36 / 54
第36話 秘密感が大事なんだがぁ?
しおりを挟む
㊱
今は、昼下がりも過ぎてもうすぐ夕方ってくらいかねぇ。紹介を終えたらそのままここで夕飯って感じかなぁ。
「先生、できたんですか?」
「にゃん?」
「うん、やっとねぇ」
リリアたちの方は教科書と見比べながら薬草採取してたはずだけど、成果はどうだったのかねぇ。その辺も後で聞いてみようか。
それよりも新しい家、という名の秘密基地のお披露目だ。いやぁ、いくつになっても、いくつ作っても秘密基地って心躍るねぇ。
前のはみんな集まってきちゃってて、ちょっと秘密感なくなってるけど……。
「それで、どこにあるんですか?」
ふふふ、探してるねぇ。そうだろうねぇ。
分からないように別行動してたからねぇ。
やっぱり秘密基地だからちゃんと隠れてないとだよねぇ。そういう意味でも前の家は失敗だったかもしれない。
「入り口はこっちだよ」
「こっち、って、大きな岩しかないですけど……もしかして」
「そう、そのまさかだよ!」
大岩にある何の変哲もない窪みに手を添えて、特定の波長で魔力を流してやる。
ツーツートントンツー、トントントン、ツートンツーツー、ツーツーツーツー、トントン、ツートントンツーっと。
ちょっと長いけど、どうせ僕やフィアたちくらいしか開閉しないだろうし。なんだかんだ、神獣だからねぇ、彼女ら。物覚えが良いんだよ。
「そうやって開くんですね……。こんな大きな岩が音もなく割れてずれるのって、なんだか不思議です……」
「ゴゴゴって地響き立てながら開くでもいいかと思ったんだけどねぇ。なんだかんだ人が通ることある場所だし、秘密感を優先してみたよ」
「そういう問題なんですかね……?」
ふむ、なんだか少し引かれてるようだねぇ?
まぁ、分かってても止まらないのが少年心だけどねぇ。
というわけでどんどん行ってみよう。
「今回の家はこの先だよ。薄暗いから、足下の気をつけて」
「あ、はい」
「ライトはいらないからねぇ」
先の見えない階段に一歩踏み入れた瞬間、両側の壁に等間隔で灯がともる。イメージはあれだよ、某国民的RPGの三作目、あれのラスボスのところ。あれはちゃんと燭台が会ったと思うけどねぇ。
「人を感知して起動する魔法、ですか? 思ったよりずっと単純な回路なんですね」
「そうだねぇ。あまり複雑にすると訳分からないことになって他に干渉しかねないから、できるだけ単純化したんだよ」
「なるほど……」
この辺のプログラムはゲーム時代に散々勉強したからねぇ。そのために大学の講義もとったり、教本も別で買ったりしたなぁ。
ていうかリリアもそういうところには興味をもってくれるんだねぇ。嬉しいような、少し寂しいような。
いやいや、まだ入り口しか紹介してないからねぇ。ここからだよ、ここから。
「けっこう降りますね。少しカーブしてる?」
「湖に影響ない深さにしたかったんだけど、思ったより深くてねぇ。カーブしてるのは侵入者の方向感覚を誤魔化すだよ。よく気がついたねぇ」
「侵入者、ありますかね……?」
そもそもここを発見できるかっていう意味なら、どうだろうねぇ?
