14 / 20
「勝利の女神の塔」編
5.異邦人 vs 捕食者Ⅱ
しおりを挟む
自分の戦いを終えた俺は、まずヴィエイラに目をやってみる。
「いぃぃやっはぁー!」
「ぬうん⁉︎」
丁度、ヴィエイラの斧をジェンナーロがギリギリで受け止めたところだった。この感じだと、こちらは全く問題なさそうだ。
そもそも、ヴィエイラは成長著しい若手冒険者のトップの一人で、この塔での戦いを見てきた限り、限りなくA級に近い実力を持っていた。
対するジェンナーロは、かつては世界一のパーティメンバーの一人だったが、今やロートルの域に踏み込みつつある年齢。ヴィエイラの相手はちょっと無理だろうな。バトルマニアのヴィエイラは自分の戦いに手を出されたくないだろうし、放っておこう。
「ふっ! はっ! ええい、ちょこまかと!」
「……チェストぉぉぉ!」
続いてホンダを見てみると、これまで無事冷静に立ち回っていたようで、マルコに疲れが出たと見るや否や、気合い一閃。見事に袈裟懸けの一撃を決めた。
ホンダ自身にも疲れといくらかの傷が見えるものの、これでもう勝ちは揺るがない。客観的な実力差から見て、俺達の中で一番の大金星だな。
となると、残るはアメリアだが……
「い、い、イクぜぇぇ⁉︎」
「く、来るなぁ! このケダモノめ!」
弓使いの彼女は、間合いを取れさえすれば槍使い相手に負けるわけがないのだが、生憎とここは建築物の中。逃げ場は限られており、抜群のスピードを誇るマリオに追い詰められつつあった。
結構危ないところだったな。ヴィエイラは自分の戦いに夢中で、ホンダは助けに行く余裕がない。
依頼主に欠けられては困るので、俺はアメリアに再度魔術をかけてやる。
「こっちに来い、『転移』」
魔術が届くと、アメリアの体が瞬時に俺の隣にまで移動してくる。あと一歩で届く寸前で槍を躱されたマリオは、キョロキョロと辺りを見回すとすぐこちらに気付いて、何が起こったのか理解したらしい。
「そ、そ、そいつは俺の獲物だ! か、返せ!」
「ダメだ、代わりにこいつを受け取れ。『稲妻』」
俺の指先から、マリオに向けて赤い光が走る。が、マリオはなんとそれを槍で弾いて無効化した。
「あの槍、何か魔法がかかってるな」
「そうだ、私の矢も全て弾かれてしまった。おそらくは『呪禁』あたりだろう」
魔術は魔法に勝てない。魔法とはいわばこの世界に定められた法で、魔術などそれを人が利用できるようにした術にすぎないからだ。
「じゃあ、作戦は決まったな。まずはあの槍をあいつから引き離す。それで魔術を食らわせられるようになったら、もう終わりだ」
「では、それをどうやる? 私は今回は弓以外持ってきていないし、あいつの槍の腕は相当なものだ。お前がやれるのか?」
俺は肩をすくめて応える。
「やってみるさ。こいつを借りてな」
そう言って俺が指差したのは、先ほど倒したカリムの腕に巻かれたセスタスだ。使った経験はないにせよ、素手であの槍の相手をするよりかは楽になるだろう。
結構しっかり止め紐が巻かれていて外すのに難儀したが、これで拳と腕を多少金属が覆ったので、盾代わりにできる。
「つ、次は、お、お、お前が相手か。カ、カリムの武器を勝手につ、使って、ず、ず、ズルい奴だ」
「いきなり槍を投げつけてきたお前に、ズルいと言われたくはないな。それより、待っててくれたのか? 悪いな。もう一つ悪いが、大人しく倒されてくれ」
「そ、そんなことして俺になんの得がある? へ、へ、変なことを言う奴だ。く、くたばれ!」
俺はいきなり顔面に向けて突き出されてきた穂先を弾き、懐に入ろうとする。が、槍は素早く引き戻されて、再び突き出される。
確かに大した腕だ。会話した限りではかなり知能の低そうなマリオが、こんなに合理的な槍術を修めているとは信じがたい。つくづく、才能ってのは罪なもんだ。
