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第44話 飛び級しちゃったんだがぁ?
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渋い声だねぇ。イケおじの気配がするよ。
と思ったらやっぱりイケおじだねぇ。少しイカつめの顔に鼻の下の髭がよく似合ってる。
眼帯と剣が似合いそうだなぁ。女の子人気がありそうな。
「ギルドマスターのブラドレだ。ユウ殿だったな」
「ええ。突然でしたのに対応感謝します」
やっぱりギルドマスターかぁ……。組織力的にはこの人も容疑者候補かねぇ?
「いや、マスタージョブの御仁を無下にするわけにもいくまい。当然の対応をしたまでだ。かけてくれ」
「では失礼して」
これは社交辞令なのか本音なのか、どっちだろうねぇ。
表情が変わらないから分かりづらい。
「失礼だが、鑑定だけさせてもらっても良いだろうか」
「はい、もちろんです」
むしろ確認されない方が不安になるからねぇ。
「……凄まじいな。確かに確認した。一度手合わせを願いたいところだが、それはまた次の機会に改めて頼もう」
「ははは……」
次の機会は勘弁願いたいねぇ。そういう目立ち方はしたくない。
フィアたちの可愛さで目立つ分にはいいんだけどねぇ。
「さて、本題に入ろう。まず、これがユウ殿の傭兵カードだ」
「……Bランク、ですか」
「本来ならSランクでも足りないくらいだが、規定上、これ以上上げられなくてな。すまない」
「ああ、いえ。十分です」
むしろ高くないかい? のんびりやるつもりだったんだけど、目立っちゃわないかなぁ?
面倒だなぁ……。
「傭兵規約については?」
「ええ、伺ってます」
ゲーム時代と同じだったから良かったよ。
ランクも一番下がFで順に続いて、Aの上にSとSSがある形のまま。
新しく覚え直すのは面倒だからねぇ。
「俺からは以上だが、何かあるか」
「それでしたら、獣魔登録をお願いします。二体分です」
「んにゃぁ」
「分かった。手配しよう」
ふぅ。なんだか思ってたより大事になっちゃったけど、これで目的達成だねぇ。
えっと、リリアは……いたいた。フィアのおかけで分かりやすいねぇ。
「お待たせ。何かいい依頼はあったかい?」
「先生! その、よく分からなくて……」
まあそうだよねぇ。傭兵の依頼となんて縁がないだろうし、相場も分からないよねぇ。
「まあ、最初は採取依頼か街中の雑用くらいしか受けられないだろうし、薬草の採取でもしようか」
前に色々教えるって約束したしねぇ。
「あ、そうだ、フィア。はいこれ、獣魔の証。これつけてたら街に入る時もとやかく言われないから」
「にゃぁ?」
魔道具みたいだけど、見た目は小さな赤色の箱だし、首輪につけてあげようか。
こんな感じかな? なんだか鈴みたいだねぇ。
とりあえず前足で弄るのはコペンと一緒だねぇ。やはり親子。
「気になるかい?」
「にゃ」
「なら良かった」
これでよし。それじゃあ依頼を見てこようかねぇ。
いい天気だねぇ。昼まではもう少しあるし、のんびり探してよさそうだ。
この辺りの森だと出てくるのはジョブ持ちゴブリンのパーティと、ウルフ系だったかな。
ウルフたちはフィアとコペンの匂いで近づいてこないだろうし、ゴブリンたちにだけ気をつければいいかなぁ。
ひとまず授業を始めようか。
「さて、目的のマナハーブだけど、どんな環境に生育しているか覚えているかい?」
「えっと、空気中の魔力が多くて、湿っている場所、ですか?」
惜しいねぇ。
「もう一つ条件があるよ」
「うーん……、日当たりがいい場所とか?」
「正解。だけど、植物だからって安直に答えてないかい?」
「うっ……」
図星だったみたいだねぇ。
まぁ、たしかに、多くの植物の生育に日光が必要なのは間違ってないけどねぇ。
「植物の中には日当たりが悪い場所に多く見られるものもある。古い森林だと特に目立つんだけど、これは既に育ちきった木が多くて日向が少ないからだねぇ」
地球だとシダ植物なんかがそうだねぇ。日本人だと小学校で習うから、割と常識に近い知識だ。
厳密に言えば必要な日光の量が少ないだけで、陽の光を嫌ってるわけじゃないっていうのは注意点だねぇ。
ただそれは地球での話。
「日当たりの悪い場所を好む植物だと、例えばマナファーンがある。マナハーブと近い用途の植物だねぇ。これは陽の光が多すぎると、逆に枯れやすくなるんだ」
「なるほど……」
この辺にも生えてた記憶があるねぇ。
「この二つは見た目も似てるから、もし日当たりの条件が一致しない場所に生えてたら疑ってみた方がいいかもねぇ。葉の裏側を見たらすぐ分かるから」
まぁ、このくらいの知識は学園でも間違いなく教えると思うけどねぇ。
こんな感じで今日は散歩とピクニックかねぇ。
最近はフィアたちに窮屈な思いをさせることが多かったし、久しぶりに彼女らと戯れるのも悪くない。
渋い声だねぇ。イケおじの気配がするよ。
と思ったらやっぱりイケおじだねぇ。少しイカつめの顔に鼻の下の髭がよく似合ってる。
眼帯と剣が似合いそうだなぁ。女の子人気がありそうな。
「ギルドマスターのブラドレだ。ユウ殿だったな」
「ええ。突然でしたのに対応感謝します」
やっぱりギルドマスターかぁ……。組織力的にはこの人も容疑者候補かねぇ?
「いや、マスタージョブの御仁を無下にするわけにもいくまい。当然の対応をしたまでだ。かけてくれ」
「では失礼して」
これは社交辞令なのか本音なのか、どっちだろうねぇ。
表情が変わらないから分かりづらい。
「失礼だが、鑑定だけさせてもらっても良いだろうか」
「はい、もちろんです」
むしろ確認されない方が不安になるからねぇ。
「……凄まじいな。確かに確認した。一度手合わせを願いたいところだが、それはまた次の機会に改めて頼もう」
「ははは……」
次の機会は勘弁願いたいねぇ。そういう目立ち方はしたくない。
フィアたちの可愛さで目立つ分にはいいんだけどねぇ。
「さて、本題に入ろう。まず、これがユウ殿の傭兵カードだ」
「……Bランク、ですか」
「本来ならSランクでも足りないくらいだが、規定上、これ以上上げられなくてな。すまない」
「ああ、いえ。十分です」
むしろ高くないかい? のんびりやるつもりだったんだけど、目立っちゃわないかなぁ?
面倒だなぁ……。
「傭兵規約については?」
「ええ、伺ってます」
ゲーム時代と同じだったから良かったよ。
ランクも一番下がFで順に続いて、Aの上にSとSSがある形のまま。
新しく覚え直すのは面倒だからねぇ。
「俺からは以上だが、何かあるか」
「それでしたら、獣魔登録をお願いします。二体分です」
「んにゃぁ」
「分かった。手配しよう」
ふぅ。なんだか思ってたより大事になっちゃったけど、これで目的達成だねぇ。
えっと、リリアは……いたいた。フィアのおかけで分かりやすいねぇ。
「お待たせ。何かいい依頼はあったかい?」
「先生! その、よく分からなくて……」
まあそうだよねぇ。傭兵の依頼となんて縁がないだろうし、相場も分からないよねぇ。
「まあ、最初は採取依頼か街中の雑用くらいしか受けられないだろうし、薬草の採取でもしようか」
前に色々教えるって約束したしねぇ。
「あ、そうだ、フィア。はいこれ、獣魔の証。これつけてたら街に入る時もとやかく言われないから」
「にゃぁ?」
魔道具みたいだけど、見た目は小さな赤色の箱だし、首輪につけてあげようか。
こんな感じかな? なんだか鈴みたいだねぇ。
とりあえず前足で弄るのはコペンと一緒だねぇ。やはり親子。
「気になるかい?」
「にゃ」
「なら良かった」
これでよし。それじゃあ依頼を見てこようかねぇ。
いい天気だねぇ。昼まではもう少しあるし、のんびり探してよさそうだ。
この辺りの森だと出てくるのはジョブ持ちゴブリンのパーティと、ウルフ系だったかな。
ウルフたちはフィアとコペンの匂いで近づいてこないだろうし、ゴブリンたちにだけ気をつければいいかなぁ。
ひとまず授業を始めようか。
「さて、目的のマナハーブだけど、どんな環境に生育しているか覚えているかい?」
「えっと、空気中の魔力が多くて、湿っている場所、ですか?」
惜しいねぇ。
「もう一つ条件があるよ」
「うーん……、日当たりがいい場所とか?」
「正解。だけど、植物だからって安直に答えてないかい?」
「うっ……」
図星だったみたいだねぇ。
まぁ、たしかに、多くの植物の生育に日光が必要なのは間違ってないけどねぇ。
「植物の中には日当たりが悪い場所に多く見られるものもある。古い森林だと特に目立つんだけど、これは既に育ちきった木が多くて日向が少ないからだねぇ」
地球だとシダ植物なんかがそうだねぇ。日本人だと小学校で習うから、割と常識に近い知識だ。
厳密に言えば必要な日光の量が少ないだけで、陽の光を嫌ってるわけじゃないっていうのは注意点だねぇ。
ただそれは地球での話。
「日当たりの悪い場所を好む植物だと、例えばマナファーンがある。マナハーブと近い用途の植物だねぇ。これは陽の光が多すぎると、逆に枯れやすくなるんだ」
「なるほど……」
この辺にも生えてた記憶があるねぇ。
「この二つは見た目も似てるから、もし日当たりの条件が一致しない場所に生えてたら疑ってみた方がいいかもねぇ。葉の裏側を見たらすぐ分かるから」
まぁ、このくらいの知識は学園でも間違いなく教えると思うけどねぇ。
こんな感じで今日は散歩とピクニックかねぇ。
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