢ごとの検診の他にも『男女のお付き合い前の特別検診』を推奨していて、これも積極的にマゴマゴ放送で宣伝されている。
まあ問題があるとすれば、検診に関しては、今のところショウネシーの治療院でしか行ってないので、広く国民にすすめることが難しいとこだ。
因みにシャロンの赤ちゃんの映像は、父親であるイラナ以外のハイエルフ男子には公開されない。
それを知って、この場にいる男性陣も慌てたが、人とハイエルフの感覚の違いに基づいた区別なので、気にしなくて良いとイラナは答えた。
産婦人科的方面以外にも、エステラが異世界の医療方面の知識をイラナに伝授したことで、それをヒントに、こちらの世界に合わせた魔法や新薬の研究もイラナは行っていた。
そしてポーションや塗り薬だけでなく、粉薬や錠剤も少しずつ作られていった。
◇◇◇
「どういう……こと……?!」
完成しない、初級回復薬を見て、マグダリーナは震えた。
ショウネシー領の医療の発達に触発され、今後また何かあった時のために、マグダリーナもポーションくらいは作れるようになろうと思ったのだ。
初級回復薬のレシピは簡単だ。材料も二種類の薬草と綺麗な水の三つで、最後に魔力を込める。最期くらいしか失敗のしようがない。なのに、薬草と水を入れた鍋は火にかけた瞬間景気良く噴水し、キッチンを水浸しにした。
先生役のエステラが、呆然として言った。
「……妖精のいたずらだわ」
「え?! お父さまと同じやつ?!」
エステラは頷いた。
「ダーモットさんは、書類を破いちゃうけど、リーナの場合は調理に分類される行動は、だいたい失敗する感じかしら」
じっとエステラは、マグダリーナを鑑定する。
「ポーション作りは調理に入るのっ?!」
「多分。お湯を沸かすだけなら大丈夫だと思う。薬草が入ったのはアウトだったわね」
「そんな……」
つまり今後、一人の時は白湯しか飲めないということだろうか……
「そんな……」
マゴーが綺麗にしてくれた床に座り込んで手をつき、マグダリーナは項垂れた。
一緒にいたアンソニーが、あることを思い出した。
「でも焼肉やバーベキューのお肉は、焼いて食べれました!!」
「それはまだ妖精にくっつかれる前だったからよ」
「そんな……」
アンソニーも口をつぐむ。
「大丈夫ですわ。今の今まで調理をしなくて済んでいますもの。リーナお姉様はそのままで」
レベッカが肩ポンをして、慰めてくれる。
「まあ、普通の貴族令嬢ならそんなもんだろ。母上もお茶しか淹れれないし」
ヴェリタスの言葉に、マグダリーナははっとした。
「そうよ! お茶なら、ティーポットにお湯を注げば良いだけよね! きっと出来るわ!!」
◇◇◇
「にっが!!!」
ちゃんとスプーンで茶葉を計り、お湯を注いで、基本の時間通り待っただけなのに、通常より濃い色の苦渋い紅茶になってしまった。
「お茶の成分が濃く出てるようね。リーナのいたずら妖精は、水の妖精ね」
エステラはマグダリーナの淹れたお茶を薄めて、ミルクと砂糖、そしてスパイスを入れて味を整える。
「はい、どうぞ」
「美味しい……」
あの苦い紅茶がベースになってるとは思えぬほど、まろやかでコクのあるミルクティーだった。
「妖精のいたずらは、困ったことがある反面、その妖精からの贈り物でもあるのよ。ほら、ダーモットさんは風魔法の扱いが上手いしね」
「私の場合は……?」
ミルクティーのカップを両手で支えるマグダリーナを、エステラはじっと見た。
「うーん、味覚が鋭くなってるわ。つまり美味しいものをより美味しくいただけると云うことよ! 今までリーナの周りにこんな強い妖精の気配は無かったから、多分、あのユニコニスのところで連れてきたのね」
なんてこと! 作れないのに食べる方面に才能が現れてしまうなんて……
「ますますショウネシー以外で暮らせない身体になってしまったわ……」
マグダリーナはもう、それしか言葉が出てこなかった。
エステラが新開発した魔導具『みるみるエコーくん』は、シンプルな球体型にして、母体がそれを握れば、お腹の中の赤ちゃんの様子を動画で見ることができるという優れものだ。
もちろん、胎児や母体に異常がないかを検査する機能も付いている。
先日行ったシャロンの健診の後に、撮影していた赤ちゃんの様子を、ショウネシー邸サロンで見せてもらっているところだった。