しばらくこっちが防戦一方で躱し続ける羽目になったが、マリオの体力はまるで落ちない。もしかすると、向こうのパーティの中で、こいつが一番素質に恵まれていたのかもしれないな。
「お、お前、なかなか、やる、な!」
「そっちこそ、大したもんだ。だがーーここまでだ!」
マリオの腕自体は厄介なものの、こっちは槍を手放させればそれでいい。俺はこいつが俺と俺のセスタスに集中しきっているのを確信し、仕掛ける。
「アメリア、今だ! あれをやれ!」
アメリアは今、丁度マリオの背後に位置取っていた。だがマリオも野生の反射神経で反応し、俺から距離をとってアメリアの方に向き直る。
「あ、あれとはなんだ⁉︎」
しかし、当のアメリアは何もせず、疑問を顔に浮かべているーーそう、それでいい。
マリオもアメリアの態度に戸惑い、一瞬だけ固まる。
そして、嘘の合図を発した直後に動いていた俺は、この隙にマリオのすぐそばまで接近していた。これで、俺の間合いだ。
「だ、騙したな! この……」
ふたたびこちらに振り向きざまに、マリオは石突きで俺の胸を狙った。が、これだけ直線的かつ単発の動きなら、苦もなく避けられる。
「お前も言っただろ、俺はズルいんだっ、よっ!」
マリオの背中に前蹴りをかましてバランスを崩させ、同時に突き出された槍を掴み、捻り上げて奪い取る。マリオはその拍子に倒れこんでしまった。
「よし、よくやった! これで奴は何もーー」
「……いや、こいつは……?」
褒めてくれたアメリアには悪いが、この手に持ってみて分かった。この槍は業物ではあるものの、特別な力はない。ということは、魔術を弾いたのはマリオ自身の力だったのか?
「か、か、返せ……そ、その槍を、返せ!」
いや、起き上がってきたマリオには、妙に焦りが見える。仮にマリオ本人に魔術を弾く力があったとするなら、この態度は不可思議だ。
「ま、試せばいいか」
もしかすると赤魔術への耐性があっただけなのかもしれないので、今度は青魔術の「水霊波」を放ってみる。
「うごばっ!」
果たして、魔術による水流はマリオを呑み込み、壁に激突させる。奴は水圧のダメージに耐えきれず、そのまま気絶したようだ。
ははーん、分かったぞ。槍に特別な力があるわけではなかったが、かといってマリオ自身の力でもない、と。つまり、この槍とマリオが一緒にある時にだけ発生する特殊能力であるわけだ。
まあ、そういう魔法と思えば納得もいく。マリオ自身も理屈はともかくその事実は分かっていて、槍に固執したのだろう。
となると、最初に槍を投げつけてきたのはなんだったのか。おそらくは……単に頭が足りなかったのでは? 今となってはどうでもいいか。
振り返って見てみると、ヴィエイラもホンダもなんとか相手を戦闘不能に陥らせ、勝利を収めていた。幸いどちらも大怪我はしていないようで、白魔術で軽く回復してやれば元通りのコンディションとなった。
「さあ、もう少しこいつらから事情でも聞いてみるか? 全員息はあるんだろう?」
ヴィエイラの提案に、アメリアが強く頷く。
「当たり前だ。この私に槍を向けたのだ。絶対に落とし前をつけさせてやるぞ」
もう少しでマリオにやられそうになっていたくせに、この強気な態度。ここまでくると一周回って感心してしまう。
「となると、一番話が分かりそうなのは、カリムかな。こいつ、俺と同じクランなんだぜ。普段全然仲良くなかったけど」
ヴィエイラはそう言うと、気絶しているカリムに水を浴びせて強引に叩き起こした。それ以外の三人は縄で縛り、まとめて転がしておく。
さあ、こいつからどんな話が出てくるのか。聞いてやるとするか。
「いぃぃやっはぁー!」
「ぬうん⁉︎」
