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第7章 神として
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そうしてすべての人の頭が黒を描く中――神依はただ一人顔を上げて、その祭列を見ていた。
それは……意図したものではなかった。
ただ他の巫女に倣い、遅れて頭を垂れようとした間際、その神々の姿が視界に入り――入った瞬間から、まるで雷に撃たれたかのように体の芯が麻痺して、動けなくなってしまったのだ。
朝靄の中、淡島に降ってきた神々はただただ――美しかった。
猿彦を先導に現れた日嗣はその装いすべてを純白に変え、まるで銀花の上を滑る光のごとく、その存在感をさらに高潔なものにしていた。
着飾らされた自分とは逆に一切の装飾を取り去り、手にした大麻もまた白木に純白の紙垂、霧のような雨を帯びた漆黒の髪だけが色。傍らの斎人が預かるのはあの剣だろうか――それすら白絹に包まれ、また先を歩む猿彦も、日嗣と同じように全身――あの鬣さえも雪獅子を思わせる――を真白の装いに変えていた。
それどころか猿彦に添う稚児や神楽鈴を預かる伶人、列中の巫覡はもちろん狼藉を防ぐための舎人まで……皆一様に白い衣をまとい、対の者は衣の靡かせ方まで寸分の違いもなくその所作を対称にこなし、一人の者はゆえにこそ、極め尽くされた隙のない所作で歩みを進める。
それは規則的というより機械的で、人じみた味がないぶん、より存在を潔白にしており……神依は自身が与えられた飾りでさえ紛い物のような気がして、恥ずかしくなった。霧でさえその御前にあるのを控え自らを分かち、道を譲る。
(なんて……神々しい)
それを自ずと感じて全身が寒気にざわつき、こくりと喉が動く。そしてそれが畏怖であることを悟った神依は指一本動かせなくなった。
一方、蛟を収めた小さな輿は列の中程にあり、人目に晒されぬよう左右に白い幕が掲げられていた。それがちょうど露台の社を過ぎる頃、猿彦とともに先導を果たす稚児と若き伶人が神依の前にやってくる。
男の子とも女の子ともいえない二人の子らは銘々に小さな手桶を持ち、行く先を浄めるように榊の葉で手桶の水をすくっては足元に払っていた。そして通り過ぎる間際、顔を隠すように被っていた白い紗の向こうで神依ににっこりと笑いかける。続く伶人もまた、その整った顔に薄い笑みを浮かべ神依を流し見た。
そのままコラ、と猿彦に唇だけで叱られ、そのいつもと変わらない雰囲気に緊張を解かれて慌てて頭を下げれば、先に過ぎた三人がクスクスッと密やかに笑い合う。
よほど間の抜けた顔をしていたのか、それでも無邪気なその声はどこか親愛めいたものを含んでいて、嫌なものではなかった。
そのまま列は池の前に集まり、神依らの目に入らぬままに何事かの神事が行われる。一応その間の行程も座学の中で聞いてはいたが、それを隠すことはある種の神秘性を保ち、高天原と淡島のあり方の差を観衆に刻むためでもあるのだという。
だから音だけを頼りに、神依もその進行を窺った。
水に濡れた石畳を踏む音、衣擦れの音。それから輿の扉が開かれる音がし、聞いたことのない声で神詞が捧げられ、また誰かがそれを受ける。ごく短いやり取りではあったがそれが数回繰り返されると、聞き慣れた洞主の声で聞き慣れない詞が述べられ、またそれを……練習で聞いたことのある奥社の巫女の声が受け、終わる。
そうして行程は天上の祭祀から淡島の祭祀へと引き継がれ、役目を終えた者らは再び祭列を組み直し朱の楼閣へと動き出す。
それからしばらく……その気配が消えたのを確認した、朱の楼閣近くにあった観客の方からそよ風のように人の気配が戻り、左右の巫女が顔を上げるのを感じて、神依もまた顔を上げた。
***
そして広場にあった誰もが、その広場の誰よりも高みにある神の――日嗣の姿を認める。
「――、」
