3 / 25
【ep.03】マリア様の幸せ
しおりを挟む
マリア様の婚約のお話を聞いても、すぐに理解できなかった。正確には理解したくなかった。
だってマリア様は1ヶ月後の誕生日にこの家を出て行くのだ。
家同士が決めた婚約は身分の高い方々では常識で、だけど平民であった私には遠い世界。
それでもマリア様が幸せであるのなら、私は笑顔で見送りたいです。
どれ位の時間が経ったのか、部屋の中は朝日で眩しくなって、次々とメイドさんたちがやってきました。
下を向いている暇などないのです。メイドの仕事は毎日やってくるのですから。
いつもの様に洗濯や掃除をしていけばお昼になって、それでも回り切れない位このお城は広い。
掃除をしながらぼんやりと廊下を歩いていたら、自分がどこにいるのかも分からなくなってしまいました。
「……マリア――」
「……ですわ――」
慌てて自分のいる位置を確認していると、廊下の少し先にマリア様の姿が見えた。その隣にいる殿方を見て私は思わず廊下の角に隠れる。
このお城では見た事がない方で、マリア様がお召しになっているドレスがいつもより豪華だと理解すれば、隣にいる理由が解ってしまった。
あれがマリア様の婚約相手。
金髪碧眼の王子様。一言で表すのならそんな素敵な方だと伺えて、私はほうきを強く抱きしめながらその場を去ろうと視線を床に落とす。
「マリア……なぜ僕の言う事が聞けない!?」
「きゃっ!!」
2人の大きな声が聞こえて、反射で見てしまった光景に思わず駆けつけたくたくなる思いを堪えて、私は廊下の角に隠れ続ける。
マリア様は婚約相手に叩かれた頬を覆いながら少しだけ強い視線を送っている。
その視線を睨む様に見つめ返す方がマリア様の婚約相手だなんて信じたくありません。
「……いつになったら僕の言う事を分かってくれるんだ?」
「……あなたの気持ちは、わたくしには大きすぎるのです……」
「……そんな事はないといつか分からせてやろう。今日はこれで帰る、マリア……僕は心から君を愛しているよ」
「……お外までご案内しますわ」
お二人はそのまま真っ直ぐ進んで行って、足音が聞こえなくなるまで私は息を止めていた。大きく深呼吸した後、大きなため息を吐く。
これはお二人の問題で私が考える事ではありません。
そう解っています。なのに、どうして胸が苦しいのですか?
私はただ、マリア様が幸せな人生を歩んでほしいだけなのに。どうすれば、マリア様は幸せになれるのですか?
ねえ神様、教えてください。
*
それから1ヶ月、私はメイドの仕事をこなしながら、マリア様の幸せを考え続けました。
答えはまだ出ていません。でもどうするかは決めました。
今日はマリア様の18歳のお誕生日です。
婚約相手がお迎えに来る時間や今日の流れは事前に共有されています。
お城中がマリア様の結婚を祝福している中、私はお城の前に立っています。
聞かされていた時間丁度に婚約相手がやって来て、私の姿を見て疑問に思ったのか近付いてきました。
「ルイ・アルデンヌ様、お待ちしておりました。よろしければ、一曲踊っていただけないでしょうか?」
「……貴様、何を考えている?」
会釈をした後、私は杖を構えて婚約相手のルイ様を見つめた。しっかりと、強気な態度で。
「申し訳ありませんが、私はあなたがマリア様を幸せしていただけるか確認をしたいのです」
「……ただのメイドではないな……何者だ?」
「申し遅れました。私は魔女のエマと申します。安心なさってください、すぐに決着はつきますので」
「……意地でもそこを退かないつもりか……いいだろう、一瞬で終わらせてマリアの元へ行く」
一瞬で辺りの空気が変わった。周りで様子を伺っていた人々も私たちの本気の勝負に手を出す勇気などないでしょう。
だってお互いにマリア様の幸せを望んでいます。でもその幸せの形が違う事に私たちは気付いています。
ルイ様は私の実力を知りません。だから様子を伺っているのでしょうし、実際ルイ様の剣術は誰もが認める位の一流だとのお話も存しております。
だけど、私は魔女です。
ねえルイ様、あなたではマリア様を幸せにはできません。
その私の心の声が聞こえたのか、ルイ様は私に向かって駆けて来る。
早いと思った次の瞬間には目の前にいて、私はよく見て振り下ろされる剣を避けて後退する。
「やはり、お強いですね」
「……今のを避けたな」
「ルイ様、あなたはマリア様を幸せにできますか?」
ピクリ、とルイ様の眉間に皺が寄ったのを確認した私は、ルイ様が走って来るのを予想して瞬時に後退する。
ルイ様の機嫌が悪くなって行くのを感じながら、私は冷や汗が垂れるのを必死で隠し続ける。
私たちの戦いの様子を見る人々が増えてきて、私はどこまで隠し続けられるのか不安です。
私は魔法が使えません。
避ける事は得意ですが、攻撃はルイ様には勝てない。
「エマ!? ルイ!? やめてください!!」
騒ぎになっているのがマリア様の耳にまで入った様で、マリア様は純白のドレスをお召しになったまま私たちの戦いを止めようと離れた位置から大声で叫んでいます。
マリア様の姿を見て私は笑みを浮かべる。
「……少し手加減をしていたのだが、その必要もないらしい」
「……ふふっ、ようやく本気になって下さいましたか?」
「その減らず口、今すぐきけない様にしてやる!!」
ルイ様が本気で駆けて来る。本気なのもあって少し見え辛い。だけどここで逃すつもりは私にもありません。
ルイ様が振るう剣をしっかりと見て、私は勢いよく駆けた――
だってマリア様は1ヶ月後の誕生日にこの家を出て行くのだ。
家同士が決めた婚約は身分の高い方々では常識で、だけど平民であった私には遠い世界。
それでもマリア様が幸せであるのなら、私は笑顔で見送りたいです。
どれ位の時間が経ったのか、部屋の中は朝日で眩しくなって、次々とメイドさんたちがやってきました。
下を向いている暇などないのです。メイドの仕事は毎日やってくるのですから。
いつもの様に洗濯や掃除をしていけばお昼になって、それでも回り切れない位このお城は広い。
掃除をしながらぼんやりと廊下を歩いていたら、自分がどこにいるのかも分からなくなってしまいました。
「……マリア――」
「……ですわ――」
慌てて自分のいる位置を確認していると、廊下の少し先にマリア様の姿が見えた。その隣にいる殿方を見て私は思わず廊下の角に隠れる。
このお城では見た事がない方で、マリア様がお召しになっているドレスがいつもより豪華だと理解すれば、隣にいる理由が解ってしまった。
あれがマリア様の婚約相手。
金髪碧眼の王子様。一言で表すのならそんな素敵な方だと伺えて、私はほうきを強く抱きしめながらその場を去ろうと視線を床に落とす。
「マリア……なぜ僕の言う事が聞けない!?」
「きゃっ!!」
2人の大きな声が聞こえて、反射で見てしまった光景に思わず駆けつけたくたくなる思いを堪えて、私は廊下の角に隠れ続ける。
マリア様は婚約相手に叩かれた頬を覆いながら少しだけ強い視線を送っている。
その視線を睨む様に見つめ返す方がマリア様の婚約相手だなんて信じたくありません。
「……いつになったら僕の言う事を分かってくれるんだ?」
「……あなたの気持ちは、わたくしには大きすぎるのです……」
「……そんな事はないといつか分からせてやろう。今日はこれで帰る、マリア……僕は心から君を愛しているよ」
「……お外までご案内しますわ」
お二人はそのまま真っ直ぐ進んで行って、足音が聞こえなくなるまで私は息を止めていた。大きく深呼吸した後、大きなため息を吐く。
これはお二人の問題で私が考える事ではありません。
そう解っています。なのに、どうして胸が苦しいのですか?
私はただ、マリア様が幸せな人生を歩んでほしいだけなのに。どうすれば、マリア様は幸せになれるのですか?
ねえ神様、教えてください。
*
それから1ヶ月、私はメイドの仕事をこなしながら、マリア様の幸せを考え続けました。
答えはまだ出ていません。でもどうするかは決めました。
今日はマリア様の18歳のお誕生日です。
婚約相手がお迎えに来る時間や今日の流れは事前に共有されています。
お城中がマリア様の結婚を祝福している中、私はお城の前に立っています。
聞かされていた時間丁度に婚約相手がやって来て、私の姿を見て疑問に思ったのか近付いてきました。
「ルイ・アルデンヌ様、お待ちしておりました。よろしければ、一曲踊っていただけないでしょうか?」
「……貴様、何を考えている?」
会釈をした後、私は杖を構えて婚約相手のルイ様を見つめた。しっかりと、強気な態度で。
「申し訳ありませんが、私はあなたがマリア様を幸せしていただけるか確認をしたいのです」
「……ただのメイドではないな……何者だ?」
「申し遅れました。私は魔女のエマと申します。安心なさってください、すぐに決着はつきますので」
「……意地でもそこを退かないつもりか……いいだろう、一瞬で終わらせてマリアの元へ行く」
一瞬で辺りの空気が変わった。周りで様子を伺っていた人々も私たちの本気の勝負に手を出す勇気などないでしょう。
だってお互いにマリア様の幸せを望んでいます。でもその幸せの形が違う事に私たちは気付いています。
ルイ様は私の実力を知りません。だから様子を伺っているのでしょうし、実際ルイ様の剣術は誰もが認める位の一流だとのお話も存しております。
だけど、私は魔女です。
ねえルイ様、あなたではマリア様を幸せにはできません。
その私の心の声が聞こえたのか、ルイ様は私に向かって駆けて来る。
早いと思った次の瞬間には目の前にいて、私はよく見て振り下ろされる剣を避けて後退する。
「やはり、お強いですね」
「……今のを避けたな」
「ルイ様、あなたはマリア様を幸せにできますか?」
ピクリ、とルイ様の眉間に皺が寄ったのを確認した私は、ルイ様が走って来るのを予想して瞬時に後退する。
ルイ様の機嫌が悪くなって行くのを感じながら、私は冷や汗が垂れるのを必死で隠し続ける。
私たちの戦いの様子を見る人々が増えてきて、私はどこまで隠し続けられるのか不安です。
私は魔法が使えません。
避ける事は得意ですが、攻撃はルイ様には勝てない。
「エマ!? ルイ!? やめてください!!」
騒ぎになっているのがマリア様の耳にまで入った様で、マリア様は純白のドレスをお召しになったまま私たちの戦いを止めようと離れた位置から大声で叫んでいます。
マリア様の姿を見て私は笑みを浮かべる。
「……少し手加減をしていたのだが、その必要もないらしい」
「……ふふっ、ようやく本気になって下さいましたか?」
「その減らず口、今すぐきけない様にしてやる!!」
ルイ様が本気で駆けて来る。本気なのもあって少し見え辛い。だけどここで逃すつもりは私にもありません。
ルイ様が振るう剣をしっかりと見て、私は勢いよく駆けた――
0
あなたにおすすめの小説
お兄様、冷血貴公子じゃなかったんですか?~7歳から始める第二の聖女人生~
みつまめ つぼみ
ファンタジー
17歳で偽りの聖女として処刑された記憶を持つ7歳の女の子が、今度こそ世界を救うためにエルメーテ公爵家に引き取られて人生をやり直します。
記憶では冷血貴公子と呼ばれていた公爵令息は、義妹である主人公一筋。
そんな義兄に戸惑いながらも甘える日々。
「お兄様? シスコンもほどほどにしてくださいね?」
恋愛ポンコツと冷血貴公子の、コミカルでシリアスな救世物語開幕!
【完結】無能と婚約破棄された令嬢、辺境で最強魔導士として覚醒しました
東野あさひ
ファンタジー
無能の烙印、婚約破棄、そして辺境追放――。でもそれ、全部“勘違い”でした。
王国随一の名門貴族令嬢ノクティア・エルヴァーンは、魔力がないと断定され、婚約を破棄されて辺境へと追放された。
だが、誰も知らなかった――彼女が「古代魔術」の適性を持つ唯一の魔導士であることを。
行き着いた先は魔物の脅威に晒されるグランツ砦。
冷徹な司令官カイラスとの出会いをきっかけに、彼女の眠っていた力が次第に目を覚まし始める。
無能令嬢と嘲笑された少女が、辺境で覚醒し、最強へと駆け上がる――!
王都の者たちよ、見ていなさい。今度は私が、あなたたちを見下ろす番です。
これは、“追放令嬢”が辺境から世界を変える、痛快ざまぁ×覚醒ファンタジー。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
精霊に愛される(呪いにもにた愛)少女~全属性の加護を貰う~
如月花恋
ファンタジー
今この世界にはたくさんの精霊がいる
その精霊達から生まれた瞬間に加護を貰う
稀に2つ以上の属性の2体の精霊から加護を貰うことがある
まぁ大体は親の属性を受け継ぐのだが…
だが…全属性の加護を貰うなど不可能とされてきた…
そんな時に生まれたシャルロッテ
全属性の加護を持つ少女
いったいこれからどうなるのか…
【完結】うさぎ転生 〜女子高生の私、交通事故で死んだと思ったら、気づけば現代ダンジョンの最弱モンスターに!?最強目指して生き延びる〜
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
女子高生の篠崎カレンは、交通事故に遭って命を落とした……はずが、目覚めるとそこはモンスターあふれる現代ダンジョン。しかも身体はウサギになっていた!
HPはわずか5、攻撃力もゼロに等しい「最弱モンスター」扱いの白うさぎ。それでもスライムやコボルトにおびえながら、なんとか生き延びる日々。唯一の救いは、ダンジョン特有の“スキル”を磨けば強くなれるということ。
跳躍蹴りでスライムを倒し、小動物の悲鳴でコボルトを怯ませ、少しずつ経験値を積んでいくうちに、カレンは手応えを感じ始める。
「このままじゃ終わらない。私、もっと強くなっていつか……」
最弱からの“首刈りウサギ”進化を目指して、ウサギの身体で奮闘するカレン。彼女はこの危険だらけのダンジョンで、生き延びるだけでなく“人間へ戻る術(すべ)”を探し当てられるのか? それとも新たなモンスターとしての道を歩むのか?最弱うさぎの成り上がりサバイバルが、いま幕を開ける!
聖女なんかじゃありません!~異世界で介護始めたらなぜか伯爵様に愛でられてます~
トモモト ヨシユキ
ファンタジー
川で溺れていた猫を助けようとして飛び込屋敷に連れていかれる。それから私は、魔物と戦い手足を失った寝たきりの伯爵様の世話人になることに。気難しい伯爵様に手を焼きつつもQOLを上げるために努力する私。
そんな私に伯爵様の主治医がプロポーズしてきたりと、突然のモテ期が到来?
エブリスタ、小説家になろうにも掲載しています。
王女様は聖女様?おてんば姫の大冒険~ペットのドラゴンが迷子なので冒険者になって探しに行きます!~
しましまにゃんこ
ファンタジー
アリシア王国の第3王女ティアラ姫には誰にも言えない秘密があった。
それは自分が全属性の魔力を持ち、最強のチート能力を持っていた「建国の賢者アリシア」の生まれ変わりであること!
8才の誕生日を境に前世の記憶を取り戻したものの、500年後に転生したことを知って慌てる。なぜなら死の直前、パートナーのドラゴンに必ず生まれ変わって会いにいくと約束したから。
どこにいてもきっとわかる!と豪語したものの、肝心のドラゴンの気配を感じることができない。全属性の魔力は受け継いだものの、かつての力に比べて圧倒的に弱くなっていたのだ!
「500年……長い。いや、でも、ドラゴンだし。きっと生きてる、よね?待ってて。約束通りきっと会いにいくから!」
かつての力を取り戻しつつ、チートな魔法で大活躍!愛する家族と優しい婚約者候補、可愛い獣人たちに囲まれた穏やかで平和な日々。
しかし、かつての母国が各国に向けて宣戦布告したことにより、少しずつ世界の平和が脅かされていく。
「今度こそ、私が世界を救って見せる!」
失われたドラゴンと世界の破滅を防ぐため、ティアラ姫の冒険の旅が今、始まる!
剣と魔法が織りなすファンタジーの世界で、アリシア王国第3王女として生まれ変わったかつての賢者が巻き起こす、愛と成長と冒険の物語です。
イケメン王子たちとの甘い恋の行方もお見逃しなく。
小説家になろう、カクヨムさま他サイトでも投稿しています。
迷い人と当たり人〜伝説の国の魔道具で気ままに快適冒険者ライフを目指します〜
青空ばらみ
ファンタジー
一歳で両親を亡くし母方の伯父マークがいる辺境伯領に連れて来られたパール。 伯父と一緒に暮らすお許しを辺境伯様に乞うため訪れていた辺境伯邸で、たまたま出くわした侯爵令嬢の無知な善意により 六歳で見習い冒険者になることが決定してしまった! 運良く? 『前世の記憶』を思い出し『スマッホ』のチェリーちゃんにも協力してもらいながら 立派な冒険者になるために 前世使えなかった魔法も喜んで覚え、なんだか百年に一人現れるかどうかの伝説の国に迷いこんだ『迷い人』にもなってしまって、その恩恵を受けようとする『当たり人』と呼ばれる人たちに貢がれたり…… ぜんぜん理想の田舎でまったりスローライフは送れないけど、しょうがないから伝説の国の魔道具を駆使して 気ままに快適冒険者を目指しながら 周りのみんなを無自覚でハッピーライフに巻き込んで? 楽しく生きていこうかな! ゆる〜いスローペースのご都合ファンタジーです。
小説家になろう様でも投稿をしております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる