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「勝利の女神の塔」編
4.異邦人 vs 捕食者
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突如始まった冒険者同士の戦い。戦力は、こちらはA級が一人にB級が三人。対して向こうは四人全員がA級だ。
それだけを見れば、結果など火を見るよりも明らかなはずだった。だが、今俺達は、互角以上の戦いを演じていた。
「ホンダ、マルコを頼むぞ。ヴィエイラはジェンナーロ、アメリアはマリオだ」
戦いに入る前、俺がそう指示を出したことに、アメリアだけは一瞬何か言いたげな顔をしたが、相手の得物を見て納得したようだった。
というのは、このレベルの冒険者とはいえ、扱う武器や戦闘スタイルによって得手不得手があるからだ。
ホンダが扱う大太刀は、攻撃力こそ高いものの、刀身の細さから打ち合いには向いていない。一方でマルコの武器は大剣で、大振りの一撃必殺を狙うという点では大太刀と同じ、かつ威力は上回るものの、その重量ゆえに取り回しでは劣る。ホンダが打ち合いを避けてスピードとテクニックで勝負すれば、格上とはいえ勝機はある。
ジェンナーロは主に長剣、時にナイフも使って激しく執拗な攻撃を得意とするが、ヴィエイラの斧の間合いが勝るだろう。
弓使いのアメリアは、マリオの槍より遠い間合いを保ち続けさえすれば、絶対に負けることはない。
そして、残るカリムが俺の相手となる。奴の武器は、拳を強化するセスタスだ。
「その剣は抜かんのか? 左手の指環を見ると、魔術士か。己が呪文を唱える隙を与えると思うなよ」
「へえそうかい」
カリムとのそんなやりとりの間に、俺は仲間全員に赤魔術「激情」による強化を施した。これで常に先手を打てるだけのスピードを得たはずだ。
「……⁉︎ 貴様……⁉︎」
早々に宣言を破られたカリムの顔に青筋が浮かぶ。
「安心しろ、お前には魔術は使わないでいてやる。かかってきな、猫野郎」
奴の二つ名を揶揄して煽ると、いよいよブチ切れたらしい。カリムの姿が霞んで消えたと思った瞬間、視界の右端から拳が飛んでくる。
「フンッ!」
俺はその拳をわずかに顎を引いて躱し、続いて襲い来る肘打ちを掴み取って防いだ。
だがそれでもカリムは止まらず、左右の拳と肘が縦横無尽に破壊の軌跡を描く。そこらの魔物や冒険者なら、一撃で戦闘不能に陥らせる威力を秘めた打撃の嵐だ。
それに対して、俺はあえてどこかに視線を固定させず、そうすることによって逆に全状況の把握を可能とし、嵐の中にあって雨粒一つ触れることはない。
奴はその事実にさらに怒りを募らせ、その結果ーー徐々に徐々に、攻撃の精度が荒れてきた。
「おらぁ!」
「はっ!」
そして、俺がわざと作った隙に食いついた瞬間を狙い、カリムの右拳を左に踏み込んで躱しざまに、その腕を取って肘関節を逆に極めながら、腰を起点に投げ飛ばす。
攻撃の直後は最も隙が出来やすい。特に勝負を決めにいった時は、完全に前がかりになってしまうもの。そこで逆襲を食らってしまえば致命的だ。
実は、本来はカリムの方こそ、こうした後の先に長けた戦闘スタイルだったはずだ。だが、互いのランクの差や俺の挑発により、我を忘れて仕留めに来た。全ては俺の狙いが上手くハマったおかげで、このような結果になったわけだ。
カリムの右腕は完璧にブチ折ったし、硬い地面に頭から突っ込ませたのだから、深刻なダメージを与えた手応えがあった。
並みの相手ならこれで終わりだがーー
「……やるではないか。ここからハ、本気デいかせテもらウ」
ムクリと起き上がったカリムの声が、これまでより遥かに重低音で不気味に響く。
顎髭以外は毛の薄かった顔は、今や黄と黒の毛で覆い尽くされ、口からは鋭い牙が伸びている。
指の先には長く伸びた爪が光り、身長も体重も明らかに増大していた。
これこそが、奴が"虎"の名で呼ばれる所以だ。
生まれついての種族である獣人と違い、人間が呪いによって獣の特性を得た半獣人は、感情の昂りや月の満ち欠けなど、いくつかの条件によって肉体を変化させる。
A級冒険者ともなれば、その辺は自由自在なのだろう。ただでさえ強靭な肉体は、より速く強くなったはず。
ただし、長命な獣人に対して、呪いという負荷がかかるためなのか半獣人は早死にする傾向がある。それでも、冒険者ならばそもそも明日をも知れない命なのだから、半獣人になりたがる奴は後を絶たない。
「この姿ニなるのハ久しぶりダ。人間相手だト、最後ハいつだったかも思い出せン。手加減はできんカラ、恨むなヨ」
「やってみろ、やれるもんなら……!」
俺が答えた直後、またカリムの姿がかき消えたと同時に、視界の右端から拳が迫る。全てがさっきよりも早くて速い。
(とはいえ、さっきと同じ攻撃? 舐めやがってーー)
そうして、こちらも先ほど同様顎を引いた瞬間、俺は後頭部を打たれて吹き飛ばされていた。
壁に激突するまでの間に、空中で首をひねって振り返ると、俺が立っていた場所の背後で、蹴り脚を振り抜いた姿勢のカリムの姿があった。
どうやら奴の攻撃はさっきと同じではなく、さらに移動して背後に回られたらしい。もともと凄まじい身体能力だったが、ここまで強化されるとは……舐めていたのは俺の方だったか。
「ーー己の本気ハここからだゾ」
不可思議なことに、空中にいるわずかな時間の間に、カリムの声が耳に届いた気がした。これが、集中が異常に高まった時にのみ起こる、感覚の矛盾というやつか。
そして次の瞬間、奴は異常な脚力で彼我の距離を埋め、空中にいた俺の頭を片手で掴んだ。そのまま壁まで加速を続け、思い切りぶちかます。
この塔をはじめ迷宮を構成する建築物は、いかなる力によってか不壊の特性を持っている
つまり、衝突のエネルギーは吸収されることなく、その全てが俺に降りかかる。
その上、カリムは勢いそのままに俺の顔を壁に押し付け、削るようにしながら疾走していく。虎の脚力と膂力、そして獰猛さを存分に発揮した、危険極まりない殺し技だ。
「ーーもういいかな? 満足しただろう」
だが、俺にとってはこの程度の攻撃など、猫に引っ掻かれたようなものだった。
壁に手をついて完全に勢いを殺すと、頭からカリムの腕を振りほどき、唖然とした表情を浮かべている奴の懐にするりと入り込む。
「ぬおおお⁉︎」
カリムは奇声を上げるだけで、反応が間に合わない。
そのまま殴りつけてもよかったが、それでは能がない。やられたことはやり返そう。
俺はカリムの喉を片手で掴み、通路を反対側まで走り抜けると、思い切り壁叩きつけた。後頭部を打ったカリムはこの時点で意識が混濁したようだが、まだこっちの番が残っている。
「お前、ちょっと毛が長いんじゃないか? 俺に任せとけ」
そのまま奴の頭を壁に押し付けながらしばらく駆け、摩擦熱で煙が立ち始めたところで止まる。
今度こそ完全に意識を失った奴の後頭部は、虎化する前同様にすっかり毛が薄くなっていた。
「しかし、頭自体はちょっと擦りむいただけか。とんでもない頑丈さだな……俺も人のことを言えたもんじゃないが」
やがて虎化が解けてきたカリムを、床に放り出す。こいつの相手はこれで終わり、と。半獣人の変身を直に見られたのは収穫だったな。なかなか面白かった。
さて、他の三人はどうしているかな?
それだけを見れば、結果など火を見るよりも明らかなはずだった。だが、今俺達は、互角以上の戦いを演じていた。
「ホンダ、マルコを頼むぞ。ヴィエイラはジェンナーロ、アメリアはマリオだ」
戦いに入る前、俺がそう指示を出したことに、アメリアだけは一瞬何か言いたげな顔をしたが、相手の得物を見て納得したようだった。
というのは、このレベルの冒険者とはいえ、扱う武器や戦闘スタイルによって得手不得手があるからだ。
ホンダが扱う大太刀は、攻撃力こそ高いものの、刀身の細さから打ち合いには向いていない。一方でマルコの武器は大剣で、大振りの一撃必殺を狙うという点では大太刀と同じ、かつ威力は上回るものの、その重量ゆえに取り回しでは劣る。ホンダが打ち合いを避けてスピードとテクニックで勝負すれば、格上とはいえ勝機はある。
ジェンナーロは主に長剣、時にナイフも使って激しく執拗な攻撃を得意とするが、ヴィエイラの斧の間合いが勝るだろう。
弓使いのアメリアは、マリオの槍より遠い間合いを保ち続けさえすれば、絶対に負けることはない。
そして、残るカリムが俺の相手となる。奴の武器は、拳を強化するセスタスだ。
「その剣は抜かんのか? 左手の指環を見ると、魔術士か。己が呪文を唱える隙を与えると思うなよ」
「へえそうかい」
カリムとのそんなやりとりの間に、俺は仲間全員に赤魔術「激情」による強化を施した。これで常に先手を打てるだけのスピードを得たはずだ。
「……⁉︎ 貴様……⁉︎」
早々に宣言を破られたカリムの顔に青筋が浮かぶ。
「安心しろ、お前には魔術は使わないでいてやる。かかってきな、猫野郎」
奴の二つ名を揶揄して煽ると、いよいよブチ切れたらしい。カリムの姿が霞んで消えたと思った瞬間、視界の右端から拳が飛んでくる。
「フンッ!」
俺はその拳をわずかに顎を引いて躱し、続いて襲い来る肘打ちを掴み取って防いだ。
だがそれでもカリムは止まらず、左右の拳と肘が縦横無尽に破壊の軌跡を描く。そこらの魔物や冒険者なら、一撃で戦闘不能に陥らせる威力を秘めた打撃の嵐だ。
それに対して、俺はあえてどこかに視線を固定させず、そうすることによって逆に全状況の把握を可能とし、嵐の中にあって雨粒一つ触れることはない。
奴はその事実にさらに怒りを募らせ、その結果ーー徐々に徐々に、攻撃の精度が荒れてきた。
「おらぁ!」
「はっ!」
そして、俺がわざと作った隙に食いついた瞬間を狙い、カリムの右拳を左に踏み込んで躱しざまに、その腕を取って肘関節を逆に極めながら、腰を起点に投げ飛ばす。
攻撃の直後は最も隙が出来やすい。特に勝負を決めにいった時は、完全に前がかりになってしまうもの。そこで逆襲を食らってしまえば致命的だ。
実は、本来はカリムの方こそ、こうした後の先に長けた戦闘スタイルだったはずだ。だが、互いのランクの差や俺の挑発により、我を忘れて仕留めに来た。全ては俺の狙いが上手くハマったおかげで、このような結果になったわけだ。
カリムの右腕は完璧にブチ折ったし、硬い地面に頭から突っ込ませたのだから、深刻なダメージを与えた手応えがあった。
並みの相手ならこれで終わりだがーー
「……やるではないか。ここからハ、本気デいかせテもらウ」
ムクリと起き上がったカリムの声が、これまでより遥かに重低音で不気味に響く。
顎髭以外は毛の薄かった顔は、今や黄と黒の毛で覆い尽くされ、口からは鋭い牙が伸びている。
指の先には長く伸びた爪が光り、身長も体重も明らかに増大していた。
これこそが、奴が"虎"の名で呼ばれる所以だ。
生まれついての種族である獣人と違い、人間が呪いによって獣の特性を得た半獣人は、感情の昂りや月の満ち欠けなど、いくつかの条件によって肉体を変化させる。
A級冒険者ともなれば、その辺は自由自在なのだろう。ただでさえ強靭な肉体は、より速く強くなったはず。
ただし、長命な獣人に対して、呪いという負荷がかかるためなのか半獣人は早死にする傾向がある。それでも、冒険者ならばそもそも明日をも知れない命なのだから、半獣人になりたがる奴は後を絶たない。
「この姿ニなるのハ久しぶりダ。人間相手だト、最後ハいつだったかも思い出せン。手加減はできんカラ、恨むなヨ」
「やってみろ、やれるもんなら……!」
俺が答えた直後、またカリムの姿がかき消えたと同時に、視界の右端から拳が迫る。全てがさっきよりも早くて速い。
(とはいえ、さっきと同じ攻撃? 舐めやがってーー)
そうして、こちらも先ほど同様顎を引いた瞬間、俺は後頭部を打たれて吹き飛ばされていた。
壁に激突するまでの間に、空中で首をひねって振り返ると、俺が立っていた場所の背後で、蹴り脚を振り抜いた姿勢のカリムの姿があった。
どうやら奴の攻撃はさっきと同じではなく、さらに移動して背後に回られたらしい。もともと凄まじい身体能力だったが、ここまで強化されるとは……舐めていたのは俺の方だったか。
「ーー己の本気ハここからだゾ」
不可思議なことに、空中にいるわずかな時間の間に、カリムの声が耳に届いた気がした。これが、集中が異常に高まった時にのみ起こる、感覚の矛盾というやつか。
そして次の瞬間、奴は異常な脚力で彼我の距離を埋め、空中にいた俺の頭を片手で掴んだ。そのまま壁まで加速を続け、思い切りぶちかます。
この塔をはじめ迷宮を構成する建築物は、いかなる力によってか不壊の特性を持っている
つまり、衝突のエネルギーは吸収されることなく、その全てが俺に降りかかる。
その上、カリムは勢いそのままに俺の顔を壁に押し付け、削るようにしながら疾走していく。虎の脚力と膂力、そして獰猛さを存分に発揮した、危険極まりない殺し技だ。
「ーーもういいかな? 満足しただろう」
だが、俺にとってはこの程度の攻撃など、猫に引っ掻かれたようなものだった。
壁に手をついて完全に勢いを殺すと、頭からカリムの腕を振りほどき、唖然とした表情を浮かべている奴の懐にするりと入り込む。
「ぬおおお⁉︎」
カリムは奇声を上げるだけで、反応が間に合わない。
そのまま殴りつけてもよかったが、それでは能がない。やられたことはやり返そう。
俺はカリムの喉を片手で掴み、通路を反対側まで走り抜けると、思い切り壁叩きつけた。後頭部を打ったカリムはこの時点で意識が混濁したようだが、まだこっちの番が残っている。
「お前、ちょっと毛が長いんじゃないか? 俺に任せとけ」
そのまま奴の頭を壁に押し付けながらしばらく駆け、摩擦熱で煙が立ち始めたところで止まる。
今度こそ完全に意識を失った奴の後頭部は、虎化する前同様にすっかり毛が薄くなっていた。
「しかし、頭自体はちょっと擦りむいただけか。とんでもない頑丈さだな……俺も人のことを言えたもんじゃないが」
やがて虎化が解けてきたカリムを、床に放り出す。こいつの相手はこれで終わり、と。半獣人の変身を直に見られたのは収穫だったな。なかなか面白かった。
さて、他の三人はどうしているかな?
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