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37話
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ギルドへ入ると憔悴仕切ったデブにゃんがバーカウンターの上に座り不味そうに何かを舐めていた。
「おい、店主。酒はこれしかニャイのかニャ?」
「何だ腐れ猫、それで不満なら何処へなりと行け」
チビリ舐めてる横で皿を拭きながらぶっきらぼうに答える店主。厳つそうな顔に口髭を生やし機嫌悪そうに猫と会話してた。
「何してんの?デブにゃん……」
楓はその姿というか乱れた毛並みと全体的に薄汚れた様子のデブにゃんを見てそういった
その声に気付いたデブにゃんは、猫背を真っ直ぐ伸ばした猫みたいな動きで此方を確認すると
「何処行ってたんにゃぁっ⁉探したニャア!」
と、叫びながら突進して楓に抱き着いた
顔を擦り付け泣きながら
「見付かって良かったニャァー!」
と、鳴いた。そんなデブにゃんの頭を撫でながら
「何か汚いね……(一樹倉庫)部屋入る前に良く洗ってね?」
そう言って立ち上がると受付に並ぶ一樹の側に寄ってって一緒に並んだ。
それを目で追いながら一樹を発見したデブにゃんは一目散に、走って近付き足的へ跪くと
「一樹様!お願いニャ!お酒を……お酒を下さいニャァー!」と、縋った……
(様……?)と、訝しげに眉間に皺を寄せると
下を見ずに答えた
「デブにゃん禁酒中でしょ?それに今日、何もしてないから上げれません」
と、冷たく言い放つと……愕然としたデブにゃんがトボトボと歩き去りバーカウンターに座って、またチビチビと不味そうに何かを舐めだした……
「おい、腐れ猫。そんなに不味そうに呑まれたら迷惑だ。金は要らねーから二度と来んな!」
と、首の後ろを持たれて裏口から放り投げた。
素知らぬ顔で受付に並んでた一樹は、全く無反応で私の知り合いじゃないんでーって、顔をしていた。
ふぅ、と少し息を吐いた楓は受付は任せて外に放り捨てられたデブにゃんを回収しに出て行った
一樹の順番になりギルドカードと今日の採取品のゴブリンの耳束と兎の耳束と猪の両耳1組を台に載せ「兎と猪の肉は持ち帰りで残りは売りです」と告げる。
「確認させていただきます!」と、断り物品を確認したあと木札と、報奨金の入った小袋を渡しながら
「確認できました!コチラの木札を待って帰りにでも解体場所へお渡しください!それと、サブマスから、お話があるそうですので執務室へお越しください。本日はありがとう御座いました!お疲れ様です」
と、言って頭をさげる受付
次の人ーって声を背中で聞き流し楓を探すと。
壁に設置されてる簡易椅子に猫と座って待っていた。
「サブマスが話があるんだってよ、執務室だ」
「ほぃよー」
と、猫は椅子に置いたまま執務室へと向かう二人を
見送る猫。
(むぅ……二人が冷たいニャ、幹太居ないと此処まで変わるかぁ……)
と落ち込んだ。
執務室の前まで来ると3回ノックをする
すると中から「入ってくれ」という、野太い声がしたので、カチャリと開けて中へ入ると
筋肉は凄いのにやけに小さい子供が座ってた
「適当に座ってくれ」とお茶の準備をしながら言うので、楓と共にソファに座った一樹
机に湯呑みが二つ並べられて、緑茶だろうか8分目まで注がれる。
自分の湯呑みにも注ぎながら座ると
「猪討伐ありがとな!助かったよ」
と切り出して
「君らのランクも二つ上げさせてもらった、帰りか、次に来たときでも書き換えて貰ってくれ」
と、告げながらお茶を啜ったサブマス
「それから、領主に報告したら君等に会いたいと言ってたらしいので、会いにいってくれないか?」
と、言ってきた
「ランクアップは嬉しいが、領主と会うのは面倒くさいなぁ。なんで会う必要があるんだ?猪とはいえDかCなら余裕だろ?そう珍しい事じゃない」
と、お茶を飲みながら一樹が聞くと
「ああ、多分君等の親父様への話だろう」
と、言い切った
ああ、それでか……と、そーいやこのお茶はアンナさんのお茶だわと納得はしたが
「パパなら地元に帰ったよ?」
と、横から楓がお茶を呑まずにじーっと茶柱を眺めながら言った
