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第二章(その6) 髪
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戸田のやけに粗い運転が続く中、瀬ノ尾は、膝の上で跳ね続ける微妙に生暖かい炊込飯の握り飯をもてあましていた。
「食いたきゃ食え」
戸田は確かにそう言ったし、午後九時も回って腹も空いている。それでも、上司を差し置いて食えるものではない。
「戸田さん。運転代わります。いつでも言って下さい」
瀬ノ尾は、やっとそれだけ言ったが、戸田は返事もしなかった。
さらに三十分ほど走ったところで、戸田が車を止めて、携帯に出た。西署鑑識課の小藤巡査からだった。
「歯の治療痕が一致しました」
この瞬間、被害者は鹿箭島県北部にある高尾野女子高服飾科三年の津田純子と断定されたことになる。
さらに小藤は、血液中からアルコールと睡眠薬が検出されたことを告げた。
戸田が考え込んでいる隙に、瀬ノ尾は口の中に握り飯を放り込み、運転席側に回った。戸田は何も言わずに助手席に回った。瀬ノ尾は、運転席に座り、慌てて放り込んだ握り飯を咀嚼しながらエンジンを掛ける。ふと、
『どこかで食べたような味の握り飯だ』
想いながら戸田を確認した。戸田は、助手席に座って、膝の上の握り飯を大事そうに抱えている。
『そうか、戸田さんの作る炊き込み飯の握りに似ているんだ』
具材の切り方、味付け、トッピングの仕方。すべてが同じだった。
『どちらがオリジナルなんだか』
瀬ノ尾はゆっくりと車を発進させた。
涼子の握り飯は、戸田の内ポケットに入ることもなく、膝の上でかすかに揺れている。
「戸田さん。なんで、被害者は女子高生だと思ったんですか」
「瀬ノ尾は、どういう素性だと思っていたんだ」
「二十歳前後の女性。職業は不明。でも、ピアスが許されるような環境……ですか」
「髪の触感は十代半ばのものだ。高校生以外にない」
「鑑識の分析だってそこまで出ませんよ。それに、時間もかかる。戸田さんの勘ですか」
「新茶を摘んで工場で加工する。最後に精揉機で仕上げて乾燥機にかける」
「新茶? セイジュウキ? なんの話です?」
『俺は、戸田さんにどこかで茶の話を振ったか? いや、振ってない』
自問自答しながら瀬ノ尾は混乱してきた。戸田は瀬ノ尾の困惑には一切構わない。
「乾燥機から出てきた荒茶を床に積み重ねると、良い製品は、富士山のように三角の山にはならずに、滑って台地のように平たくなっていくんだ。撚られた良質の茶葉は、一葉一葉にはかすかな油が浮きだして、そのせいで滑るからな」
「それが、なにか関係があるんですか」
戸田は、大げさに肩をすくめた。
「辛抱して相手の話を聞き出す。そういうことも覚えろ。瀬ノ尾は聞き過ぎだ。実はな、髪の毛の触感と出来上がったお茶の触感とは似ているんだ。品質の悪い茶葉の大柄でぱさついたやつは、光沢も手触りも年寄りの髪に似ているし、若い女の髪がしっとりとしていて光沢も感触もいいように、若い女の髪と同じ感触なら茶の葉も良質でね。同じ十代の髪の毛でも、脱色したり染めると髪は極端に老けこむ。俺の実力でできた最高の茶というのが、ちょうど十代半ばの少女の髪の毛と同じだった。握りしめた肌理の細かさ、油の滑り具合、湿り気。だからわかるし、それに……。この手は、覚えたことを忘れられないんだ」
戸田は、両方の掌を見つめ、握り込み、ゆっくり下ろした。
その両手が膝の上で握り飯のラップに触れた瞬間、両脇に弾かれ、弾かれた右手が、瀬ノ尾に触れた。
「しかし、戸田さん。女の子の髪なんて、そうそう触れるもんじゃないでしょう」
「剛蔵、俺が世話になっている茶園の持ち主だが、そいつには、その年頃の妹がいてな。親父の修吉さんが怒鳴ってやらせるから、しぶしぶ触らせてくれたよ。それが、修吉さんなりの指導と言えば指導なんだが。よっぽど嫌だったのか、終いには同級生だの、その姉妹だの、ぞろぞろ連れて来てくれたな……。今じゃ、みんな善いおばさんたちだがな」
『それは、たぶん逆かもしれない』
ふと瀬ノ尾は思った。
何の因果か哀れにも、どこをどうしたことやら、このおやぢに誑かされて、ふらふらと手伝う気になってしまったに違いない。世の中には、その手の巧妙な犯罪者もごろごろいる。あの三十代前半にしか見えない新納という、文字通りの美人教師もこのおやぢの……。いや、それだけは逆だな。あれはどう見ても、このおやぢが入れあげて振られた口だ。
「瀬ノ尾。納得したか」
「ええ、おや……」
瀬ノ尾は慌てて口をつぐんだ。戸田は素っ気なく言った。
「不服そうだな。なら、いくつか付け加えておくか。十代半ばから後半で、髪も染めず脱色もしない。4月初旬にショートカットといえるほど短く切っているか、やっとそこまで伸びた。ピアス穴を開けても目立たないものにしている。無職、社会人、専門学校や上級学校生とは考えにくいだろう」
窓の外を眺めながら呟くように喋っている戸田のことばを聞きながら、瀬ノ尾は考えている。
おそらく少年課の石崎課長は、戸田の髪の毛の鑑識能力を高く評価している。だから、最終的には、譴責を覚悟で垣根を越えてまで協力した。もしかすると、小藤巡査を寄越した下川畑鑑識課長も同じ見解かもしれない。
しかし、公式の見解には出せない。触感は科学的な根拠のない戸田個人の勘でしかなく、付け足しも、憶測にすぎない。
結果的に運良く被害者は特定できたものの、当然戸田や瀬ノ尾の実績には結びつかない。しかも、高尾野行きは戸田の指示ではあっても、係長の業務命令には違反している。帰れば何度目かの始末書書きが待っているはずだ。
『後一年この人と組んでいたら、おれの給料も昇進もなくなってしまう』
口に出したつもりはなかった。
「昇進はおまえの努力次第だ。俺とは関係ないな。いや、都合よく俺が辞めて警部補に空きができれば、関係がなくもないが」
戸田は笑った。
「瀬ノ尾。今回は始末書を書く必要はない。家出人捜索願いを当たるのが、指示された仕事だったはずだ。俺たちに名指しで新規の捜索依頼の相談があったので、公僕としてこれを当然承った。結果として、出水署で受理された捜索願の内容に、被害者が該当し、確定した。それだけのことだ」
はあ、と瀬ノ尾は曖昧に頷いた。
昨年の熊本県のある事件では、被害者の似顔絵の公開翌日には、通報によって被害者が特定されている。公開されれば被害者は早急に特定される可能性が高い。戸田のことばは、屁理屈にすぎない。やっぱり始末書は書かなきゃならんだろうな。
瀬ノ尾はため息をついた。
その戸田は、ポケットからメモ帳を引っ張り出して眺めている。
メモには被害者津田純子の家出人捜索願の詳細、つまり津田純子の特長が記されている。
百五十五センチ、四十八キロ、ややぽっちゃりとした体型。強度の近視で眼鏡とコンタクトを使用している。
所持品は制服を含めて三日分の上下の衣類。それを入れた薄紺のトートバッグ。セカンドバッグ。携帯電話。所持金の額は不明だが、4月に入って津田夫妻は三万円の小遣いを渡している。ほかにファーストフード店でのバイト代があるはずだとのこと。
金曜日に宿泊するとされた友人に確認した話だと、土曜日には誰かと待ち合わせの約束があるとのことで、土曜日の朝八時過ぎに友人宅を出てそのまま連絡が取れなくなった。待ち合わせの場所、時刻、相手等は不明。異性の友人については、現在はいないはずだと言ったが確証はない。
友人が確認している衣服は、デニム地の薄青のミニスカートに、赤紺のチェック柄のミニのプリーツスカート、同柄のミニキュロットパンツ。Tシャツ数枚に白のブラウス、水色と白のボーダーのサマーセーターにグレイ地のボーダーのパーカー。下着。制服。靴下。白地のスニーカー。
