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8章 不穏の足音
11話 あざ笑う女
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「う……う、う……」
「! あ、ルカ……ごめん。起こしちゃった?」
わたし達が話し込んでいたら、眠っていたルカが唸りながら寝返りを打った。
「ねえ、ベル。ルカってどういう症状なのかな? 風邪とかでもないみたいだし……」
「分からないの。熱はないみたいだし」
「あのお姉さんが来た日から倒れちゃったんだ」
「え、そうなの。何か関係あるのかな?」
「グレンから通達があったのを伝えたときに、ルカがあの人の名前のこと『気持ち悪い、嫌だ』って言ってたから……あるのかもね」
「そうなんだ。紋章がある人にだけ何か分かっちゃうのかな……」
「とりあえず、慰め程度に防護魔法をかけているんだけれど、効果があるのかないのか……」
部屋の床に、直径2メートルくらいの光の魔法陣。
ぼんやりと緑色に光って、ルカの部屋を包んでいる。
「いやあ、ないよりは全然マシでしょう。……ていうか君、かなりやり手の術師だよね? 最初に脚を治してもらった時も思ったけどさ」
「確かに……砦全体を包んで、なおかつルカの部屋も……って、2重で防護魔法かけるのってけっこうすごいような」
「そうかなぁ……? でもまだまだ勉強中よ、ふふ」
「うう……」
「あ、ルカ! 起き上がっちゃ……」
のそりと上半身を起こしたルカの顔は青白い。
「わたし、お花……水を、あげないと」
「お花に水? それならわたしがあげとくよ! ルカは寝てて」
「レイチェル……」
「だから、ね。今は身体を治すことに専念してね」
「うん……」
ルカはそのままベッドに横になり、シーツを鼻の頭くらいまでかぶる。
分かってくれたみたいでよかった。あとかわいい。
◇
「ごきげんよう。レイラさん」
「……」
中庭にてルカのお花畑に水をあげていると、あのアーテという人に話しかけられた。
心の中でも「アーテさん」とかって言いたくないなぁ……ていうか名前間違えられてるし。
「……レイチェルです」
「あら、そう。どちらでもいいわ。先程はごめんなさいね。わたくしも悪かったわ」
「…………」
(……わたくし"も"って……)
わたしにも何か非があったかのような言い方をしてくる。
なんで? わたしは特に悪くないよね?
「けれど副隊長さんもベルナデッタも意地が悪いわ。始めから言っておいてくれればいいのに」
「…………」
説明も聞かずに頭ごなしに怒ったのは彼女なのに、そこはすっぽ抜けているんだろうか。
「あの、わたしに何か御用でしょうか」
「随分刺々しい言い方ですこと。わたくしは仲直りをしたいだけなのに」
「…………」
以前ジャミルに一方的に怒鳴られた時、彼は話のきっかけに肉まんを作ってくれた。一緒に食べて、それで仲直りをした。
不器用な彼なりに色々考えた仲直り方法。
けど彼女は何なんだろう。仲直りしたい相手の名前間違えて、そのうえ「どうでもいい」って、それで仲直り?
刺々しいって言うけれど、わたしの心が特別に狭いとは思わない。
「わたしは大丈夫ですので、お気になさらず」
「そう。今は何を? 草を育てているの?」
「……はい、お花です。こっちはジニア、朝顔、ひまわり、それからこっちがハーブ系で――」
「あらごめんなさい。植えているものには興味がないわ」
「…………」
えっ 何何? ほんとになんで話しかけてきたの?
わたしはね、あれですよ。こう見えてあの……意外とやんちゃなんですよ?
セミの抜け殻の宝箱をぶつけてやろうかしら! 持ってないけど!! むきー!!
「草を育てるのって楽しい?」
「あの、お花です。草じゃないです。貴族の方から見れば取るに足らないものでしょうけど……」
「質問に答えてくださる? 草を育てるのは楽しいのかしら。ね、質問の意味はさすがに分かるでしょう?」
「……楽しいですよ。毎日お水をあげて、少しずつ育っていって、それでお花が咲いたらとても嬉しいです。咲かせられずに枯れてしまうこともありますし」
「ふふ、羨ましいわ。そんなことが嬉しい、楽しいだなんて」
「……そんなこと?」
「汗水たらして世のために貢献している魔術師さんもいる中、無能さんたちはこんなものに情熱注いで。それで花が咲けば嬉しいですって? ちょっと理解ができませんわ」
「嬉しいこと、楽しいことに程度なんてありません。お花は心を満たしてくれます。いい香りがしますし、見れば優しい気持ちになれます」
「あらあら、熱く語っておめでたいこと」
「……、それにこのハーブは薬草にもなりますし――」
「薬草? あなたもしかして薬草を作る人?」
「!」
――そうだと言うのはひょっとしたらまずいのかもしれない、なんて思ったときにはもう後の祭りだった。
「そう、そうだったの。……あなた、”無能の草子さん”だったのね」
「…………」
数日前マチルダさんから聞いた"草子"という単語。
ハーブ、薬草になる草を育てるから、草、草子、草女。本当に言うんだ――。
「草子さんは回復魔法を使いたかったのだものね。けれど回復術師であるわたくしを妬んで刺々しい態度を取るのは違うのじゃないかしら?」
アーテさんは顔を傾け手を頬に当て、口が裂けそうなくらいに口角を上げ、せせら笑う。
ていうか"無能の草子"だって……すごい。
前グレンさんが泥棒の魔術学院生に「侮蔑の言葉をいっぱい知っているな、魔術学院で習うのか」なんて言ってたけど、本当に習ってるのかも?
