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~皇国レミアムへの道~

~皇国レミアム復活編~ 強者

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 レグレス将軍は確実に歩を進めていった。その先には数百の軍勢が行く手を塞いだが、レグレス将軍にとっては関係がなかった。レグレス将軍の剣術の腕は凄まじく、他の魔剣士たちを遠く突き放すほどの殲滅力を備えていた。魔術の腕も相当なもので、それだけでもゲイオス王国の兵士たちを倒すのに手間は掛からなかった。レグレス将軍の魔術は敵を燃やし尽くす事も容易にできたし、凍らせる事も容易にできた。ある時は雷鳴を呼び寄せ、地を揺るがす所業までやってみせた。しかしレグレス将軍は感じていた。この先にはもっと強大な存在が待ち受けているであろう事を。その先に待つ者は、ゲイオス王国の三人の将軍のひとり、技のゼイオンであった。力のゼハートと並び、その流麗なる技の数々は美しく、戦う姿もまた美しかった。蒼く重厚な鎧に夜を彷彿とさせるような外套、そしてその背には長大な刀を差していた。斬馬刀と呼ぶには短く、しかし刀と呼ぶにはかなり長い、物干し竿とも名付けられる剛刀であった。レグレス将軍はその将軍ゼイオンと対峙するべく、歩を進めていた。レグレス将軍の闘気は将軍という名に恥じないものであった。だがその先に待つ闘気は威圧的というよりも冷ややかで、水が流れているような印象を持たせた。それはゼハートとは正反対の、静かな闘気であった。レグレス将軍はその闘気をひしひしと感じていた。尋常ならざるその静かな闘気はシュテーム連邦王国の魔剣士たちを気圧すには充分なものであった。レグレス将軍はこのドグマ大陸の中でも屈指の剣術家でもあったが、相手もその技量と同等かそれ以上の腕を持つ者であるという事は、レグレス将軍も分かっていた。ゲイオス王国の兵士たちはあらかた片付いたが、その先に扉があった。レグレス将軍は引き連れていた魔剣士たちに待機を命じると、その扉を開けた。そこには容姿端麗な男が待っていた。髪は黒くて長く、後ろで結われていて肌は白かった。細身であったが、纏っている鎧は蒼かった。その背には物干し竿を差し、不敵な笑みを浮かべていた。その不敵な笑みは余裕とも取れたし、己と対等に戦える者と相まみえるこの状況に喜んでいる様子でもあった。ゼイオンは強者との戦いに人生を捧げていた。部屋の闘気が流れていた。水のように流れていた。その闘気は優しく、重苦しいものであった。これはレグレス将軍とゼイオンの闘気が混ざり合い、溶け合っている様子でもあった。ゼイオンは背にある物干し竿を抜いた。その太刀筋は抜いただけで美しく、華麗であった。レグレス将軍は既に長剣を二本抜いていた。

 ゼイオンは刀の刀身を愛らしく撫でていた。レグレス将軍はその様子を見てその異常さを認めていた。ゼイオンの戦闘のタイミングに付き合うとろくな事が起こらない。レグレス将軍はそれを感じ取っていた。しかし、迂闊に近付く事もできなかった。ゼイオンのルーティンを崩すと、逆鱗に触れる。その逆鱗に触れさえしたら恐ろしい事が起こると察知していた。なのであまり触れないようにした。このゼイオンは明らかに狂人である。狂人のルールに従うとこっちまで狂いかねないが、レグレス将軍は明らかに正気を保っていた。経験上、この手の相手はわざと付き合ってやった方がいいと直感的に分かっていた。ゼイオンは一通り刀身を撫でまわした後、眼光が変わった。そして構えた。レグレス将軍はその様子を見てやっと戦闘に入れると見て、構えた。ゼイオンの闘気が変わった。流れるような闘気から全身を刺すような闘気に変わった。それを感じ取ったレグレス将軍は自身の闘気を爆発させた。レグレス将軍の闘気は凄まじかった。燃えるような闘気と冷ややかな闘気がぶつかり合う。その様子はまさに静と動、陰と陽のぶつかり合いであった。ゼイオンはその刀を一閃した。その斬撃が飛ぶ。レグレス将軍はその斬撃を切り裂いた。戦端は開かれた。それは将軍同士の死闘であった。変わってなかったのは、二人とも人間であるという事ぐらいであった。だが、今の二人は人間というより別の何かであった。それを証明するかのように、二人の刃は闘気で溢れていた。


「ゲイオス王国のゼイオン、技のゼイオン。その技は多彩にして美麗無双。噂に違わぬ男よ。だがよく聞くがいい。私もシュテーム連邦王国のグレイテスト・オーグの長。魔剣士たちの頂点に立つ男だ。ただで退く訳にはいかぬのでな。来い、相手になってやろう。その無双たる技の数々を見せるがいい。私も剣術と魔術の全てを以て相手になろう」

「シュテーム連邦王国のレグレス将軍……噂には聞いてるよ。僕も欲しがっていたのさ、血を。強者の血をねぇ、僕の刀は血を欲しがっている。君の血さ!さあ、始めよう!僕たちは斬り合う宿命なんだ!斬って斬って、斬り合うんだ!僕は楽しみで仕方ないね。大丈夫、人は斬っても簡単には死なないから。傷付け合うだけだよ!こんなに楽しみな戦は初めてかも知れないね!さあ、おいで!」


 狂っていた。ゼイオンはレグレス将軍の想像を絶するほど狂っていた。斬り合うという言葉を平然と使うこの狂人は、血を欲しがっているのだという。レグレス将軍はその狂気に飲み込まれそうになったが、それを抑えた。あの優しい闘気の流れはゼイオンの闘気ではなかった。この狂気こそがゼイオンの本質であった。ゼイオンは構え直すと、踏み込みを入れた。それは縮地であった。その速度は人間の知覚を遥かに超えていた。レグレス将軍はそれを冷静に見切った。そして懐に入られる前に長剣を横に薙いだ。それを驚異的な柔軟性で躱したゼイオンは笑いながら刀を横に薙いだ。レグレス将軍はそれを魔術で防御すると、一度距離を取った。それからレグレス将軍は炎を右手に宿すと、魔術を放った。それは着弾すると火柱が立つ強力なものであった。ゼイオンはそれが着弾する前に刀で跳ね返し、壁にぶつけた。その攻防は達人同士のせめぎ合いと似ていた。ゼイオンはまた刀を構えて縮地を使った。そしてレグレス将軍の懐に完全に入ると、ゼイオンは身体を回転させながら刀を縦に振った。それを辛うじて防いだレグレス将軍は左手にある長剣を袈裟懸けにして上から振り下ろした。ゼイオンはそれを難なく防ぐと、そのまま鍔迫り合いに持ち込んだ。ゼイオンは細身でありながら物干し竿を手足のように使いこなす腕力があったので、レグレス将軍と互角に押し合っていた。レグレス将軍は驚愕していた。ゲイオス王国の将軍がここまで次元の高い存在だったとは思わなかった。この分だとガトランは無事ではなかろう。ゼハートは力の将軍。剛力無双、多分ではあるがガトランは負けたであろう。レグレス将軍はゼイオンを何とか押し返し、弾き飛ばした。そして闘気を蘇らせた。


「君のその闘気!それを飲み込もう。僕は君のような強者のその闘気を喰らいたくて仕方がないんだ!僕の動きにここまで着いて来られるのはゼハートかラーディアウスぐらいなものなんだよ!でも君もその一員になった!僕の相手としてここまで相応しい者は君しかいない!僕には君しか写らない!」

「強者に出会う度にそんな事を言っているのか貴様は。それにラーディアウスとか言ったな。それがゲイオス王国のもう一人の将軍の名か。だが、この要塞は我々シュテーム連邦王国のものだ。大人しく返してもらうぞ」

「ラーディアウスには勝てない。絶対に。僕とゼハートが束になっても遊び半分で相手にされて尚、勝てなかった男なんだから。それに僕はこんな要塞の事なんてどうでもいいんだ。君と戦えれば僕はそれで充分なんだから!」


 ゼイオンは物干し竿を一度振ると、また冷ややかな闘気を纏った。ゼイオンは笑っていた。そしてまたレグレス将軍に向って刀を構えると、縮地を利用して突進してきた。レグレス将軍もそれに呼応するかのように突進し、両者がぶつかり合った。刀と剣が交わる。闘気と闘気がせめぎ合う。この鍔迫り合いはまた互角であった。ゼイオンは笑いをどこかに忘れ、真剣な面持ちになった。この鍔迫り合いは楽しみ云々というより余裕がないらしい。レグレス将軍は技量ではゼイオンに僅かに劣っていたが力量には軍配が上がっていた。なので、押し返すのはさして問題ではなかった。それでもゼイオンは退かない。むしろそのやり取りを余裕なく楽しんでいた。語弊はあるが、余裕のなさを、この状況を楽しんでいた。レグレス将軍はこの鍔迫り合いをわざと引いてゼイオンの体勢を崩させると、右手の長剣を左下、斜めから斬りかかった。体勢が崩れたゼイオンはその斬撃を刀で辛うじて受け流すと、瞬時に体勢を整えた。そしてゼイオンは刀を左手に移し替えると、素早く返すように斬撃を放った。レグレス将軍はその反撃に対応するべく左手の長剣で弾き返した。そして右手に持っていた長剣に雷鳴を纏わせると、それを一閃した。ゼイオンはそれを紙一重で躱し、両者はまた距離を取った。勝負は既に膠着状態となっていた。

 一方、エミリエルは中央を進んでいった。兵士たちは連れて来なかった。邪魔をするゲイオス王国の兵士たちは一人もいなかった。エミリエルはただ進んでいくだけで良かった。扉まではすぐだった。エミリエルは扉を開いた。そこにいたのは、あぐらをかいて刀を隣に置く男の姿であった。その男は動かなかった。エミリエルはそっと扉を閉じると、その男の顔を見た。影で隠れていた男の顔が、陽の光で露わになる。そこには物静かに目を閉じた男の顔があった。そして男は目を開いた。精悍な顔をしているこの男こそ、ゲイオス王国最強の将軍、最後の三人目であった。エミリエルは目を細めた。この男こそ、自分をあと一歩のところまで追い詰めた張本人である。そしてこの男こそが、シュテーム連邦王国とゲイオス王国の戦況を一変させたのである。エミリエルは危険こそ感じていたが、その男はただエミリエルをじっと見つめているだけであった。最初に口を開いたのはエミリエルである。


「久しぶりじゃのう。ラーディアウス・ロックハンス……妾と互角に戦えるゲイオス王国の唯一無二の男よ。座ってないで立つがよい。妾と戦する心構えはできたのかえ?」

「私にそのような挑発は通じない。良かろう、そこまでして死を望むのならそうしてやる。前のように逃がしはせん。お前こそ私と一騎打ちを演じる準備はできたのか?」

「妾の二千年にも及ぶ研鑽の果て、剣術の神域をお前に見せたことはない。これからじゃ」

「剣術の神域……そうか。お前も私と同じ域に達しているというのか。面白い」


 エミリエルの周囲に疾風が吹く。それはラーディアウスを巻き込んだ。ラーディアウスはそれを全て防ぎ切った。ラーディアウスは自身の刀を抜いていない。それなのにエミリエルの斬撃を全て防ぎ切った。ラーディアウスは右腕を振った。そう、この男は右腕だけで斬撃を全て受け流したのだ。だが、これは武術ではない事をエミリエルは悟っていた。このラーディアウスの腕は一振りの剣と化していた。そう、手刀である。エミリエルはそれを承知の上で抜刀を繰り返した。しかし、それらは全て受け流されていった。ラーディアウスは鎧を纏っていなかった。特殊な着物を着用していた。それだけである。エミリエルの太刀筋がラーディアウスの腕によって遂に露わになっていく。そして、エミリエルは渾身の力を込めて居合刀を薙いだ。それをラーディアウスは己の持つ刀で防いだ。このやり取りは神速の抜刀と究極の手刀による対決であった。ラーディアウスの刀は白金に輝いていた。そしてエミリエルはその刀を見ると微笑んだ。ラーディアウスが刀を抜く行為は稀であった。並大抵の敵はほとんど手刀で叩き斬れるので、いつもそうしていた。だが相手がエミリエルほどの実力者になると話が違う。次元が違う話になってくる。ラーディアウスは認識していた。エミリエルのその太刀筋はまだ手探り程度であるという事に。この神速の太刀筋は全力ではないという事に。ラーディアウスが刀を半分抜いたのはそれが理由であった。所謂、ラーディアウスも様子見していたという事になる。そしてエミリエルは居合刀に手を添えた。今度は本気であった。エミリエルは自らの闘気を放った。そこには妖力も混ざっていた。この妖力は魔力とは質が違っていた。そう、エミリエルは半分が神なのである。この闘気と妖力が混ざり合ったものはラーディアウスをあっという間に飲み込んでいた。その凄絶さは筆舌に尽くしがたい。ラーディアウスはその中を冷静な眼差しで見定めていた。そして、ラーディアウスも自らの闘気を放つと、戦場は一気に様子を変えた。これは間違いなく達人同士というよりはそれを遥か先に存在する何かと何かが激突する様子でもあった。空間が揺れる。その両者の呼吸が合った時、本当の戦端は開かれた。

 エミリエルは神速を超えた抜刀術でラーディアウスを攻め立てる。しかし、ラーディアウスもそれに対応するかのように抜刀術を繰り出した。一歩間違えれば要塞が崩壊するような攻防である。斬撃と斬撃が空間を作っていた。両者は抜刀術を繰り出しながら、徐々に間合いを詰めていった。刀と刀が切り結ぶ音が戦場を支配する。触れれば両者ともバラバラにされるのは目に見えていた。呼吸が乱れない。要塞の部屋の柱という柱が叩き斬られていく。しかし天井が崩れる事はなかった。両者の闘気が空間を支え、揺るがしているのであった。この凄まじい攻防は永遠に続くものと思われた。しかし均衡は崩れた。エミリエルは無尽蔵の体力を誇る。しかし、ラーディアウスは人間なので、僅かに遅れを取っていた。そこを隙とし、無想の一撃を放ったのだ。ラーディアウスはそれを紙一重で躱したが、同時にエミリエルはラーディアウスの懐に入るべく、突進した。居合刀を一閃したが、ラーディアウスはそれを躱すと、一旦距離を取った。そして呼吸を整えた。エミリエルも余裕がなかった。ラーディアウスの体力を徐々に削っていく作戦だったが、こうも簡単に態勢を整えられるとどうしようもなかった。エミリエルは思案した。この場合、自分の全力を引き出した抜刀術を防がれた場合、どうするか。それは力と力でぶつかり合うしか方法はないのではないか。居合刀から手を離し、背に差していた斬馬刀を抜いた。それを見たラーディアウスは抜刀術から一転、完全に刀身を露わにして構えた。


「妾もお前も酔狂な者よ。こんな戦に手を貸さずともまみえる場所は幾らでもあったじゃろうに。それが互いの国の為にこうして戦に興じねばならないとは……妾はお前と個として戦に興じたかったのじゃ。分かるかえ?妾にはお前と興じたかっただけじゃ。もっと別の形で」

「私は、私の信じる者の為に戦うのみ。ゲイオス王国の為だ、その為には私は不敗無敵でなければならない。だが皇国レミアムの将軍アルティスに負けた時、私は私の何かが壊れた気がした。その正体が分かった今、尚更負けるわけにはいかぬ。私は皇国レミアムの武の象徴に憧れたのだ。私は超える、この二人を超えるまで負けるわけにはいかぬのだ」

「アルティス……そうか。ジ・オードの兄弟がお前を変えたのじゃな。なら無理もない。じゃが、妾は理由があってシュテーム連邦王国に協力する身ゆえ、お前には消えてもらわなくてはいかん。これは悲しいが戦争なのじゃ」

「知れた事……私は戦争に身を投じた時からゲイオス王国と皇国レミアムの未来の為戦うのみ」


 エミリエルは斬馬刀に渾身の妖力を込めた。その輝きは桜が舞い散るような美しい輝きを放っていた。その構え方はまるで舞踊のように、艶やかであった。ラーディアウスはその姿に心を奪われながらも、構えを崩さなかった。そしてラーディアウスは踏み込みを入れ、縮地を利用してエミリエルの懐に入った。エミリエルはそれを予測していたようで、斬馬刀を流麗に薙いだ。それを防いだラーディアウスはそのまま鍔迫り合いに持ち込んだ。ラーディアウスとエミリエルの力は拮抗していた。膂力の時点でエミリエルと互角というラーディアウスは脅威であった。両者一歩も退かない。それどころかラーディアウスの闘気は益々強くなっていた。エミリエルは半身が神であるが故に潜在能力を開花させるには時間がかかった。だがラーディアウスの成長速度は凄まじかった。戦う度に進化していくのである。エミリエルの斬馬刀を押していくのはラーディアウスであった。それでもエミリエルは全力を出し続けていた。力押しの戦闘は二人の性分ではなかったが、この拮抗状態を崩すにはこうするしかなかった。エミリエルは斬馬刀に更なる妖力を込めた。そして更なる拮抗状態が出来上がった。それは剣術の神域に達した者同士の饗宴であった。これを止める者など、このドグマ大陸では今の所、皇国レミアムの将軍ぐらいであった。


「私の邪魔をするな。ゲイオス王国の諸君、私は戦争という理由でお前たちを殺めたくはない」


 ゼイフォゾンは敵という敵に囲まれていた。ゲイオス王国のほとんどがゼイフォゾンに襲い掛かってきた。その度に、ゼイフォゾンは罪悪感を重ねながらも生と死の概念を奪い取り、己の力にしていった。それでもゲイオス王国の軍勢はゼイフォゾンへの攻勢を緩めない。それは当たり前であった。今、ここでこの化け物を殺さねばいつか世界が大変な事になるという共通認識のもと、襲うのであった。ゼイフォゾンはガトランの心配をしていた。あのゼハートという将軍に一回負けている。また戦って勝てるとは限らない。自分が残れば良かったのではないか。ガトランを残して自分だけこうしているのがもどかしく思えた。ランゼイターを振るうゼイフォゾンはまるで生命体にある永劫輪廻から追放する神のようでもあった。森羅万象がゼイフォゾンに味方しているようでもあった。ゲイオス王国の兵士たちはそんなゼイフォゾンに絶え間なく襲い掛かってきた。ゼイフォゾンは、それを抹消するだけで良かった。やがて兵士たちがいなくなった時、ゼイフォゾンに異変が起きた。生と死の概念を吸収し過ぎたせいで、己の力を制御できなくなっていたのだ。そして、苦しみ、悶えた。ガトランを心配していたゼイフォゾンは初めて、自分の心配をした。そしてこうも思った。やっと死ねるのかも知れない。
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