友人宅を出た時は、デニムのミニスカートにブラウス、パーカー。黒のハイソックス姿でトートバックを提げていたと証言していた。
「食いたきゃ食え」
戸田は確かにそう言ったし、午後九時も回って腹も空いている。それでも、上司を差し置いて食えるものではない。
「戸田さん。運転代わります。いつでも言って下さい」
瀬ノ尾は、やっとそれだけ言ったが、戸田は返事もしなかった。
さらに三十分ほど走ったところで、戸田が車を止めて、携帯に出た。西署鑑識課の小藤巡査からだった。
「歯の治療痕が一致しました」
この瞬間、被害者は鹿箭島県北部にある高尾野女子高服飾科三年の津田純子と断定されたことになる。
さらに小藤は、血液中からアルコールと睡眠薬が検出されたことを告げた。
戸田が考え込んでいる隙に、瀬ノ尾は口の中に握り飯を放り込み、運転席側に回った。戸田は何も言わずに助手席に回った。瀬ノ尾は、運転席に座り、慌てて放り込んだ握り飯を咀嚼しながらエンジンを掛ける。ふと、
『どこかで食べたような味の握り飯だ』
想いながら戸田を確認した。戸田は、助手席に座って、膝の上の握り飯を大事そうに抱えている。
『そうか、戸田さんの作る炊き込み飯の握りに似ているんだ』
具材の切り方、味付け、トッピングの仕方。すべてが同じだった。
『どちらがオリジナルなんだか』
瀬ノ尾はゆっくりと車を発進させた。
涼子の握り飯は、戸田の内ポケットに入ることもなく、膝の上でかすかに揺れている。
「戸田さん。なんで、被害者は女子高生だと思ったんですか」
「瀬ノ尾は、どういう素性だと思っていたんだ」
「二十歳前後の女性。職業は不明。でも、ピアスが許されるような環境……ですか」
「髪の触感は十代半ばのものだ。高校生以外にない」
「鑑識の分析だってそこまで出ませんよ。それに、時間もかかる。戸田さんの勘ですか」
「新茶を摘んで工場で加工する。最後に精揉機で仕上げて乾燥機にかける」
「新茶? セイジュウキ? なんの話です?」
『俺は、戸田さんにどこかで茶の話を振ったか? いや、振ってない』
自問自答しながら瀬ノ尾は混乱してきた。戸田は瀬ノ尾の困惑には一切構わない。
「乾燥機から出てきた荒茶を床に積み重ねると、良い製品は、富士山のように三角の山にはならずに、滑って台地のように平たくなっていくんだ。撚られた良質の茶葉は、一葉一葉にはかすかな油が浮きだして、そのせいで滑るからな」
「それが、なにか関係があるんですか」
戸田は、大げさに肩をすくめた。
「辛抱して相手の話を聞き出す。そういうことも覚えろ。瀬ノ尾は聞き過ぎだ。実はな、髪の毛の触感と出来上がったお茶の触感とは似ているんだ。品質の悪い茶葉の大柄でぱさついたやつは、光沢も手触りも年寄りの髪に似ているし、若い女の髪がしっとりとしていて光沢も感触もいいように、若い女の髪と同じ感触なら茶の葉も良質でね。同じ十代の髪の毛でも、脱色したり染めると髪は極端に老けこむ。俺の実力でできた最高の茶というのが、ちょうど十代半ばの少女の髪の毛と同じだった。握りしめた肌理の細かさ、油の滑り具合、湿り気。だからわかるし、それに……。この手は、覚えたことを忘れられないんだ」
戸田は、両方の掌を見つめ、握り込み、ゆっくり下ろした。
その両手が膝の上で握り飯のラップに触れた瞬間、両脇に弾かれ、弾かれた右手が、瀬ノ尾に触れた。
「しかし、戸田さん。女の子の髪なんて、そうそう触れるもんじゃないでしょう」
「剛蔵、俺が世話になっている茶園の持ち主だが、そいつには、その年頃の妹がいてな。親父の修吉さんが怒鳴ってやらせるから、しぶしぶ触らせてくれたよ。それが、修吉さんなりの指導と言えば指導なんだが。よっぽど嫌だったのか、終いには同級生だの、その姉妹だの、ぞろぞろ連れて来てくれたな……。今じゃ、みんな善いおばさんたちだがな」
『それは、たぶん逆かもしれない』
ふと瀬ノ尾は思った。
何の因果か哀れにも、どこをどうしたことやら、このおやぢに誑かされて、ふらふらと手伝う気になってしまったに違いない。世の中には、その手の巧妙な犯罪者もごろごろいる。あの三十代前半にしか見えない新納という、文字通りの美人教師もこのおやぢの……。いや、それだけは逆だな。あれはどう見ても、このおやぢが入れあげて振られた口だ。
「瀬ノ尾。納得したか」
「ええ、おや……」
瀬ノ尾は慌てて口をつぐんだ。戸田は素っ気なく言った。
「不服そうだな。なら、いくつか付け加えておくか。十代半ばから後半で、髪も染めず脱色もしない。4月初旬にショートカットといえるほど短く切っているか、やっとそこまで伸びた。ピアス穴を開けても目立たないものにしている。無職、社会人、専門学校や上級学校生とは考えにくいだろう」
窓の外を眺めながら呟くように喋っている戸田のことばを聞きながら、瀬ノ尾は考えている。
おそらく少年課の石崎課長は、戸田の髪の毛の鑑識能力を高く評価している。だから、最終的には、譴責を覚悟で垣根を越えてまで協力した。もしかすると、小藤巡査を寄越した下川畑鑑識課長も同じ見解かもしれない。
しかし、公式の見解には出せない。触感は科学的な根拠のない戸田個人の勘でしかなく、付け足しも、憶測にすぎない。
結果的に運良く被害者は特定できたものの、当然戸田や瀬ノ尾の実績には結びつかない。しかも、高尾野行きは戸田の指示ではあっても、係長の業務命令には違反している。帰れば何度目かの始末書書きが待っているはずだ。
『後一年この人と組んでいたら、おれの給料も昇進もなくなってしまう』
口に出したつもりはなかった。
「昇進はおまえの努力次第だ。俺とは関係ないな。いや、都合よく俺が辞めて警部補に空きができれば、関係がなくもないが」
戸田は笑った。
「瀬ノ尾。今回は始末書を書く必要はない。家出人捜索願いを当たるのが、指示された仕事だったはずだ。俺たちに名指しで新規の捜索依頼の相談があったので、公僕としてこれを当然承った。結果として、出水署で受理された捜索願の内容に、被害者が該当し、確定した。それだけのことだ」
はあ、と瀬ノ尾は曖昧に頷いた。
昨年の熊本県のある事件では、被害者の似顔絵の公開翌日には、通報によって被害者が特定されている。公開されれば被害者は早急に特定される可能性が高い。戸田のことばは、屁理屈にすぎない。やっぱり始末書は書かなきゃならんだろうな。
瀬ノ尾はため息をついた。
その戸田は、ポケットからメモ帳を引っ張り出して眺めている。
メモには被害者津田純子の家出人捜索願の詳細、つまり津田純子の特長が記されている。
百五十五センチ、四十八キロ、ややぽっちゃりとした体型。強度の近視で眼鏡とコンタクトを使用している。
所持品は制服を含めて三日分の上下の衣類。それを入れた薄紺のトートバッグ。セカンドバッグ。携帯電話。所持金の額は不明だが、4月に入って津田夫妻は三万円の小遣いを渡している。ほかにファーストフード店でのバイト代があるはずだとのこと。
金曜日に宿泊するとされた友人に確認した話だと、土曜日には誰かと待ち合わせの約束があるとのことで、土曜日の朝八時過ぎに友人宅を出てそのまま連絡が取れなくなった。待ち合わせの場所、時刻、相手等は不明。異性の友人については、現在はいないはずだと言ったが確証はない。
友人が確認している衣服は、デニム地の薄青のミニスカートに、赤紺のチェック柄のミニのプリーツスカート、同柄のミニキュロットパンツ。Tシャツ数枚に白のブラウス、水色と白のボーダーのサマーセーターにグレイ地のボーダーのパーカー。下着。制服。靴下。白地のスニーカー。
友人宅を出た時は、デニムのミニスカートにブラウス、パーカー。黒のハイソックス姿でトートバックを提げていたと証言していた。
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