「なに!そうなのか?呼び戻せないのか!?店の打診なんだよ!」
と、焦るサブマスに
「何を言っても店は本店にしか出さないよ?それに、商業ギルド通して弟子が集まってるらしくて、それで帰ったんだから。呼び戻したって来ないと思いますよ?」
そう、言って出されたお茶を一気に飲み干すと席を立った一樹と、呑まずに机に置いて立ち上がった楓が話がそれだけならと、帰ろうとすると
「それは困ったなぁ……どうしても戻って来てこの街で店を開いてくれないと困るんだよ……」
と、威圧を篭めて二人の目には止まらない早さで扉の前に立ちふさがったちびっこサブマス
殺気の籠った威圧を出して二人を威嚇し睨むと
楓を庇いながら右手に槍を出す一樹とで、対峙した。
「なんの真似ですかね?」
と、訝しながら聴くと
「領主の娘がいたくあの店を気に入ってなぁ?留ませる事が出来たら、俺と結婚してくれるって言ったんだよ」
と、何も隠さず言い切るサブマスに半ば呆れながら「私情を挟んでんじゃねーよ!アホなんかっ!」
と、怒気を含ませて一樹が叫んだ……瞬間扉が外から吹き飛んでサブマス諸共吹き飛ばした
埃と破片が飛び交う中現れたのは
「ニャニしてんニャ?儂の前で……」
と、薄汚い形をしたデブにゃんが立ってた
その後ろから「何事だ!」と叫びながら皿を拭いてたバーテンも来て、理由を楓が話した
「なぁにしてやがんだこのっギルドの恥さらしがっ!」とバーテンがサブマスの襟首掴んで窓から放り投げた。
「「うわー……」」とドン引きの二人と
「碌なやつ居らんニャお前の所は……酒も不味いニャ」と、悪態を付くデブにゃん
「うるせぇ!仕事しないで彷徨いてる腐れ猫には言われたくねーよ!お前のところのサブが泣きながら通信してきたぞ?はやく帰れと伝えてくださいってな!」
と、いがみ合う二人を呆れながら眺めていると……
「お前が趣味のバーテンなんかやってるからサブが馬鹿なことをするんだろうが!棚に上げてんじゃねーぞ?髭ダルマ!」と【ニャ】語尾も忘れて言い返すデブにゃん
今にも喧嘩をしそうな二人の後ろから受付嬢がやって来て二人の頭を掴んでぶつけた後
「やかましいっ!客人の前で何してんのよ!サッサと衛兵呼びなさいよ!」と、叱り始めた……
受付嬢の足元には簀巻にされたサブマスが転がっていた
「おい、店主。酒はこれしかニャイのかニャ?」
「何だ腐れ猫、それで不満なら何処へなりと行け」
チビリ舐めてる横で皿を拭きながらぶっきらぼうに答える店主。厳つそうな顔に口髭を生やし機嫌悪そうに猫と会話してた。
「何してんの?デブにゃん……」
楓はその姿というか乱れた毛並みと全体的に薄汚れた様子のデブにゃんを見てそういった
その声に気付いたデブにゃんは、猫背を真っ直ぐ伸ばした猫みたいな動きで此方を確認すると
「何処行ってたんにゃぁっ⁉探したニャア!」
と、叫びながら突進して楓に抱き着いた
顔を擦り付け泣きながら
「見付かって良かったニャァー!」
と、鳴いた。そんなデブにゃんの頭を撫でながら
「何か汚いね……(一樹倉庫)部屋入る前に良く洗ってね?」
そう言って立ち上がると受付に並ぶ一樹の側に寄ってって一緒に並んだ。
それを目で追いながら一樹を発見したデブにゃんは一目散に、走って近付き足的へ跪くと
「一樹様!お願いニャ!お酒を……お酒を下さいニャァー!」と、縋った……
(様……?)と、訝しげに眉間に皺を寄せると
下を見ずに答えた
「デブにゃん禁酒中でしょ?それに今日、何もしてないから上げれません」
と、冷たく言い放つと……愕然としたデブにゃんがトボトボと歩き去りバーカウンターに座って、またチビチビと不味そうに何かを舐めだした……
「おい、腐れ猫。そんなに不味そうに呑まれたら迷惑だ。金は要らねーから二度と来んな!」
と、首の後ろを持たれて裏口から放り投げた。
素知らぬ顔で受付に並んでた一樹は、全く無反応で私の知り合いじゃないんでーって、顔をしていた。
ふぅ、と少し息を吐いた楓は受付は任せて外に放り捨てられたデブにゃんを回収しに出て行った
一樹の順番になりギルドカードと今日の採取品のゴブリンの耳束と兎の耳束と猪の両耳1組を台に載せ「兎と猪の肉は持ち帰りで残りは売りです」と告げる。
