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行き先は・・・
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どうやら今日は遠くまで行くらしい。結構早めに家を出ることになった。
行き際凛花とお母さんと何か話していたのが気になったが、凛花が家の手伝いをする内に仲が良くなっていたためそこまでのことではないだろうと考えていた。
◆
今日の僕の服装は、Tシャツに薄く通気性の良い長ズボン。どちらも色が黒のため後帽子、マスク、サングラスが揃えば完全に不審者スタイルだ。
凛花は逆に上下共に白で固めている。頭の上に輪っかがあれば天使と言われても違和感が無さそうである。
最寄りの駅に着きそこから電車に乗る。
電車に乗ってから今さらだとは思ったが一応聞いておくことにした。
「今日はどこ行くんだ?」
「遊園地」
内心あまり嬉しくない場所だった。
それにはある過去が関係しているのだが、思い出したくない事のためその記憶に蓋をする。
その記憶の遊園地はもうないため今回とは関係のない話である。
「あれ?嬉しくなかった?」
少し顔に出てしまっていたかもしれない。
「いや、全然。良い気晴らしになりそう」
逆におかしい位取り繕ってしまったかもしれないが凛花からの追求はなかった。
◆
少し時間を遡る。家を出る前に凛花と美奈子が話していた。
「今日は隣県の遊園地に行こうと思うんですけど____________?」
「__なら全然良いし、お金も出すけど、遊園地?りょうは知ってるの?」
「いえ・・・やめた方が良いですか?」
「まあ、あの子も気持ちの整理は出来ているだろうから大丈夫だとは思うけど、一応話しておくわね・・・」
その後、語られた内容はやはり今からでも行き先を変えた方が良いのではないかというものだった。
「やっぱり、違う場所に・・・」
「いや、行ってきなさい。ずっと引きずっているのはあの子にとっても辛いだろうから。荒療治なのかもしれないけれど、きっかけになるんじゃないかな。凛花ちゃんになら任せられるよ」
「た、大役ですね」
あまりの大役、責任重大であったため、つい不安になってしまった。
「気張らなくて良いのよ。ただ、普段通りしているだけで良いの。私も精神科の先生に普段通り接してくれって言われたときは少し困ったけど、やってたら気づいたの。気張らずに意識しないことが大切だって」
不安そうな凛花にアドバイスを送る美奈子。
「分かりました。頑張ります」
「なんならりょうを落としてきなさい」
その言葉に凛花は苦笑いしつつ、僚太を呼び出発するのだった。
◆
遊園地に着いたのは12時頃だった。他県だけあって来るのに時間がかかった。
来るのに約4時間かかっている。そう考えると・・・・・・
「遊ぶ時間ある?」
「大丈夫、考えがあるから」
ルートでも考えているのだろうかと考えながら入園券を買うためチケット売場に並ぶのだった。
行き際凛花とお母さんと何か話していたのが気になったが、凛花が家の手伝いをする内に仲が良くなっていたためそこまでのことではないだろうと考えていた。
◆
今日の僕の服装は、Tシャツに薄く通気性の良い長ズボン。どちらも色が黒のため後帽子、マスク、サングラスが揃えば完全に不審者スタイルだ。
凛花は逆に上下共に白で固めている。頭の上に輪っかがあれば天使と言われても違和感が無さそうである。
最寄りの駅に着きそこから電車に乗る。
電車に乗ってから今さらだとは思ったが一応聞いておくことにした。
「今日はどこ行くんだ?」
「遊園地」
内心あまり嬉しくない場所だった。
それにはある過去が関係しているのだが、思い出したくない事のためその記憶に蓋をする。
その記憶の遊園地はもうないため今回とは関係のない話である。
「あれ?嬉しくなかった?」
少し顔に出てしまっていたかもしれない。
「いや、全然。良い気晴らしになりそう」
逆におかしい位取り繕ってしまったかもしれないが凛花からの追求はなかった。
◆
少し時間を遡る。家を出る前に凛花と美奈子が話していた。
「今日は隣県の遊園地に行こうと思うんですけど____________?」
「__なら全然良いし、お金も出すけど、遊園地?りょうは知ってるの?」
「いえ・・・やめた方が良いですか?」
「まあ、あの子も気持ちの整理は出来ているだろうから大丈夫だとは思うけど、一応話しておくわね・・・」
その後、語られた内容はやはり今からでも行き先を変えた方が良いのではないかというものだった。
「やっぱり、違う場所に・・・」
「いや、行ってきなさい。ずっと引きずっているのはあの子にとっても辛いだろうから。荒療治なのかもしれないけれど、きっかけになるんじゃないかな。凛花ちゃんになら任せられるよ」
「た、大役ですね」
あまりの大役、責任重大であったため、つい不安になってしまった。
「気張らなくて良いのよ。ただ、普段通りしているだけで良いの。私も精神科の先生に普段通り接してくれって言われたときは少し困ったけど、やってたら気づいたの。気張らずに意識しないことが大切だって」
不安そうな凛花にアドバイスを送る美奈子。
「分かりました。頑張ります」
「なんならりょうを落としてきなさい」
その言葉に凛花は苦笑いしつつ、僚太を呼び出発するのだった。
◆
遊園地に着いたのは12時頃だった。他県だけあって来るのに時間がかかった。
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ルートでも考えているのだろうかと考えながら入園券を買うためチケット売場に並ぶのだった。
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