平凡な高校生活を送る予定だったのに

空里

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遊園地 6

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次のアトラクションへと行く流れは自然で二人ともが遊園地を楽しめていることが明らかであった。
そんな二人が次に向かったアトラクションは遊園地内を一周する遊覧列車。
先程までのアトラクションとは違いゆっくり遊園地内を見て回ることの出来るアトラクションだそうだ。
待ち時間は二人でパズレンをしながら過ごし、順番を待った。


 
順番が来て青色の列車に乗り込む。ここでも一番前の席に座ることになった。
といっても運転席に当たる部分に職員の方が乗っているため実質的には一番前ではない。
出発前にその職員の方から注意事項を受ける。まあ、席を立たないように等基本的なことだ。
「御乗車ありがとうございます。この列車はパーク内を一周いたします」
出発してからそう言う切り出しで列車から見えるアトラクションの説明が始まった。
先程乗ったアトラクションの説明もあった。
「続いて見えてきましたのは日本で一番白馬の数が多いメリーゴーランドです。柔らかな音楽と共に楽しんでみてはいかがでしょうか」
すごいな。ここに来てから日本一という言葉を聞いたのは2回目だ。



「左手に見えてきましたのは大観覧車です。全長50mで今日のような天気の良い日には瀬戸内海までも一望出来ます。また、2名様でご利用いただける足ブラタイプも御座います。一番前に座られているカップルさんこの機会に是非どうですか?カップルじゃなかったらごめんなさい。それでも楽しめるはずですよ」
なんだろう複雑な気持ちだ。
本当のカップルではないのだが、今日はデートということになっているため間違ってはいない。
そして、本当のカップルっぽくなるように努力をしているためそう見られて嬉しいという思いもあるが・・・・・・
そして何より隣の凛花が明らかに照れている本当に気まずい。
自分からしてくる分には全く照れがないのに何故こういうのでは照れるのだろうか。



そんなこんなで遊園地内を一周し終え止まった列車から降りる。
「私たちカップルに見えるのかな?」
その言葉には確実に照れが含まれていた。
「まあ、今日はデートだからそう見えて正解なんじゃない」
「そうだね。じゃあ、次のアトラクション行こっか」
「どれ行くの?」
先程色々なアトラクションの説明があったため何となくはわかるかなと思い聞いてみる。
「観覧車だよ。デートと言えば定番だよね」
確かにそう言うイメージはあるけど・・・・・・
「足ブラのやつに乗るの?」
「せっかくだし普通のと足ブラタイプどっちも乗っちゃお」
観覧車は以前乗っているため経験はあるが足ブラタイプは初めてだ。
足ブラタイプにワクワクしながら観覧車の順番待ちの列に並ぶのだった。
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