けっこうしっかり隠蔽かけてるから、僕と同じ元プレイヤーでもないと気がつかないかもねぇ。
「まぁ、何事にも備えは大切だよ。何があるかなんて、誰にも分からないからねぇ」
うん、凄く真剣に聞いてくれてる。本当はわりとただの趣味だなんてことは。言わなくていいでしょう。
そろそろ一番下だねぇ。今度はちゃんと、まっとうに驚いてくれるはず。
「……うわぁ! 凄い、地底湖っていうやつですか!?」
「そうだねぇ」
「こんな場所、よく見つけましたね! 凄く綺麗です!」
うっすら青く光る洞窟内と、その光を反射した一面の湖。空気中の魔力を吸収して青い光として発する鉱物による自然の照明だねぇ。
けっこう柔らかな光だし、洞窟の様相と相まってなかなか神秘的だ。僕もとても綺麗だと思う。
ただ、一つ訂正しておかないとねぇ。
「気に入ってもらえたみたいで嬉しいよ。頑張って作った甲斐があるねぇ」
「えっ、作った!?」
「湖に繋がる地下水脈をちょちょいっと弄くってねぇ。周囲の環境に影響が出ないようにするのに苦労したよ。それから防御機構を色々した付与した外殻で覆って、青魔光石を貼り付けていって……。ここが一番時間かかったんじゃないかなぁ?」
「本当だ。よく見たらそこかしこに魔力回路が……。いやでも先生、通ってる魔力量がおかしい気がするんですが……」
ほう、気づいたねぇ。これにも二重の隠蔽がかけてあったんだけど。魔法的な隠蔽と魔光石による物理的な隠蔽。
「そんなことないよ? 本気のフィアでも簡単には突破できない水準を目指しただけさぁ」
「本気の神獣が簡単に突破できない水準……?」
「にゃぁ……」
うんうん、ちゃんと常識があるっぽくて何よりだねぇ。
フィアもリリアを見習って、試そうとしないでほしいんだがぁ?
まぁ、僕ぁ常識なんて、知った上でかなぐり捨てるものだと思ってるけどねぇ。じゃないと、作れるものに限界ができちゃうと思うんだ。
「ここら辺は庭なんだけど、用途はまだ考えてないねぇ。せっかく綺麗に作ったし、魔法実験には使わないつもりだけど」
「そうですね、それがいいです! もったいない!」
禁忌魔法や最上級魔法なんてぶっぱなしたら、この秘密基地ごと森の何割かは吹き飛ぶだろうしねぇ。
それ以上の威力で作った独自魔法なんて、街も危ない。
学園都市が地図から消えました、なんて事態は僕としても避けたいところだよ。何のために神獣捜索を引き受けたのか分からなくなるからねぇ。
「ちなみに、地底湖から地上の湖に繋がる通路も作ってある」
「えっと、脱出路ですか?」
「いや、カタパルトだねぇ」
「かたぱると……?」
いずれは巨大人型ロボットとか飛行戦艦とか飛ばしたくてねぇ。
まだそれそのものは作ってはないけど。
「それじゃあ家の方に向かおうか」
「くぁぁ……」
フィアたちには退屈かもしれないけど、もうすぐご飯だからもうちょっと待ってておくれ。
今は、昼下がりも過ぎてもうすぐ夕方ってくらいかねぇ。紹介を終えたらそのままここで夕飯って感じかなぁ。
「先生、できたんですか?」
「にゃん?」
「うん、やっとねぇ」
リリアたちの方は教科書と見比べながら薬草採取してたはずだけど、成果はどうだったのかねぇ。その辺も後で聞いてみようか。
それよりも新しい家、という名の秘密基地のお披露目だ。いやぁ、いくつになっても、いくつ作っても秘密基地って心躍るねぇ。
前のはみんな集まってきちゃってて、ちょっと秘密感なくなってるけど……。
「それで、どこにあるんですか?」
ふふふ、探してるねぇ。そうだろうねぇ。
分からないように別行動してたからねぇ。
やっぱり秘密基地だからちゃんと隠れてないとだよねぇ。そういう意味でも前の家は失敗だったかもしれない。
「入り口はこっちだよ」
「こっち、って、大きな岩しかないですけど……もしかして」
「そう、そのまさかだよ!」
大岩にある何の変哲もない窪みに手を添えて、特定の波長で魔力を流してやる。
ツーツートントンツー、トントントン、ツートンツーツー、ツーツーツーツー、トントン、ツートントンツーっと。
ちょっと長いけど、どうせ僕やフィアたちくらいしか開閉しないだろうし。なんだかんだ、神獣だからねぇ、彼女ら。物覚えが良いんだよ。
「そうやって開くんですね……。こんな大きな岩が音もなく割れてずれるのって、なんだか不思議です……」
「ゴゴゴって地響き立てながら開くでもいいかと思ったんだけどねぇ。なんだかんだ人が通ることある場所だし、秘密感を優先してみたよ」
「そういう問題なんですかね……?」
ふむ、なんだか少し引かれてるようだねぇ?
