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りんちゃん
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勉強していると夕食に呼ばれた。今までであればここで勉強は終わっていたが、今日はこの後も続く。
その事もあり普段よりも幾分か箸の進みが遅かった。
お風呂、歯磨き等を済ませまた自室にて勉強を再開する。
凛花は薄着のパジャマ姿である。以前は気になっていたがいつの間にか当たり前のように受け止めてた。
そんな自分が少し怖い。そう思いつつも勉強に取りかかるのだった。
◆
始めてから数時間が経ち、凛花が問題の説明をしている間に僚太は寝落ちしてしまっていた。
凛花は話し終わってからそれに気づき、起こすために肩を揺すろうとするが、その手を止める。
「明日に疲れが残ってもいけないし今日はこれで終わりにしようかな・・・・・・よく頑張ったねりょうちゃん」
僚太が起きているときはりょうちゃんと呼ばないように気を付けているが寝ているためについそう呼んでしまう。ここで僚太が起きなかったのは凛花にとって良かったのか、悪かったのか。
実際そう呼んでいるのがバレたとき恐らくあの事もバレる。
伝えるのをためらっている彼女はそういう状況にならなければ言い出せないだろう。
◆
「おーい!起きて!」
凛花が僚太の肩を揺すりながら声をかける。
幸いにも僚太はすぐに目を覚ました。
「そんなところで寝たら明日体カチコチになっちゃうよ?」
「あれ?・・・勉強は?」
「もう、終わり。おやすみ、僚太くん」
その言葉の後、僚太が椅子からベッドに移るのを見届けて凛花は自分の部屋に戻っていくのだった。
◆
「明日、どこに行こうかな?」
部屋に戻ってきた凛花はスマホで調べながらそう呟く。
実は誘ったのは良いものの全く案がなかった。
スマホでデートと調べるとドライブやら水族館やらスポーツ観戦、海など様々出てくる。
海は以前買ったビキニがあるが人前では恥ずかしくて中々着ることが出来ない。
あの場ではのりで買ってしまったが正直着ることはもうないだろうと思っている。
スポーツ観戦は二人とも運動部ではないためそこまでだと考えた。
ドライブも免許証なんて持っているはずもなく不可能だ。
残ったのは水族館だがはたして僚太が魚に興味があるのかわからない。
考え抜いた結果県外にはなるが比較的近い場所で良いところを見つけたのだった。
◆
「りょうちゃん?」
突然のりょうちゃん呼びに戸惑う僚太。
「うん。りょうただからりょうちゃん」
初めての呼ばれ方であったが、何となく嬉しさを感じる。
「じゃあ、___だからりんちゃんだね」
お返しとばかりに相手にも同じようにちゃん付けをして呼んでみる
「うん。ねえ、あっちいこう」
りんちゃんが指で示した先は土管の中であった。
そこにはここから見る限り人はいない。
断る理由もなく手を繋いで土管に向かって歩いていき土管の中に入るのだった。
◆
夢の中で彼女のことをりんちゃんと呼んでいた。
今までは思い出せなかったことが突然夢で出てきた。
その事に戸惑いつつりんちゃんということは凛花にも当てはまるということに思い当たる。
しかし、出会った場所は東京。こんなところにいるはずもなく何より年下だったはずだ。
名前はたまたまだろう。「りん」から始まる名前なんて他にもたくさんいるだろう。
そう思いながらも今日は外出するようなので準備に取りかかった。
その事もあり普段よりも幾分か箸の進みが遅かった。
お風呂、歯磨き等を済ませまた自室にて勉強を再開する。
凛花は薄着のパジャマ姿である。以前は気になっていたがいつの間にか当たり前のように受け止めてた。
そんな自分が少し怖い。そう思いつつも勉強に取りかかるのだった。
◆
始めてから数時間が経ち、凛花が問題の説明をしている間に僚太は寝落ちしてしまっていた。
凛花は話し終わってからそれに気づき、起こすために肩を揺すろうとするが、その手を止める。
「明日に疲れが残ってもいけないし今日はこれで終わりにしようかな・・・・・・よく頑張ったねりょうちゃん」
僚太が起きているときはりょうちゃんと呼ばないように気を付けているが寝ているためについそう呼んでしまう。ここで僚太が起きなかったのは凛花にとって良かったのか、悪かったのか。
実際そう呼んでいるのがバレたとき恐らくあの事もバレる。
伝えるのをためらっている彼女はそういう状況にならなければ言い出せないだろう。
◆
「おーい!起きて!」
凛花が僚太の肩を揺すりながら声をかける。
幸いにも僚太はすぐに目を覚ました。
「そんなところで寝たら明日体カチコチになっちゃうよ?」
「あれ?・・・勉強は?」
「もう、終わり。おやすみ、僚太くん」
その言葉の後、僚太が椅子からベッドに移るのを見届けて凛花は自分の部屋に戻っていくのだった。
◆
「明日、どこに行こうかな?」
部屋に戻ってきた凛花はスマホで調べながらそう呟く。
実は誘ったのは良いものの全く案がなかった。
スマホでデートと調べるとドライブやら水族館やらスポーツ観戦、海など様々出てくる。
海は以前買ったビキニがあるが人前では恥ずかしくて中々着ることが出来ない。
あの場ではのりで買ってしまったが正直着ることはもうないだろうと思っている。
スポーツ観戦は二人とも運動部ではないためそこまでだと考えた。
ドライブも免許証なんて持っているはずもなく不可能だ。
残ったのは水族館だがはたして僚太が魚に興味があるのかわからない。
考え抜いた結果県外にはなるが比較的近い場所で良いところを見つけたのだった。
◆
「りょうちゃん?」
突然のりょうちゃん呼びに戸惑う僚太。
「うん。りょうただからりょうちゃん」
初めての呼ばれ方であったが、何となく嬉しさを感じる。
「じゃあ、___だからりんちゃんだね」
お返しとばかりに相手にも同じようにちゃん付けをして呼んでみる
「うん。ねえ、あっちいこう」
りんちゃんが指で示した先は土管の中であった。
そこにはここから見る限り人はいない。
断る理由もなく手を繋いで土管に向かって歩いていき土管の中に入るのだった。
◆
夢の中で彼女のことをりんちゃんと呼んでいた。
今までは思い出せなかったことが突然夢で出てきた。
その事に戸惑いつつりんちゃんということは凛花にも当てはまるということに思い当たる。
しかし、出会った場所は東京。こんなところにいるはずもなく何より年下だったはずだ。
名前はたまたまだろう。「りん」から始まる名前なんて他にもたくさんいるだろう。
そう思いながらも今日は外出するようなので準備に取りかかった。
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