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白斑再び現る

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2020.11.14


左側の乳房外側に強い張りとしこりが出来てしまった。


授乳中に押してマッサージをしてみるが、痛みとしこりがなかなかとれず、その日の内に再度白斑が現れた。


またあのチクチクとした激痛と戦わなければならないのかと、我が子が吸う度によみがえる記憶。


しかし、今回は前回の教訓があるため早めの対処が効いたのか、次の日には完治した。


私が試したのがこちら。





まず、乳房をよくマッサージする。


特に痛みのある外側の付け根を手の先で斜め上に持ち上げる。


この時、張った痛みが強く現れるがとにかく我慢して血流をよくする。


次に赤ちゃんに吸ってもらう。


前回は痛みから逃げ、搾乳ばかりしていたのでなかなかな完治しなかった。


とにかく左側から赤ちゃんに吸ってもらい、授乳後は口内炎の薬と保護薬でラップパック。


また泣いたら激痛を我慢しながら吸ってもらう。


ここで一番気を付けなければならないことは、吸ってもらう時の赤ちゃんの抱き方である。


授乳体制は大きく分けて三つあり、横抱き、縦抱き、フットボール抱き。


主にこの三つを交互に使い分けて授乳をしなければ、私みたいに母乳の出が良い人は白斑や母乳トラブルがつきまとう。


横抱きばかりでさぼっていたツケがきたのだ。


白斑がどの位置で出来ているかをよく確認して、どの抱き方が有効かを見極める必要がある。


そして、短時間で吸ってもらったらとどめに入浴後に最適な抱き方で授乳を開始する。



このおかげで、詰まった乳腺が開通し勢いよく乳が溢れだす。


同時にしこりを押すと、ふにゃふにゃと柔らかくなっていくのだ。


再び白斑が現れたときは絶望と恐怖しかなかったが、なんとか今回は早めに取り除くことができたので助かった。


恐るべし白斑である。

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