光彩濁りて愛となる

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四十話

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 深優は夏に山南村で会った、晄の同級生 夏野 駿佑のエンスタグラムのアカウントにダイレクトメッセージを送った。
 まず挨拶から始めて「篠塚のことで聞きたいことがあるんだけど、いい?」みたいな軽めのメッセージにしておいた。
 夏野からすぐに返事が返って来て「うん! いいよ! どしたん?」と言った健全かつ普通の大学生のメッセージに、深優は涙を流しかけた。
 自分がこれから向かわされる地獄との落差が、ありすぎて。
(こんな友達居るなら、尚更篠塚をこっち側に戻さなきゃだろ)
 事の経緯を簡素に説明してから駿佑に「PEMDULUM」のアカウントを共有すると、メッセージが連続で来た。
『え、ヤバくない? なんかパパ活っぽい女居るくない?』
『ガチか…俺インフルエンサーだけの飲み会くらいしか思ってなくてさ。晄大丈夫かな?』
 この反応から、駿佑がいかに普通で善良な生き物か分かった。
 また夏野からメッセージが、入った。
『駿佑の彼女のあみだよ~。あそこはヤバい! フツーにクラブしてる営業日もあるんだけど痴漢とか当たり前だし、客同士で新しい薬物?の売り買いしてるとか聞いたよ。パパ活?の会場に使われてるって有名だし、普通のクラブ好きはあそこ行かないよ!』
 深優の血管が凍らされたように、急激に冷えていく。
 電車内の空中は程良い適切な温度で巡っているのに、自分だけ北極の海氷の上を歩いているかのような錯覚を覚えた。
 深優は困惑のまま『ヤバ』だけ、返事を返した。
 駿佑からは『警察に相談出来ないかな?』とかメッセージが来たが、失踪したり大怪我を負った訳でもないのに無理だろう。
 客同士間とは言え、麻薬の受け渡しが行われている会場とは思いもしなかった。
(イカれてんなあ……)
 会場側でも一人味方は欲しいのが、深優の本音だ。
 そう言う場所に働いている人間なんて闇を闇とすら思わず、破壊隠蔽が得意に決まっている。
 自分達のような人間が、立ち行って良い場所ではない。
 駿佑からメッセージが、新着メッセージが入った。
『まさか、雲雀丘君行く気なん?』
『はい。残念ながら。ヌマクローが、行ってしまったので』
『ヌマクロー! なにやってんだー! お前ッ!!』
 ドンッ!! って効果音が、聞こえて来そうなメッセージに深優は頭を抱えた。
(本当にそう)
 駿佑から『待って待って。名案思いついたかも』と、メッセージが続く。
 深優は『?』だけ打ち、相手の返事を待つ。
『荻原って奴が、ゼミの先輩にペンデュラムでやるVIPが集まるパーティーのスタッフしないか? って誘われたらしいんだけど、断った。って言ってたんだよね。放り込むわ』
 まるで火炎瓶みたいな、扱いだな……。いつもなら歯を見せて笑っておくのに、そんな余裕すらない。
『俺は有難いけど、大丈夫なの?』
『大丈夫大丈夫! 荻原ってガチ田舎で主人公らが人肉食わせられる映画を見せて来たのに、俺オススメのカーズは爆睡決めたし! 彼女をすぐ変えるんだけど、理由はクチャラーで嫌とか 子供育てるIQない癖に街中の赤ちゃん見て可愛い~。言うのがムカつくとか、鬼舞辻無惨より鬼畜だから!』
 深優は思わず「なんて?」って言いながら、首を傾げるのだった。
 丁度乗り換え駅に到着したので、深優は電車からホームへと足を踏み入れた。







 静弥が連れて行かれたのは、二人掛けのローテーブルの席だった。
 自分と向き合うように、岩を彫刻したような顔の男が案の定仮面のような笑顔で静弥を見つめている。
 顔面の割に身体に筋肉の類はなく、肥満までは言わないが少しだらしない印象を受ける身体つきだ。
