19 / 29
第三話「飛散」
「飛散」(3)
しおりを挟む
「アエネ!」
倒れた竜動士へ、ハオンはすぐさま駆け寄った。
華麗に宙返りを決めて着地したまではいいが、エリーも膝から足もとへ頽れている。さまざまな疲労が限界に達したのだ。
難儀して拾い上げた自分の片手を、エリーは斬られた肘の先にくっつけた。接着面をじわじわ蠢かせ、腕は結合と治癒を開始する。
苦しげに、エリーはハオンへささやいた。
「殺してはおらん。アエネに寄生したサファイアのみを倒した」
「え……」
エリーの発言どおり、アエネにはかすかだが脈拍が残っていた。
胸をなで下ろしたのはハオンだ。
「そんな離れ技を、あの一瞬で。ありがとう、エリー」
「とてつもない強敵じゃった。今度こそ死ぬかと思うたわい」
「同感だ……あ、これ」
回収したサファイアの宝石を、ハオンはエリーに手渡した。エリーのかざしたタイプOに、宝石はぴたりとはまり込んでいる。
しばらくすると、タイプOは明瞭な声を発した。
〈意識がしっかりしてきたよ。目も見える。ぼくはエド。きみたちは?〉
人語を介する拳銃へ、エリーは答えた。
「わらわはエリザベート・クタート。エリーでよい。吸血鬼の血を吸う吸血鬼じゃ。こっちは死霊術師のハオンという。うぬの魂を降霊させた呪士ぞな」
タイプOには、しばし考える間があった。
〈吸血鬼に死霊術師……たいへん恐縮だけど、とてもホラーな組み合わせだね?〉
「わらわからすれば、しゃべる武器ほど不気味なものはない。エドとやら、こたびの活躍の数々を褒めてつかわす。ところでうぬ、いっぺん落としたはずの生を、ふたたび世に授かった目的はなんじゃ?」
〈う~ん〉
タイプOことエドは悩んだ。
〈ぼくの能力は〝封印を〟〝解く〟ことらしいよ。まだはっきりとは自分の役目はわからない。あとひとつ、あとひとつ吸血鬼の宝石がそろえばわかる気がする〉
首肯したのはハオンだった。
「残る騎士は緑柱石か。また恐ろしい力を秘めてるんだろうな」
足をもつれさせたエリーに、ハオンは肩を貸して支えた。
「だいじょうぶ? さっきからかなり辛そうだけど……」
「し、子細ない。ちと鉄分が不足しておるだけじゃ。そんなことより早く、早く吸血城へ向かわねば」
めずらしく息遣いを乱すエリーへ、ハオンは首を振ってみせた。
「これは無理だね。戦いのダメージが大きすぎる。いったん村へ帰って休むんだ。ちなみに、血の代わりになる食事ってのはあるのかい?」
「吸血鬼の血がないのなら、レアのステーキあたりが適切じゃな。くそ、情けないが仕切り直しか。致し方ない」
「ごめんよ、アエネ。エリーをレストランへ送り届けたら、すぐ迎えに戻るから」
ハオンに補助され、エリーはなんとか歩いた。吸血城の方向からUターンする。
闇夜にわずかな軌跡をちらつかせたのは、水晶めいた翼のきらめきだ。
タイプOが警告したのはそのときだった。
「強い呪力の反応! 気をつけて!」
知らないうちに、そいつはエリーたちの背後にたたずんでいた。
独眼を見開き、うめいたのはエリーだ。
「か、カレイド……!」
「や。いろんな世界で会うね。運命の赤い糸ってやつかい?」
うろたえる二人へ、カレイドは親しげに手をひらひらさせた。
「とどこおりなくタイプOは仕上がってるようじゃないか。そろそろ私にゆずってもらおうかな?」
「だれが!」
力なくハオンを突き飛ばすや、エリーはタイプOを中段に構えた。大剣へと変形した骨組みに、眼帯をずらした瞳から鮮血が寄り集まる。高速回転し始めた刃には、しかし明らかに呪力も密度も足りていない。
感心して、カレイドは小さく口笛を鳴らした。
「へえ、驚いた。すんごい呪力を感じるよ。タイプOには、ほかにそんなオプション機能まで?」
もとから青白い顔色をなお悪くし、エリーは少ない気迫を全開にした。
「よくぞみずから現れた! その素っ首、神妙に差し出せい!」