丁度、ヴィエイラの斧をジェンナーロがギリギリで受け止めたところだった。この感じだと、こちらは全く問題なさそうだ。
そもそも、ヴィエイラは成長著しい若手冒険者のトップの一人で、この塔での戦いを見てきた限り、限りなくA級に近い実力を持っていた。
対するジェンナーロは、かつては世界一のパーティメンバーの一人だったが、今やロートルの域に踏み込みつつある年齢。ヴィエイラの相手はちょっと無理だろうな。バトルマニアのヴィエイラは自分の戦いに手を出されたくないだろうし、放っておこう。
「ふっ! はっ! ええい、ちょこまかと!」
「……チェストぉぉぉ!」
続いてホンダを見てみると、これまで無事冷静に立ち回っていたようで、マルコに疲れが出たと見るや否や、気合い一閃。見事に袈裟懸けの一撃を決めた。
ホンダ自身にも疲れといくらかの傷が見えるものの、これでもう勝ちは揺るがない。客観的な実力差から見て、俺達の中で一番の大金星だな。
となると、残るはアメリアだが……
「い、い、イクぜぇぇ⁉︎」
「く、来るなぁ! このケダモノめ!」
弓使いの彼女は、間合いを取れさえすれば槍使い相手に負けるわけがないのだが、生憎とここは建築物の中。逃げ場は限られており、抜群のスピードを誇るマリオに追い詰められつつあった。
結構危ないところだったな。ヴィエイラは自分の戦いに夢中で、ホンダは助けに行く余裕がない。
依頼主に欠けられては困るので、俺はアメリアに再度魔術をかけてやる。
「こっちに来い、『転移』」
魔術が届くと、アメリアの体が瞬時に俺の隣にまで移動してくる。あと一歩で届く寸前で槍を躱されたマリオは、キョロキョロと辺りを見回すとすぐこちらに気付いて、何が起こったのか理解したらしい。
「そ、そ、そいつは俺の獲物だ! か、返せ!」
「ダメだ、代わりにこいつを受け取れ。『稲妻』」
俺の指先から、マリオに向けて赤い光が走る。が、マリオはなんとそれを槍で弾いて無効化した。
「あの槍、何か魔法がかかってるな」
「そうだ、私の矢も全て弾かれてしまった。おそらくは『呪禁』あたりだろう」
魔術は魔法に勝てない。魔法とはいわばこの世界に定められた法で、魔術などそれを人が利用できるようにした術にすぎないからだ。
「じゃあ、作戦は決まったな。まずはあの槍をあいつから引き離す。それで魔術を食らわせられるようになったら、もう終わりだ」
「では、それをどうやる? 私は今回は弓以外持ってきていないし、あいつの槍の腕は相当なものだ。お前がやれるのか?」
俺は肩をすくめて応える。
「やってみるさ。こいつを借りてな」
そう言って俺が指差したのは、先ほど倒したカリムの腕に巻かれたセスタスだ。使った経験はないにせよ、素手であの槍の相手をするよりかは楽になるだろう。
結構しっかり止め紐が巻かれていて外すのに難儀したが、これで拳と腕を多少金属が覆ったので、盾代わりにできる。
「つ、次は、お、お、お前が相手か。カ、カリムの武器を勝手につ、使って、ず、ず、ズルい奴だ」
「いきなり槍を投げつけてきたお前に、ズルいと言われたくはないな。それより、待っててくれたのか? 悪いな。もう一つ悪いが、大人しく倒されてくれ」
「そ、そんなことして俺になんの得がある? へ、へ、変なことを言う奴だ。く、くたばれ!」
俺はいきなり顔面に向けて突き出されてきた穂先を弾き、懐に入ろうとする。が、槍は素早く引き戻されて、再び突き出される。
確かに大した腕だ。会話した限りではかなり知能の低そうなマリオが、こんなに合理的な槍術を修めているとは信じがたい。つくづく、才能ってのは罪なもんだ。
しばらくこっちが防戦一方で躱し続ける羽目になったが、マリオの体力はまるで落ちない。もしかすると、向こうのパーティの中で、こいつが一番素質に恵まれていたのかもしれないな。
「お、お前、なかなか、やる、な!」
「そっちこそ、大したもんだ。だがーーここまでだ!」
マリオの腕自体は厄介なものの、こっちは槍を手放させればそれでいい。俺はこいつが俺と俺のセスタスに集中しきっているのを確信し、仕掛ける。
「アメリア、今だ! あれをやれ!」
アメリアは今、丁度マリオの背後に位置取っていた。だがマリオも野生の反射神経で反応し、俺から距離をとってアメリアの方に向き直る。
「あ、あれとはなんだ⁉︎」
しかし、当のアメリアは何もせず、疑問を顔に浮かべているーーそう、それでいい。
マリオもアメリアの態度に戸惑い、一瞬だけ固まる。
そして、嘘の合図を発した直後に動いていた俺は、この隙にマリオのすぐそばまで接近していた。これで、俺の間合いだ。
「だ、騙したな! この……」
ふたたびこちらに振り向きざまに、マリオは石突きで俺の胸を狙った。が、これだけ直線的かつ単発の動きなら、苦もなく避けられる。
「お前も言っただろ、俺はズルいんだっ、よっ!」
マリオの背中に前蹴りをかましてバランスを崩させ、同時に突き出された槍を掴み、捻り上げて奪い取る。マリオはその拍子に倒れこんでしまった。
「よし、よくやった! これで奴は何もーー」
「……いや、こいつは……?」
褒めてくれたアメリアには悪いが、この手に持ってみて分かった。この槍は業物ではあるものの、特別な力はない。ということは、魔術を弾いたのはマリオ自身の力だったのか?
「か、か、返せ……そ、その槍を、返せ!」
いや、起き上がってきたマリオには、妙に焦りが見える。仮にマリオ本人に魔術を弾く力があったとするなら、この態度は不可思議だ。
「ま、試せばいいか」
もしかすると赤魔術への耐性があっただけなのかもしれないので、今度は青魔術の「水霊波」を放ってみる。
「うごばっ!」
果たして、魔術による水流はマリオを呑み込み、壁に激突させる。奴は水圧のダメージに耐えきれず、そのまま気絶したようだ。
ははーん、分かったぞ。槍に特別な力があるわけではなかったが、かといってマリオ自身の力でもない、と。つまり、この槍とマリオが一緒にある時にだけ発生する特殊能力であるわけだ。
まあ、そういう魔法と思えば納得もいく。マリオ自身も理屈はともかくその事実は分かっていて、槍に固執したのだろう。
となると、最初に槍を投げつけてきたのはなんだったのか。おそらくは……単に頭が足りなかったのでは? 今となってはどうでもいいか。
振り返って見てみると、ヴィエイラもホンダもなんとか相手を戦闘不能に陥らせ、勝利を収めていた。幸いどちらも大怪我はしていないようで、白魔術で軽く回復してやれば元通りのコンディションとなった。
「さあ、もう少しこいつらから事情でも聞いてみるか? 全員息はあるんだろう?」
ヴィエイラの提案に、アメリアが強く頷く。
「当たり前だ。この私に槍を向けたのだ。絶対に落とし前をつけさせてやるぞ」
もう少しでマリオにやられそうになっていたくせに、この強気な態度。ここまでくると一周回って感心してしまう。
「となると、一番話が分かりそうなのは、カリムかな。こいつ、俺と同じクランなんだぜ。普段全然仲良くなかったけど」
ヴィエイラはそう言うと、気絶しているカリムに水を浴びせて強引に叩き起こした。それ以外の三人は縄で縛り、まとめて転がしておく。
さあ、こいつからどんな話が出てくるのか。聞いてやるとするか。
0
あなたにおすすめの小説
異世界転生目立ちたく無いから冒険者を目指します
桂崇
ファンタジー
小さな町で酒場の手伝いをする母親と2人で住む少年イールスに転生覚醒する、チートする方法も無く、母親の死により、実の父親の家に引き取られる。イールスは、冒険者になろうと目指すが、周囲はその才能を惜しんでいる
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
少し冷めた村人少年の冒険記
mizuno sei
ファンタジー
辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。
トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。
優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。
ギルドの片隅で飲んだくれてるおっさん冒険者
哀上
ファンタジー
チートを貰い転生した。
何も成し遂げることなく35年……
ついに前世の年齢を超えた。
※ 第5回次世代ファンタジーカップにて“超個性的キャラクター賞”を受賞。
※この小説は他サイトにも投稿しています。
神様の忘れ物
mizuno sei
ファンタジー
仕事中に急死した三十二歳の独身OLが、前世の記憶を持ったまま異世界に転生した。
わりとお気楽で、ポジティブな主人公が、異世界で懸命に生きる中で巻き起こされる、笑いあり、涙あり(?)の珍騒動記。
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
【完結】異世界で神の元カノのゴミ屋敷を片付けたら世界の秘密が出てきました
小豆缶
ファンタジー
父の遺したゴミ屋敷を片付けていたはずが、気づけば異世界に転移していた私・飛鳥。
しかも、神の元カノと顔がそっくりという理由で、いきなり死刑寸前!?
助けてくれた太陽神ソラリクスから頼まれた仕事は、
「500年前に別れた元恋人のゴミ屋敷を片付けてほしい」というとんでもない依頼だった。
幽霊になった元神、罠だらけの屋敷、歪んだ世界のシステム。
ポンコツだけど諦めの悪い主人公が、ゴミ屋敷を片付けながら異世界の謎を暴いていく!
ほのぼのお仕事×異世界コメディ×世界の秘密解明ファンタジー
剣ぺろ伝説〜悪役貴族に転生してしまったが別にどうでもいい〜
みっちゃん
ファンタジー
俺こと「天城剣介」は22歳の日に交通事故で死んでしまった。
…しかし目を覚ますと、俺は知らない女性に抱っこされていた!
「元気に育ってねぇクロウ」
(…クロウ…ってまさか!?)
そうここは自分がやっていた恋愛RPGゲーム
「ラグナロク•オリジン」と言う学園と世界を舞台にした超大型シナリオゲームだ
そんな世界に転生して真っ先に気がついたのは"クロウ"と言う名前、そう彼こそ主人公の攻略対象の女性を付け狙う、ゲーム史上最も嫌われている悪役貴族、それが
「クロウ•チューリア」だ
ありとあらゆる人々のヘイトを貯める行動をして最後には全てに裏切られてザマァをされ、辺境に捨てられて惨めな日々を送る羽目になる、そう言う運命なのだが、彼は思う
運命を変えて仕舞えば物語は大きく変わる
"バタフライ効果"と言う事を思い出し彼は誓う
「ザマァされた後にのんびりスローライフを送ろう!」と!
その為に彼がまず行うのはこのゲーム唯一の「バグ技」…"剣ぺろ"だ
剣ぺろと言う「バグ技」は
"剣を舐めるとステータスのどれかが1上がるバグ"だ
この物語は
剣ぺろバグを使い優雅なスローライフを目指そうと奮闘する悪役貴族の物語
(自分は学園編のみ登場してそこからは全く登場しない、ならそれ以降はのんびりと暮らせば良いんだ!)
しかしこれがフラグになる事を彼はまだ知らない
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる