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1章 最悪の印象
5話 倫理:空虚なもの
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「っ……ふざけるな、お前!! 一体何のつもりなんだ、昨日から……!!」
「……ご、ごめん」
朝目を覚ますと、身体の上にロランが乗っていた。いや、自分が乗せていた、と言うべきか――。
魔力の供給をしに来た彼を無意識下で抱き寄せ、また無理矢理に唇を奪っていたらしい。
「早く、手を離せ! 馬鹿!!」
「!」
ようやっと唇を離したものの、手はロランの身体をがっちりつかんだまま。
慌てて手をほどくと、ロランはトモミチの胸元辺りを拳でドンと叩いてから勢いよく立ち上がった。
「いっった……! ゲホッ」
「うるさい!! 二度とこういうことをするな! 分かったか、馬鹿!!」
今にも泣き出しそうなくらいに潤んだ目でロランがこちらを睨み付け叫ぶ。
「……ごめん、ほんまに……」
自分の行動の意味が分からない。
今までの人生、酔った勢いでだってこんな強引な真似をしたことはなかったのに。
だがそんなことは相手には何の関係もない。
昨日も今日も、完全に自分が悪い。頭を垂れて謝罪の言葉を口にするしかできない。
ロランからの返答はない。しばらくの間トモミチを睨み付けたあと踵を返し、大きな靴音を響かせながら退室していった。
「……どないしてもうたんや、オレは……」
◇
「あらぁ、カシワギ・トモミチ君? おはよう~、いい朝ね♪」
「あ……」
地下室から出て1階へ上がると、初日の夜に見た"アンソニー"という男に声をかけられた。
「おはようございます」
「あら~、礼儀正しい。素敵よ♡」
「…………はあ」
褒められているがどういう反応をしていいものか考えつかず、曖昧な笑顔だけを返す。
「ええと、アンソニーさん……ですよね」
「そうよ。覚えててくれたの~? 嬉しい♡」
アンソニーが首を傾け「バチン」とウインクをしてくる。
(う……)
――友好的ではあるが、申し訳ないが少し恐い。
初見は頭が混乱していたためよく見ていなかったが、このアンソニーという男、明るいところで改めて見てみるとなかなかパンチの利いた外見をしている。
銀髪にセルリアンブルーの目、茶色の肌――それだけでもかなり"濃い"のだが、それに加え体格のごつさからくる威圧感がとんでもない。
身長がかなり高く、顔は180近くある自分が見上げるくらいの位置にある――2メートルはいかないだろうが、それに近いくらいありそうだ。
腰からは幅広の剣が入った鞘を下げている。この剣を振り回して、モンスター……それか、人を斬ったりするのだろうか。
「……アンソニーさんは、ここに住んではるんですか?」
「そうよ。ロラン先生と、アナタ達"ホロウ"の護衛をするのがアタシの仕事」
「ほろー……?」
「ご存知かしら?」
黙って首を振るとアンソニーは「そうよね」とにっこり笑い、説明を始めた。
「"ホロウ"というのは"空虚なもの"という意味よ。アナタは今、その"ホロウ"という状態なの」
「空虚……」
「そう。ここに呼び出された魂は、最初は不定形の泥の状態――みんな、自分の形を忘れているの。アナタは何故か最初から完全な人間の形をしているけれど、たぶん他のホロウと変わりないと思うわ。……ちょっとしたことで崩れてしまう、脆く儚い存在なの」
「…………」
「カシワギ・トモミチ君。そういうわけだから、これからあと8日、しっかり魔力の供給を受けてちょうだいね。森を抜ければ街があるけれど、絶対に1人で行かないで。この庵の周りに広がる"燐灰の森"は、人を惑わす危険な森。……迷ったり獣に襲われたりしたら、そこで人生終わりよ」
「わかりました。ありがとうございます」
この見た目の人間に「森は危ない」と言われると、この上ない説得力がある。
出るつもりなどないが、肝に銘じておこうと思った。
しばらくの間のあと、アンソニーがにっこり笑って「カシワギ・トモミチ君」と呼びかけてきた。
「はい?」
「アナタの名前って、"カシワギ"と"トモミチ"で分かれているのよね。ずっとフルネームで呼ぶのも変だからカシワギ君って呼ぶけど、いい?」
「いいですよ。よろしくお願いします、アンソニーさん」
「こちらこそ♪ じゃ、アタシ用事があるから。またね、カシワギ君♡」
そう言うとアンソニーはこちらに投げキスをして、踊るように身を翻し去って行った。
◇
「はぁ……」
アンソニーと別れたあと庵の外に出て、地面から庵に続く石段に座り込み大きく溜息をつく。
レミからも何か話を聞けないだろうかと思い彼の姿を探したが、庵を歩き回っても出会うことはなかった。出かけているのだろうか。
「……静かすぎる」
庵を覆う、"燐灰の森"という青い森。
これだけ木が生えているなら鳥や虫の鳴き声くらい聞こえてきそうなものだが、周囲は水を打ったように静かだ。木々のざわめきの音も、聞こえない。
そういえば、気のせいだろうか。風がまったく吹いていない。
自分の予測が正しければ、ここは海の中の世界。
海には求愛のために鳴く鳥も虫もいない。木々をざわめかせる風も吹かないだろう。
トモミチにとって当たり前の自然が、ここには全く存在しない。
音のない空間で考えるのは、先ほどのアンソニーの話。
この世界において、今の自分は"ホロウ"――空虚な存在なのだという。
認めたくはないが本当のことなのだろう。
その証拠というか、心臓と手首に手を置いても、あるはずの脈動が全く感じられない。
ロランから「死体」「死人」呼ばわりされて腹を立てていたが、自分は今、確かに生きてはいない。
見た目こそ人間だが、少しのことで崩れてしまう泥の塊なのだ。
(変、やな……オレ)
なぜ事故になど遭ったのだろう、なぜこんな世界にいなければならないのだろう――その考えはあるのに、不思議と「死んで惜しい、悔しい」という気持ちは湧いてこない。
理由は分からない。重大な何かが抜け落ちてしまっている気がするが、正体が分からない。
なぜ自分は、なぜ、なぜ、なぜ……。
ないはずの心臓がざわめく。
――ああ、今夜も駄目かもしれない。
夜の魔力の供給の時にまたロランを掻き抱いて、貪るように唇を重ねてしまうかもしれない。
自分が空虚な存在だから、熱と力を――"中身"をくれる相手に、縋りついてしまうのだろうか……。
「……ご、ごめん」
朝目を覚ますと、身体の上にロランが乗っていた。いや、自分が乗せていた、と言うべきか――。
魔力の供給をしに来た彼を無意識下で抱き寄せ、また無理矢理に唇を奪っていたらしい。
「早く、手を離せ! 馬鹿!!」
「!」
ようやっと唇を離したものの、手はロランの身体をがっちりつかんだまま。
慌てて手をほどくと、ロランはトモミチの胸元辺りを拳でドンと叩いてから勢いよく立ち上がった。
「いっった……! ゲホッ」
「うるさい!! 二度とこういうことをするな! 分かったか、馬鹿!!」
今にも泣き出しそうなくらいに潤んだ目でロランがこちらを睨み付け叫ぶ。
「……ごめん、ほんまに……」
自分の行動の意味が分からない。
今までの人生、酔った勢いでだってこんな強引な真似をしたことはなかったのに。
だがそんなことは相手には何の関係もない。
昨日も今日も、完全に自分が悪い。頭を垂れて謝罪の言葉を口にするしかできない。
ロランからの返答はない。しばらくの間トモミチを睨み付けたあと踵を返し、大きな靴音を響かせながら退室していった。
「……どないしてもうたんや、オレは……」
◇
「あらぁ、カシワギ・トモミチ君? おはよう~、いい朝ね♪」
「あ……」
地下室から出て1階へ上がると、初日の夜に見た"アンソニー"という男に声をかけられた。
「おはようございます」
「あら~、礼儀正しい。素敵よ♡」
「…………はあ」
褒められているがどういう反応をしていいものか考えつかず、曖昧な笑顔だけを返す。
「ええと、アンソニーさん……ですよね」
「そうよ。覚えててくれたの~? 嬉しい♡」
アンソニーが首を傾け「バチン」とウインクをしてくる。
(う……)
――友好的ではあるが、申し訳ないが少し恐い。
初見は頭が混乱していたためよく見ていなかったが、このアンソニーという男、明るいところで改めて見てみるとなかなかパンチの利いた外見をしている。
銀髪にセルリアンブルーの目、茶色の肌――それだけでもかなり"濃い"のだが、それに加え体格のごつさからくる威圧感がとんでもない。
身長がかなり高く、顔は180近くある自分が見上げるくらいの位置にある――2メートルはいかないだろうが、それに近いくらいありそうだ。
腰からは幅広の剣が入った鞘を下げている。この剣を振り回して、モンスター……それか、人を斬ったりするのだろうか。
「……アンソニーさんは、ここに住んではるんですか?」
「そうよ。ロラン先生と、アナタ達"ホロウ"の護衛をするのがアタシの仕事」
「ほろー……?」
「ご存知かしら?」
黙って首を振るとアンソニーは「そうよね」とにっこり笑い、説明を始めた。
「"ホロウ"というのは"空虚なもの"という意味よ。アナタは今、その"ホロウ"という状態なの」
「空虚……」
「そう。ここに呼び出された魂は、最初は不定形の泥の状態――みんな、自分の形を忘れているの。アナタは何故か最初から完全な人間の形をしているけれど、たぶん他のホロウと変わりないと思うわ。……ちょっとしたことで崩れてしまう、脆く儚い存在なの」
「…………」
「カシワギ・トモミチ君。そういうわけだから、これからあと8日、しっかり魔力の供給を受けてちょうだいね。森を抜ければ街があるけれど、絶対に1人で行かないで。この庵の周りに広がる"燐灰の森"は、人を惑わす危険な森。……迷ったり獣に襲われたりしたら、そこで人生終わりよ」
「わかりました。ありがとうございます」
この見た目の人間に「森は危ない」と言われると、この上ない説得力がある。
出るつもりなどないが、肝に銘じておこうと思った。
しばらくの間のあと、アンソニーがにっこり笑って「カシワギ・トモミチ君」と呼びかけてきた。
「はい?」
「アナタの名前って、"カシワギ"と"トモミチ"で分かれているのよね。ずっとフルネームで呼ぶのも変だからカシワギ君って呼ぶけど、いい?」
「いいですよ。よろしくお願いします、アンソニーさん」
「こちらこそ♪ じゃ、アタシ用事があるから。またね、カシワギ君♡」
そう言うとアンソニーはこちらに投げキスをして、踊るように身を翻し去って行った。
◇
「はぁ……」
アンソニーと別れたあと庵の外に出て、地面から庵に続く石段に座り込み大きく溜息をつく。
レミからも何か話を聞けないだろうかと思い彼の姿を探したが、庵を歩き回っても出会うことはなかった。出かけているのだろうか。
「……静かすぎる」
庵を覆う、"燐灰の森"という青い森。
これだけ木が生えているなら鳥や虫の鳴き声くらい聞こえてきそうなものだが、周囲は水を打ったように静かだ。木々のざわめきの音も、聞こえない。
そういえば、気のせいだろうか。風がまったく吹いていない。
自分の予測が正しければ、ここは海の中の世界。
海には求愛のために鳴く鳥も虫もいない。木々をざわめかせる風も吹かないだろう。
トモミチにとって当たり前の自然が、ここには全く存在しない。
音のない空間で考えるのは、先ほどのアンソニーの話。
この世界において、今の自分は"ホロウ"――空虚な存在なのだという。
認めたくはないが本当のことなのだろう。
その証拠というか、心臓と手首に手を置いても、あるはずの脈動が全く感じられない。
ロランから「死体」「死人」呼ばわりされて腹を立てていたが、自分は今、確かに生きてはいない。
見た目こそ人間だが、少しのことで崩れてしまう泥の塊なのだ。
(変、やな……オレ)
なぜ事故になど遭ったのだろう、なぜこんな世界にいなければならないのだろう――その考えはあるのに、不思議と「死んで惜しい、悔しい」という気持ちは湧いてこない。
理由は分からない。重大な何かが抜け落ちてしまっている気がするが、正体が分からない。
なぜ自分は、なぜ、なぜ、なぜ……。
ないはずの心臓がざわめく。
――ああ、今夜も駄目かもしれない。
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