まぁ、分かってても止まらないのが少年心だけどねぇ。
というわけでどんどん行ってみよう。
「今回の家はこの先だよ。薄暗いから、足下の気をつけて」
「あ、はい」
「ライトはいらないからねぇ」
先の見えない階段に一歩踏み入れた瞬間、両側の壁に等間隔で灯がともる。イメージはあれだよ、某国民的RPGの三作目、あれのラスボスのところ。あれはちゃんと燭台が会ったと思うけどねぇ。
「人を感知して起動する魔法、ですか? 思ったよりずっと単純な回路なんですね」
「そうだねぇ。あまり複雑にすると訳分からないことになって他に干渉しかねないから、できるだけ単純化したんだよ」
「なるほど……」
この辺のプログラムはゲーム時代に散々勉強したからねぇ。そのために大学の講義もとったり、教本も別で買ったりしたなぁ。
ていうかリリアもそういうところには興味をもってくれるんだねぇ。嬉しいような、少し寂しいような。
いやいや、まだ入り口しか紹介してないからねぇ。ここからだよ、ここから。
「けっこう降りますね。少しカーブしてる?」
「湖に影響ない深さにしたかったんだけど、思ったより深くてねぇ。カーブしてるのは侵入者の方向感覚を誤魔化すだよ。よく気がついたねぇ」
「侵入者、ありますかね……?」
そもそもここを発見できるかっていう意味なら、どうだろうねぇ?
けっこうしっかり隠蔽かけてるから、僕と同じ元プレイヤーでもないと気がつかないかもねぇ。
「まぁ、何事にも備えは大切だよ。何があるかなんて、誰にも分からないからねぇ」
うん、凄く真剣に聞いてくれてる。本当はわりとただの趣味だなんてことは。言わなくていいでしょう。
そろそろ一番下だねぇ。今度はちゃんと、まっとうに驚いてくれるはず。
「……うわぁ! 凄い、地底湖っていうやつですか!?」
「そうだねぇ」
「こんな場所、よく見つけましたね! 凄く綺麗です!」
うっすら青く光る洞窟内と、その光を反射した一面の湖。空気中の魔力を吸収して青い光として発する鉱物による自然の照明だねぇ。
けっこう柔らかな光だし、洞窟の様相と相まってなかなか神秘的だ。僕もとても綺麗だと思う。
ただ、一つ訂正しておかないとねぇ。
「気に入ってもらえたみたいで嬉しいよ。頑張って作った甲斐があるねぇ」
「えっ、作った!?」
「湖に繋がる地下水脈をちょちょいっと弄くってねぇ。周囲の環境に影響が出ないようにするのに苦労したよ。それから防御機構を色々した付与した外殻で覆って、青魔光石を貼り付けていって……。ここが一番時間かかったんじゃないかなぁ?」
「本当だ。よく見たらそこかしこに魔力回路が……。いやでも先生、通ってる魔力量がおかしい気がするんですが……」
ほう、気づいたねぇ。これにも二重の隠蔽がかけてあったんだけど。魔法的な隠蔽と魔光石による物理的な隠蔽。
「そんなことないよ? 本気のフィアでも簡単には突破できない水準を目指しただけさぁ」
「本気の神獣が簡単に突破できない水準……?」
「にゃぁ……」
うんうん、ちゃんと常識があるっぽくて何よりだねぇ。
フィアもリリアを見習って、試そうとしないでほしいんだがぁ?