「あ、蹴ってますの……! よく動くのですわ……」
「随分と元気な赤ちゃんなんですね」
レベッカとライアンが、驚いて動画に見入っている。
ヴェリタスは、ちょっと自慢げな顔をして、ハーブティーを飲んで余裕をみせていた。きっと検診で先に一緒に見ていたんだろう。
ジョゼフの奥さんがショウネシーに来た時に、お腹の子供の状態を確かめるために作られた魔導具なので、赤ちゃん動画を見るのは二回目だった。だが、明らかにシャロンの女の子の方が、よく動いている。
元気で異常がないと言う事は、良いことだ。
「お耳がちゃんと長く尖ってます……!」
「本当だわ。額に見えるのが、きっと精石ね」
「ええ、そうです。あの精石がもう少し大きく育たないと、出産時期にならないのです」
イラナの説明に、マグダリーナは素直に疑問を口にした。
「精石が大きくなるのを待つ間に、身体の方はぐんぐん育ち過ぎたりしない?」
「ええ、今の感じだと、大丈夫ですよ」
イラナの言葉に、エステラも頷いたので、マグダリーナは安心した。
「大きく育つと、どうしていけないんですか?」
アンソニーが、子供らしい質問を、マグダリーナにして来た。
うむ、説明しにくい。
「えっと、もちろん小さ過ぎても赤ちゃんの健康状態が良くないからいけないんだけど、大きすぎると、今度は出産時に母体に負担をかけたり、難産になりやすいの……ええと、同じ瓶でも、シンとハラだと大きさが違うから、出入りのし易さに差が出るような感じ……?」
アンソニーは、ピンときた顔をした。
「詰まってしまうのですか?」
「そ……そうね、そんな感じかしら」
丁度エステラが、何か思い出したような顔をして言った。
「あっ、大丈夫よ! ハイエルフの子は産道を通らずに、転移魔法でお腹から出てくるのよ」
「「えっ?!」」
マグダリーナだけでなく、シャロンも驚いた顔をした。
「ここに見える臍の緒とかは、どうするの?」
マグダリーナは想像できなくて質問した。
「その時がくると、自然と臍の緒が切れてそのまま胎盤と一緒に精石に吸収されるの。そして転移して出てくる。ハイエルフの助産は、出てきた赤ちゃんを受けとめることね。それにシャロンさんはハイエルフとは身体の造りが違うから、産後はやっぱり大事をとって安静にしていたほうが良いわ」
「まあ……もしかして、転移魔法でお腹から出てきても、それは私のお腹の上とか、寝台の上とかではないということかしら?」
驚くシャロンに、イラナは頷いた。
「子によってそれぞれです。私はハイエルフの助産経験もありますから、安心して下さい。デボラも私が受けとめました」
エステラも手を挙げる。
「私も助産として一緒にいるから安心して! ヒラやハラ達と一緒にどこに現れても、必ず受けとめるわ!」
女性の穢血に関しても、エステラとイラナの人形を使った人形劇と図解で、情緒のない正しい月経の知識の動画が出来上がっている。これは既に全国配信されていた。
ついでにイラナの治療院では年齢ごとの検診の他にも『男女のお付き合い前の特別検診』を推奨していて、これも積極的にマゴマゴ放送で宣伝されている。
まあ問題があるとすれば、検診に関しては、今のところショウネシーの治療院でしか行ってないので、広く国民にすすめることが難しいとこだ。
因みにシャロンの赤ちゃんの映像は、父親であるイラナ以外のハイエルフ男子には公開されない。
それを知って、この場にいる男性陣も慌てたが、人とハイエルフの感覚の違いに基づいた区別なので、気にしなくて良いとイラナは答えた。
産婦人科的方面以外にも、エステラが異世界の医療方面の知識をイラナに伝授したことで、それをヒントに、こちらの世界に合わせた魔法や新薬の研究もイラナは行っていた。
そしてポーションや塗り薬だけでなく、粉薬や錠剤も少しずつ作られていった。
◇◇◇
「どういう……こと……?!」
完成しない、初級回復薬を見て、マグダリーナは震えた。
ショウネシー領の医療の発達に触発され、今後また何かあった時のために、マグダリーナもポーションくらいは作れるようになろうと思ったのだ。
初級回復薬のレシピは簡単だ。材料も二種類の薬草と綺麗な水の三つで、最後に魔力を込める。最期くらいしか失敗のしようがない。なのに、薬草と水を入れた鍋は火にかけた瞬間景気良く噴水し、キッチンを水浸しにした。
先生役のエステラが、呆然として言った。
「……妖精のいたずらだわ」
「え?! お父さまと同じやつ?!」
エステラは頷いた。
「ダーモットさんは、書類を破いちゃうけど、リーナの場合は調理に分類される行動は、だいたい失敗する感じかしら」
じっとエステラは、マグダリーナを鑑定する。
「ポーション作りは調理に入るのっ?!」
「多分。お湯を沸かすだけなら大丈夫だと思う。薬草が入ったのはアウトだったわね」
「そんな……」
つまり今後、一人の時は白湯しか飲めないということだろうか……
「そんな……」
マゴーが綺麗にしてくれた床に座り込んで手をつき、マグダリーナは項垂れた。
一緒にいたアンソニーが、あることを思い出した。
「でも焼肉やバーベキューのお肉は、焼いて食べれました!!」
「それはまだ妖精にくっつかれる前だったからよ」
「そんな……」
アンソニーも口をつぐむ。
「大丈夫ですわ。今の今まで調理をしなくて済んでいますもの。リーナお姉様はそのままで」
レベッカが肩ポンをして、慰めてくれる。
「まあ、普通の貴族令嬢ならそんなもんだろ。母上もお茶しか淹れれないし」
ヴェリタスの言葉に、マグダリーナははっとした。
「そうよ! お茶なら、ティーポットにお湯を注げば良いだけよね! きっと出来るわ!!」
◇◇◇
「にっが!!!」
ちゃんとスプーンで茶葉を計り、お湯を注いで、基本の時間通り待っただけなのに、通常より濃い色の苦渋い紅茶になってしまった。
「お茶の成分が濃く出てるようね。リーナのいたずら妖精は、水の妖精ね」
エステラはマグダリーナの淹れたお茶を薄めて、ミルクと砂糖、そしてスパイスを入れて味を整える。
「はい、どうぞ」
「美味しい……」
あの苦い紅茶がベースになってるとは思えぬほど、まろやかでコクのあるミルクティーだった。
「妖精のいたずらは、困ったことがある反面、その妖精からの贈り物でもあるのよ。ほら、ダーモットさんは風魔法の扱いが上手いしね」
「私の場合は……?」
ミルクティーのカップを両手で支えるマグダリーナを、エステラはじっと見た。
「うーん、味覚が鋭くなってるわ。つまり美味しいものをより美味しくいただけると云うことよ! 今までリーナの周りにこんな強い妖精の気配は無かったから、多分、あのユニコニスのところで連れてきたのね」
なんてこと! 作れないのに食べる方面に才能が現れてしまうなんて……
「ますますショウネシー以外で暮らせない身体になってしまったわ……」
98
あなたにおすすめの小説
捨てられた前世【大賢者】の少年、魔物を食べて世界最強に、そして日本へ
月城 友麻
ファンタジー
辺境伯の三男坊として転生した大賢者は、無能を装ったがために暗黒の森へと捨てられてしまう。次々と魔物に襲われる大賢者だったが、魔物を食べて生き残る。
こうして大賢者は魔物の力を次々と獲得しながら強くなり、最後には暗黒の森の王者、暗黒龍に挑み、手下に従えることに成功した。しかし、この暗黒龍、人化すると人懐っこい銀髪の少女になる。そして、ポーチから出したのはなんとiPhone。明かされる世界の真実に大賢者もビックリ。
そして、ある日、生まれ故郷がスタンピードに襲われる。大賢者は自分を捨てた父に引導を渡し、街の英雄として凱旋を果たすが、それは物語の始まりに過ぎなかった。
太陽系最果ての地で壮絶な戦闘を超え、愛する人を救うために目指したのはなんと日本。
テンプレを超えた壮大なファンタジーが今、始まる。
うっかり女神さまからもらった『レベル9999』は使い切れないので、『譲渡』スキルで仲間を強化して最強パーティーを作ることにしました
akairo
ファンタジー
「ごめんなさい!貴方が死んだのは私のクシャミのせいなんです!」
帰宅途中に工事現場の足台が直撃して死んだ、早良 悠月(さわら ゆずき)が目覚めた目の前には女神さまが土下座待機をして待っていた。
謝る女神さまの手によって『ユズキ』として転生することになったが、その直後またもや女神さまの手違いによって、『レベル9999』と職業『譲渡士』という謎の職業を付与されてしまう。
しかし、女神さまの世界の最大レベルは99。
勇者や魔王よりも強いレベルのまま転生することになったユズキの、使い切ることもできないレベルの使い道は仲間に譲渡することだった──!?
