休載中。蜘蛛猫ちゃん、それは蜘蛛?それとも猫?何に分類されるかわからない系主人公

猫mm缶

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蜘蛛猫になった

蜘蛛猫、シャロママと戦闘?

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「あらあら、これはどういう状況なのかしら?」

頬に手を当てながら首を傾げ、シャロママはお姉さんメイドズに尋ねる。

「お、奥様。申し訳ございません。私どももまだ理解が追いついておりません。」

「此処は当人であるチョコに説明して頂いた方が宜しいかと。」

チョコに丸投げする。

「そうね。それじゃあ、チョコちゃん説明して下さるかしら?」

「です。奥様。チョコはイト様の眷属になりましたのです。この服はイト様がチョコに下さった花嫁衣装です。」

シャロママも目をパチクリとさせ頭を悩ませる。

「ん~イト様ってのは、蜘蛛猫様の事でいいのかしら?」

「です。」

「もしかして、チョコちゃんは言葉が分かるのかしら?」

「ある程度は分かるです。」

「そ、そう。」

シャロママが何かを考える。そしてチョコちゃんに真剣な眼差しで尋ねる。

「チョコちゃん」

ビクッと身体を竦めるチョコちゃん。

「何ですか?」

「貴女の仕える主人は私アーサー・ペンドラゴン?それとも蜘蛛猫様?」

チョコちゃんは一瞬驚いたが、その質問の意図を理解し、即答した。

「チョコはイト様の者です。この命尽きるまで付き従いますです。」

シャロママは表情を明るくし、満面の笑みで断罪の大剣を構えた。

「「奥様?!」」

沈黙を決め込んでいた二人が止めに入る。

「二人共大丈夫よ。別に怒っているわけではないの。チョコちゃんの決意は確認したわ。でもね、ケジメは大事なのよ。さあ、私の大事なメイド家族を掛けて蜘蛛猫様、勝負よ!!殺しはしないから安心してね!!」

いきなり斬りかかって来た。
追記→シャロママは戦闘狂です。

「ピニャ?!」

私は紙一重でチョコちゃんを連れて窓から外に出た。シャロちゃんの部屋の方を見てみると半壊していた。

煙の中に紅く光影が二つ。それはすっと下に下がり、地面を揺らした。

「奥様の二つ名は狂戦士バーサーカーです。戦いとなると体力尽きるまで断罪の大剣を振り続けるです」

スキル見てて思ったけど、バーサーカーてまた面倒くさそうな二つ名をお持ちで。

取り敢えずチョコちゃんは、私の背中に乗ってて、私スピードには自信あるから。

「はいです」

「相談は終わったようですわね。それじゃあ参りますわ!!ペンドラゴン流初陣山割り」

大剣を軽々と持ち上げ、無造作に振り下ろす。その一太刀だけで地面に深い溝が出来る。私不死身だけどあれ喰らったら死んじゃう。そんな気さえさせる程の威力。見た感じ、まだ実力の一割も使ってなさそうだし、これが熟練度やレベルによる違いか……

「来ます!!」

「ピニャニャ!!」

スピードではまだ此方が優勢だったので、避けることは出来る。だがしかし、あまりにも威力が高すぎて剣圧だけで近づけない。それどころか吹き飛ばされそうになる。
少しでも近づけば、攻撃を避けれない。そんな気がした。

だから私は自分の身体を信じることにした。どんどん早くなる剣技を避け、糸を張って行く。

だがしかし、あと少しで罠を設置が完了するところで私はミスを犯してしまった。一番最初に放たれた一撃で裂かれた地面に足を引っ掻かけてしまったのだ。

「ピ?!」

「惜しかったわね!!ペンドラゴン流初陣山割り!!」

その一瞬に放たれた二割の斬撃。その姿は最初に見せた唯振り下ろすだけの剣技。
単純だからこそ、何の迷いもタメもない。早く重い一撃。目の前に迫る『死』という一文字。

「イト様!!」

チョコちゃんが震える足で私の前に立つ。やめてチョコちゃん!!私は不死身だけど、チョコちゃんは不死身じゃないんだから死んじゃうわ!!

「イト様が不死身であっても、傷つくのは見たくないです。」

迫るチョコちゃんの死斬撃私から大切なものを奪うの??
あぁ気が狂いそうだ。『憎い』『憎い』『憎い』。私の平穏を脅かす者が『憎い』。
そして大切な家族すら守れないどころか、助けられてしまっている『自分自身が憎い』。

『種族 蜘蛛猫 個体名 猫灰 糸 の魔素の増大を確認。 レベルが現在の最大値15に達しました。 進化を検討。 条件が満たされている為進化が可能。 進化しますか?』

はい。何でもいいからチョコちゃんを護る力を私に下さい。

『猫灰 糸の護る力を検討。別の進化先が見つかりました。種族 蜘蛛猫から種族 監獄蜘蛛猫プリズンスパイダーキャットに進化を開始します。進化途中ではありますが、個体名 チョコの生命危機を感知。新スキル監獄を強制発動します』

二人を囲むように糸で格子が生成され、シャロママの二割の斬撃がその壁とぶつかった。
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