晩酌のおつまみは晩酌しながら

紅雪

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16話 鶏ももって何しても美味しいよね ⇒ガーリックチキンソテー

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人物紹介
晩酌料理人(主):醤子(しょうこ。まあ醤油です。)
晩酌料理人(副):味噌美(みそみ。見ての通り味噌です)
二人とも大豆の精です。(嘘です。)
大豆の星では、豆腐の精や油揚げが飛んで、枝豆が踊っています。
(嘘ですよ。)

本日の調味料

胡椒
味噌
醤油
粉末出汁(まぁ、ほ○だしとか)
○味○ャンタンDX
豆板醤
旗○げ


醤「お腹が空きました。」
味「あたしも。しかし調味料って変わり映えしないね。」
醤「してたまるか。」
味「まぁ、そうだよね・・・」
醤「では晩酌の時間です。」
味「至福タイムです。」
醤「何か考えている節があるけれど無視でいいかな。(ぶしゅっ)」
味「たまには乗っかってあげようとしたんじゃない。(ぶしゅっ)」
醤・味『おつかれー』
醤「それでも流れは変わらないので、今日の料理です。まずはチキンソテー、
 もやしのピリ辛サラダ?、なめこ汁です。」
味「なぜサラダに疑問符着いた・・・」
醤「いやぁ、サラダなのかなんなのか。お酒飲むには丁度いいんだけどね。」
味「そうなの?」
醤「とりあえず食べてみればわかる。では早速、もやしは何時ものように
 茹でで流水にさらします。」
味「ほいよ。」
醤「ボウルにたれを作ります。お湯で溶かした○味○ャンタンDXに、豆板醤と
 醤油を少し加えたものを用意します。」
味「そこにこのもやしを放り込むわけね。」
醤「そ、後は混ぜて煎り胡麻をふれば完成。好みでかいわれ大根を添えると
 美味しいわよ。見た目も良くなるし。」
味「む、これは。ちょっとピリっとした塩味感覚でビールに合うね。(ぐびっ)」
醤「でしょ。私も。もしゃもしゃ。(ぐびっ)」
味「いける。もしゃもしゃ。」
醤「さて、次になめこ汁。なめこは買ってきて冷凍庫に放り込んでおけば
 日持ちするので便利。使う時も鍋にそのまま入れて茹でればいいだけなので。」
味「へぇ、そりゃ便利だね。」
醤「味噌汁の作り方は言うまでもなくいつもと一緒。味噌まで溶いたら今日は
 豆腐をプラスします。なめこ汁はネギがいいよね。長ネギも美味しいけれど
 私は小葱が好きなので、今日のなめこ汁には小葱ね。」
味「定番の味噌汁はやっぱり美味しいよね。」
醤「本当は飲んだ後に食べたいわよね。」
味「飲んだ後の味噌汁は身体に染みるよね。」
醤「うん。さて、メインのチキンソテーに行きます。まず、今回の名前にも
 入っている大蒜を微塵切りにします。好みだけど、スライスでもOK。」
味「この香りがそそるのよね。」
醤「次にもも肉、表面に切れ目を入れて火が通りやすくします。一枚ものは
 特に、中心に火が通りにくいので、切れ目を入れておくと調理しやすいで
 すね。切れ目を入れたら塩、胡椒で下味を付けます。」
味「火が通ってないと怖いからね。」
醤「そうそう。まず油を敷いて熱したフライパンに、皮面からいれます。
 ここは強火で皮面をかりっとこんがり焼きます。」
味「皮面のきつね色は見た目が美味しそうだよね。」
醤「そうそう。焼けたら、フライパンを傾けて油を寄せ、そこに大蒜の
 微塵切りを入れる。油で熱して香りを付けたら、もも肉をひっくり返し、
 ここで旗○げ投入。フライパンを左右に振るい混ぜだら、後は蓋をして
 ゆっくりと弱火で火を通す。」
味「弱火でいいの?」
醤「中火にすると焦げるわよ。お酒も飛んで、中に火が通る前に表面が焦げ、
 大蒜も焦げてしまうわ。」
味「なるほど。」
醤「大体5分くらいで火が通ると思うのだけど、心配ならもう少し長めとか
 ちょっと開いてみて様子をみる。」
味「ほうほう。」
醤「最後に醤油を垂らし、中火で絡めたら出来上がり。」
味「大蒜と醤油の匂いが香ばしいね。」
醤「飲欲をそそる香りよねぇ。」
味「ささ、テレビでも見ながら飲もう。運ぶねー。」
醤「やけに積極的ね。」
味「だって今日は疲れたんだもん。」
醤「そう、のんびり飲みましょう。」
味「うん。」
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