転生先で出会ったエルフと魔族の少女。スローライフを掲げるユズキだったが、二人と共に世界を回ることで国を巻き込む争いへと巻き込まれていく。
※9月16日
タイトル変更致しました。
前タイトルは『レベル9999は転生した世界で使い切れないので、仲間にあげることにしました』になります。
仲間を強くして無双していく話です。
『小説家になろう』様でも公開しています。
アルフレッドは平穏に過ごしたい 〜追放されたけど謎のスキル【合成】で生き抜く〜
芍薬甘草湯
ファンタジー
アルフレッドは貴族の令息であったが天から与えられたスキルと家風の違いで追放される。平民となり冒険者となったが、生活するために竜騎士隊でアルバイトをすることに。
ふとした事でスキルが発動。
使えないスキルではない事に気付いたアルフレッドは様々なものを合成しながら密かに活躍していく。
⭐︎注意⭐︎
女性が多く出てくるため、ハーレム要素がほんの少しあります。特に苦手な方はご遠慮ください。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
異世界転生~チート魔法でスローライフ
玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています
転生したら領主の息子だったので快適な暮らしのために知識チートを実践しました
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
不摂生が祟ったのか浴槽で溺死したブラック企業務めの社畜は、ステップド騎士家の長男エルに転生する。
不便な異世界で生活環境を改善するためにエルは知恵を絞る。
14万文字執筆済み。2025年8月25日~9月30日まで毎日7:10、12:10の一日二回更新。
出来損ない貴族の三男は、謎スキル【サブスク】で世界最強へと成り上がる〜今日も僕は、無能を演じながら能力を徴収する〜
シマセイ
ファンタジー
実力至上主義の貴族家に転生したものの、何の才能も持たない三男のルキウスは、「出来損ない」として優秀な兄たちから虐げられる日々を送っていた。
起死回生を願った五歳の「スキルの儀」で彼が授かったのは、【サブスクリプション】という誰も聞いたことのない謎のスキル。
その結果、彼の立場はさらに悪化。完全な「クズ」の烙印を押され、家族から存在しない者として扱われるようになってしまう。
絶望の淵で彼に寄り添うのは、心優しき専属メイドただ一人。
役立たずと蔑まれたこの謎のスキルが、やがて少年の運命を、そして世界を静かに揺るがしていくことを、まだ誰も知らない。
大工スキルを授かった貧乏貴族の養子の四男だけど、どうやら大工スキルは伝説の全能スキルだったようです
飼猫タマ
ファンタジー
田舎貴族の四男のヨナン・グラスホッパーは、貧乏貴族の養子。義理の兄弟達は、全員戦闘系のレアスキル持ちなのに、ヨナンだけ貴族では有り得ない生産スキルの大工スキル。まあ、養子だから仕方が無いんだけど。
だがしかし、タダの生産スキルだと思ってた大工スキルは、じつは超絶物凄いスキルだったのだ。その物凄スキルで、生産しまくって超絶金持ちに。そして、婚約者も出来て幸せ絶頂の時に嵌められて、人生ドン底に。だが、ヨナンは、有り得ない逆転の一手を持っていたのだ。しかも、その有り得ない一手を、本人が全く覚えてなかったのはお約束。
勿論、ヨナンを嵌めた奴らは、全員、ザマー百裂拳で100倍返し!
そんなお話です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる