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8章 不穏の足音
6話 来訪者
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「まあ、貴女は1年生ね? どうしたの、ここは2年生の宿舎よ」
「も……申し訳ありません。迷ってしまったのです」
6年ほど前、魔術学院に入学したての頃。
広い敷地内であたしは迷ってしまった。そこで彼女と出会った。
「そう……ここは広いものね。分かりました、わたくしが案内してあげる」
「あ……でも」
「いいのよ。わたくしはアーテ。アーテ・デュスノミア。貴女は?」
「ベルナデッタです。ベルナデッタ・サンチェスと申します」
「そう、よろしくね」
そう言うと彼女は柔らかく微笑んだ。
アーテ・デュスノミア伯爵令嬢――1つ年上、神学科で癒やしの術を学ぶ先輩。
輝く長い銀髪にサファイアのような青い瞳は亡国ノルデンの貴族の証。
とてもとても、美しい人だった。
◇
――週の始め。
隊長室の扉をノックし中に入るとその人はいた。
「どうかお願いします……わたくし、きっとお役に立てますわ」
「いえ、うちはメンバーは募集していないんですよ。残念ですが他を当たって下さい」
隊長のデスクに腰掛けているカイルさんと、銀髪の女性が話をしている。
(飛び入りでメンバー希望かぁ……前も一人来たって言ってたわね。銀髪……ノルデン貴族だわ。珍しい)
カイルさんと話しているその女性があたしの気配に気付いたのかこちらを振り向く。
「今、話の途中ですの。割り込んでくるなんて失礼――あら?」
「あ……」
「まあ。貴女、ベルナデッタじゃない」
少し不機嫌そうだった彼女は、あたしだと分かるとふわりと微笑む。
「アーテ様。お久しぶりですわ……なぜ、こちらに」
アーテ・デュスノミア様。彼女が卒業して、会うのは5年ぶり。
純白のドレスのようなローブを身にまとい、輝くばかりの美貌はさらに磨きがかかっている。
「冒険者の方のお役に立ちたくて……ここは二人でやっていらっしゃると聞いたから、何かお力になれないかと思って副隊長さんと交渉しているのだけれど」
アーテ様は困ったような顔でクスリと笑い、横目でカイルさんを見やる。
視線が合った彼もまた、目を細めて笑う。
(あ……これ笑ってないときのやつだ)
この笑顔、以前見たことがある。ジャミル君と絶賛こじれ中の時に、よくこの顔してた。
何があったのかしら。
今日のごはんどうしましょうって聞きに来ただけなのに……出直した方がいい?
「先程も申し上げましたが、うちは私と相方だけの二人でやっていてメンバーは募集していないんですよ。ギルドに行けば回復術師募集の紙はいくらでも貼ってあると思いますので、どうか」
「あら、では彼女は? ベルナデッタは回復術師でしょう」
「えっ」
急に話を振られてしまい、思わず背筋が伸びる。
「ええと、わたくしは……」
「彼女は相方が雇いました。給仕と調理係ですよ」
「まあ……では貴女は冒険には出ていないの?」
「ええ。実はそうなんですの」
「……そうなのね……そう」
アーテ様は何か言いたげに銀のまつ毛を伏せて笑いうつむき、けれどすぐに顔を上げてニコリと笑った。
「分かりましたわ。わたくしはこれで失礼致します」
カイルさんに向けて優雅にカーテシーを取り、アーテ様はあたしに向き直る。
「ねえ、ベルナデッタ。せっかく再会できたのだから、どこかでお茶でもしませんこと?」
「あ……ええ、わたくしでよければ、喜んで」
◇
ポルト市街、少しおしゃれなカフェにやってきた。
――まさかラーメン屋に来るわけにもいかないものね。
三段くらいの小さいお皿に乗ったマカロンやケーキをつまみながら、卒業後どうしていたかなど話し合った。
「そう。貴女は冒険者さんにお供もしたことがあるのね」
「ええ、二組くらいですけれど。とてもよくしていただきましたわ」
「そう……」
アーテ様はまた物憂げにまつ毛を伏せ、手を口元にやってうつむく。
「アーテ様……? どうなさいましたか」
「いいえ、なんでも。きっとわたくしの考えすぎだわ」
「……?」
「ああ、駄目ね。やっぱり確認しておかないと」
「?」
両手を組んで、意を決したようにアーテ様はあたしの顔を正面から見た。心なしか、目が潤んでいる。
「ねえ、ベルナデッタ。貴女はなぜあの砦で給仕なんかをやっているの?」
「え……それは、そういう募集があって――」
「何か、弱みを握られているのではない?」
「え、ええ!? 何をおっしゃるんです? あたしは何も――」
「だって、おかしいでしょう。貴女は回復術師なのよ。その素晴らしい力を使わず、下女のような真似をしているだなんて」
「げ、下女だなんて……おやめください」
「いいえ。可愛い後輩が力を存分に発揮できずくだらないことしかさせてもらえないなんて、ちょっと許せないわ。……そう、あのクライブという人……」
(クライブ……)
カイルさんが使っている偽名だ。彼女にはそっちを名乗っているみたいだ。話を合わせておいた方がいいけど、今更呼びづらいなぁ……。
「副隊長が、どうかいたしましたか?」
「貴女がお世話になっている人だから、とても言いづらいけれど……」
「……」
「いいえ、貴女のためだわ」
アーテ様は斜めに目をそらし、そしてまたあたしを真正面から見据え少し身を乗り出す。
「……あの人、信用しない方がいいと思うわ。笑顔が爽やかでとてもいい人に見えるけれど、目が笑っていないもの」
「あ……ええと」
――確かに、目は笑っていなかったわ。それは正解です、アーテ様。
どんな話し合いをしていたのか分からないけど、この方の意味ありげに何かを言いかけてやめる、そんな話し方がカンにさわったのではないだろうか。
兄弟喧嘩の時、そうだった。腹を探るようなやり方はカイルさんは多分とても嫌いだ。
「副隊長は確かにちょっと腹黒いですけれど、いい方ですわ。よくしてもらっていますし、信用に値する方です。そのようなおっしゃりようは――」
「まあ、ベルナデッタったら。腹黒いだなんて、わたくしそこまで言っていないわ。口が過ぎてよ」
「…………」
ああ……思い出した、この感じ。
学校では彼女はとても親身になって色々な話を聞いてくれた。
けれど彼女と話したあとはいつも何か陰鬱な気分になり、ひどく疲れてしまう。
あの時はなぜだか分からなかったけれど、今分かった。
彼女はおそらく母と同じ種類の人。
母ほど悪意むき出しではないけど人をやんわりと悪し様に言い、たしなめるとまるでこっちが最初に陰口を言い出したかのように仕立てられ、逆に怒られてしまう。
あたしは……この人が、とても苦手だ――。
「も……申し訳ありません。迷ってしまったのです」
6年ほど前、魔術学院に入学したての頃。
広い敷地内であたしは迷ってしまった。そこで彼女と出会った。
「そう……ここは広いものね。分かりました、わたくしが案内してあげる」
「あ……でも」
「いいのよ。わたくしはアーテ。アーテ・デュスノミア。貴女は?」
「ベルナデッタです。ベルナデッタ・サンチェスと申します」
「そう、よろしくね」
そう言うと彼女は柔らかく微笑んだ。
アーテ・デュスノミア伯爵令嬢――1つ年上、神学科で癒やしの術を学ぶ先輩。
輝く長い銀髪にサファイアのような青い瞳は亡国ノルデンの貴族の証。
とてもとても、美しい人だった。
◇
――週の始め。
隊長室の扉をノックし中に入るとその人はいた。
「どうかお願いします……わたくし、きっとお役に立てますわ」
「いえ、うちはメンバーは募集していないんですよ。残念ですが他を当たって下さい」
隊長のデスクに腰掛けているカイルさんと、銀髪の女性が話をしている。
(飛び入りでメンバー希望かぁ……前も一人来たって言ってたわね。銀髪……ノルデン貴族だわ。珍しい)
カイルさんと話しているその女性があたしの気配に気付いたのかこちらを振り向く。
「今、話の途中ですの。割り込んでくるなんて失礼――あら?」
「あ……」
「まあ。貴女、ベルナデッタじゃない」
少し不機嫌そうだった彼女は、あたしだと分かるとふわりと微笑む。
「アーテ様。お久しぶりですわ……なぜ、こちらに」
アーテ・デュスノミア様。彼女が卒業して、会うのは5年ぶり。
純白のドレスのようなローブを身にまとい、輝くばかりの美貌はさらに磨きがかかっている。
「冒険者の方のお役に立ちたくて……ここは二人でやっていらっしゃると聞いたから、何かお力になれないかと思って副隊長さんと交渉しているのだけれど」
アーテ様は困ったような顔でクスリと笑い、横目でカイルさんを見やる。
視線が合った彼もまた、目を細めて笑う。
(あ……これ笑ってないときのやつだ)
この笑顔、以前見たことがある。ジャミル君と絶賛こじれ中の時に、よくこの顔してた。
何があったのかしら。
今日のごはんどうしましょうって聞きに来ただけなのに……出直した方がいい?
「先程も申し上げましたが、うちは私と相方だけの二人でやっていてメンバーは募集していないんですよ。ギルドに行けば回復術師募集の紙はいくらでも貼ってあると思いますので、どうか」
「あら、では彼女は? ベルナデッタは回復術師でしょう」
「えっ」
急に話を振られてしまい、思わず背筋が伸びる。
「ええと、わたくしは……」
「彼女は相方が雇いました。給仕と調理係ですよ」
「まあ……では貴女は冒険には出ていないの?」
「ええ。実はそうなんですの」
「……そうなのね……そう」
アーテ様は何か言いたげに銀のまつ毛を伏せて笑いうつむき、けれどすぐに顔を上げてニコリと笑った。
「分かりましたわ。わたくしはこれで失礼致します」
カイルさんに向けて優雅にカーテシーを取り、アーテ様はあたしに向き直る。
「ねえ、ベルナデッタ。せっかく再会できたのだから、どこかでお茶でもしませんこと?」
「あ……ええ、わたくしでよければ、喜んで」
◇
ポルト市街、少しおしゃれなカフェにやってきた。
――まさかラーメン屋に来るわけにもいかないものね。
三段くらいの小さいお皿に乗ったマカロンやケーキをつまみながら、卒業後どうしていたかなど話し合った。
「そう。貴女は冒険者さんにお供もしたことがあるのね」
「ええ、二組くらいですけれど。とてもよくしていただきましたわ」
「そう……」
アーテ様はまた物憂げにまつ毛を伏せ、手を口元にやってうつむく。
「アーテ様……? どうなさいましたか」
「いいえ、なんでも。きっとわたくしの考えすぎだわ」
「……?」
「ああ、駄目ね。やっぱり確認しておかないと」
「?」
両手を組んで、意を決したようにアーテ様はあたしの顔を正面から見た。心なしか、目が潤んでいる。
「ねえ、ベルナデッタ。貴女はなぜあの砦で給仕なんかをやっているの?」
「え……それは、そういう募集があって――」
「何か、弱みを握られているのではない?」
「え、ええ!? 何をおっしゃるんです? あたしは何も――」
「だって、おかしいでしょう。貴女は回復術師なのよ。その素晴らしい力を使わず、下女のような真似をしているだなんて」
「げ、下女だなんて……おやめください」
「いいえ。可愛い後輩が力を存分に発揮できずくだらないことしかさせてもらえないなんて、ちょっと許せないわ。……そう、あのクライブという人……」
(クライブ……)
カイルさんが使っている偽名だ。彼女にはそっちを名乗っているみたいだ。話を合わせておいた方がいいけど、今更呼びづらいなぁ……。
「副隊長が、どうかいたしましたか?」
「貴女がお世話になっている人だから、とても言いづらいけれど……」
「……」
「いいえ、貴女のためだわ」
アーテ様は斜めに目をそらし、そしてまたあたしを真正面から見据え少し身を乗り出す。
「……あの人、信用しない方がいいと思うわ。笑顔が爽やかでとてもいい人に見えるけれど、目が笑っていないもの」
「あ……ええと」
――確かに、目は笑っていなかったわ。それは正解です、アーテ様。
どんな話し合いをしていたのか分からないけど、この方の意味ありげに何かを言いかけてやめる、そんな話し方がカンにさわったのではないだろうか。
兄弟喧嘩の時、そうだった。腹を探るようなやり方はカイルさんは多分とても嫌いだ。
「副隊長は確かにちょっと腹黒いですけれど、いい方ですわ。よくしてもらっていますし、信用に値する方です。そのようなおっしゃりようは――」
「まあ、ベルナデッタったら。腹黒いだなんて、わたくしそこまで言っていないわ。口が過ぎてよ」
「…………」
ああ……思い出した、この感じ。
学校では彼女はとても親身になって色々な話を聞いてくれた。
けれど彼女と話したあとはいつも何か陰鬱な気分になり、ひどく疲れてしまう。
あの時はなぜだか分からなかったけれど、今分かった。
彼女はおそらく母と同じ種類の人。
母ほど悪意むき出しではないけど人をやんわりと悪し様に言い、たしなめるとまるでこっちが最初に陰口を言い出したかのように仕立てられ、逆に怒られてしまう。
あたしは……この人が、とても苦手だ――。
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