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ぼくが変わり、夢が変わり、少女が変わる(その1)
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六月八日には、ぼくは祖父の七回忌の法事で、第三の事件の遺体発見現場を通り抜けて、南九州市頴娃町に向かう。
(残る)遺体の(おそらく)発見現場の中を抜けていく。と言ってもいい。
――それを見つけてしまいそうだな。
ぼくは長いため息を付いた。
――眠れそうにもなく、眠りたくもない。そうもいかず……。
いっそ、明日から休むか。
つまらぬ考えを巡らしているうちに、ぼくは図らずも眠りに落ちていた。
案の定、彼女の夢を見た。
彼女は平たく均されたウッドチップの上に横たわっている。
固く目を閉じた彼女の顔はひどく青白くて、首筋からゆっくりと流れ出している血がウッドチップの山に吸い込まれていく。
ウッドチップの山は見る間にどす黒く変色し、気が付くと彼女の姿は消え、堆肥の山に変わっている。
ぼくは堆肥の山の上にひとり取り残されている。
慌てて彼女の行方を捜そうとすると、堆肥の山は瞬時に消えて、ぼくの足下はぐるぐる回っているタブ・グラインダーの縁に変わっている。
ぼくが、タブ・グラインダーの縁の上に浮かぶようにして立って、中を覗き込き込むと、タブの中に横たわった彼女がぼくの方に両手を伸ばしている。
グラインダー用にしてはひどく大きなハンマーが、タブの中で高速で回転しながら横たわった彼女を追いかけている。
ぼくに両手を伸ばした彼女は、何かを言いかけて、言い終わらないうちに、ハンマーに追いつかれて、ばらばらに刻まれてしまう。
本当は見るも無惨な、血まみれのぐちゃぐちゃな肉片になるはずなのに、彼女はきれいなまま、手だったり足だったり、とても小さな人形のような姿だったりしている。
小さくなった彼女は、どの部分もとても綺麗だったけれど、それでもぼくは、ダブ・グラインダーの中やウッドチップの山や堆肥の山やいろんな所に行って、彼女のひとつずつ、手だったり、顔だったり、ことば(文字)だったり。そんなものをホイール・ローダーで掬って……。
あれ?
その後、ぼくはどうしたのだったか。
目が覚めても、いや目が覚めたからか、どうしても思い出せなかった。
昼間、永幸産業のリサイクルセンターで見た光景や話したことが、あれもこれも一緒になって、妙な引き金になって、こんな夢を見たのだろう。そう思った。
見た夢の、どの部分だったか、あるいは別な夢だったのかすら、今となっては思い出せないが、どこかで矢野刑事が出てきた記憶はあった。
「わたしは見つけたよ。君も、君のいたことも、したことも……」
戸田刑事は、そんなことを言っていた気がしたが、それは夢ではなく、ぼくがあとで拵えた妄想だったかもしれない。
なぜなら、戸田刑事の言う【君】が、ぼくのことではないと確信していたから。
六月八日の早朝。ぼくは指宿スカイラインを南に下っていた。
家を出てから小一時間ほど走ると、例の場所が近づいた。
五年前、初めて風に遭い死体を見つけた場所だ。
ぼくはアクセルを踏み込み、瞬時に通り過ぎた。その速さでも、今では何の感触もないことがわかって、安堵感と、奇妙だが残念さを感じていた。
さらに南に十分ほど走ると頴娃《えい》インターが見え、そこでスカイラインを降りて西へ十五分も走ると、木塚という集落がある。その木塚が目的地のはずだった。
ところが、頴娃インターから木塚方面は通行止めになっていた。
どうやら、この五日に発見された遺体の、残る遺留物、つまりは頭部の、大がかりな捜索のためだった。頴娃インターと木塚の間には、曲谷と言う集落があって、遺体は、その曲谷と頴娃インターの間で発見されていた。
ここは、いったん戻って、西の知覧町方面へ下りて青戸まで大きく南進し、再び北上するルートを選ぶか。このまま南進して池田湖まで出て大野岳を回って北上していくか。ぼくは、面倒なことになったと思いながら思案していた。実際のところ、距離的にも道路の整備の点でも戻る方が正しい選択で、思案する必要もない。ただ、今回は何も感じなかったとは言え、あの最初の場所を通りたくない。その思いがぼくを逡巡させていた。
結局、ぼくはそのまま南下した。
急坂や曲がりくねった狭い道路を進みながら、ぼくは奇妙なことを考えていた。
木塚から曲谷の一帯は山林も残ってはいるが、畑地の方が圧倒的に多く、拓けている。むしろスカイラインや、池田湖に抜ける道路の方が、人が入れそうもない深い急崖やよほど高い山の上を通っていく。遺棄する場所によっては、まず見つけられそうもない場所もある。何故犯人はそちらに遺棄しなかったのだろう、と。
気が付くと、下りるべき道を下りないまま、スカイラインの終点まで来ていた。時計は八時を少し回っている。
『何をしているんだろう』
そう思うと、どっと疲れが出てきた。ぼくは、このまま池田湖まで出て、一息入れてから、目的地に向かうことにした。
湖畔にいくつかあるドライブインは、どこもまだ開店準備すら始まっていない。
ぼくは、適当な駐車場を探して車を着けた。
車のドアを開けると湖畔の風が吹き寄せてきた。
息をするように、やわらかく休み休みしながら吹いてくる風だった。
『来やがった』
思わず舌打ちした。
ぼくは、買っておいた菓子パンふたつと牛乳を手に、ふらふらしながらゆっくりと湖畔の道を歩き出した。
風は湖の方からは吹いてこない。
道路沿いに南の方から吹いてきていた。
「あと五分歩いて見つからなかったら、見過ごす。絶対見過ごす。あっても見過ごす」
ぼくは誰にともなく呟き、菓子パンを囓る。
歩道に被さっている木立を抜けると、廃業して廃墟と化したドライブインが見えた。
ゆっくりと、まぶたの奥でオレンジ色の光が踊りドライブインと重なった。
道路沿いの、かつての駐車場跡に立つと、ドライブインまで生い茂っている雑草が踏み荒らされているのが見えた。歩道から敷地中へ入らないように注意して、壊れた入り口越しに覗き込むと、破損したショーケースの陰に、木製の茶箱が置いてあるのが見えた。
『あれだ。あの中にある』
ぼくは確信して、すぐに一番近い池田駐在所に向かった。
折良く、池田駐在所に人はいた。
――だが、どう説明すればいいものか。
途方に暮れた。
(残る)遺体の(おそらく)発見現場の中を抜けていく。と言ってもいい。
――それを見つけてしまいそうだな。
ぼくは長いため息を付いた。
――眠れそうにもなく、眠りたくもない。そうもいかず……。
いっそ、明日から休むか。
つまらぬ考えを巡らしているうちに、ぼくは図らずも眠りに落ちていた。
案の定、彼女の夢を見た。
彼女は平たく均されたウッドチップの上に横たわっている。
固く目を閉じた彼女の顔はひどく青白くて、首筋からゆっくりと流れ出している血がウッドチップの山に吸い込まれていく。
ウッドチップの山は見る間にどす黒く変色し、気が付くと彼女の姿は消え、堆肥の山に変わっている。
ぼくは堆肥の山の上にひとり取り残されている。
慌てて彼女の行方を捜そうとすると、堆肥の山は瞬時に消えて、ぼくの足下はぐるぐる回っているタブ・グラインダーの縁に変わっている。
ぼくが、タブ・グラインダーの縁の上に浮かぶようにして立って、中を覗き込き込むと、タブの中に横たわった彼女がぼくの方に両手を伸ばしている。
グラインダー用にしてはひどく大きなハンマーが、タブの中で高速で回転しながら横たわった彼女を追いかけている。
ぼくに両手を伸ばした彼女は、何かを言いかけて、言い終わらないうちに、ハンマーに追いつかれて、ばらばらに刻まれてしまう。
本当は見るも無惨な、血まみれのぐちゃぐちゃな肉片になるはずなのに、彼女はきれいなまま、手だったり足だったり、とても小さな人形のような姿だったりしている。
小さくなった彼女は、どの部分もとても綺麗だったけれど、それでもぼくは、ダブ・グラインダーの中やウッドチップの山や堆肥の山やいろんな所に行って、彼女のひとつずつ、手だったり、顔だったり、ことば(文字)だったり。そんなものをホイール・ローダーで掬って……。
あれ?
その後、ぼくはどうしたのだったか。
目が覚めても、いや目が覚めたからか、どうしても思い出せなかった。
昼間、永幸産業のリサイクルセンターで見た光景や話したことが、あれもこれも一緒になって、妙な引き金になって、こんな夢を見たのだろう。そう思った。
見た夢の、どの部分だったか、あるいは別な夢だったのかすら、今となっては思い出せないが、どこかで矢野刑事が出てきた記憶はあった。
「わたしは見つけたよ。君も、君のいたことも、したことも……」
戸田刑事は、そんなことを言っていた気がしたが、それは夢ではなく、ぼくがあとで拵えた妄想だったかもしれない。
なぜなら、戸田刑事の言う【君】が、ぼくのことではないと確信していたから。
六月八日の早朝。ぼくは指宿スカイラインを南に下っていた。
家を出てから小一時間ほど走ると、例の場所が近づいた。
五年前、初めて風に遭い死体を見つけた場所だ。
ぼくはアクセルを踏み込み、瞬時に通り過ぎた。その速さでも、今では何の感触もないことがわかって、安堵感と、奇妙だが残念さを感じていた。
さらに南に十分ほど走ると頴娃《えい》インターが見え、そこでスカイラインを降りて西へ十五分も走ると、木塚という集落がある。その木塚が目的地のはずだった。
ところが、頴娃インターから木塚方面は通行止めになっていた。
どうやら、この五日に発見された遺体の、残る遺留物、つまりは頭部の、大がかりな捜索のためだった。頴娃インターと木塚の間には、曲谷と言う集落があって、遺体は、その曲谷と頴娃インターの間で発見されていた。
ここは、いったん戻って、西の知覧町方面へ下りて青戸まで大きく南進し、再び北上するルートを選ぶか。このまま南進して池田湖まで出て大野岳を回って北上していくか。ぼくは、面倒なことになったと思いながら思案していた。実際のところ、距離的にも道路の整備の点でも戻る方が正しい選択で、思案する必要もない。ただ、今回は何も感じなかったとは言え、あの最初の場所を通りたくない。その思いがぼくを逡巡させていた。
結局、ぼくはそのまま南下した。
急坂や曲がりくねった狭い道路を進みながら、ぼくは奇妙なことを考えていた。
木塚から曲谷の一帯は山林も残ってはいるが、畑地の方が圧倒的に多く、拓けている。むしろスカイラインや、池田湖に抜ける道路の方が、人が入れそうもない深い急崖やよほど高い山の上を通っていく。遺棄する場所によっては、まず見つけられそうもない場所もある。何故犯人はそちらに遺棄しなかったのだろう、と。
気が付くと、下りるべき道を下りないまま、スカイラインの終点まで来ていた。時計は八時を少し回っている。
『何をしているんだろう』
そう思うと、どっと疲れが出てきた。ぼくは、このまま池田湖まで出て、一息入れてから、目的地に向かうことにした。
湖畔にいくつかあるドライブインは、どこもまだ開店準備すら始まっていない。
ぼくは、適当な駐車場を探して車を着けた。
車のドアを開けると湖畔の風が吹き寄せてきた。
息をするように、やわらかく休み休みしながら吹いてくる風だった。
『来やがった』
思わず舌打ちした。
ぼくは、買っておいた菓子パンふたつと牛乳を手に、ふらふらしながらゆっくりと湖畔の道を歩き出した。
風は湖の方からは吹いてこない。
道路沿いに南の方から吹いてきていた。
「あと五分歩いて見つからなかったら、見過ごす。絶対見過ごす。あっても見過ごす」
ぼくは誰にともなく呟き、菓子パンを囓る。
歩道に被さっている木立を抜けると、廃業して廃墟と化したドライブインが見えた。
ゆっくりと、まぶたの奥でオレンジ色の光が踊りドライブインと重なった。
道路沿いの、かつての駐車場跡に立つと、ドライブインまで生い茂っている雑草が踏み荒らされているのが見えた。歩道から敷地中へ入らないように注意して、壊れた入り口越しに覗き込むと、破損したショーケースの陰に、木製の茶箱が置いてあるのが見えた。
『あれだ。あの中にある』
ぼくは確信して、すぐに一番近い池田駐在所に向かった。
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――だが、どう説明すればいいものか。
途方に暮れた。
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