休載中。蜘蛛猫ちゃん、それは蜘蛛?それとも猫?何に分類されるかわからない系主人公

猫mm缶

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蜘蛛猫になった

蜘蛛猫と少女と炎鳥レースする。

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さあ、やってまいりました!
本日のレースはここ、要塞都市戦線場から中継しております!!
本日走るレーサーの紹介です。
第一レーン異世界からやってきました、世にも奇妙な蜘蛛猫と、金髪靡かせるロリ少女。
第二レーン炎を翼に纏い天空から襲い掛かる化け物炎鳥(仮)。
ルールは簡単。相手を捕食すること!!このレースはどちらかが捕食されるまで終わりません!!
ここに戦いの火ぶたがきられました!!

「クエェエーーーーーーー!!!!!」

あぶね!炎吐くとか卑怯じゃない!こちとら自分の力とか、スキルとか全然理解してないってのにね。

「猫さん避けて!!」
「ピニャ?!」

先程の攻撃は誘導で、飛んできた炎とは逆側にやつは現れた。鋭い嘴が少女もろとも私の胴体を貫こうとしていた。
私は急停止しおしりから糸を出し、近くの木にくっつけ横にサイドステップした。
先程までいた場所に突き刺さる嘴、その衝撃で強風が発生し体が持っていかれそうになったが、糸が支えになり、私たちは気を中心に時計回りに一周し、鳥さんの背に乗ってしまった。
その衝撃で少女は気絶した。

おっと形勢逆転か!?だがしかし!!蜘蛛猫には攻撃手段が無いぞ。
どうする蜘蛛猫?さあ、どうする?
攻撃手段 手でつつく 噛みつく 後は何も無い。く!悔しい、でも、このまま何もしないのはやだ。諦めたくない。だから私は噛みついた。これくらいしかないからだ。

「クエ?!」

熱い?!私に気づいたのか噛んでいた首筋が燃え出した。口の中が焼けただれ、出血したところから焼け止血される。何度か繰り返され口から感覚が無くなって来た頃第二の能力が解放された。

『解放条件:炎属性による攻撃で口を焼かれながら5分耐える。
解放スペシャルスキル:獄炎吸生。効果、自身の炎耐性を上げ、皮膚が焼けただれる程の火力を出すことができ、相手の炎を吸収しその分だけ火力を上げることができる、尚生命力に転換し回復もできる。自身の炎は吸収できない』

『出血が致死量に達しました。『完全無傷』が発動します』

好機!!好機!!活路が見えた!!

「クェ!!クエ!!」

私たちを振り解こうとしてるみたいだけど、貴様に勝機はもう無い!!
意を決して首元に嚙みついた。

『炎属性の敵に噛みつくのを確認致しました。『獄炎吸生』を発動し、直ちに炎を吸収しフェニキスを内部から燃やし尽くします。』

「グエエ!!!!!!!!!」

まさか自分が炎に焼かれると思っていなかった鳥さんは、混乱しその元凶である私を振り落とそうと飛翔した。
私は必死にしがみつきスキルを発動し続けた。そして遂に鳥さんは絶命した。
勝った。私は勝利したんだ。

だけど勝利の美酒に酔いしれている時間は私には無かった。なぜならここは空中、そして私は飛べない。前回同様自由落下する鳥さん。防御スキルの無い少女。この絶望的状況を打破しなければいけないのだ。
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