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62 羽崎と千代子 その3
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羽崎は小さい頃から空想が好きだった。
ものごころついた時、と言うか一番古い記憶は多分四、五歳くらいだ。
薄暗いアパートで母親と二人きりで暮らしていて、ネグレイト気味な母が夜自分を置いて仕事に出かけた後は、楽しいことを想像しながら寝るしかなかった。
ある日の夜から母は家に帰ってこなくなった。
季節は多分夏だった。
水は台所で飲めたが、食べる物がない。おまけに部屋の中は暑くて、蚊に苛まれながらベランダで寝ていたら、警察官が来た。
誰かがアパートの二階のベランダで子供が死んでいると通報したらしい。
病院に運ばれて空腹と脱水症状と虫刺されの手当を受けた。
母の行方は分からず、引き取ってくれる親族もなく、退院後は児童養護施設に入所した。
田舎にあった施設での暮らしは自然の中での遊びも多く、羽崎の想像力をより豊かに育てた。
小学二年生の時、書いた作文を担任教師に褒められたことで文章を書くのが好きになり、将来は作家になる夢を持った。
小学校の高学年になった頃から、作文で度々賞を取るようになった。中学生になると語彙が増えた分文章力も上がり、高校三年生の時には全国規模の学生文芸コンクールの小説部門で最優秀作品に選ばれた。
高校を卒業したら施設を出なければならないので、地元のレストランに就職した。羽崎の文才を惜しんだ担任教師が強く大学進学を勧めたが、金がなく無理だった。
アパートを借り、レストランで働きながら小説を書き出版社主催の小説賞へ応募する日々の中、レストランで忘れ物があった。
眼鏡ケースに入った老眼鏡で、ひと月に数回一人で食事に来る、足が少し不自由な老人の物だった。
フロア係の女性が常連である老人の名前を覚えていて、ポイントカードの記録から住所を調べてくれた。
老人の家は羽崎のアパートとは逆方向だったが、老眼鏡が手元にないのは困るだろうし、足の悪い老人に取りに来てもらうのは気の毒だと思い、老眼鏡を家まで届けに行った。
老人の家は古いが、立派な庭付きの日本家屋だった。
玄関で声をかけると奥から家政婦らしき女性が出てきた。
事前に電話で忘れ物を届けると連絡していたので、女性に老眼鏡を渡して帰ろうとすると「画伯がお礼がしたいと言っている」と家の中に通された。老人が近代日本画の巨匠であることをそこで初めて知った。
見事な庭が見える座敷で老画家を待っていると、赤いワンピースを着た幼稚園児くらいの年頃の女の子が入ってきた。
てっきり老画家の孫だと思いにこやかに話しかけると、
――君は千代子さんが見えるのか
続いて入ってきた老画家が驚愕した。
その画家が千代子の世話人の前任者だった。
画家は羽崎に千代子のことを説明すると共に、千代子の世話の後任を頼んで来た。
「いきなりそんな話されたって、無理だろう。普通なら、このじいさん頭がおかしいと思って逃げるぞ」
「僕もその時は画伯が歳で惚けてしまったんだと思いました」
しかし画家は正気だった。癌で余命を宣告されていたので、後任を探すのに焦っていたのだ。
羽崎は千代子が人ではないという話はさすがに信じなかったが、画家の声が自分を可愛がってくれた施設の所長に少し似ていて、画家の頼みを無碍に断れなかった。
週五日庭の手入れをする名目でレストランで働くより高い給金で雇われて画家の家に通ったが、千代子は羽崎と一言も口を利かなかった。
住み込みの家政婦が画家に「羽崎さんが庭を掃除しながらよく誰かに話しかけるような独り言を言っているが、大丈夫なのか」と相談しているのを聞いて、本当に千代子は画家と自分にしか見えないのだと分かった。
休日のある日、書店で文学雑誌を見て愕然とした。
自分がノートに書きためていた短編小説の中のひとつが他人の名前で知らぬ間に応募され、賞を取っていたのだ。
全文掲載されていた小説は間違いなく自分が書いたものだった。
レストランに勤めている時、ロッカーに入れていたはずのノートがなくなり、翌日休憩室のテーブルの下から見つかった事がある。
レストランで働いている誰かがその時コピーを取ったのかもしれないが証拠がない。それでも出版社に盗作だと抗議の電話をかけたが、やはり相手にされなかった。
失意に打ちのめされてアパートに帰ると、郵便受けにメモが入っていた。
ずっと行方不明だった母からだった。
どうやって調べたのかここに来て、羽崎が留守だったのでメモを置いて帰ったのだった。
メモには十数年ぶりに会うつもりの息子へ「元気だったか」の一言もなく、金に困っているので十万ほど貸して欲しいからまた来ると用件だけが書いてあった。
ショックに追い打ちをかけるように、老画家が自宅で倒れて入院したと家政婦から連絡が来た。
多分もう退院はできないだろうという言葉を添えて。
羽崎はすぐに病院へ行ったが身内ではないので面会させてもらえず、病院を出てフラフラと画家の家へ行き、千代子を捜した。
千代子は庭にいた。夕暮れの薄暗がりに、千代子の赤いワンピースも闇の中へ沈もうとしていた。
一番大きな木の下、いつもよくいるその場所で千代子は白い石を積み重ねて遊んでいた。
千代子の手前には白い石を並べて線が描かれている。そういえば千代子が庭にいるとき、傍にはいつも白石で出来た線があった。
今までは何となくそこを超えてはいけないような気持ちがあったので踏み越えるのは避けていたが、その日は何故かすんなりと白石の線を跨ぎ越えた。
千代子の傍に屈み込んで一緒に白石を積みながら、
――画伯が亡くなれば、君はどうするのかな
と、羽崎が独り言のように問いかけると、
――世話人がおる所が我の居場所となる故、世話人がおらねば流れてさすらうだけ
答えが返り、初めて千代子の声を聞いた。
話ができる、コミュニケーションが取れる幼い少女の形をした者が例え人外の者であろうと、見捨てることはできなかった。
「そこで僕は千代子さんに魂を捧げて願いを叶えてもらい、画伯の代わりに世話人になる約束をしました」
何の障りもなく、羽崎の魂は千代子に捧げられた。
羽崎にとって、今いる世界に失って惜しいものなどひとつもなかったからだろう。
翌日、抗議した出版社とは別の出版社から連絡が来た。
応募していた小説が大賞に選ばれた、と。
大賞を取ったのは盗作されたはずの小説で、その賞へ応募した記憶もなかった。それだけでなく、様々なことが少しずつ変わっていた。
老画家は一ヶ月前に亡くなっていて、レストランでの忘れ物を届けたのが縁で老画家に気に入られていた羽崎が、海外にいる老画家の長男に頼まれて家の管理のため老画家の家に住むことになったり、母は行方不明のままで、自分は未だにレストランで働いていたりした。
それまでの記憶を持ったまま、パラレルワールドに移行したのだと理解するまでそれ程時間はかからなかった。
自分がこれから小説家として生きていけるなら、所々変わってしまった現実はどうでも良かった。
以後羽崎はレストランの勤めは辞めて細々とプロの作家として作品を書き、千代子とずっと画伯の家で暮らしていた。
が、三年ほど前に長男の帰国が決まって家から出なければならなくなり、引っ越し先を捜していると出版社の人間からこの別荘を紹介された。
「僕より千代子さんがここを気に入って住んでいる。画伯の庭より格段に広いからね」
「でも、何だか不公平だとは思いませんか? 同じように望みを叶えてもらいながら、羽崎さんには千代子さんの世話という仕事があるのに、久住君には何もなくて自由じゃないですか」
「不公平とは思わないよ。むしろ優遇されてると思ってる。さっきも言った通り僕は千代子さんとの世話人でいることで、ずっと僕の願いが維持されるように千代子さんがケアしてくれているけど、晴彦君にはそれがない。例えば捕鯨船に出会って銛を打ち込まれても、自分で何とか逃げないと生きられない。もし晴彦君が世話人だったら、千代子さんがまず捕鯨船を寄せ付けない。そういう差があるんだよ」
「願いが叶う世界への移行、って言いましたよね。それじゃ、今ここにいる羽崎さんは別の世界から来た羽崎さんですよね。この世界にいた羽崎さんはどこへ行ったんですか?」
「どこにも行かないよ。どの世界でも僕は僕だ。どう説明すれば良いのか……そう、この世界の僕に他の世界から来た僕の意識が記憶を含め全てが融合する、と言えば分かるだろうか」
「つまり、前の世界にいた時の人生の記憶を持ったまま、この世界の羽崎さんとひとつになった、ということですか?」
「その通り。だからこの世界に来た時、何の混乱もなかったよ」
ふと羽崎が部屋の入り口に視線を転じた。同時に小宮も同じ方を見た。
二人の視線の先には千代子がいた。
と言っても見えるのは羽崎と小宮だけで、井川と原田は二人が揃って一箇所を見つめているのを怪訝な顔で見つめるしかなかった。
不意に羽崎と小宮が立ち上がる。
「な、何だ? どうした?」
「千代子さんがみんなに来て欲しいと言っています」
羽崎の言葉に小宮も頷く。
「外に来て欲しいようです。行きましょう」
小宮は真っ先に立ち上がり、部屋の隅のハンガーラックにかけてあった井川と原田のコートを取って渡し、自分もコートを着込んだ。
羽崎はリビングのソファーに置いてあったロングカーデガンを着込むと、玄関に向かった。
ものごころついた時、と言うか一番古い記憶は多分四、五歳くらいだ。
薄暗いアパートで母親と二人きりで暮らしていて、ネグレイト気味な母が夜自分を置いて仕事に出かけた後は、楽しいことを想像しながら寝るしかなかった。
ある日の夜から母は家に帰ってこなくなった。
季節は多分夏だった。
水は台所で飲めたが、食べる物がない。おまけに部屋の中は暑くて、蚊に苛まれながらベランダで寝ていたら、警察官が来た。
誰かがアパートの二階のベランダで子供が死んでいると通報したらしい。
病院に運ばれて空腹と脱水症状と虫刺されの手当を受けた。
母の行方は分からず、引き取ってくれる親族もなく、退院後は児童養護施設に入所した。
田舎にあった施設での暮らしは自然の中での遊びも多く、羽崎の想像力をより豊かに育てた。
小学二年生の時、書いた作文を担任教師に褒められたことで文章を書くのが好きになり、将来は作家になる夢を持った。
小学校の高学年になった頃から、作文で度々賞を取るようになった。中学生になると語彙が増えた分文章力も上がり、高校三年生の時には全国規模の学生文芸コンクールの小説部門で最優秀作品に選ばれた。
高校を卒業したら施設を出なければならないので、地元のレストランに就職した。羽崎の文才を惜しんだ担任教師が強く大学進学を勧めたが、金がなく無理だった。
アパートを借り、レストランで働きながら小説を書き出版社主催の小説賞へ応募する日々の中、レストランで忘れ物があった。
眼鏡ケースに入った老眼鏡で、ひと月に数回一人で食事に来る、足が少し不自由な老人の物だった。
フロア係の女性が常連である老人の名前を覚えていて、ポイントカードの記録から住所を調べてくれた。
老人の家は羽崎のアパートとは逆方向だったが、老眼鏡が手元にないのは困るだろうし、足の悪い老人に取りに来てもらうのは気の毒だと思い、老眼鏡を家まで届けに行った。
老人の家は古いが、立派な庭付きの日本家屋だった。
玄関で声をかけると奥から家政婦らしき女性が出てきた。
事前に電話で忘れ物を届けると連絡していたので、女性に老眼鏡を渡して帰ろうとすると「画伯がお礼がしたいと言っている」と家の中に通された。老人が近代日本画の巨匠であることをそこで初めて知った。
見事な庭が見える座敷で老画家を待っていると、赤いワンピースを着た幼稚園児くらいの年頃の女の子が入ってきた。
てっきり老画家の孫だと思いにこやかに話しかけると、
――君は千代子さんが見えるのか
続いて入ってきた老画家が驚愕した。
その画家が千代子の世話人の前任者だった。
画家は羽崎に千代子のことを説明すると共に、千代子の世話の後任を頼んで来た。
「いきなりそんな話されたって、無理だろう。普通なら、このじいさん頭がおかしいと思って逃げるぞ」
「僕もその時は画伯が歳で惚けてしまったんだと思いました」
しかし画家は正気だった。癌で余命を宣告されていたので、後任を探すのに焦っていたのだ。
羽崎は千代子が人ではないという話はさすがに信じなかったが、画家の声が自分を可愛がってくれた施設の所長に少し似ていて、画家の頼みを無碍に断れなかった。
週五日庭の手入れをする名目でレストランで働くより高い給金で雇われて画家の家に通ったが、千代子は羽崎と一言も口を利かなかった。
住み込みの家政婦が画家に「羽崎さんが庭を掃除しながらよく誰かに話しかけるような独り言を言っているが、大丈夫なのか」と相談しているのを聞いて、本当に千代子は画家と自分にしか見えないのだと分かった。
休日のある日、書店で文学雑誌を見て愕然とした。
自分がノートに書きためていた短編小説の中のひとつが他人の名前で知らぬ間に応募され、賞を取っていたのだ。
全文掲載されていた小説は間違いなく自分が書いたものだった。
レストランに勤めている時、ロッカーに入れていたはずのノートがなくなり、翌日休憩室のテーブルの下から見つかった事がある。
レストランで働いている誰かがその時コピーを取ったのかもしれないが証拠がない。それでも出版社に盗作だと抗議の電話をかけたが、やはり相手にされなかった。
失意に打ちのめされてアパートに帰ると、郵便受けにメモが入っていた。
ずっと行方不明だった母からだった。
どうやって調べたのかここに来て、羽崎が留守だったのでメモを置いて帰ったのだった。
メモには十数年ぶりに会うつもりの息子へ「元気だったか」の一言もなく、金に困っているので十万ほど貸して欲しいからまた来ると用件だけが書いてあった。
ショックに追い打ちをかけるように、老画家が自宅で倒れて入院したと家政婦から連絡が来た。
多分もう退院はできないだろうという言葉を添えて。
羽崎はすぐに病院へ行ったが身内ではないので面会させてもらえず、病院を出てフラフラと画家の家へ行き、千代子を捜した。
千代子は庭にいた。夕暮れの薄暗がりに、千代子の赤いワンピースも闇の中へ沈もうとしていた。
一番大きな木の下、いつもよくいるその場所で千代子は白い石を積み重ねて遊んでいた。
千代子の手前には白い石を並べて線が描かれている。そういえば千代子が庭にいるとき、傍にはいつも白石で出来た線があった。
今までは何となくそこを超えてはいけないような気持ちがあったので踏み越えるのは避けていたが、その日は何故かすんなりと白石の線を跨ぎ越えた。
千代子の傍に屈み込んで一緒に白石を積みながら、
――画伯が亡くなれば、君はどうするのかな
と、羽崎が独り言のように問いかけると、
――世話人がおる所が我の居場所となる故、世話人がおらねば流れてさすらうだけ
答えが返り、初めて千代子の声を聞いた。
話ができる、コミュニケーションが取れる幼い少女の形をした者が例え人外の者であろうと、見捨てることはできなかった。
「そこで僕は千代子さんに魂を捧げて願いを叶えてもらい、画伯の代わりに世話人になる約束をしました」
何の障りもなく、羽崎の魂は千代子に捧げられた。
羽崎にとって、今いる世界に失って惜しいものなどひとつもなかったからだろう。
翌日、抗議した出版社とは別の出版社から連絡が来た。
応募していた小説が大賞に選ばれた、と。
大賞を取ったのは盗作されたはずの小説で、その賞へ応募した記憶もなかった。それだけでなく、様々なことが少しずつ変わっていた。
老画家は一ヶ月前に亡くなっていて、レストランでの忘れ物を届けたのが縁で老画家に気に入られていた羽崎が、海外にいる老画家の長男に頼まれて家の管理のため老画家の家に住むことになったり、母は行方不明のままで、自分は未だにレストランで働いていたりした。
それまでの記憶を持ったまま、パラレルワールドに移行したのだと理解するまでそれ程時間はかからなかった。
自分がこれから小説家として生きていけるなら、所々変わってしまった現実はどうでも良かった。
以後羽崎はレストランの勤めは辞めて細々とプロの作家として作品を書き、千代子とずっと画伯の家で暮らしていた。
が、三年ほど前に長男の帰国が決まって家から出なければならなくなり、引っ越し先を捜していると出版社の人間からこの別荘を紹介された。
「僕より千代子さんがここを気に入って住んでいる。画伯の庭より格段に広いからね」
「でも、何だか不公平だとは思いませんか? 同じように望みを叶えてもらいながら、羽崎さんには千代子さんの世話という仕事があるのに、久住君には何もなくて自由じゃないですか」
「不公平とは思わないよ。むしろ優遇されてると思ってる。さっきも言った通り僕は千代子さんとの世話人でいることで、ずっと僕の願いが維持されるように千代子さんがケアしてくれているけど、晴彦君にはそれがない。例えば捕鯨船に出会って銛を打ち込まれても、自分で何とか逃げないと生きられない。もし晴彦君が世話人だったら、千代子さんがまず捕鯨船を寄せ付けない。そういう差があるんだよ」
「願いが叶う世界への移行、って言いましたよね。それじゃ、今ここにいる羽崎さんは別の世界から来た羽崎さんですよね。この世界にいた羽崎さんはどこへ行ったんですか?」
「どこにも行かないよ。どの世界でも僕は僕だ。どう説明すれば良いのか……そう、この世界の僕に他の世界から来た僕の意識が記憶を含め全てが融合する、と言えば分かるだろうか」
「つまり、前の世界にいた時の人生の記憶を持ったまま、この世界の羽崎さんとひとつになった、ということですか?」
「その通り。だからこの世界に来た時、何の混乱もなかったよ」
ふと羽崎が部屋の入り口に視線を転じた。同時に小宮も同じ方を見た。
二人の視線の先には千代子がいた。
と言っても見えるのは羽崎と小宮だけで、井川と原田は二人が揃って一箇所を見つめているのを怪訝な顔で見つめるしかなかった。
不意に羽崎と小宮が立ち上がる。
「な、何だ? どうした?」
「千代子さんがみんなに来て欲しいと言っています」
羽崎の言葉に小宮も頷く。
「外に来て欲しいようです。行きましょう」
小宮は真っ先に立ち上がり、部屋の隅のハンガーラックにかけてあった井川と原田のコートを取って渡し、自分もコートを着込んだ。
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