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最終章 軌跡の終着点
第3話 境界の門へ(前編)
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8-3
「スズ、ブラン! 頼んだわ――」
「アルジェちゃん!?」
部屋の中が白い光に包まれ、先程までスズネたち五人の前にいたアルジュエロが姿を消す。
仕様人たちを束ねるセバンとイーサとは言え、突然起きた事態にただただ呆然とするしかない。
「なんで転移先の情報が一切読み取れないのっ!?」
このような事態に慣れているはずのアルティカでさえ狼狽えるばかりだ。
いや、【調停者】である彼女だからこその部分も大きいだろう。『世界の記憶』へのアクセス権限を持つ彼女が、何もわからないのだから。
「お祖母ちゃん、落ち着いて」
「ん。姉様は、大丈夫」
そんな中、最愛の長姉が消え去って一番取り乱す筈の二人がそんな言葉を口にする。
「お、落ち着いてって――っ!」
アルティカは抗議しようと二人の方を見て、気がついた。
二人の目には、何かを覚悟したような、強烈な意志が宿っている事に。
アルティカは続けようとした言葉を飲み込んで問う。
「二人は、何か知ってるのね?」
「うん」
スズネがハッキリと肯定した。
「すぅ……はぁ…………。教えてちょうだい」
「今姉様は、副王様の所にいる」
ブランが静かに言った。
「……っ!?」
「なっ!?」
イーサが目を見開き、セバンが驚きの声を上げたのも無理は無いだろう。この世界において、『副王』と呼ばれるオー=タイトゥースは、創造主。最高神であるのだから。
対して、アルティカは納得していた。
世界の【管理者】であるセフィロスと深い関わりを持つ【調停者】なのは、彼女がどこの国を治めているかを考えれば自明だろう。
世界を管理する、その為に必要な能力として、アルティカは非常に高い空間系の知覚能力を持っている。度々彼女が行う遠見もその能力によるものだ。
そんなアルティカでさえ、アルジェの転移先を把握ができない場所。魔法の行使者。それが空間系の権能も持つ最高神であるならば、と納得する他なかったのだ。
「なるほどね……。それで、何を頼まれてるの?」
「ちょっと届け物をね」
スズネの言葉はいつも通りの軽い調子だ。しかしその口調や表情は、研ぎ澄まされた刃物のような空気を纏っている。
「……どこから行けるの?」
「お祖母ちゃん……ありがとう」
アルティカの意思を感じたスズネは、そのまま顔を仕様人二人の方へと向けた。
「セバンさん、イーサさん、ちょっと席を外してもらっていい?」
有無を言わせない強い口調だ。
未だ衝撃から立ち直れていない二人ではあったが、すぐに礼をしてその場を後にした。主人のことではあるが、スズネの気遣いを無下にできなかったのだ。
「それで、どこから行けるかだったよね。場所は、普通の人は誰も知らない三つ目の大陸。お祖母ちゃんなら、知ってるよね?」
「えぇ、存在だけはね」
「そこの中心にある門から行けるんだって」
「そこまではどうやって? 転移は無理よ?」
ここで初めてスズネは口角を少し上げ、自身ありげに言う。
「大丈夫、当てがあるから」
その様子にアルティカは、心配すべき事はないと判断して冷めてかけた紅茶を口に含む。
「門がどんな形をしてるかわからないのはちょっと不安だけどね」
「ん、大丈夫。さっき見えた」
「あら、ブランちゃんはあの光の中でも見えるのね?」
「うん。魔眼」
凡ゆる力を視覚的に見る事が出来るブランの魔眼には、他の者には光にしか見えなかった次元を超える力の塊が、扉の形として映っていたのだ。
「なら大丈夫だね。……それじゃ、明日の朝、朝食を食べたら出発しよっか」
「うん」
「私も食事が終わったらすぐに来るわ」
それぞれ挨拶の言葉を口にした後、アルティカは転移で帰り、スズネとブランは寝室へと向かった。
◆◇◆
翌日、スズネ、ブラン、アルティカの三人は薄暗い『竜魔大樹海』の奥深くにいた。
高層ビルのような木々に囲まれたそこは、不思議なことに、本来より多くの光を必要とする筈の植物までもが群生している。
「少し離れた所に転移したわ。ここから歩いて行きましょう」
「うん」
スズネとブランはいつもの装備。アルティカも、普段のローブではなく深緑色の竜革を使った部分鎧を身につけている。その下の淡い緑色をしたシャツや焦げ茶色のパンツは、世界樹から採った繊維で織った物だ。
そこは樹海の最深部という危険地帯であるにも関わらず、穏やかな空気に満ちていた。
時々Sランク相当の魔物と遭遇するも、戦闘にはならない。
いくらその魔物たちが比較的穏やかな気質だと言っても、同時に警戒心強い彼らが、すぐ側を通るスズネたちになんのリアクションも取らないのは不自然な事であった。
しかしスズネたちはその事を気に留めない。
理由を知っているからだ。
やがて、スズネたちの目に木々の隙間から陽光を反射する水面が見えた。
「ん、着いた」
「だねー」
木々の隙間を抜けると、そこにあったのは大きな入江だ。
透き通った水が砂の浜辺に寄せては返す。
左右を見れば、大きく湾曲した海岸線には多くの魔物たちが身を休ませており、水浴びをしているモノもいる。
水中から顔を出すのは、水竜たち。首長竜のようであったり、蛇のようであったり、姿形は様々だ。
草むらや花畑も点々とするそこは、さながらリゾート地のようであり、非常にのんびりとしている。
「さて、すぐ近くにはいないみたいだね」
「うん……どうやって呼ぼう?」
辺りを見渡していたスズネの言葉に、ブランが首を傾げながら答えた。
「海に向けて、軽く魔力を放出すればいいはずよ」
「おっけー」
三人は砂浜へと降りていく。
波の届かない辺りでブランとアルティカは止まり、スズネだけが波打ち際まで進んだ。
そして魔力を放出すると、すぐに二人の元へ戻る。
「こんな感じでよかった?」
「えぇ」
しばらくして、三人は近づいてくる巨大な気配に気がついた。
海面が盛り上がる。
打ち上げられた海水の雨が三人を濡らす。
そしてその存在が姿を現した。
蛇のように長い体、深い青に輝く鱗、枝分かれした象牙色の二本角。
大樹海の主にして、水を司る【調停者】、『水龍ミルズネアシア』が。
「スズ、ブラン! 頼んだわ――」
「アルジェちゃん!?」
部屋の中が白い光に包まれ、先程までスズネたち五人の前にいたアルジュエロが姿を消す。
仕様人たちを束ねるセバンとイーサとは言え、突然起きた事態にただただ呆然とするしかない。
「なんで転移先の情報が一切読み取れないのっ!?」
このような事態に慣れているはずのアルティカでさえ狼狽えるばかりだ。
いや、【調停者】である彼女だからこその部分も大きいだろう。『世界の記憶』へのアクセス権限を持つ彼女が、何もわからないのだから。
「お祖母ちゃん、落ち着いて」
「ん。姉様は、大丈夫」
そんな中、最愛の長姉が消え去って一番取り乱す筈の二人がそんな言葉を口にする。
「お、落ち着いてって――っ!」
アルティカは抗議しようと二人の方を見て、気がついた。
二人の目には、何かを覚悟したような、強烈な意志が宿っている事に。
アルティカは続けようとした言葉を飲み込んで問う。
「二人は、何か知ってるのね?」
「うん」
スズネがハッキリと肯定した。
「すぅ……はぁ…………。教えてちょうだい」
「今姉様は、副王様の所にいる」
ブランが静かに言った。
「……っ!?」
「なっ!?」
イーサが目を見開き、セバンが驚きの声を上げたのも無理は無いだろう。この世界において、『副王』と呼ばれるオー=タイトゥースは、創造主。最高神であるのだから。
対して、アルティカは納得していた。
世界の【管理者】であるセフィロスと深い関わりを持つ【調停者】なのは、彼女がどこの国を治めているかを考えれば自明だろう。
世界を管理する、その為に必要な能力として、アルティカは非常に高い空間系の知覚能力を持っている。度々彼女が行う遠見もその能力によるものだ。
そんなアルティカでさえ、アルジェの転移先を把握ができない場所。魔法の行使者。それが空間系の権能も持つ最高神であるならば、と納得する他なかったのだ。
「なるほどね……。それで、何を頼まれてるの?」
「ちょっと届け物をね」
スズネの言葉はいつも通りの軽い調子だ。しかしその口調や表情は、研ぎ澄まされた刃物のような空気を纏っている。
「……どこから行けるの?」
「お祖母ちゃん……ありがとう」
アルティカの意思を感じたスズネは、そのまま顔を仕様人二人の方へと向けた。
「セバンさん、イーサさん、ちょっと席を外してもらっていい?」
有無を言わせない強い口調だ。
未だ衝撃から立ち直れていない二人ではあったが、すぐに礼をしてその場を後にした。主人のことではあるが、スズネの気遣いを無下にできなかったのだ。
「それで、どこから行けるかだったよね。場所は、普通の人は誰も知らない三つ目の大陸。お祖母ちゃんなら、知ってるよね?」
「えぇ、存在だけはね」
「そこの中心にある門から行けるんだって」
「そこまではどうやって? 転移は無理よ?」
ここで初めてスズネは口角を少し上げ、自身ありげに言う。
「大丈夫、当てがあるから」
その様子にアルティカは、心配すべき事はないと判断して冷めてかけた紅茶を口に含む。
「門がどんな形をしてるかわからないのはちょっと不安だけどね」
「ん、大丈夫。さっき見えた」
「あら、ブランちゃんはあの光の中でも見えるのね?」
「うん。魔眼」
凡ゆる力を視覚的に見る事が出来るブランの魔眼には、他の者には光にしか見えなかった次元を超える力の塊が、扉の形として映っていたのだ。
「なら大丈夫だね。……それじゃ、明日の朝、朝食を食べたら出発しよっか」
「うん」
「私も食事が終わったらすぐに来るわ」
それぞれ挨拶の言葉を口にした後、アルティカは転移で帰り、スズネとブランは寝室へと向かった。
◆◇◆
翌日、スズネ、ブラン、アルティカの三人は薄暗い『竜魔大樹海』の奥深くにいた。
高層ビルのような木々に囲まれたそこは、不思議なことに、本来より多くの光を必要とする筈の植物までもが群生している。
「少し離れた所に転移したわ。ここから歩いて行きましょう」
「うん」
スズネとブランはいつもの装備。アルティカも、普段のローブではなく深緑色の竜革を使った部分鎧を身につけている。その下の淡い緑色をしたシャツや焦げ茶色のパンツは、世界樹から採った繊維で織った物だ。
そこは樹海の最深部という危険地帯であるにも関わらず、穏やかな空気に満ちていた。
時々Sランク相当の魔物と遭遇するも、戦闘にはならない。
いくらその魔物たちが比較的穏やかな気質だと言っても、同時に警戒心強い彼らが、すぐ側を通るスズネたちになんのリアクションも取らないのは不自然な事であった。
しかしスズネたちはその事を気に留めない。
理由を知っているからだ。
やがて、スズネたちの目に木々の隙間から陽光を反射する水面が見えた。
「ん、着いた」
「だねー」
木々の隙間を抜けると、そこにあったのは大きな入江だ。
透き通った水が砂の浜辺に寄せては返す。
左右を見れば、大きく湾曲した海岸線には多くの魔物たちが身を休ませており、水浴びをしているモノもいる。
水中から顔を出すのは、水竜たち。首長竜のようであったり、蛇のようであったり、姿形は様々だ。
草むらや花畑も点々とするそこは、さながらリゾート地のようであり、非常にのんびりとしている。
「さて、すぐ近くにはいないみたいだね」
「うん……どうやって呼ぼう?」
辺りを見渡していたスズネの言葉に、ブランが首を傾げながら答えた。
「海に向けて、軽く魔力を放出すればいいはずよ」
「おっけー」
三人は砂浜へと降りていく。
波の届かない辺りでブランとアルティカは止まり、スズネだけが波打ち際まで進んだ。
そして魔力を放出すると、すぐに二人の元へ戻る。
「こんな感じでよかった?」
「えぇ」
しばらくして、三人は近づいてくる巨大な気配に気がついた。
海面が盛り上がる。
打ち上げられた海水の雨が三人を濡らす。
そしてその存在が姿を現した。
蛇のように長い体、深い青に輝く鱗、枝分かれした象牙色の二本角。
大樹海の主にして、水を司る【調停者】、『水龍ミルズネアシア』が。
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