まぁ、僕ぁ常識なんて、知った上でかなぐり捨てるものだと思ってるけどねぇ。じゃないと、作れるものに限界ができちゃうと思うんだ。
「ここら辺は庭なんだけど、用途はまだ考えてないねぇ。せっかく綺麗に作ったし、魔法実験には使わないつもりだけど」
「そうですね、それがいいです! もったいない!」
禁忌魔法や最上級魔法なんてぶっぱなしたら、この秘密基地ごと森の何割かは吹き飛ぶだろうしねぇ。
それ以上の威力で作った独自魔法なんて、街も危ない。
学園都市が地図から消えました、なんて事態は僕としても避けたいところだよ。何のために神獣捜索を引き受けたのか分からなくなるからねぇ。
「ちなみに、地底湖から地上の湖に繋がる通路も作ってある」
「えっと、脱出路ですか?」
「いや、カタパルトだねぇ」
「かたぱると……?」
いずれは巨大人型ロボットとか飛行戦艦とか飛ばしたくてねぇ。
まだそれそのものは作ってはないけど。
「それじゃあ家の方に向かおうか」
「くぁぁ……」
フィアたちには退屈かもしれないけど、もうすぐご飯だからもうちょっと待ってておくれ。
128
あなたにおすすめの小説
荷物持ちを追放したら、酷い目にあった件について。
しばたろう
ファンタジー
無能だと思い込み、荷物持ちのレンジャーを追放した戦士アレクス。
しかし――
彼が切り捨てた仲間こそが、
実はパーティを陰で支えていたレアスキル持ちだった。
事実に気づいた時にはもう遅い。
道に迷い、魔獣に襲われ、些細な任務すらまともにこなせない。
“荷物持ちがいなくなった瞬間”から、
アレクスの日常は静かに崩壊していく。
短絡的な判断で、かけがえのない存在を手放した戦士。
そんな彼と再び肩を並べることになったのは――
美しいのに中二が暴走する魔法使い
ノー天気で鈍感な僧侶
そして天性の才を秘めた愛くるしい弟子レンジャー
かつての仲間たちと共に、アレクスはもう一度歩き出す。
自らの愚かさと向き合い、後悔し、懺悔し、それでも進むために。
これは、
“間違いを犯した男が、仲間と共に再び立ち上がる”
再生の物語である。
《小説家になろうにも投稿しています》
【完結】転生したら最強の魔法使いでした~元ブラック企業OLの異世界無双~
きゅちゃん
ファンタジー
過労死寸前のブラック企業OL・田中美咲(28歳)が、残業中に倒れて異世界に転生。転生先では「セリア・アルクライト」という名前で、なんと世界最強クラスの魔法使いとして生まれ変わる。
前世で我慢し続けた鬱憤を晴らすかのように、理不尽な権力者たちを魔法でバッサバッサと成敗し、困っている人々を助けていく。持ち前の社会人経験と常識、そして圧倒的な魔法力で、この世界の様々な問題を解決していく痛快ストーリー。
【最強モブの努力無双】~ゲームで名前も登場しないようなモブに転生したオレ、一途な努力とゲーム知識で最強になる~
くーねるでぶる(戒め)
ファンタジー
アベル・ヴィアラットは、五歳の時、ベッドから転げ落ちてその拍子に前世の記憶を思い出した。
大人気ゲーム『ヒーローズ・ジャーニー』の世界に転生したアベルは、ゲームの知識を使って全男の子の憧れである“最強”になることを決意する。
そのために努力を続け、順調に強くなっていくアベル。
しかしこの世界にはゲームには無かった知識ばかり。
戦闘もただスキルをブッパすればいいだけのゲームとはまったく違っていた。
「面白いじゃん?」
アベルはめげることなく、辺境最強の父と優しい母に見守られてすくすくと成長していくのだった。
凡人がおまけ召喚されてしまった件
根鳥 泰造
ファンタジー
勇者召喚に巻き込まれて、異世界にきてしまった祐介。最初は勇者の様に大切に扱われていたが、ごく普通の才能しかないので、冷遇されるようになり、ついには王宮から追い出される。
仕方なく冒険者登録することにしたが、この世界では希少なヒーラー適正を持っていた。一年掛けて治癒魔法を習得し、治癒剣士となると、引く手あまたに。しかも、彼は『強欲』という大罪スキルを持っていて、倒した敵のスキルを自分のものにできるのだ。
それらのお蔭で、才能は凡人でも、数多のスキルで能力を補い、熟練度は飛びぬけ、高難度クエストも熟せる有名冒険者となる。そして、裏では気配消去や不可視化スキルを活かして、暗殺という裏の仕事も始めた。
異世界に来て八年後、その暗殺依頼で、召喚勇者の暗殺を受けたのだが、それは祐介を捕まえるための罠だった。祐介が暗殺者になっていると知った勇者が、改心させよう企てたもので、その後は勇者一行に加わり、魔王討伐の旅に同行することに。
最初は脅され渋々同行していた祐介も、勇者や仲間の思いをしり、どんどん勇者が好きになり、勇者から告白までされる。
だが、魔王を討伐を成し遂げるも、魔王戦で勇者は祐介を庇い、障害者になる。
祐介は、勇者の嘘で、病院を作り、医師の道を歩みだすのだった。
赤ん坊なのに【試練】がいっぱい! 僕は【試練】で大きくなれました
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕の名前はジーニアス
優しい両親のもとで生まれた僕は小さな村で暮らすこととなりました
お父さんは村の村長みたいな立場みたい
お母さんは病弱で家から出れないほど
二人を助けるとともに僕は異世界を楽しんでいきます
ーーーーー
この作品は大変楽しく書けていましたが
49話で終わりとすることにいたしました
完結はさせようと思いましたが次をすぐに書きたい
そんな欲求に屈してしまいましたすみません
【完結】うさぎ転生 〜女子高生の私、交通事故で死んだと思ったら、気づけば現代ダンジョンの最弱モンスターに!?最強目指して生き延びる〜
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
女子高生の篠崎カレンは、交通事故に遭って命を落とした……はずが、目覚めるとそこはモンスターあふれる現代ダンジョン。しかも身体はウサギになっていた!
HPはわずか5、攻撃力もゼロに等しい「最弱モンスター」扱いの白うさぎ。それでもスライムやコボルトにおびえながら、なんとか生き延びる日々。唯一の救いは、ダンジョン特有の“スキル”を磨けば強くなれるということ。
跳躍蹴りでスライムを倒し、小動物の悲鳴でコボルトを怯ませ、少しずつ経験値を積んでいくうちに、カレンは手応えを感じ始める。
「このままじゃ終わらない。私、もっと強くなっていつか……」
最弱からの“首刈りウサギ”進化を目指して、ウサギの身体で奮闘するカレン。彼女はこの危険だらけのダンジョンで、生き延びるだけでなく“人間へ戻る術(すべ)”を探し当てられるのか? それとも新たなモンスターとしての道を歩むのか?最弱うさぎの成り上がりサバイバルが、いま幕を開ける!
【改訂版アップ】10日間の異世界旅行~帰れなくなった二人の異世界冒険譚~
ばいむ
ファンタジー
10日間の異世界旅行~帰れなくなった二人の異世界冒険譚~
大筋は変わっていませんが、内容を見直したバージョンを追加でアップしています。単なる自己満足の書き直しですのでオリジナルを読んでいる人は見直さなくてもよいかと思います。主な変更点は以下の通りです。
話数を半分以下に統合。このため1話辺りの文字数が倍増しています。
説明口調から対話形式を増加。
伏線を考えていたが使用しなかった内容について削除。(龍、人種など)
別視点内容の追加。
剣と魔法の世界であるライハンドリア・・・。魔獣と言われるモンスターがおり、剣と魔法でそれを倒す冒険者と言われる人達がいる世界。
高校の休み時間に突然その世界に行くことになってしまった。この世界での生活は10日間と言われ、混乱しながらも楽しむことにしたが、なぜか戻ることができなかった。
特殊な能力を授かるわけでもなく、生きるための力をつけるには自ら鍛錬しなければならなかった。魔獣を狩り、いろいろな遺跡を訪ね、いろいろな人と出会った。何度か死にそうになったこともあったが、多くの人に助けられながらも少しずつ成長し、なんとか生き抜いた。
冒険をともにするのは同じく異世界に転移してきた女性・ジェニファー。彼女と出会い、ともに生き抜き、そして別れることとなった。
2021/06/27 無事に完結しました。
2021/09/10 後日談の追加を開始
2022/02/18 後日談完結しました。
2025/03/23 自己満足の改訂版をアップしました。
セーブポイント転生 ~寿命が無い石なので千年修行したらレベル上限突破してしまった~
空色蜻蛉
ファンタジー
枢は目覚めるとクリスタルの中で魂だけの状態になっていた。どうやらダンジョンのセーブポイントに転生してしまったらしい。身動きできない状態に悲嘆に暮れた枢だが、やがて開き直ってレベルアップ作業に明け暮れることにした。百年経ち、二百年経ち……やがて国の礎である「聖なるクリスタル」として崇められるまでになる。
もう元の世界に戻れないと腹をくくって自分の国を見守る枢だが、千年経った時、衝撃のどんでん返しが待ち受けていて……。
【お知らせ】6/22 完結しました!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる