私の日常

nono

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資料室で

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蓮にキスされた日から、私は蓮のことをよく目で追うようになった。

繭 「里奈、好きな人でも出来た?」

里奈 「へ!?な、なんで!」

あまりにも急な質問に心臓が飛び出るかと思った。

繭 「なんか最近の里奈は、この前より楽しそうだから(笑)」

里奈 「そんなことないよ💦変わらないって!」

…なんでこんなに焦ってんだろ。まさか本当に蓮のこと!…いやいや、ないない。

ー放課後ー

私は先生に頼まれて、資料室へ荷物を運んで片付けをしている。

里奈 「先生酷いよっ。日直だからって女の子にこんなに大量に頼むなんて」

先生から頼まれた資料の箱が2つ、更に資料室の散らかっている資料、全て1人で片付けなければならない。

里奈 「誰だよ、こんなに資料散らかしたの!」

私がまず掃除を始めようとした時
ピロリンッ
蓮から連絡が来た。

蓮 「(里奈、一緒に帰ろ?)」

里奈 「(資料の片付けで遅くなる)」

蓮 「(じゃあ、俺も手伝うよ。これからミーティングあるから、それが終わったら行くね)」

ガラガラガラッ
私が蓮と連絡を取っていると、資料室の扉が開いた。私は先生かと思った。

里奈 「先生、こんなに…」

扉を開けたのは先生ではなく悠だった。

里奈 「なんで…」

悠 「里奈が荷物運んでここに入るのが見えたから、手伝おうかと」

里奈 「いや、ミーティング終わったら蓮が来てくれるらしいし…」

蓮の名前を出した途端、悠の様子が変わった。
悠は一歩ずつ私に近づいてきて、私は一歩ずつ後ずさりをした。

里奈 「わぁっ!」

ドンッ
私は床に散らばっていた資料で足を滑らせ転んでしまった。
転んだ勢いで床の資料が数枚浮き上がった。

里奈 「いててて…ん?」

私は思っていた以上に痛くないことに気づいた。
目を開けると、目の前には私を抱きしめている悠の顔があった。
転んだ勢いで、押し倒された状態になっていた。

里奈 「悠!?」

悠 「里奈、怪我してないか」

里奈 「え、うん」

悠は私を庇ってくれていた。

悠 「そっか、いってっ…」

里奈 「えっ!悠、怪我したの!?どこ!?」

悠 「ちょっと…」

悠は足首を少し押さえていた。
私は足首の様子を見ようと手を伸ばした。
すると、悠に手を止められた。

里奈 「怪我したとこ見せて!」

悠 「里奈…蓮のこと好きなの…?」

里奈 「え…」

悠は悲しそうな顔をしていた。
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