「確認させていただきます!」と、断り物品を確認したあと木札と、報奨金の入った小袋を渡しながら
「確認できました!コチラの木札を待って帰りにでも解体場所へお渡しください!それと、サブマスから、お話があるそうですので執務室へお越しください。本日はありがとう御座いました!お疲れ様です」
と、言って頭をさげる受付
次の人ーって声を背中で聞き流し楓を探すと。
壁に設置されてる簡易椅子に猫と座って待っていた。
「サブマスが話があるんだってよ、執務室だ」
「ほぃよー」
と、猫は椅子に置いたまま執務室へと向かう二人を
見送る猫。
(むぅ……二人が冷たいニャ、幹太居ないと此処まで変わるかぁ……)
と落ち込んだ。
執務室の前まで来ると3回ノックをする
すると中から「入ってくれ」という、野太い声がしたので、カチャリと開けて中へ入ると
筋肉は凄いのにやけに小さい子供が座ってた
「適当に座ってくれ」とお茶の準備をしながら言うので、楓と共にソファに座った一樹
机に湯呑みが二つ並べられて、緑茶だろうか8分目まで注がれる。
自分の湯呑みにも注ぎながら座ると
「猪討伐ありがとな!助かったよ」
と切り出して
「君らのランクも二つ上げさせてもらった、帰りか、次に来たときでも書き換えて貰ってくれ」
と、告げながらお茶を啜ったサブマス
「それから、領主に報告したら君等に会いたいと言ってたらしいので、会いにいってくれないか?」
と、言ってきた
「ランクアップは嬉しいが、領主と会うのは面倒くさいなぁ。なんで会う必要があるんだ?猪とはいえDかCなら余裕だろ?そう珍しい事じゃない」
と、お茶を飲みながら一樹が聞くと
「ああ、多分君等の親父様への話だろう」
と、言い切った
ああ、それでか……と、そーいやこのお茶はアンナさんのお茶だわと納得はしたが
「パパなら地元に帰ったよ?」
と、横から楓がお茶を呑まずにじーっと茶柱を眺めながら言った
「なに!そうなのか?呼び戻せないのか!?店の打診なんだよ!」
と、焦るサブマスに
「何を言っても店は本店にしか出さないよ?それに、商業ギルド通して弟子が集まってるらしくて、それで帰ったんだから。呼び戻したって来ないと思いますよ?」
そう、言って出されたお茶を一気に飲み干すと席を立った一樹と、呑まずに机に置いて立ち上がった楓が話がそれだけならと、帰ろうとすると
「それは困ったなぁ……どうしても戻って来てこの街で店を開いてくれないと困るんだよ……」
と、威圧を篭めて二人の目には止まらない早さで扉の前に立ちふさがったちびっこサブマス
殺気の籠った威圧を出して二人を威嚇し睨むと
楓を庇いながら右手に槍を出す一樹とで、対峙した。
「なんの真似ですかね?」
と、訝しながら聴くと
「領主の娘がいたくあの店を気に入ってなぁ?留ませる事が出来たら、俺と結婚してくれるって言ったんだよ」
と、何も隠さず言い切るサブマスに半ば呆れながら「私情を挟んでんじゃねーよ!アホなんかっ!」
と、怒気を含ませて一樹が叫んだ……瞬間扉が外から吹き飛んでサブマス諸共吹き飛ばした
埃と破片が飛び交う中現れたのは
「ニャニしてんニャ?儂の前で……」
と、薄汚い形をしたデブにゃんが立ってた
その後ろから「何事だ!」と叫びながら皿を拭いてたバーテンも来て、理由を楓が話した
「なぁにしてやがんだこのっギルドの恥さらしがっ!」とバーテンがサブマスの襟首掴んで窓から放り投げた。
「「うわー……」」とドン引きの二人と
「碌なやつ居らんニャお前の所は……酒も不味いニャ」と、悪態を付くデブにゃん
「うるせぇ!仕事しないで彷徨いてる腐れ猫には言われたくねーよ!お前のところのサブが泣きながら通信してきたぞ?はやく帰れと伝えてくださいってな!」
と、いがみ合う二人を呆れながら眺めていると……
「お前が趣味のバーテンなんかやってるからサブが馬鹿なことをするんだろうが!棚に上げてんじゃねーぞ?髭ダルマ!」と【ニャ】語尾も忘れて言い返すデブにゃん
今にも喧嘩をしそうな二人の後ろから受付嬢がやって来て二人の頭を掴んでぶつけた後
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