「すごいイケメンだね! オーラあるよ!」
 かつて勝本達に言われた「お前が居るだけで、電気すらも暗くなるわ」と言う言葉を思い出し、首を傾げながら「そうですか?」と返事をする静弥。
 すると男の笑顔に拍車がかかった。
「謙虚で、良いねぇ! 特にうちの業界で生き残るのは、謙虚な子だからさ!」
「は、はあ……」
 静弥は話の主題を掴めず、深く首を傾げる。
 男は聞いてもいないのに鞄からA4サイズのリーフレットを出し、テーブルに広げて見せた。
「うちたくさんアイドルとか俳優女優を輩出してる、芸能事務所なんだけどねッ!!」
 流れている大きなBGMに張り合うように、男は声の声量を上げて話し続ける。
「ほら『ウルトラときめき♡くらぶ』とか、うちの子なの! 君、何系行きたい? 俳優? アイドル?」
「えっ? えっ? 僕、この人達知りません……』
 すると男の眉間に一瞬だけ皺が寄り、静弥を見下ろした。しかし、またすぐに笑顔に戻るのだった。
「あっ! 声優とか、2.5次元の俳優志望かな? うん! 強くはないけど、パイプあるし大丈夫だよ!」
「えっ? あの、先程から、何のお話をされてるんですか?」
「やだなー! スカウトだよ! 安心して! うち、ちゃんとした事務所だからさ」
 一方的にまくし立てるように、他はどんなタレントが所属しているのかだの会社の資産を男は話し続ける。
「え、えっと。僕、芸能界は、興味なくって……」
「あっ!? そうなんだ!? だけどねー。そう言う初心な子ほど、ウケるんだよね」
 静弥の膝の上で、固く握った拳が震え出す。
(ど、どうしよう……。契約書に、サインしてとか言われたら。こんな人相手に断れないよ……)
 コミュニケーション能力が欠落している静弥の目から見ても、この男は喋り慣れている。
 話の持って行き方、褒め方、断られた時の対応。
 全てにおいて、自分より場慣れしているのが分かる。
「芸能人なったら、楽しいよ~。こんなことも、出来ちゃうしね」
 そう言って男が見せて来たのは、一枚のスマートフォンの写真だった。
 女の子のアイドルのステージ衣装のボタンを全て開かせ、ベッドの上で下品に脚を開かせてそう言うポーズを取らせているもの。
 男は笑みを崩さずに、言葉を続ける。
「こっち側、来たいでしょ?」
「捕まってないだけの、犯罪者ってことですか?」
 今日会ったばかりの全然話に興味を示していない自分に、第三者(それも異性)にこんな写真を見せて来るなんて同じ常識を有しているとは思えなかった。
「なっ……!」
 男は露骨に狼狽えて静弥の身体ごと切り裂くような大声でスタッフを呼ぶも、他の対応に追われているのかスタッフはやって来ない。
「君、分かってる!? 俺、偉い人なの! この席に、十五万ぽんっと払えるくらいには儲けてるの!!」
「え? 普通に働いてたら、その金額払えませんか?」
 大手匿名掲示板創設者のような煽りではなく、静弥は純粋な疑問を男に投げかけた。
 すると男の顔は火山が噴火するかのような勢いで、真っ赤に染め上がったのだ。
「すみませ~ん! その子、うちの子なんですぅ!」
 軽快なBGMを壊すかの如く、身の毛もよだつような猫撫で声がフロアに流れた。







 二人は声がする方向へ、振り返る。
 雲雀丘 深優がズボンのポケットに手を突っ込みながら、時計の文字盤の十時のように脚を開いて自分達を見下ろしている。
 印象を薄くする為か、彼の左目の下の黒子はコンシーラーか何かで隠しているようだった。
 みんな見せつけるようにハイブランドの服を着ているのに、明らかに異質な古着を着た男が眼前に居るのだ。
 警戒して、当然だと思う。
「どぉも~。私、Vチューバー事務所『nu:V(ニューブイ)のマネージャー、佐藤 叡治(さとう えいじ)と申しますぅ。この子まだ業界のいろはを、分かってなくってぇ~。とんだ失礼を、申し訳ありませんでしたぁ」
 よくもまあ雲雀丘 深優の舌は、回るもんだ。と、思う。
 嘘を吐くことに、罪悪感など小指の先程も感じていないのだろう。
 この場にぴったりな、軽薄な笑顔で安井を見下げている。
「あー。Vチューバーは、よく分かんねえんだよな」
 不機嫌を引き摺ったままふんぞり返りながら、男は気怠げに深優(佐藤 叡治)に返事した。
 男の身体に耳なし芳一のお経かの如く「面倒臭い」や「関わりたくない」と書かれているのが、静弥ですら見えた。
「そうですよねぇ。一般の方の認知度って、高くないですよねえ」
「Vチューバーって、どうなん? 儲かんの?」
「ん~。ピンキリですねぇ。そりゃあ、みんなに売れて欲しいですけどねぇ。あのー……違ってたら、申し訳ないんですけどぉ。もしかして、ステプロの安井さんですかぁ?」
「え!? 俺のこと、知ってんの!?」
 安井は蛙のように、席から立ち上がった。
「はぁい。もちろんですよぉ。業界の有名人じゃないですかぁ~」
「へー。Vチューバーの事務所の割に、トレンド知ってんだねえ」
 そう言いながら、安井は嘲笑うように静弥に視線を落とした。
「最近のオタクって結構カジュアルになってるので、二次元だけじゃなくって三次元のアイドルも好きな子達も多いんですよぉ。だから、流行りは抑えるようにしてますね。最近だとうちの事務所の子が、投稿した歌みた動画の『愛しすぎて滅!』がミリオン再生行きましたしねえ」
「へええ、すっげえな」
 安井は深優(佐藤 叡治)を見ながら、言った。
「君、うちに来ない?」
「お言葉は有難いんですけどぉ、面倒見てる子達が居るのでぇ」
 この場に居る誰よりも、雲雀丘 深優の笑顔は底が見えない。
 今この瞬間だけではなくって、ずっとそうだった。
「……そう。残念」
 安井は興味を無くしたのか席を立ち、フロアの奥の方へ進んで行った。
 新しくカモを、探しにいくにでも行くつもりなのだろう。
「……あのさ」
 深優が静弥に、声を落とす。
 静弥は肩を跳ね上がらせて、自身の顔を庇うように腕を交差させた。
「お前、何してるか分かってんの?」
「ひ……あ、危ない場所に、来たのは、わ、分かった」
「……うんうん。そうだね。お前さ、自分の力量と限界を見誤り過ぎ。俺来なかったら、どうなってたか分かる?」
「け、契約書にサインしちゃってたかも」
「それで言われるがまま『オーディションに合格する為!』とか言われて、たっかいレッスン料をぶん取られてたよ」
「……へ?」
 静弥はそこまで考えが至ってないのと、会場の熱気で目を回している。
 深優は上着を脱ぎ、腰に巻き付けた。  
 黒いTシャツから覗く腕一面に、エスニックなヘナタトゥーが踊っている。
(やっちょ詰めるか、篠塚本人を連れ戻したいけど……コイツ一人には出来ないよなあ)
 そんなことを逡巡していると、男性スタッフの手により静弥がみるみるうちに連行されていく。
「え? え? や、やだー!」
 静弥の顔面から血の気が引いて行きジタバタと手足を振っているが、引き摺られるままだった。
 対するスタッフの方は眩い数多の色のライトの所為で、はっきりした髪色は分からないが恐らく茶髪系の垢抜けたセンター分けの清潔感のある男だった。
 場所が場所なので、深優はスタッフに静止をかけながら後を追う。
「お客様の迷惑行為の通報がございましたので、お話を伺わせて頂きます~」
「ひ、雲雀丘君、助けて! この人、荻原君って言って、凄く怖いの!」
「……ああ。人肉荻原君か」
「うっせえな。ワンピタトゥーが」
 そう言いながら荻原は、いなせさんお清めスプレーを静弥と深優二人に交互に吹きかけたのだった。
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