まっすぐ打ち込まれた赤い切っ先は、ぴたりと止まった。
エリーの手首を、カレイドが掴んで捻りあげたのだ。万力じみた吸血鬼の握りを振りほどく力は、今の彼女には残されていない。エリーの眼前に広げられたカレイドの掌に、虹色の呪力が舞い散る。
星のはじけるようなウィンクを飛ばし、カレイドは告げた。
「わざわざご苦労さま、タイプOのお届け。じゃあまたね、エリー……〝血呼返〟」
「~~~ッッ!!」
なにかしらの悪罵とともに、エリーの姿は光の粒と化して消滅した。
カレイドの〝吸血鬼を送り迎えする召喚術〟により、エリーはもといた地球へと転送されてしまったのだ。
手放されたタイプOは、拳銃の形に戻って地面を跳ねた。それに腕を伸ばしつつ、カレイドはほくそ笑んでいる。
「おかえり、タイプO。これからきみの持ち主は、この私だ」
カレイドが指を触れた瞬間、それは起こった。
失われていくエリーの血を針鼠さながらに生やし、タイプOはカレイドの手を弾き飛ばしている。本当の主人を奪われたタイプOにとって、正真正銘これが最後の反撃だ。
ちょっぴり痛そうに手を振るカレイドへ、タイプOは言い返した。
〈おまえなんかに使われてたまるか! 待ってろよ、エリー!〉
タイプOは残りわずかの血を噴射して器用に跳躍し、なんと……
エリーを強制送還した召喚の門のかすかな隙間へ、その身を滑り込ませた。
倒れた竜動士へ、ハオンはすぐさま駆け寄った。
華麗に宙返りを決めて着地したまではいいが、エリーも膝から足もとへ頽れている。さまざまな疲労が限界に達したのだ。
難儀して拾い上げた自分の片手を、エリーは斬られた肘の先にくっつけた。接着面をじわじわ蠢かせ、腕は結合と治癒を開始する。
苦しげに、エリーはハオンへささやいた。
「殺してはおらん。アエネに寄生したサファイアのみを倒した」
「え……」
エリーの発言どおり、アエネにはかすかだが脈拍が残っていた。
胸をなで下ろしたのはハオンだ。
「そんな離れ技を、あの一瞬で。ありがとう、エリー」
「とてつもない強敵じゃった。今度こそ死ぬかと思うたわい」
「同感だ……あ、これ」
回収したサファイアの宝石を、ハオンはエリーに手渡した。エリーのかざしたタイプOに、宝石はぴたりとはまり込んでいる。
しばらくすると、タイプOは明瞭な声を発した。
〈意識がしっかりしてきたよ。目も見える。ぼくはエド。きみたちは?〉
人語を介する拳銃へ、エリーは答えた。
「わらわはエリザベート・クタート。エリーでよい。吸血鬼の血を吸う吸血鬼じゃ。こっちは死霊術師のハオンという。うぬの魂を降霊させた呪士ぞな」
タイプOには、しばし考える間があった。
〈吸血鬼に死霊術師……たいへん恐縮だけど、とてもホラーな組み合わせだね?〉
「わらわからすれば、しゃべる武器ほど不気味なものはない。エドとやら、こたびの活躍の数々を褒めてつかわす。ところでうぬ、いっぺん落としたはずの生を、ふたたび世に授かった目的はなんじゃ?」
〈う~ん〉
タイプOことエドは悩んだ。
〈ぼくの能力は〝封印を〟〝解く〟ことらしいよ。まだはっきりとは自分の役目はわからない。あとひとつ、あとひとつ吸血鬼の宝石がそろえばわかる気がする〉
首肯したのはハオンだった。
「残る騎士は緑柱石か。また恐ろしい力を秘めてるんだろうな」
足をもつれさせたエリーに、ハオンは肩を貸して支えた。
「だいじょうぶ? さっきからかなり辛そうだけど……」
「し、子細ない。ちと鉄分が不足しておるだけじゃ。そんなことより早く、早く吸血城へ向かわねば」
めずらしく息遣いを乱すエリーへ、ハオンは首を振ってみせた。
「これは無理だね。戦いのダメージが大きすぎる。いったん村へ帰って休むんだ。ちなみに、血の代わりになる食事ってのはあるのかい?」
「吸血鬼の血がないのなら、レアのステーキあたりが適切じゃな。くそ、情けないが仕切り直しか。致し方ない」
「ごめんよ、アエネ。エリーをレストランへ送り届けたら、すぐ迎えに戻るから」
ハオンに補助され、エリーはなんとか歩いた。吸血城の方向からUターンする。
闇夜にわずかな軌跡をちらつかせたのは、水晶めいた翼のきらめきだ。
タイプOが警告したのはそのときだった。
「強い呪力の反応! 気をつけて!」
知らないうちに、そいつはエリーたちの背後にたたずんでいた。
独眼を見開き、うめいたのはエリーだ。
「か、カレイド……!」
「や。いろんな世界で会うね。運命の赤い糸ってやつかい?」
うろたえる二人へ、カレイドは親しげに手をひらひらさせた。
「とどこおりなくタイプOは仕上がってるようじゃないか。そろそろ私にゆずってもらおうかな?」
「だれが!」
力なくハオンを突き飛ばすや、エリーはタイプOを中段に構えた。大剣へと変形した骨組みに、眼帯をずらした瞳から鮮血が寄り集まる。高速回転し始めた刃には、しかし明らかに呪力も密度も足りていない。
感心して、カレイドは小さく口笛を鳴らした。
「へえ、驚いた。すんごい呪力を感じるよ。タイプOには、ほかにそんなオプション機能まで?」
もとから青白い顔色をなお悪くし、エリーは少ない気迫を全開にした。
「よくぞみずから現れた! その素っ首、神妙に差し出せい!」
まっすぐ打ち込まれた赤い切っ先は、ぴたりと止まった。
エリーの手首を、カレイドが掴んで捻りあげたのだ。万力じみた吸血鬼の握りを振りほどく力は、今の彼女には残されていない。エリーの眼前に広げられたカレイドの掌に、虹色の呪力が舞い散る。
星のはじけるようなウィンクを飛ばし、カレイドは告げた。
「わざわざご苦労さま、タイプOのお届け。じゃあまたね、エリー……〝血呼返〟」
「~~~ッッ!!」
なにかしらの悪罵とともに、エリーの姿は光の粒と化して消滅した。
カレイドの〝吸血鬼を送り迎えする召喚術〟により、エリーはもといた地球へと転送されてしまったのだ。
手放されたタイプOは、拳銃の形に戻って地面を跳ねた。それに腕を伸ばしつつ、カレイドはほくそ笑んでいる。
「おかえり、タイプO。これからきみの持ち主は、この私だ」
カレイドが指を触れた瞬間、それは起こった。
失われていくエリーの血を針鼠さながらに生やし、タイプOはカレイドの手を弾き飛ばしている。本当の主人を奪われたタイプOにとって、正真正銘これが最後の反撃だ。
ちょっぴり痛そうに手を振るカレイドへ、タイプOは言い返した。
〈おまえなんかに使われてたまるか! 待ってろよ、エリー!〉
タイプOは残りわずかの血を噴射して器用に跳躍し、なんと……
エリーを強制送還した召喚の門のかすかな隙間へ、その身を滑り込ませた。
0
あなたにおすすめの小説
家ごと異世界転移〜異世界来ちゃったけど快適に暮らします〜
奥野細道
ファンタジー
都内の2LDKマンションで暮らす30代独身の会社員、田中健太はある夜突然家ごと広大な森と異世界の空が広がるファンタジー世界へと転移してしまう。
パニックに陥りながらも、彼は自身の平凡なマンションが異世界においてとんでもないチート能力を発揮することを発見する。冷蔵庫は地球上のあらゆる食材を無限に生成し、最高の鮮度を保つ「無限の食料庫」となり、リビングのテレビは異世界の情報をリアルタイムで受信・翻訳する「異世界情報端末」として機能。さらに、お風呂の湯はどんな傷も癒す「万能治癒の湯」となり、ベランダは瞬時に植物を成長させる「魔力活性化菜園」に。
健太はこれらの能力を駆使して、食料や情報を確保し、異世界の人たちを助けながら安全な拠点を築いていく。
むっつり金持ち高校生、巨乳美少女たちに囲まれて学園ハーレム
ピコサイクス
青春
顔は普通、性格も地味。
けれど実は金持ちな高校一年生――俺、朝倉健斗。
学校では埋もれキャラのはずなのに、なぜか周りは巨乳美女ばかり!?
大学生の家庭教師、年上メイド、同級生ギャルに清楚系美少女……。
真面目な御曹司を演じつつ、内心はむっつりスケベ。
《カクヨム様で15000PV達成‼️》悪魔とやり直す最弱シーカー。十五歳に戻った俺は悪魔の力で人間の頂点を狙う
なべぞう
ファンタジー
ダンジョンが生まれて百年。
スキルを持つ人々がダンジョンに挑む世界で、
ソラは非戦闘系スキル《アイテムボックス》しか持たない三流シーカーだった。
弱さゆえに仲間から切り捨てられ、三十五歳となった今では、
満身創痍で生きるだけで精一杯の日々を送っていた。
そんなソラをただ一匹だけ慕ってくれたのは――
拾ってきた野良の黒猫“クロ”。
だが命の灯が消えかけた夜、
その黒猫は正体を現す。
クロは世界に十人しか存在しない“祝福”を与える存在――
しかも九つの祝福を生んだ天使と悪魔を封印した“第十の祝福者”だった。
力を失われ、語ることすら封じられたクロは、
復讐を果たすための契約者を探していた。
クロは瀕死のソラと契約し、
彼の魂を二十年前――十五歳の過去へと送り返す。
唯一のスキル《アイテムボックス》。
そして契約により初めて“成長”する力を与えられたソラは、
弱き自分を変えるため、再びダンジョンと向き合う。
だがその裏で、
クロは封印した九人の祝福者たちを狩り尽くすための、
復讐の道を静かに歩み始めていた。
これは――
“最弱”と“最凶”が手を取り合い、
未来をやり直す物語
巻き込まれ異世界召喚、なぜか俺だけ竜皇女の推しになった
ノラクラ
ファンタジー
俺、霧島悠斗は筋金入りの陰キャ高校生。
学校が終わったら即帰宅して、ゲームライフを満喫するのが至福の時間――のはずだった。
だがある日の帰り道、玄関前で学園トップスターたちの修羅場に遭遇してしまう。
暴君・赤城獅童、王子様系イケメン・天条院義孝、清楚系美少女・柊奏、その親友・羽里友莉。
よりによって学園の顔ぶれが勢ぞろいして大口論!?
……陰キャ代表の俺に混ざる理由なんて一ミリもない。見なかったことにしてゲームしに帰りたい!
そう願った矢先――空気が変わり、街に巨大な魔法陣が出現。
赤城たちは光に呑まれ、異世界へと召喚されてしまった。
「お~、異世界召喚ね。ラノベあるあるだな」
そう、他人事のように見送った俺だったが……。
直後、俺の足元にも魔法陣が浮かび上がる。
「ちょ、待て待て待て! 俺は陰キャだぞ!? 勇者じゃないんだぞ!?」
――かくして、ゲームライフを愛する陰キャ高校生の異世界行きが始まる。
ギャルい女神と超絶チート同盟〜女神に贔屓されまくった結果、主人公クラスなチート持ち達の同盟リーダーとなってしまったんだが〜
平明神
ファンタジー
ユーゴ・タカトー。
それは、女神の「推し」になった男。
見た目ギャルな女神ユーラウリアの色仕掛けに負け、何度も異世界を救ってきた彼に新たに下った女神のお願いは、転生や転移した者達を探すこと。
彼が出会っていく者たちは、アニメやラノベの主人公を張れるほど強くて魅力的。だけど、みんなチート的な能力や武器を持つ濃いキャラで、なかなか一筋縄ではいかない者ばかり。
彼らと仲間になって同盟を組んだユーゴは、やがて彼らと共に様々な異世界を巻き込む大きな事件に関わっていく。
その過程で、彼はリーダーシップを発揮し、新たな力を開花させていくのだった!
女神から貰ったバラエティー豊かなチート能力とチートアイテムを駆使するユーゴは、どこへ行ってもみんなの度肝を抜きまくる!
さらに、彼にはもともと特殊な能力があるようで……?
英雄、聖女、魔王、人魚、侍、巫女、お嬢様、変身ヒーロー、巨大ロボット、歌姫、メイド、追放、ざまあ───
なんでもありの異世界アベンジャーズ!
女神の使徒と異世界チートな英雄たちとの絆が紡ぐ、運命の物語、ここに開幕!
※不定期更新。
※感想やお気に入り登録をして頂けますと、作者のモチベーションがあがり、エタることなくもっと面白い話が作れます。
【魔女ローゼマリー伝説】~5歳で存在を忘れられた元王女の私だけど、自称美少女天才魔女として世界を救うために冒険したいと思います!~
ハムえっぐ
ファンタジー
かつて魔族が降臨し、7人の英雄によって平和がもたらされた大陸。その一国、ベルガー王国で物語は始まる。
王国の第一王女ローゼマリーは、5歳の誕生日の夜、幸せな時間のさなかに王宮を襲撃され、目の前で両親である国王夫妻を「漆黒の剣を持つ謎の黒髪の女」に殺害される。母が最後の力で放った転移魔法と「魔女ディルを頼れ」という遺言によりローゼマリーは辛くも死地を脱した。
15歳になったローゼは師ディルと別れ、両親の仇である黒髪の女を探し出すため、そして悪政により荒廃しつつある祖国の現状を確かめるため旅立つ。
国境の街ビオレールで冒険者として活動を始めたローゼは、運命的な出会いを果たす。因縁の仇と同じ黒髪と漆黒の剣を持つ少年傭兵リョウ。自由奔放で可愛いが、何か秘密を抱えていそうなエルフの美少女ベレニス。クセの強い仲間たちと共にローゼの新たな人生が動き出す。
これは王女の身分を失った最強天才魔女ローゼが、復讐の誓いを胸に仲間たちとの絆を育みながら、王国の闇や自らの運命に立ち向かう物語。友情、復讐、恋愛、魔法、剣戟、謀略が織りなす、ダークファンタジー英雄譚が、今、幕を開ける。
ブラック国家を制裁する方法は、性癖全開のハーレムを作ることでした。
タカハシヨウ
ファンタジー
ヴァン・スナキアはたった一人で世界を圧倒できる強さを誇り、母国ウィルクトリアを守る使命を背負っていた。
しかし国民たちはヴァンの威を借りて他国から財産を搾取し、その金でろくに働かずに暮らしている害悪ばかり。さらにはその歪んだ体制を維持するためにヴァンの魔力を受け継ぐ後継を求め、ヴァンに一夫多妻制まで用意する始末。
ヴァンは国を叩き直すため、あえてヴァンとは子どもを作れない異種族とばかり八人と結婚した。もし後継が生まれなければウィルクトリアは世界中から報復を受けて滅亡するだろう。生き残りたければ心を入れ替えてまともな国になるしかない。
激しく抵抗する国民を圧倒的な力でギャフンと言わせながら、ヴァンは愛する妻たちと甘々イチャイチャ暮らしていく。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる