休載中。蜘蛛猫ちゃん、それは蜘蛛?それとも猫?何に分類されるかわからない系主人公

猫mm缶

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蜘蛛猫、親御さんへのご挨拶をする。

昔話 竜騎士ペンドラゴンとシルデスト姫 前編 ゴン師匠の出会いそして

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「姉え!早く、早く!」

「はい、はい」

「ピニャ」

「それではお話し致しますです」

昔、昔あるところに、竜に愛される姫シルデストが居ました。そして竜に乗る一族が居ました。

そこに産まれた男の子は、どうしてか竜に乗れない。いや何故か嫌われる男の子ペイン・ドラグが居ました。

ペインは周りの子供からは虐められ、両親含めた周りの大人からは冷たい目で見下されました。

最初の頃は、周りを見返そう!俺だって出来るんだ!俺が弱いから認められないんだ!と、武術や魔法といった分野から鍛え始めましたが、神はペインに武術も魔法の才すら与えませんでした。

ペインは里を飛び出しました。
それを止める物は居ませんでした。
ペインは見捨てられたのです。

ペインは何かある筈だと、武者修行に出たのです。
そしてとある師匠に出会ったのです。
その人の流派はゴン流という、魔法が全く使えないゴン師匠が同じ魔法を使えない者の為の流派でした。

「かっかっか!おめぇ!竜操師の癖に竜にも乗れなければ、魔法すら使えねぇってか、かーこりぁいい!」

「何が面白いんだ!」

「面白ぇだろ!考えてみな!おめぇが強くなって、竜に乗ってる奴らに勝ってみな、そんときの相手の悔しそうな顔とか、すげ~笑えると思うぞ!」

「は、はあ?!」

これがゴン師匠とペインの出会い。そしてペンドラゴン流の始まりでした。

竜操師の一族の力を持ってしても、ゴン師匠には歯が立ちません。
ペインはゴン師匠に弟子入りをしました。

ゴン師匠の特訓は苛烈だった。
基礎訓練、滝行から始まり、A級魔物が住う森に身一つで放り出されたりと、幾度となく死に目にあったペインだが、根性と努力と運でどうにか死ぬことはありませんでした。

ですが、ペインの運は何時迄も続く筈もなく、ペインとゴン師匠の前に暗黒龍が現れました。

暗黒龍それは神話級魔物の一体。暗黒龍は世界を暗黒で包み込む程の力がありました。

此方の攻撃は闇にすり抜け、暗黒龍のブレス一つで周り一体は闇に染まりました。

ペインは早々に破れてしまい、片目の視力と下半身の感覚を失ってしまいました。ゴン師匠はペインを庇いながらも、どうにか戦いましたが……

「かっかっか。こりゃあ俺死んだな。暗黒龍は流石に相性悪いや」

「師匠!俺の事は置いて逃げて下さい!!」

「かっかっか!まだまだひよっこのテメェが一丁前に言いやがる。逃げてのはやまやまだがな、俺も土手っ腹に穴が開いててな、ぐっ」

「し、師匠!!」

暗黒龍は、ゴン師匠の苦痛に歪む顔を見てにんまりと笑う。

「何を笑ってやがる?刺し違えてでもテメェを殺してやるから覚悟しな!!ゴン流奥義!!光線連創!!」

ゴン師匠と暗黒龍の間に光の道が現れ、暗黒龍を捕らえた。暗黒龍の顔が歪む、暗黒龍は光に弱かったのです。

ゴン師匠は光の剣を創造し、MP尽きるまで剣を振り続けました。ゴン師匠の腕は千切れ、生きているか怪しい怪我を負ってましたが、ゴン師匠は倒れませんでした。そして遂に暗黒龍を討伐したのです。

ですが、ゴン師匠も死んでしまったのです。

「かっかっか。俺が育てやったんだ、ぜってえ!負けんなよ!」

「師匠……」

「男が泣くんじゃねぇ!俺は先に逝くけど、直ぐにこっちに来やがったら、もういっぺん俺が殺すからな!」

「あはは!それは勘弁してほしいっすわ」

「かっかっかっか……」

「あはは……」

ゴン師匠は死んだ。
その時だった、死んだ筈の暗黒龍がむくりと起き上がったのです。

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