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蜘蛛猫、親御さんへのご挨拶をする。
蜘蛛猫、孤児家で質問される?
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「ピニャニャ」
こちょばしいよ。
「面白~い!」
ジンくんは私の周りを走りながら飛び跳ねる。てか、いつのまにか茶虎猫が走ってるのですが!!
「カチカチ」
そーと近くのは、インちゃん。ツンツンして、戻り、ツンツンしては、戻り。それを繰り返している。楽しそうではあるので、良しとしよう。
「この前の脚はどうしてちっちゃな盾が付いているのですか?」
エイフは普通に疑問を向けてくる。
「ピニャ」
説明してあげて。
「です。イト様の事は全て知ってますです。チョコに聞いてくださいです」
「はーい。それでこの盾は何ですか?」
「それはですね。イト様の種族が監獄蜘蛛猫だからです。この種族は守りに特化した姿だそうです。あれは……」
ここからは、チョコちゃんと私vsシャロママの戦いを語ります。常時褒めちぎる物だから、私は終始真っ赤でした。その間チョコちゃんを抱きしめてました。
話し終わるときに私はついついチョコちゃんの首に噛み付きます。
「あっ……」
チョコちゃんから甘い吐息が漏れます。
「見ちゃいけません!!」
「にゃ?!」
「にゃに!?」
猫化していた2匹を抱き抱え、視界を塞いでいるエイフも赤面している。
「主人様。子供たちの前ですので、自重して下さいませ」
「ピニャ」
ほーい。ちっ
「ちっです」
「主人様。チョコ様」
じーと呆れた視線が2本。
「ピニャ」
分かったよ。
「そう言えば。猫さんは何処から来たのですか?」
「イト様は、元は人です。どう死んだかは分からないそうです。恐らくはトラックなる大きな乗り物で事故死したそうです。それから愛の女神ラビゥ様の怒りに触れてしまったそうです」
「どうしたら女神様を怒らせるのですか!!」
「主人様。女神様怒らせるとかすげ~」
ジンくんの中で私の呼び方は主人様なのか。なんか凄く犯罪臭が……
「おどろき」
「ピニャ~」
「女神様と出会ったときは、まだ死んだことを実感していなかったそうです。だから女神様を幽霊か何かだと思い、自称、自称と何度も言ったそうです」
「それはまた」
「我が主人様ながら、怖いもの知らずですね」
チョコちゃんと双子を除いた2人が、呆れた様にため息をつく。
「ピニャ!!」
知らなかったのだから仕方ないじゃない!!それからは心を入れ替えて、人を見た目で判断しない様にしているのですから!!
「イト様を責めないで下さいです!」
「責めてはいないよ」
「はい。呆れていただけです」
「……それじゃあ話の続きをしますです。その結果、好きな生き物である猫の頭と、苦手な蜘蛛の身体を与えられ、森に捨てらましたです」
「大変だったですね」
「ピニャ」
食われかけたくらいだよ。
「フェニキスに運ばれてこの要塞都市にやってきましたです」
「そうだったのですね」
「経緯は初めて聞きましたが、よく生きられてましたね」
「ピニャ」
凄いでしょ。
「フェニキスってどんなのー」
「どんなのー」
ジンくんが反応するのは予想してたけど、インちゃんまで反応するとは、猫人族は交戦的なのだろうか。
こちょばしいよ。
「面白~い!」
ジンくんは私の周りを走りながら飛び跳ねる。てか、いつのまにか茶虎猫が走ってるのですが!!
「カチカチ」
そーと近くのは、インちゃん。ツンツンして、戻り、ツンツンしては、戻り。それを繰り返している。楽しそうではあるので、良しとしよう。
「この前の脚はどうしてちっちゃな盾が付いているのですか?」
エイフは普通に疑問を向けてくる。
「ピニャ」
説明してあげて。
「です。イト様の事は全て知ってますです。チョコに聞いてくださいです」
「はーい。それでこの盾は何ですか?」
「それはですね。イト様の種族が監獄蜘蛛猫だからです。この種族は守りに特化した姿だそうです。あれは……」
ここからは、チョコちゃんと私vsシャロママの戦いを語ります。常時褒めちぎる物だから、私は終始真っ赤でした。その間チョコちゃんを抱きしめてました。
話し終わるときに私はついついチョコちゃんの首に噛み付きます。
「あっ……」
チョコちゃんから甘い吐息が漏れます。
「見ちゃいけません!!」
「にゃ?!」
「にゃに!?」
猫化していた2匹を抱き抱え、視界を塞いでいるエイフも赤面している。
「主人様。子供たちの前ですので、自重して下さいませ」
「ピニャ」
ほーい。ちっ
「ちっです」
「主人様。チョコ様」
じーと呆れた視線が2本。
「ピニャ」
分かったよ。
「そう言えば。猫さんは何処から来たのですか?」
「イト様は、元は人です。どう死んだかは分からないそうです。恐らくはトラックなる大きな乗り物で事故死したそうです。それから愛の女神ラビゥ様の怒りに触れてしまったそうです」
「どうしたら女神様を怒らせるのですか!!」
「主人様。女神様怒らせるとかすげ~」
ジンくんの中で私の呼び方は主人様なのか。なんか凄く犯罪臭が……
「おどろき」
「ピニャ~」
「女神様と出会ったときは、まだ死んだことを実感していなかったそうです。だから女神様を幽霊か何かだと思い、自称、自称と何度も言ったそうです」
「それはまた」
「我が主人様ながら、怖いもの知らずですね」
チョコちゃんと双子を除いた2人が、呆れた様にため息をつく。
「ピニャ!!」
知らなかったのだから仕方ないじゃない!!それからは心を入れ替えて、人を見た目で判断しない様にしているのですから!!
「イト様を責めないで下さいです!」
「責めてはいないよ」
「はい。呆れていただけです」
「……それじゃあ話の続きをしますです。その結果、好きな生き物である猫の頭と、苦手な蜘蛛の身体を与えられ、森に捨てらましたです」
「大変だったですね」
「ピニャ」
食われかけたくらいだよ。
「フェニキスに運ばれてこの要塞都市にやってきましたです」
「そうだったのですね」
「経緯は初めて聞きましたが、よく生きられてましたね」
「ピニャ」
凄いでしょ。
「フェニキスってどんなのー」
「どんなのー」
ジンくんが反応するのは予想してたけど、インちゃんまで反応するとは、猫人族は交戦的なのだろうか。
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