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第35話 第二秘密基地ができちゃったんだがぁ?
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「――今日はこんなものかねぇ。コペン、そろそろ帰ろうか」
「んにゃ?」
「……ずいぶん楽しんだみたいだねぇ?」
「んにゃ!」
湖まで戻ってきたらモンスターの山があるなんて思わないじゃない?
鳥やら蛇やら、食べたら美味しいやつばっかりなのがコペンらしいねぇ?
「にゃ」
「はいはい、分かってるよ。回収はしていくけど、今日は時間ないから解体はまた明日ね」
だってもう空が赤くなってるしねぇ。あまり遅くなると夕ご飯が遅くなっちゃう。
門は、良かった。そんなに並んでないねぇ。コペンと僕が友誼を結んでる証明をしないといけないから、他の人より少し時間がかかるんだよねぇ。
毎回契約の魔法陣を見せるのちょっと面倒だし、そろそろ僕も傭兵ギルドに登録した方がいいかもしれないなぁ。
「あっ、さっきの白い子!」
うん? あの少年が指さしてるのって、コペンだねぇ?
なんか怪我してるっぽいけど。
「君、何かしたのかい?」
「にゃ?」
見覚えがある気がするけど分からない?
うーん、悪さじゃないとは思うけど、うっかり巻き込んで怪我させてたとかだと面倒だねぇ。
推奨討伐ML二千五百台のコペンにとったら、住人の、それも学生っぽい子なんてその辺の虫と変わらないしなぁ。
でもさすがに、四人パーティに気が付かないって、どれだけ夢中で遊んでたのやら。宿の従魔小屋がよほどストレスだったかねぇ?
「もしかしておじさんの従魔? さっき助けてもらって! ありがとうございました!」
「ほう?」
あのモンスターの山の中のどれかに襲われてたのかな? それをコペンが、そうと気が付かずに助けたと。
これ、横殴りじゃなくて良かったねぇ?
「あのままだったら俺ら、全滅してたかもしれなくて……」
「なるほどねぇ。まぁ、それならよかったよ」
「にゃふん!」
うん、君覚えてなかったでしょ?
なんでそんなにどやってるんだい。それでも可愛いのがズルいけども。
気配はあきらかに違うのに、見た目は普通の白猫だもんねぇ。
「お前ら! そこでたむろするな!」
おっと、ここじゃたしかに邪魔だねぇ。さっさと中に入ろうか。
「あ、あんた、話は聞いてたからそのまま通っていいぞ。別のやつが担当の時はちゃんと従魔の証明しろよ」
「それは助かります。ではお疲れ様です」
「おう」
ふむ、ラッキー。それはそれとして、やっぱり公的な証明はあった方がいいだろうねぇ。
「ただいま戻りました」
「おかえりなさい、先生」
リリアは、問題は無かったみたいだねぇ。上機嫌そうだ。
どんな買い物をしたかは、マジックバッグに入れてるみたいで分からないけど。
「色々話を聞きたいところだけど、とりあえず夕食にしようか」
「はい! お魚が美味しいらしいお店を聞いたんですけど、そこでもいいですか?」
「魚かぁ、それは嬉しいねぇ。じゃあそこで」
ひょっとしてこれ、僕に気を遣ってくれたのかねぇ? 魚の方が好きとは前言った覚えがあるし、昨日は油が辛いってぼやいちゃった記憶がある。
そうだとしたらちょっと反省だねぇ。子供に気を遣わせるなんて。
同時に嬉しくもなっちゃうんだから難しいもんだねぇ。
まぁ、師匠の務めの範囲では見守っていきたいところ。僕の寿命がどうなってるのかはよく分からないけど、彼女が一人前になって活躍する姿くらいは普通の人間の寿命でも見られるでしょう。
「――これで完成だねぇ」
「んにゃ!」
着工から数日、ようやくだねぇ。
リリアの入学に必要なものを買ったりなんなりしてたのもあるけど、ちょっと面倒なことをしてたから時間がかかったよ。
「コペン、フィアとリリアを呼んできてくれるかい? 外の湖のところでお披露目の準備をして待ってるから」
「んにゃぁ」
こういうのって、一番楽しいのは作ってる時なんだけど、ワクワクするのはお披露目するときなんだよねぇ。
初期村の方の家は一人空しくそれっぽい感じで紹介しただけだったけど、今回はお客さんがいるから張り切っちゃうねぇ。
「――今日はこんなものかねぇ。コペン、そろそろ帰ろうか」
「んにゃ?」
「……ずいぶん楽しんだみたいだねぇ?」
「んにゃ!」
湖まで戻ってきたらモンスターの山があるなんて思わないじゃない?
鳥やら蛇やら、食べたら美味しいやつばっかりなのがコペンらしいねぇ?
「にゃ」
「はいはい、分かってるよ。回収はしていくけど、今日は時間ないから解体はまた明日ね」
だってもう空が赤くなってるしねぇ。あまり遅くなると夕ご飯が遅くなっちゃう。
門は、良かった。そんなに並んでないねぇ。コペンと僕が友誼を結んでる証明をしないといけないから、他の人より少し時間がかかるんだよねぇ。
毎回契約の魔法陣を見せるのちょっと面倒だし、そろそろ僕も傭兵ギルドに登録した方がいいかもしれないなぁ。
「あっ、さっきの白い子!」
うん? あの少年が指さしてるのって、コペンだねぇ?
なんか怪我してるっぽいけど。
「君、何かしたのかい?」
「にゃ?」
見覚えがある気がするけど分からない?
うーん、悪さじゃないとは思うけど、うっかり巻き込んで怪我させてたとかだと面倒だねぇ。
推奨討伐ML二千五百台のコペンにとったら、住人の、それも学生っぽい子なんてその辺の虫と変わらないしなぁ。
でもさすがに、四人パーティに気が付かないって、どれだけ夢中で遊んでたのやら。宿の従魔小屋がよほどストレスだったかねぇ?
「もしかしておじさんの従魔? さっき助けてもらって! ありがとうございました!」
「ほう?」
あのモンスターの山の中のどれかに襲われてたのかな? それをコペンが、そうと気が付かずに助けたと。
これ、横殴りじゃなくて良かったねぇ?
「あのままだったら俺ら、全滅してたかもしれなくて……」
「なるほどねぇ。まぁ、それならよかったよ」
「にゃふん!」
うん、君覚えてなかったでしょ?
なんでそんなにどやってるんだい。それでも可愛いのがズルいけども。
気配はあきらかに違うのに、見た目は普通の白猫だもんねぇ。
「お前ら! そこでたむろするな!」
おっと、ここじゃたしかに邪魔だねぇ。さっさと中に入ろうか。
「あ、あんた、話は聞いてたからそのまま通っていいぞ。別のやつが担当の時はちゃんと従魔の証明しろよ」
「それは助かります。ではお疲れ様です」
「おう」
ふむ、ラッキー。それはそれとして、やっぱり公的な証明はあった方がいいだろうねぇ。
「ただいま戻りました」
「おかえりなさい、先生」
リリアは、問題は無かったみたいだねぇ。上機嫌そうだ。
どんな買い物をしたかは、マジックバッグに入れてるみたいで分からないけど。
「色々話を聞きたいところだけど、とりあえず夕食にしようか」
「はい! お魚が美味しいらしいお店を聞いたんですけど、そこでもいいですか?」
「魚かぁ、それは嬉しいねぇ。じゃあそこで」
ひょっとしてこれ、僕に気を遣ってくれたのかねぇ? 魚の方が好きとは前言った覚えがあるし、昨日は油が辛いってぼやいちゃった記憶がある。
そうだとしたらちょっと反省だねぇ。子供に気を遣わせるなんて。
同時に嬉しくもなっちゃうんだから難しいもんだねぇ。
まぁ、師匠の務めの範囲では見守っていきたいところ。僕の寿命がどうなってるのかはよく分からないけど、彼女が一人前になって活躍する姿くらいは普通の人間の寿命でも見られるでしょう。
「――これで完成だねぇ」
「んにゃ!」
着工から数日、ようやくだねぇ。
リリアの入学に必要なものを買ったりなんなりしてたのもあるけど、ちょっと面倒なことをしてたから時間がかかったよ。
「コペン、フィアとリリアを呼んできてくれるかい? 外の湖のところでお披露目の準備をして待ってるから」
「んにゃぁ」
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