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~神聖ザカルデウィス帝国 旅禍篇~

~神聖ザカルデウィス帝国後編~ 覚醒

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 この世の頂点を極める…それは誰にも踏破する事ができなかった領域である。約四千年前、アルティスはタオの国という国で、戦いを極めるべく修行していた。その修行は想像を絶するものであり、誰もアルティスの修行についていく者はいなかった。アルティスも、修行の中で、この世の頂点を極めるなど夢幻と考えていた。人類は、人類を超越する事などできない。そう考えていた。諦めていたが、諦めずに修行していた。タオの国とは、ライナス大陸に近い場所にある小国で、数多ある武の流派の起源が存在し、タオの国に渡る者は皆、武を極めたいがために渡ってくるのであった。タオの国では、武を一つ極める度にその流派の師となる事が許されており、国には師父と呼ばれる人間が数多く存在した。だが、一つ問題があった。タオの国には、武神太極と呼ばれる境地と、それに付随する神の御業があり、それを極めるにはタオの国の武の全てを、その手に収めないといけない。その武神太極に辿り着いた人間は、当時タオの国では歴史上存在していなかった。人智を越えたその武神太極に辿り着いた者は、この世の頂点に立つ武人である事の証明となり、アルティスは、いつかそんな存在になれればいいなという気持ちで修行していた。アルティスは、その時からいくつかの流派を極めていたが、それで少々の満足を得ていた。タオの国で、全ての武を極め抜き、武神太極、武神太極に目覚めた者が、その武神太極を限りなく磨き上げ、その精度を極限までに鍛えた者が稀に手にできる最強の武の領域、銀河烈震。こんな出鱈目な所業、誰にもできない。歴史上、誰もその領域に足を踏み入れた者はいないのだから。先人たちが、夢を描いた上の、また上の、雲を掴むような話を展開しただけに過ぎない。そうではないか…アルティスは、自分の限界を知っていると思い込んでいた。そのアルティスは、ある便りを受け取った。兄であるゼウレアーが人類最強の称号を得たのである。それも武人という括りではなく、戦士という立場で人類において最強の称号を得たのである。それはアルティスに衝撃を与えた。兄であるゼウレアーは昔から万能であったが、まさか別れた後に、そのような力を手にしていたとは思わなかった。純然たる人類最強…誰もが求めるこの称号は、今、兄ゼウレアーのもの。自分が限界を迎えている暇などなかった。その称号を手にした者の景色はどのようなものなのか。それを考えると、居ても立っても居られない気持ちに駆られた。アルティスは、それから一切の妥協と甘えを捨てて、修行の密度を濃く、そして兵法を極めるべく壮絶な勉学に励んだ。その鬼気迫るものは、タオの国の人間の全てが恐れおののくものであった。それから数年後、アルティスは、武神太極に到達、そして銀河烈震を極めた。タオの国で、いや、世界で最強の武を手にした後、隣国のカミシニの国へと渡り、剣術の勉学に励み、その奥義を手にした。それでも純然たる人類最強の称号は、兄ゼウレアー・ジ・オードのものとなっていた。

 兄ゼウレアー・ジ・オードの功績は輝かしいものがあり、アルティスは、その影に隠れていた。その後、アルティスは、タオの国に戻った。タオの国では頂点を極める力を手にして、更なる研鑽をしていた。皆からは無窮の鬼神と呼ばれ、最強の武人という称号を欲しいままにしていた。アルティスはタオの国で太極師父と呼ばれるようにもなり、慕われていたが、彼からすればそれは通過点に過ぎなかった。そしてしばらくしてから、自分の奥義書をいくつか出版して、それを世に広めた。《全領域侵攻制圧戦秘術“高原”》を考案し、一つ一つの動きが一撃必殺になり、一切合切を完全に決着させる神業を手にし、芸術とも言える動きの無駄のない流れがそれらを全て可能にした。武の道において不敗である事を証明し続けたアルティスは、誰にも止められなかった。極めても極めても、また課題を見つけ出し、更に極め続ける作業を繰り返していくなかで、果てには同じ人類では到達できない領域にまで足を踏み入れたのだ。彼は最強である事を証明するべく動いていた。そして、時代は百年戦争の末期、タオの国もその戦争に参画していく事を決め、武人たちは決起した。アルティスはその参画に唯一反対したが、時代の流れを止める事はできず、タオの国は戦乱に身を投じた。そのタオの国に降臨したのが、七英雄のひとり、レギオンロードである。その凄絶過ぎる力の前に為す術もなく、蹂躙されていき、アルティスを残してタオの国に存在する生命体は絶滅した。七英雄という存在はまさに神を超越した力を保有している事を確認したアルティスは海を渡り、ドグマ大陸に降りた。そこで目にしたのが、七英雄デスロード、ゴーデリウス一世であった。ゴーデリウス一世の力は、レギオンロードの比ではなく、七英雄最強を自負するに相応しい力を見せつけていた。まるで蹂躙という言葉では足りないほどの圧倒的な力で戦場を支配していく。その隣には兄ゼウレアー・ジ・オードがいた。ゼウレアーは百年戦争でも純然たる人類最強という称号に相応しい力を存分に振るっていた。アルティスは、彼らと共に戦い、百年戦争を終結に導いた。

 その彼らの活躍は全世界に響き渡り、震撼させた。彼らは皇国レミアムという国を建国し、ドグマ大陸の全域を支配、その力を拡大させ、錬金術で交易を繰り返し、錬金学を世界に広め、絢爛豪華な様相を呈した歴史を歩んでいった。邪教集団サペオレという存在が神剣降誕の儀式を行うまでは。アルティスは自身の奥義書と極意書をこの世に遺して老衰で一度死んだが、約二千年の時を経て皇国レミアムは復活、自身も全盛期の時と同じ状態で復活して、新たな歴史を刻みだした。アルティスは、自身が老衰で死んだ時の記憶を引き継いでいる。なので、覇界の大帝エクスマギアクレアの姿は見た事があったような気がしていた。それは記憶の中にあった確かな情報であった。今の状況、アルティスの立たされている状況は、絶望的であった。ドラゴンロード…覇界大帝エクスマギアクレア…そう、彼は覚えていた。この目の前に立っている竜王は、七英雄と同格なのではない。応竜王と呼ばれていたその竜王は、おびただしい数の竜を従えて、百年戦争で猛威を振るった。目に付く島という島を地図から消していったその存在は、ドラゴンロード。七英雄である。思い出したのだ。この存在は自分の君主である帝王ゴーデリウス一世と同じ存在である。思い出した途端、アルティスは得物を握る手が緩むのが分かった。


「そうか、俺は七英雄と対峙したのか。お前は七英雄ドラゴンロード、思い出したぜ。お前の正体がそうだと分かった時、俺は少し力が抜けるようだったよ」

「そうか……お主、思い出したのじゃな。だが手加減はせん。攻撃してこい、お前の努力は全て露と消える事だろう」

「なら遠慮なく攻撃してやるよ……龍劾奥義……」

「奥義書、龍劾に記された技のひとつか。ならば……」

「受けろ!神覇天衝!!」


 アルティスが、自身の奥義のひとつである神覇天衝を放った。得物を地面に思い切り叩き付け、その反動で天高く舞い上がり、自由落下の速度に全体重を乗せ、己の極限まで練り上げた闘気を得物に集中させて、必殺の一撃を叩き込む技である。その威力は山岳地帯の一部を抉るほどで、この攻撃は人類ではどうにもならない。しかし、その一撃必殺の剛撃でもエクスマギアクレアの鱗に傷一つすら付かなかったのである。アルティスにとって、神覇天衝という技で砕けぬものはなかったと思っていた。しかし、効かなかった。そればかりか、傷一つ負わせる事もできないという絶望的な結果だけ残して。信じられなかった、この世の頂点を極めた、純然たる人類最強の称号を得たアルティス・ジ・オードの御業が通用しない。七英雄という存在はこんなにも出鱈目なのか。このままでは反撃されて終わる。アルティスは距離を取った。それがこのエクスマギアクレアの前では一番やってはいけない事であるという真実を知らぬまま。エクスマギアクレアは神覇天衝の威力の全てをブレスに上乗せして、時間を十分巻き戻しながらアルティスに向けてブレスを飽きるまで叩き込んだ。その残酷な光景は、他者から見れば一瞬の出来事にしか映らず、ソーンですら何が起こったか理解ができなかった。ただ結果だけが残った。アルティスは瀕死の重傷を負っていた。だが、まだ立っていた。身体は九分九厘死んでいたかも知れないが、魂で立っていた。あまりの力の差に、普通なら希望など見えないはずだが、それでも立っていた。その目は死んでいなかった。人間と七英雄という差、見えない何かがあった。壁があった。それは大きな隔たりであった。どうあがいても埋まらない、人類ではどうする事もできない差がそこにあった。しかし、アルティスは、その心は、魂は、諦めていなかった。血が全身から噴き出していた。しかし、その血は燃え上っていた。聖なる戦いに挑んだ天の使いが、その燃え上る血を使って敵を屠るようなイメージである。その血の滾りは異常とも取れるもので、見ていた元帥ギルバートが戦慄した。アルティスという男は、ただの命知らずなのか、馬鹿なのか、それともこの状況で何ができるのか、しかしこの悪寒はなんだと自問自答した。

 アルティスを目の前にして、悪寒が止まらないのである。その威圧感と圧迫感は、瀕死の重傷を負った後から急に増してきている。人間の肉体ではなく、魂で動いているなら、だがおかしい。このまま寝ていれば済んだ話である。どうしてこんなに悪寒が止まらないのであろう。元帥ギルバートは後ずさりして、エクスマギアクレアと話した。


「あの攻撃を受けてまだ立っている。何なんだ……あの男は、それも瀕死じゃないか。何故寝てくれない。この悪寒はなんだ、俺のどこが恐怖しているのだ。俺はあの重傷を負った、あの木偶のような男に恐怖しているのか。クレア!あの男を殺せ!今度こそ、確実に、息の根を止めろ!あいつは普通じゃない。人間だと思うな!」

「恨みはないが、仕方ないのう……アルティス・ジ・オード、死んでもらうぞ」


 エクスマギアクレアは一思いに殺してやろうと、その掌から光剣を召喚した。その光剣は紛れもない聖剣であった。覇界帝光刃ブラフマーストラである。この聖剣は無限に刀身を伸ばす事ができた。その切れ味は万物を両断し、竜も魔族も人間も関係なく絶滅させる事が可能なほどの神の魔力が通っていた。その凶刃がアルティスに迫ってきた。エクスマギアクレアはそのブラフマーストラの刀身を、アルティスに向けて伸ばした。その位置は確実に心臓を捉えていた。この一撃を止める事が可能な者はそこにはいなかった。アルティスは無意識に死期を悟っていた。もうすぐ自分は死ぬ。これは決定している事である。だが、それでいいのか?本当に後悔はないのか?魂が問いかけた。問う、その血は凍えたのか?と…アルティスは否と答えた。そして、ドグマ大陸を離れる時の事を思い出していた。そう、サリエッタと話した。それはかけがえのない時間であった。サリエッタの気持ちに気付いておきながらも、自分は知らない振りをしていた。サリエッタはアルティスを愛していた。アルティスも、サリエッタを愛していた。それは確かな愛であった。だが、友情という絆を壊したくないから、知らない振りをしていた。自分は武人である。戦がなければ生きていけない、不器用な人間である。そんなサリエッタを幸せにできるのだろうかと考えていた。しかし、アルティスはこの死期にやっと自分の気持ちに素直になる事ができた。この場で死んでも、生きていても、奇跡が起こっても、何でもいい。自分はそれでもサリエッタを愛している。この気持ちは、一握りの気持ちは変わらない。無償の愛という言葉があるように、サリエッタは自分に無償の心配と、言葉を投げかけてくれた。結果がどうあれ、それは変わらない。会いたい、サリエッタに会いたい。全ての結果を受け入れよう、だが、この竜を、エクスマギアクレアを倒して、またサリエッタに会って、命を散らしたい。

 そう思った時、サリエッタを想った時、まさに奇跡は起きた。ブラフマーストラの刀身が、アルティスに届く前に、光がその刀身を粒子に変えた。そして弾けた。アルティスはブラフマーストラの凶刃を消したのである。エクスマギアクレアは、単純に驚いていた。こんな奇跡がこの世にもまだあったのかと驚嘆していた。その様子を見ていたソーンも驚愕していた。元帥ギルバートは言葉を失っていた。エクスマギアクレアが口を開く。


「まったく困ったもんじゃのう……」

「まだ……サリエッタ……生きたい。俺は……」

「もう一押しかのう」

「!!」


 瞬間、アルティスの目が開いた。アルティスの周囲から闘気が溢れ出た。その闘気の規模は人間の出せる限界などとっくに超えていた。闘気が奔流となって戦場を埋めていく。爆発し続ける闘気の中心にいるアルティスに、闘神の姿をした闘気が覆う。アルティスの流した血が沸騰し、蒸発していくのが見えた。激しさと静かさが両立した闘気は凄まじく戦場を支配していく。アルティスの傷が塞がっていく。そして着用していた鎧の形が変化していく。アルティスの眼球は光り輝いて、まるで人間のそれとは別物のように見えてきた。そして、その存在感は拡大していった。溢れ出した闘気がアルティスに集中していき、ひとつの光の束になり、やがてそれがアルティスのもとへと還元していき、落ち着いたと思われた途端、戦場の空気が一変した。空間が揺れる。そして空間が割れる。天上天下唯我独尊という言葉が似合う、アルティスは別の何かになっていた。だが、人間である事は捨ててないようにも見える。彼はどうしてしまったのか、誰にも想像できなかったのは確かである。ただ、ただの人間には出せない神々しさを併せ持っていた。ソーンが心配して声をかける。


「アルティス・ジ・オード……あなたはどうなってしまったの?」

「どうなってしまった……か。この男、まさか現人神に存在が昇華したのか。だとすればこの世界が始まって以来の出来事じゃ。もしそうなら、この男は神という領域に達した事に他ならぬ。覇界でも現人神の存在を示唆していた。人間が全てにおいて存在を昇華できるのなら、超越者として、七英雄と同じ存在になれるのならば、どのような力を保有するのか。この男はそういう存在になったのだ。それも自力で、人間でありながら神という領域に踏み込んだ。この戦い、儂でも分からぬぞ」

「現人神……人間でありながら神、神であり人間、そういう存在が実在していたなんて……」

「俺は生きているのか……だとするとお前を破壊するのはやはり俺の役目だったというわけだ。覇界大帝エクスマギアクレア、お前には覚悟してもらう。俺は、今の俺は完全に不敗の存在となった」

「現人神になったばかりで力を制御できていない今、お主を殺すのに時間をかけていられぬ。残念じゃが、今のお主でも儂を止める事はできぬぞ」

「御託はいい。来い……」


 アルティスはエクスマギアクレアが攻めるのを待った。それに呼応するかのように、エクスマギアクレアがブラフマーストラを再度発現させて、刀身を伸ばし、斬りかかってきた。それを指一本で受け止めた。ここに来てまた信じられない事が起こっていた。アルティスはブラフマーストラを指一本で受け止めつつ、その刀身を指で弾くと、ブラフマーストラが消えていった。エクスマギアクレアは現人神になったアルティスの力の前にして何もできないでいた。あまりにも大きかった隔たり、大きな壁が、瞬時に埋まった。軽々と乗り越えてきた。その力は、人類において、天上天下唯我独尊。無窮の鬼神の真の力は、ここで終わるものでもなかった。アルティスは、得物を地面に叩き付けて、その反動で天高く宙に上がった。その高さは今までの比ではなく、そこから落ちてくる速度も尋常ではなかった。得物である剛覇方天画戟に極限にまで高められた神力と闘気が集中してくる。エクスマギアクレアは回避しようとするが、間に合わなかった。そして、アルティスが必殺の一撃を加えた。


「無想……神覇天衝!!」

「ぬおおおおおおおおおお!!」


 その一撃は、確実にエクスマギアクレアの胴体を捉えた。そして直撃とはいかなかったが、衝撃はエクスマギアクレアを貫通した。そのダメージは凄まじく、外皮と大鱗が剥がれた。アルティスはその場で追撃はせずに、仁王立ちしていた。エクスマギアクレアは、今のアルティスと戦うのは危険だと判断した。元帥ギルバートに、退却するように指示した。この戦いは敗北であると伝えたのだ。その判断は正しかったのかも知れない。しかし、背後に控えていた艦隊が両翼を破壊されて、墜落していくのが分かった。ミカエラが元帥ギルバートの本陣に食い込んだのである。そこにはルシファーも一緒であった。ゼイフォゾンも加勢に来た。退路を断たれた元帥ギルバートとエクスマギアクレアは、自身の敗北を認めた。もう戦えない。そういうところまで来てしまったのだ。そして、このインペリウス大陸の内乱は終わりを告げた。アイゼンはミカエラの独房に入れられていた。誰も死人が出ないという目的を果たしたゼイフォゾンは少し安心した。そして、アルティスを見た。アルティスは元のアルティスに戻っていた。現人神の力は、進化は永続的に続くものではなかった。そして、力尽きるように倒れ込んだ。ゼイフォゾンはアルティスを抱え、戦いは終わったのだと伝えた。もう戦う必要はないと伝えた。この悲しい争いは終わったのだと。だから今は眠れ…と。だが、これからがインペリウス大陸にとって大変な時代かも知れないと予感した。その通りかも知れなかった。お互いに受け入れがたい事実があったから、だからこその戦争が起こったのだから。話し合いのテーブルでお互いが受け入れられる意見を言うのは簡単ではない。それは、別の意味での戦争と同じで相違はなかった。


「私の役目は終わった。これからは、戦争という手段を使わず、話し合いで解決するべきである。必要なら、私もその席に座ろう」

「ゼイフォゾン、君はこのインペリウス大陸の英雄だ。アルティスもさ、だからゆっくりとしていてくれ。僕たちの問題だから、僕たちが解決するべきなんだよ。だって、君たちは旅禍なんだからさ、でも今でも思っている。感謝の言葉をどこまで述べたらいいのか分からないけど、でもね、感謝しているんだよ。ね?ゲンドラシル」

「その通りだ。このインペリウス大陸の救世主となってくれたお前を、神聖ザカルデウィス帝国は歓迎する。エアラルテとギルバート、アイゼンは任せろ。ソーンとカオウスで処遇は考える。この戦いで残ったのは死ではなく、希望だった。感謝している、ゼイフォゾン」


 インペリウス大陸の内乱は終焉を迎え、新たに陽が昇っていくのが確認できた。夜明けがやってきたのだ。皆生きている。それだけでいい。今はそれだけで充分である。ゼイフォゾンはアルティスを抱き抱え、清々しい表情でミカエラに乗り込んだ。
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