上 下
11 / 11

らすと

しおりを挟む

 それから僕は開発されていった
どこが感じるか図を見せるもんで、陰口いんこうと指差していったら、永遠とそこしか責めねーの。

 マジふざけんなっての。何回イッたか分からないけど、グッタリしてて、夜中に目が覚めたよ。

 泊まりますからって、電話したの昨日じゃね?と、思ってガバって起きたら。

 「あ、起きた?」

 っていうのよ?起きたじゃねーよ起こせよ!
って思ってたら、抱き着かれてキスしてきて……許しちゃったよ。クソ……。

 カレンダー見たらもう土日突入しててさ
また、朝まで抱かれて目が覚めたら昼だよ……
何かヤバイ……ヤッてるか寝てるかしかしてない気がして……でも、服とか着て乳首とか擦れると力抜けるんだよ。感度ヤバくなってるよ……良過ぎだよ。

 そんな時に聴かれたのが
「学校どーする?」
「は?」
「文化祭」
「え?」
「始まってるよ?」

 日付け確認すると丁度文化祭でやんの
「行く?というか、呼び出しガンガン来てたりするんだけどね?」
そう言って指差す先には僕の携帯が転がっていて
SNSからSメールから電話から履歴が沢山……

 「下着なら洗って干してあるよ?」
裸で過ごしてたから履いてませんでしたよね……

 「行こう?」
「行くの?大丈夫?」
「行かなきゃ補習だし(大丈夫とは?)」
 背中に回って首舐めながら乳首をサワサワされたら膝から崩れた

 「ほら」
とか言いながらニンマリするハジメ

 「弄るからだろ!」

そう怒る僕の学生を脱がして、嵌め始めた
「いやいやいやいや!なに、挿れてんだよ」
「いやぁ、勃ったから?」
「なにそれ……馬鹿じゃん」

そのまま、お互いが満足するまで嵌め狂って
結局気が付けば夜……

 「家に、流石に帰らないと……」
 「旅行に行くみたいだよ?」
 「なにそれ?聞いてないんだけど?」
 「あは、忘れてた。今週末まで、居ないからそこに泊まりなって」

 「……ホウレンソウ大事」
 「はいはい。で、明日はどーすんの?」
 「明日?」
 「日曜日。文化祭二日目」

 すっかり忘れていた文化祭
 「行くなら行こうよ一緒に回りたい」
 「ん、わかった行こう」

 そう約束して、ふたり対になって眠った
 文化祭でどーなったかはまた別の話
しおりを挟む

この作品の感想を投稿する


処理中です...