私に恋の仕方を教えて

nono

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2人の関係

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あの日から、成瀬陸という奴は頻繁に私に会いに来ることが多くなった。

陸 「ゆっきちゃーん!」

ゆき 「うわっ!また来た…」

陸 「ねぇねぇゆきちゃん!今日はお昼一緒に食べよ!」

成瀬陸の周りにいる女子達が私のことを睨んでいる。

周りの女子 「ねぇー、陸ー。こんな子と食べるよりうちらと食べようよー」

陸 「ごめんねー。俺、ゆきちゃんと食べたいんだー」

今の一言で更に周りの睨んでいる目つきが鋭くなった。

ゆき 「いいよ。てか、一緒になんて食べないし。」

陸 「えーなんでー?」

ゆき 「今日は匠と食べるから」

ドンッ
急に成瀬陸が私に壁ドンをしてきた。
周りの女子は大騒ぎ。

ゆき 「な、なんですか…」

陸 「匠のとこには行かせない」

成瀬陸はいつもみたいにヘラヘラした顔ではなく、真面目な顔で言っていた。
だが、私には関係ない。
私は隙間から抜け出して匠のところへ行こうとした。
すると、成瀬陸が後ろから私の手首を掴んで、行くなと言っているような目つきで見てくる。
私は早く行きたくて、周りの女子に言った。

ゆき 「やっぱりお昼は君たちと食べたいってさ」

周りの女子達は喜んで成瀬陸を連れて行った。

陸 「ゆきちゃんのいじわるー!」

廊下に成瀬陸が叫ぶ声が響いた。

ー校舎の裏側ー

ゆき 「匠ー」

匠 「おう」

匠はこの前の猫に餌をあげながら、お昼のパンを食べていた。
私は匠に成瀬陸について聞くことにした。

ゆき 「匠って成瀬陸と幼馴染みなんでしょ?」

匠 「そうだけど」

ゆき 「2人って仲悪いの?」

匠 「別に。最近は話してない」

仲悪い訳じゃないのになんであんなに敵対心を向けているのかわからなかった。

陸 「よっ匠ー」

ゆき 「あっ!成瀬陸!どうしてここに!?」

成瀬陸は校舎の窓から匠を呼んだ。
私は成瀬陸を指さした。

陸 「頑張って抜け出してきたの」

私は驚いた顔で成瀬陸を見た。

陸 「匠ー。最近まともに話してなくて寂しかったよー」

匠は無表情のまま、猫をなで続けた。

陸 「匠。なんでゆきちゃんと一緒にいるの?」

匠 「別にいいだろ」

陸 「だって、男ともまともに喋らない匠が女の子と一緒にいるなんて気になるでしょ(笑)」

匠はその場に立って成瀬陸と向かい合った。

匠 「ゆきになにかするつもりか」

陸 「どうして?ダメなの?(笑)」

匠 「ダメだ」

陸 「なんでさ(笑)」

匠は少しの間口をつぐんだ。

匠 「ゆきは友達だから…」

陸 「ふーん、匠が友達作るなんてね。ゆきちゃんはそんなに特別な子なんだ?」

匠 「うん…」

成瀬陸は下を向いてニヤリと笑った。

陸 「そっか…特別な子なんだ…なら…」

成瀬陸は突然顔を上げた。

陸 「絶対にゆきちゃんを俺のモノにする!」

私は驚いて目を丸くした。
さっきから2人が話していること良くわからない。
2人はどういう関係なの…。

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