その瞬間、広場中がほう、と甘やかな吐息に包まれたのが神依にもわかった。左右の巫女からも、声に満たない歓喜の息がもれる。
川から立ちのぼる白い空気が、宙に漂う白い靄が日嗣の足元を隠し、それは今まさに空より降臨する神を、緻密に写した墨絵を見ているかのような光景だった。白と黒とが織り成す鮮烈な美。
しかしその男神は美しさだけではない――雨に潤う植物のような瑞々しさと、雫を弾く凛々しさをもまとっている。足元の色にも香にも媚びず、手折り難い――鋭利な葉、突き抜ける茎のような、あの毎日摘んでいた水穂のような佇まいで眼下の世界を見下ろしている。
(……綺麗)
そのとき、何かを促すように小さく、しゃん、と鈴の音が遠くで鳴った。それはこの場に残り端で控える、猿彦と彼が連れる稚児と伶人の方から聞こえてきた。見れば伶人が、その手の鈴をもう一度小さく震わせる。それは美しい男神に見惚れる、人々の意識を呼び覚ますためのものだった。
それで傍らの巫女らも我に返ったようにそちらを見、それを感じた神依は自分がすべきことを思い出して空気を整えるように一間置くと、その足を舞台となる石畳の方へと向けた。
練習した時のように姿勢を正し、鈴と五色布を構え、歩き、背に二人の巫女らを従えゆっくりと日嗣の正面に歩み出る。
石畳は神楽殿の平らな床とは異なり、足の裏から伝わる感触も不安定ではあったが、必要以上に恐れることもなく進むことができた。裾を踏むのも踏まれるのも散々したが、おかげでさばき方も少しずつ心得ることができた。練習どおりにやれば大丈夫だ。
三人が揃ったところで、神依は一拍を置き、日嗣に頭を垂れる。ややあってから、左右の舞巫女が一歩を下がり、振り向いて蛟に一礼。またわずかな時を置き、今度は入れ違いに神依は蛟に、二人は日嗣へと礼を取り、また元の位置に戻る。それはまるで、歩でまじないを描くように。
一目見た蛟は、あのとき……まだ神依が神依でなかった頃に見たときのまま、白い紙で丁寧に包まれ、日嗣の玉の緒で結ばれていた。
「……」
「……」
日嗣と視線を交わせば、その目が心に問うてくる。だから神依もその眼差しに心を乗せ、見つめ返した。
想うは、黒い柱石の煌めきを宿す瞳と白い花の藻。
あの小さな龍は……楽しみだと言っていた。それを支えに今日まで後悔と懺悔の念をその魂に宿してきたのなら、その心の淀みを――穢れを祓える者は、自分しかいない。そしてその魂をもっとも美しく、もっとも気高く、もっとも優しく満たすことができたなら……末は、天津神たるあなたに託します、……と。
神依は目を閉じ、再び頭を垂れる。
それに今度は観衆も倣い、また日嗣もそれを請けると、その薄い唇にかすかな笑みを湛え手にした大麻を静かに翳した。
それは風になびく梢のようにさざめく音を立て――
「集わり侍る祝部達、百の人等、諸聞き食えよと宣り給う――」
伸びやかに澄んだ、日嗣の謳う声とともに、舞った。
「……」
それは原初の男神女神を讃え、世の成り立ちを語り、神々の生まれを語り、栄える人の世を語り、そこに出ずる罪や穢れを祓ってくれることを乞う詞だった。
神を生む前の、最後の祓の儀式。
神依はそれを聞きながら、目を閉じた先の暗闇に浸る。
男神の声は玉水となって心の水面に落ち、波紋を起こしては水上の芥を端へ端へと追いやっていく。
「……」
……そしてそれはふと、あの日の神楽殿を思い起こさせた。
未熟ながらも一心に舞ったあの日……静寂と雨、鈴の音。
残ったものは、あのときの空気の感触だけだった。……あれでいい。あれがいいのだと……最後に日嗣が教えてくれた気がした。
……そしてその詞が消えるのと同時に、皆再び面を上げる。
目を開いた神依は、日嗣ともう一度だけ視線を交わした。
「……」
「……」
言葉なきその優しい励ましは、長い月日の先にある、穏やかな実りの色。
(……大丈夫)
神依はそれに応えて自然と舞う姿勢を作り……それを感じた二人の舞巫女も、同じように構える。そして楽人もそれを見て、互いの空気を読み合った。
やがて――音が鳴る。
それは……意図したものではなかった。
ただ他の巫女に倣い、遅れて頭を垂れようとした間際、その神々の姿が視界に入り――入った瞬間から、まるで雷に撃たれたかのように体の芯が麻痺して、動けなくなってしまったのだ。
朝靄の中、淡島に降ってきた神々はただただ――美しかった。
猿彦を先導に現れた日嗣はその装いすべてを純白に変え、まるで銀花の上を滑る光のごとく、その存在感をさらに高潔なものにしていた。
着飾らされた自分とは逆に一切の装飾を取り去り、手にした大麻もまた白木に純白の紙垂、霧のような雨を帯びた漆黒の髪だけが色。傍らの斎人が預かるのはあの剣だろうか――それすら白絹に包まれ、また先を歩む猿彦も、日嗣と同じように全身――あの鬣さえも雪獅子を思わせる――を真白の装いに変えていた。
それどころか猿彦に添う稚児や神楽鈴を預かる伶人、列中の巫覡はもちろん狼藉を防ぐための舎人まで……皆一様に白い衣をまとい、対の者は衣の靡かせ方まで寸分の違いもなくその所作を対称にこなし、一人の者はゆえにこそ、極め尽くされた隙のない所作で歩みを進める。
それは規則的というより機械的で、人じみた味がないぶん、より存在を潔白にしており……神依は自身が与えられた飾りでさえ紛い物のような気がして、恥ずかしくなった。霧でさえその御前にあるのを控え自らを分かち、道を譲る。
(なんて……神々しい)
それを自ずと感じて全身が寒気にざわつき、こくりと喉が動く。そしてそれが畏怖であることを悟った神依は指一本動かせなくなった。
一方、蛟を収めた小さな輿は列の中程にあり、人目に晒されぬよう左右に白い幕が掲げられていた。それがちょうど露台の社を過ぎる頃、猿彦とともに先導を果たす稚児と若き伶人が神依の前にやってくる。
男の子とも女の子ともいえない二人の子らは銘々に小さな手桶を持ち、行く先を浄めるように榊の葉で手桶の水をすくっては足元に払っていた。そして通り過ぎる間際、顔を隠すように被っていた白い紗の向こうで神依ににっこりと笑いかける。続く伶人もまた、その整った顔に薄い笑みを浮かべ神依を流し見た。
そのままコラ、と猿彦に唇だけで叱られ、そのいつもと変わらない雰囲気に緊張を解かれて慌てて頭を下げれば、先に過ぎた三人がクスクスッと密やかに笑い合う。
よほど間の抜けた顔をしていたのか、それでも無邪気なその声はどこか親愛めいたものを含んでいて、嫌なものではなかった。
そのまま列は池の前に集まり、神依らの目に入らぬままに何事かの神事が行われる。一応その間の行程も座学の中で聞いてはいたが、それを隠すことはある種の神秘性を保ち、高天原と淡島のあり方の差を観衆に刻むためでもあるのだという。
だから音だけを頼りに、神依もその進行を窺った。
水に濡れた石畳を踏む音、衣擦れの音。それから輿の扉が開かれる音がし、聞いたことのない声で神詞が捧げられ、また誰かがそれを受ける。ごく短いやり取りではあったがそれが数回繰り返されると、聞き慣れた洞主の声で聞き慣れない詞が述べられ、またそれを……練習で聞いたことのある奥社の巫女の声が受け、終わる。
そうして行程は天上の祭祀から淡島の祭祀へと引き継がれ、役目を終えた者らは再び祭列を組み直し朱の楼閣へと動き出す。
それからしばらく……その気配が消えたのを確認した、朱の楼閣近くにあった観客の方からそよ風のように人の気配が戻り、左右の巫女が顔を上げるのを感じて、神依もまた顔を上げた。
***
そして広場にあった誰もが、その広場の誰よりも高みにある神の――日嗣の姿を認める。
「――、」
その瞬間、広場中がほう、と甘やかな吐息に包まれたのが神依にもわかった。左右の巫女からも、声に満たない歓喜の息がもれる。
川から立ちのぼる白い空気が、宙に漂う白い靄が日嗣の足元を隠し、それは今まさに空より降臨する神を、緻密に写した墨絵を見ているかのような光景だった。白と黒とが織り成す鮮烈な美。
しかしその男神は美しさだけではない――雨に潤う植物のような瑞々しさと、雫を弾く凛々しさをもまとっている。足元の色にも香にも媚びず、手折り難い――鋭利な葉、突き抜ける茎のような、あの毎日摘んでいた水穂のような佇まいで眼下の世界を見下ろしている。
(……綺麗)
そのとき、何かを促すように小さく、しゃん、と鈴の音が遠くで鳴った。それはこの場に残り端で控える、猿彦と彼が連れる稚児と伶人の方から聞こえてきた。見れば伶人が、その手の鈴をもう一度小さく震わせる。それは美しい男神に見惚れる、人々の意識を呼び覚ますためのものだった。
それで傍らの巫女らも我に返ったようにそちらを見、それを感じた神依は自分がすべきことを思い出して空気を整えるように一間置くと、その足を舞台となる石畳の方へと向けた。
練習した時のように姿勢を正し、鈴と五色布を構え、歩き、背に二人の巫女らを従えゆっくりと日嗣の正面に歩み出る。
石畳は神楽殿の平らな床とは異なり、足の裏から伝わる感触も不安定ではあったが、必要以上に恐れることもなく進むことができた。裾を踏むのも踏まれるのも散々したが、おかげでさばき方も少しずつ心得ることができた。練習どおりにやれば大丈夫だ。
三人が揃ったところで、神依は一拍を置き、日嗣に頭を垂れる。ややあってから、左右の舞巫女が一歩を下がり、振り向いて蛟に一礼。またわずかな時を置き、今度は入れ違いに神依は蛟に、二人は日嗣へと礼を取り、また元の位置に戻る。それはまるで、歩でまじないを描くように。
一目見た蛟は、あのとき……まだ神依が神依でなかった頃に見たときのまま、白い紙で丁寧に包まれ、日嗣の玉の緒で結ばれていた。
「……」
「……」
日嗣と視線を交わせば、その目が心に問うてくる。だから神依もその眼差しに心を乗せ、見つめ返した。
想うは、黒い柱石の煌めきを宿す瞳と白い花の藻。
あの小さな龍は……楽しみだと言っていた。それを支えに今日まで後悔と懺悔の念をその魂に宿してきたのなら、その心の淀みを――穢れを祓える者は、自分しかいない。そしてその魂をもっとも美しく、もっとも気高く、もっとも優しく満たすことができたなら……末は、天津神たるあなたに託します、……と。
神依は目を閉じ、再び頭を垂れる。
それに今度は観衆も倣い、また日嗣もそれを請けると、その薄い唇にかすかな笑みを湛え手にした大麻を静かに翳した。
それは風になびく梢のようにさざめく音を立て――
「集わり侍る祝部達、百の人等、諸聞き食えよと宣り給う――」
伸びやかに澄んだ、日嗣の謳う声とともに、舞った。
「……」
それは原初の男神女神を讃え、世の成り立ちを語り、神々の生まれを語り、栄える人の世を語り、そこに出ずる罪や穢れを祓ってくれることを乞う詞だった。
神を生む前の、最後の祓の儀式。
神依はそれを聞きながら、目を閉じた先の暗闇に浸る。
男神の声は玉水となって心の水面に落ち、波紋を起こしては水上の芥を端へ端へと追いやっていく。
「……」
……そしてそれはふと、あの日の神楽殿を思い起こさせた。
未熟ながらも一心に舞ったあの日……静寂と雨、鈴の音。
残ったものは、あのときの空気の感触だけだった。……あれでいい。あれがいいのだと……最後に日嗣が教えてくれた気がした。
……そしてその詞が消えるのと同時に、皆再び面を上げる。
目を開いた神依は、日嗣ともう一度だけ視線を交わした。
「……」
「……」
言葉なきその優しい励ましは、長い月日の先にある、穏やかな実りの色。
(……大丈夫)
神依はそれに応えて自然と舞う姿勢を作り……それを感じた二人の舞巫女も、同じように構える。そして楽人もそれを見て、互いの空気を読み合った。
やがて――音が鳴る。
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