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lv.7 マティス
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[Ⅰ]
昼頃にドムさんは荷馬車と共に現れた。
荷馬車は輸送業者のモノで、ドムさんが手配したものだ。
そして、出来上がった剣を荷馬車に積み込み、俺はドムさん達と共にイシルの村を後にしたのである。
ちなみに今回は、フレイさんも一緒にマティスへ行く。
領主に納める剣であるので、その証明による立ち合いも兼ねているようだ。
そして、俺もその護衛として一緒に向かうのである。
但し、俺の他にも護衛が2人いた。
それはイシルの村に住む若い青年ランドと、少女ユミルであった。
見た目は2人共、欧米系である。
それと2人は兄妹で、俺やフレイさんと共に、今は馬車の荷台にて、周囲の警戒をしているところだ。
ランドは俺の1つ下の18歳で、ユミルが3つ下の16歳。ランドは長身のイケメンで、茶髪ショートヘアの爽やかな感じの男だ。
ユミルも可愛い顔立ちをしている。肩より長い茶色の髪を後ろで纏め、ポニーテールにしている所為か、少し活発な雰囲気がする女子であった。あと数年すると、綺麗な女になりそうである。
また、この兄妹は、フレイさんの鍛冶の手伝いをしてくれた者達で、その縁もあってか、俺と一番仲の良い村人でもあるのだ。
「早くも森の街道だな。やっぱり馬車移動は楽だよ。帰りは歩かなきゃいけないから、気が滅入るけど」
と、ランドが呟いた。
ちょうど今、シュレンが殺害された、あの森の街道に差し掛かったところである。
色々とあった森の街道だが、今日は複数人での移動だから、ガルマとかも気にする必要はないだろう。
ちなみに街道には、俺達以外にも少し人通りがあるので、今はそう何かが起きる気配もない。
前回、ドムさんがガルマに襲われたのは、誰も通らない時だったからのようだ。
なので今日は、気楽な旅になりそうであった。
まぁそうは言っても、積み荷が領主宛てなので、ドムさんは気が気じゃないようである。
今も御者の男と一緒に、警戒しながら前に座っているところだ。
こればかりは無理もない話であった。
「あ、そうだ。コジローさん、また村に帰ったら手合わせしてよ」
そんな事を考えていると、ランドが俺に話を振ってきた。
今日のランドは護衛という事もあり、布の服の上から防具を装備している。
革製の鎧と革のブーツ、それにロギン製の廉価な長剣と木の盾という出で立ちだ。
まぁなんというか、ファンタジーRPGの初期装備のような格好であった。
その隣にいる妹のユミルも似たような格好だ。
ちなみに俺は、布の服の上から白いローブを纏い、日本刀モドキを背負う出で立ちである。
しかし、こんな格好をしているという事は……ユミルは剣士になるつもりなんだろうか?
まぁオヴェリウスにも、女の騎士や剣士がいなかったわけではないが、本人の意思なら仕方あるまい。
ちょっと勿体無い気もするところだ。
「お兄ちゃん、手合わせじゃなくて、稽古つけてもらうの間違いじゃないの? どうせまた負けるわよ。コジローさん、もの凄く強いもの。村の若い人で、誰もコジローさんに勝てないんだから」
妹のユミルがそう言って、茶々を入れた。
そう、ユミルの言うとおり、俺は村の若い剣士達と軽く手合わせして、今のところ全勝中である。
というか、村にいるのはなんちゃって素人剣士ばかりなので、そもそも相手にならないのだ。
おまけに若い奴といっても数人で、俺が逆に稽古をつけてるような状況なのである。
「おい、ユミル。そんなにはっきり言うなよ。俺は手合わせだと思ってんだから」
「お兄ちゃんがそう思うのは勝手よ。でも、端から見てると、あしらわれてるようにしか見えないわよ。それはそうと、コジローさん、私も稽古つけてもらっていい? 私も強くなりたいわ」
「まぁいいけど……無理はしないようにね」
そこでフレイさんが笑い声を上げた。
「ハッハッハ、確かに、イシルの軟弱剣士では、コジローさんには歯が立たんだろうな。儂も見誤っていたわ。身体が細いから、剣士といっても駆け出しと思うていたが……儂も驚くくらいの相当な腕前だったからな。儂も目が曇ったものだよ。コジローさんはオヴェリウス出身のようだが、あの国には色んな剣術や製造技術があったのだな。あんな事になって、つくづく残念だ」
俺は苦笑いを浮かべる事しかできなかった。
別の世界の技なので、下手な事は言えないからだ。
今後は、あまり迂闊なことをしないようにしよう。
「ま、まぁ確かにそうですね。フレイさんの言うとおり、非常に残念です。グランゼニスに対して怒りしか沸きませんから……」
俺はそう言って、悲し気に遠くを見た。
大して怒りもないが、これで少し話題を逸らしておこう。
そして馬車は、森の街道をガラガラと進み続けるのである。
[Ⅱ]
アルディオン国の西に位置するマティス。
地平線の彼方まで広がる大海原が見える、立派な港街だ。
波は穏やかで、海面は太陽に照らされ、キラキラ輝いている。
時折、ウミネコのような鳥の鳴き声が潮風に乗って聞こえてきた。
港には、そこそこ大きな木造船舶がゆらゆらと停泊している。
そんな長閑な海辺だが、ここは海と陸から、人に物に金が動くので、かなり大きな街であった。
部類的には商業都市といったところか。
まぁとはいっても中世的な街なので、人口はそこまで多くない。
シュレンの記憶だと、人口3万人程度の街といったところだ。
これでもかなり大きな街の部類である。
そして御多分に漏れず、衛生状況や治安状況もそんなに良くない。
街にはゴロツキみたいな輩もそこそこいる上に、結構ゴミも多いからだ。
また、イシルの村は人間ばかりだったが、ここマティスには、毛むくじゃらの猿人ヴァザンや、耳の尖ったエルフみたいなルヴィンという種族もいた。
その他にも、色んな人種がいるので、マティスは多民族国家のような雰囲気も持ち合わせているのだ。
まぁオヴェリウスにもそういう種族は少しいたので、そんなに珍しい事ではない。
この世界では普通の事なんだろう。シュレンの記憶がなければ、俺も度肝を抜かれていたに違いない。
さて、この地域を治める領主のマティス公だが、アルディオン国でも格が高い貴族のようで、一目置かれている。
というのも、現アルディオン王妃が、このマティス出身であり、今の領主の姉でもあるからだ。
その為、貴族界隈ではかなり力を持っているようである。
「この高台からだとマティスの街がよく見えるな。そして……やっぱ、海は海だよ。日本にいた時と何も変わらない。壮大で青くて、波があって、潮風がある。港だねぇ」
俺は今、街の高台から海を眺めているところだ。
高台の下にはマティスの街が見える。
木造の家屋もあるが、石造りの建造物が多い街並みであった。
所謂、中世の欧州風ってやつである。
で、俺は今何をしているのかというと、街の中を単独行動してるのである。
ちなみに剣の納入には、ドムさんとフレイさん、そしてランドとユミルが行っている。
俺はこの国の者ではないので、別行動させてもらう事にしたのだ。
まぁそれはさておき、シュレンは生前、海を見る度に過酷な逃避行を思い出していた。
なぜなら、戦乱のオヴェリウスから小舟で脱出したシュレンは、そのまま漂流していたからである。
漂流生活は死と隣り合わせだった為、相当に過酷だったようだ。
食料と飲み水の問題に加え、天候の過酷さがあり、生きた心地のしない日々だったからである。確かに地獄であった。
まぁその所為もあって、日に焼け、やせ細った体型になってしまったのもあるようだ。
王族の坊ちゃんで臆病者だが、シュレンはなかなかの苦労人なのである。
そしてある時、シュレンはアルディオンの漁船に救出された事により、命拾いし、今に至るのだった。
まぁとはいえ、シュレンは別の港に降り立ったので、このマティスではない。
だがつい先日、この街に立ち寄った際、シュレンは海を見て、それを思い出してしまったみたいである。
つまり、死ぬ前に見た最後の海が、この光景なのだ。
「見てると悲しくなるのもわかるわ。さて……とりあえず、どこに行こうか。やっぱ情報収集は酒場かな。ちょいと治安悪そうだけど、行ってみるか。まずは殺人犯を探すとしよう。色々と聞きたい事があるからな」
そして俺は、この高台を後にしたのである。
昼頃にドムさんは荷馬車と共に現れた。
荷馬車は輸送業者のモノで、ドムさんが手配したものだ。
そして、出来上がった剣を荷馬車に積み込み、俺はドムさん達と共にイシルの村を後にしたのである。
ちなみに今回は、フレイさんも一緒にマティスへ行く。
領主に納める剣であるので、その証明による立ち合いも兼ねているようだ。
そして、俺もその護衛として一緒に向かうのである。
但し、俺の他にも護衛が2人いた。
それはイシルの村に住む若い青年ランドと、少女ユミルであった。
見た目は2人共、欧米系である。
それと2人は兄妹で、俺やフレイさんと共に、今は馬車の荷台にて、周囲の警戒をしているところだ。
ランドは俺の1つ下の18歳で、ユミルが3つ下の16歳。ランドは長身のイケメンで、茶髪ショートヘアの爽やかな感じの男だ。
ユミルも可愛い顔立ちをしている。肩より長い茶色の髪を後ろで纏め、ポニーテールにしている所為か、少し活発な雰囲気がする女子であった。あと数年すると、綺麗な女になりそうである。
また、この兄妹は、フレイさんの鍛冶の手伝いをしてくれた者達で、その縁もあってか、俺と一番仲の良い村人でもあるのだ。
「早くも森の街道だな。やっぱり馬車移動は楽だよ。帰りは歩かなきゃいけないから、気が滅入るけど」
と、ランドが呟いた。
ちょうど今、シュレンが殺害された、あの森の街道に差し掛かったところである。
色々とあった森の街道だが、今日は複数人での移動だから、ガルマとかも気にする必要はないだろう。
ちなみに街道には、俺達以外にも少し人通りがあるので、今はそう何かが起きる気配もない。
前回、ドムさんがガルマに襲われたのは、誰も通らない時だったからのようだ。
なので今日は、気楽な旅になりそうであった。
まぁそうは言っても、積み荷が領主宛てなので、ドムさんは気が気じゃないようである。
今も御者の男と一緒に、警戒しながら前に座っているところだ。
こればかりは無理もない話であった。
「あ、そうだ。コジローさん、また村に帰ったら手合わせしてよ」
そんな事を考えていると、ランドが俺に話を振ってきた。
今日のランドは護衛という事もあり、布の服の上から防具を装備している。
革製の鎧と革のブーツ、それにロギン製の廉価な長剣と木の盾という出で立ちだ。
まぁなんというか、ファンタジーRPGの初期装備のような格好であった。
その隣にいる妹のユミルも似たような格好だ。
ちなみに俺は、布の服の上から白いローブを纏い、日本刀モドキを背負う出で立ちである。
しかし、こんな格好をしているという事は……ユミルは剣士になるつもりなんだろうか?
まぁオヴェリウスにも、女の騎士や剣士がいなかったわけではないが、本人の意思なら仕方あるまい。
ちょっと勿体無い気もするところだ。
「お兄ちゃん、手合わせじゃなくて、稽古つけてもらうの間違いじゃないの? どうせまた負けるわよ。コジローさん、もの凄く強いもの。村の若い人で、誰もコジローさんに勝てないんだから」
妹のユミルがそう言って、茶々を入れた。
そう、ユミルの言うとおり、俺は村の若い剣士達と軽く手合わせして、今のところ全勝中である。
というか、村にいるのはなんちゃって素人剣士ばかりなので、そもそも相手にならないのだ。
おまけに若い奴といっても数人で、俺が逆に稽古をつけてるような状況なのである。
「おい、ユミル。そんなにはっきり言うなよ。俺は手合わせだと思ってんだから」
「お兄ちゃんがそう思うのは勝手よ。でも、端から見てると、あしらわれてるようにしか見えないわよ。それはそうと、コジローさん、私も稽古つけてもらっていい? 私も強くなりたいわ」
「まぁいいけど……無理はしないようにね」
そこでフレイさんが笑い声を上げた。
「ハッハッハ、確かに、イシルの軟弱剣士では、コジローさんには歯が立たんだろうな。儂も見誤っていたわ。身体が細いから、剣士といっても駆け出しと思うていたが……儂も驚くくらいの相当な腕前だったからな。儂も目が曇ったものだよ。コジローさんはオヴェリウス出身のようだが、あの国には色んな剣術や製造技術があったのだな。あんな事になって、つくづく残念だ」
俺は苦笑いを浮かべる事しかできなかった。
別の世界の技なので、下手な事は言えないからだ。
今後は、あまり迂闊なことをしないようにしよう。
「ま、まぁ確かにそうですね。フレイさんの言うとおり、非常に残念です。グランゼニスに対して怒りしか沸きませんから……」
俺はそう言って、悲し気に遠くを見た。
大して怒りもないが、これで少し話題を逸らしておこう。
そして馬車は、森の街道をガラガラと進み続けるのである。
[Ⅱ]
アルディオン国の西に位置するマティス。
地平線の彼方まで広がる大海原が見える、立派な港街だ。
波は穏やかで、海面は太陽に照らされ、キラキラ輝いている。
時折、ウミネコのような鳥の鳴き声が潮風に乗って聞こえてきた。
港には、そこそこ大きな木造船舶がゆらゆらと停泊している。
そんな長閑な海辺だが、ここは海と陸から、人に物に金が動くので、かなり大きな街であった。
部類的には商業都市といったところか。
まぁとはいっても中世的な街なので、人口はそこまで多くない。
シュレンの記憶だと、人口3万人程度の街といったところだ。
これでもかなり大きな街の部類である。
そして御多分に漏れず、衛生状況や治安状況もそんなに良くない。
街にはゴロツキみたいな輩もそこそこいる上に、結構ゴミも多いからだ。
また、イシルの村は人間ばかりだったが、ここマティスには、毛むくじゃらの猿人ヴァザンや、耳の尖ったエルフみたいなルヴィンという種族もいた。
その他にも、色んな人種がいるので、マティスは多民族国家のような雰囲気も持ち合わせているのだ。
まぁオヴェリウスにもそういう種族は少しいたので、そんなに珍しい事ではない。
この世界では普通の事なんだろう。シュレンの記憶がなければ、俺も度肝を抜かれていたに違いない。
さて、この地域を治める領主のマティス公だが、アルディオン国でも格が高い貴族のようで、一目置かれている。
というのも、現アルディオン王妃が、このマティス出身であり、今の領主の姉でもあるからだ。
その為、貴族界隈ではかなり力を持っているようである。
「この高台からだとマティスの街がよく見えるな。そして……やっぱ、海は海だよ。日本にいた時と何も変わらない。壮大で青くて、波があって、潮風がある。港だねぇ」
俺は今、街の高台から海を眺めているところだ。
高台の下にはマティスの街が見える。
木造の家屋もあるが、石造りの建造物が多い街並みであった。
所謂、中世の欧州風ってやつである。
で、俺は今何をしているのかというと、街の中を単独行動してるのである。
ちなみに剣の納入には、ドムさんとフレイさん、そしてランドとユミルが行っている。
俺はこの国の者ではないので、別行動させてもらう事にしたのだ。
まぁそれはさておき、シュレンは生前、海を見る度に過酷な逃避行を思い出していた。
なぜなら、戦乱のオヴェリウスから小舟で脱出したシュレンは、そのまま漂流していたからである。
漂流生活は死と隣り合わせだった為、相当に過酷だったようだ。
食料と飲み水の問題に加え、天候の過酷さがあり、生きた心地のしない日々だったからである。確かに地獄であった。
まぁその所為もあって、日に焼け、やせ細った体型になってしまったのもあるようだ。
王族の坊ちゃんで臆病者だが、シュレンはなかなかの苦労人なのである。
そしてある時、シュレンはアルディオンの漁船に救出された事により、命拾いし、今に至るのだった。
まぁとはいえ、シュレンは別の港に降り立ったので、このマティスではない。
だがつい先日、この街に立ち寄った際、シュレンは海を見て、それを思い出してしまったみたいである。
つまり、死ぬ前に見た最後の海が、この光景なのだ。
「見てると悲しくなるのもわかるわ。さて……とりあえず、どこに行こうか。やっぱ情報収集は酒場かな。ちょいと治安悪そうだけど、行ってみるか。まずは殺人犯を探すとしよう。色々と聞きたい事があるからな」
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