あ、そういえば黒魔術使った人って人を煽るようなことばかり言うらしいけど、この人ももしや?
それだったらルカが具合悪くなっちゃうのも分かるような……。
「ねえあなた、聞いているの?」
「!」
……しまった、全然聞いてなかった。
わたしが"草子"と知った彼女は、まるでオペラ女優みたいに高い声で歌うようにわたしを罵倒していたのだ。
聞かないようによそ事考えてたけど、結局粗方耳に入ってしまった。
「無能の草子は草を育てることで回復魔法を使えないコンプレックスを満たしている惨めな人達」だって。
ひどいな。ひどすぎて思考停止しちゃう。
ていうか、ジョアンナ先生の言う通り「奇跡の力を使う自分こそが万能」と思ってらっしゃる方だ。
えっと、えっと、あとは……師曰く……
『そんなのに会ったらもらい事故だと思って相手しないことよ。そういうのって大体、自分より下を作りたくて言い出すものだしね』
もらい事故、相手しない……うん、確かにその通りだ。
どうしよう……そうだ、この人のことはシマヘビだと思うことにしよう。そして想像の中でぶん回すのよ。
「ごめんなさい! わたしちょっと急用を思い出しました!! 失礼いたします!!」
そして逃げる! それしかこの人への対処法はないわ! さよなら!!
お水をあげている最中だったけどわたしはじょうろを置いて部屋に逃げ出した。
(ごめん、ルカ……!)
お水は明日の朝にあげるから許して。
最近早朝の掃除するグレンさんと話しているから、ちょっと早起きもできるようになったのよ。
……できるだけ相手しないように逃げてきたけど、本当に疲れた。頭が痛い。
◇
――翌朝。
「え……!?」
早朝、水をあげようと花畑にやってきたわたしは言葉を失った。
「ウソ、ウソでしょ……」
ひまわり、朝顔、ジニア、バーベナの花。ルカがこつこつお水をあげて育てた花達。それとわたしが植えたハーブ。
全部。
根こそぎ、枯れていた――。
「! あ、ルカ……ごめん。起こしちゃった?」
わたし達が話し込んでいたら、眠っていたルカが唸りながら寝返りを打った。
「ねえ、ベル。ルカってどういう症状なのかな? 風邪とかでもないみたいだし……」
「分からないの。熱はないみたいだし」
「あのお姉さんが来た日から倒れちゃったんだ」
「え、そうなの。何か関係あるのかな?」
「グレンから通達があったのを伝えたときに、ルカがあの人の名前のこと『気持ち悪い、嫌だ』って言ってたから……あるのかもね」
「そうなんだ。紋章がある人にだけ何か分かっちゃうのかな……」
「とりあえず、慰め程度に防護魔法をかけているんだけれど、効果があるのかないのか……」
部屋の床に、直径2メートルくらいの光の魔法陣。
ぼんやりと緑色に光って、ルカの部屋を包んでいる。
「いやあ、ないよりは全然マシでしょう。……ていうか君、かなりやり手の術師だよね? 最初に脚を治してもらった時も思ったけどさ」
「確かに……砦全体を包んで、なおかつルカの部屋も……って、2重で防護魔法かけるのってけっこうすごいような」
「そうかなぁ……? でもまだまだ勉強中よ、ふふ」
「うう……」
「あ、ルカ! 起き上がっちゃ……」
のそりと上半身を起こしたルカの顔は青白い。
「わたし、お花……水を、あげないと」
「お花に水? それならわたしがあげとくよ! ルカは寝てて」
「レイチェル……」
「だから、ね。今は身体を治すことに専念してね」
「うん……」
ルカはそのままベッドに横になり、シーツを鼻の頭くらいまでかぶる。
分かってくれたみたいでよかった。あとかわいい。
◇
「ごきげんよう。レイラさん」
「……」
中庭にてルカのお花畑に水をあげていると、あのアーテという人に話しかけられた。
心の中でも「アーテさん」とかって言いたくないなぁ……ていうか名前間違えられてるし。
「……レイチェルです」
「あら、そう。どちらでもいいわ。先程はごめんなさいね。わたくしも悪かったわ」
「…………」
(……わたくし"も"って……)
わたしにも何か非があったかのような言い方をしてくる。
なんで? わたしは特に悪くないよね?
「けれど副隊長さんもベルナデッタも意地が悪いわ。始めから言っておいてくれればいいのに」
「…………」
説明も聞かずに頭ごなしに怒ったのは彼女なのに、そこはすっぽ抜けているんだろうか。
「あの、わたしに何か御用でしょうか」
「随分刺々しい言い方ですこと。わたくしは仲直りをしたいだけなのに」
「…………」
以前ジャミルに一方的に怒鳴られた時、彼は話のきっかけに肉まんを作ってくれた。一緒に食べて、それで仲直りをした。
不器用な彼なりに色々考えた仲直り方法。
けど彼女は何なんだろう。仲直りしたい相手の名前間違えて、そのうえ「どうでもいい」って、それで仲直り?
刺々しいって言うけれど、わたしの心が特別に狭いとは思わない。
「わたしは大丈夫ですので、お気になさらず」
「そう。今は何を? 草を育てているの?」
「……はい、お花です。こっちはジニア、朝顔、ひまわり、それからこっちがハーブ系で――」
「あらごめんなさい。植えているものには興味がないわ」
「…………」
えっ 何何? ほんとになんで話しかけてきたの?
わたしはね、あれですよ。こう見えてあの……意外とやんちゃなんですよ?
セミの抜け殻の宝箱をぶつけてやろうかしら! 持ってないけど!! むきー!!
「草を育てるのって楽しい?」
「あの、お花です。草じゃないです。貴族の方から見れば取るに足らないものでしょうけど……」
「質問に答えてくださる? 草を育てるのは楽しいのかしら。ね、質問の意味はさすがに分かるでしょう?」
「……楽しいですよ。毎日お水をあげて、少しずつ育っていって、それでお花が咲いたらとても嬉しいです。咲かせられずに枯れてしまうこともありますし」
「ふふ、羨ましいわ。そんなことが嬉しい、楽しいだなんて」
「……そんなこと?」
「汗水たらして世のために貢献している魔術師さんもいる中、無能さんたちはこんなものに情熱注いで。それで花が咲けば嬉しいですって? ちょっと理解ができませんわ」
「嬉しいこと、楽しいことに程度なんてありません。お花は心を満たしてくれます。いい香りがしますし、見れば優しい気持ちになれます」
「あらあら、熱く語っておめでたいこと」
「……、それにこのハーブは薬草にもなりますし――」
「薬草? あなたもしかして薬草を作る人?」
「!」
――そうだと言うのはひょっとしたらまずいのかもしれない、なんて思ったときにはもう後の祭りだった。
「そう、そうだったの。……あなた、”無能の草子さん”だったのね」
「…………」
数日前マチルダさんから聞いた"草子"という単語。
ハーブ、薬草になる草を育てるから、草、草子、草女。本当に言うんだ――。
「草子さんは回復魔法を使いたかったのだものね。けれど回復術師であるわたくしを妬んで刺々しい態度を取るのは違うのじゃないかしら?」
アーテさんは顔を傾け手を頬に当て、口が裂けそうなくらいに口角を上げ、せせら笑う。
ていうか"無能の草子"だって……すごい。
前グレンさんが泥棒の魔術学院生に「侮蔑の言葉をいっぱい知っているな、魔術学院で習うのか」なんて言ってたけど、本当に習ってるのかも?
あ、そういえば黒魔術使った人って人を煽るようなことばかり言うらしいけど、この人ももしや?
それだったらルカが具合悪くなっちゃうのも分かるような……。
「ねえあなた、聞いているの?」
「!」
……しまった、全然聞いてなかった。
わたしが"草子"と知った彼女は、まるでオペラ女優みたいに高い声で歌うようにわたしを罵倒していたのだ。
聞かないようによそ事考えてたけど、結局粗方耳に入ってしまった。
「無能の草子は草を育てることで回復魔法を使えないコンプレックスを満たしている惨めな人達」だって。
ひどいな。ひどすぎて思考停止しちゃう。
ていうか、ジョアンナ先生の言う通り「奇跡の力を使う自分こそが万能」と思ってらっしゃる方だ。
えっと、えっと、あとは……師曰く……
『そんなのに会ったらもらい事故だと思って相手しないことよ。そういうのって大体、自分より下を作りたくて言い出すものだしね』
もらい事故、相手しない……うん、確かにその通りだ。
どうしよう……そうだ、この人のことはシマヘビだと思うことにしよう。そして想像の中でぶん回すのよ。
「ごめんなさい! わたしちょっと急用を思い出しました!! 失礼いたします!!」
そして逃げる! それしかこの人への対処法はないわ! さよなら!!
お水をあげている最中だったけどわたしはじょうろを置いて部屋に逃げ出した。
(ごめん、ルカ……!)
お水は明日の朝にあげるから許して。
最近早朝の掃除するグレンさんと話しているから、ちょっと早起きもできるようになったのよ。
……できるだけ相手しないように逃げてきたけど、本当に疲れた。頭が痛い。
◇
――翌朝。
「え……!?」
早朝、水をあげようと花畑にやってきたわたしは言葉を失った。
「ウソ、ウソでしょ……」
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