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第三話「飛散」
「飛散」(4)
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現実世界……
美樽山にある〝ファイア〟の秘密基地。
研究室の魔法陣から、呪力の輝きは途絶えた。その上に倒れ伏すのは、異世界から転送されてきたエリーだ。いっしょについてきたタイプOも、床へ転がっている。
「くそ!」
あたりを見渡すなり、エリーは勢いよく床を殴った。敗北の現実を一瞬で知り、眼下のタイプOに怒鳴る。
「この大ばかもの!」
〈なんだよ、八つ当たりか!?〉
「うぬまで追ってきてどうする!?」
〈だってあのままじゃ、ぼくはカレイドのものになっていたぞ!?〉
口の減らないタイプOを、エリーはとがめた。
「たったいまも吸血城のそばには、ハオンとアエネだけが残されておる。うぬまでこっちに来てもうたら、だれが小僧っ子どもを守るのじゃ?」
〈悪いけど、ぼくはエリーに使ってもらわなきゃなんの役にも立たない。さっき機体をじぶんで動かせたのも、とっさの奇跡みたいなものさ〉
うずくまったまま、エリーは頭をかかえて苦悩した。
「ああ、この間にもハオンらはカレイドに……」
〈ぼくもちゃんと計算してる。エリーが行くんだよ、彼らを救いに〉
「どうやってじゃ? またあのドロドロの血溜まりの姿から、時間をかけてやり直せと言うのかや?」
タイプOは冷静に否定した。
〈それは心配ない。ぼくの能力があれば、きみを五体満足のまま幻夢境へ送り込むぐらいはできる〉
「なぬ。ほんとうかえ?」
〈確実を期すために、あとひとつ吸血鬼の宝石は欲しいところだけど……〉
視覚に相当するセンサーで、タイプOは床をながめた。
〈いまぼくたちの立っている場所が、召喚の魔法陣だね?〉
「さよう」
〈なら、いそいで呪力を流し込んで起動して〉
「承知した……とはいうものの、わらわひとりの力では魔法陣は立ち上がらん」
身を起こして、エリーは室内を一望した。
なぜか研究員の姿は見当たらない。手近な時計でうかがえる時刻からしても、少なくともひとりはここに常駐しておらねばならないはずだ。
苛立ちまぎれに、エリーは大声を張り上げた。
「お~い! だれかおらんのかや~!?」
研究室の外側から、かすかな答えはあった。
悲鳴だ。
「なんじゃ?」
胡乱げな表情で、エリーは部屋の出口へ向かった。空気の圧搾される音を漏らし、自動扉が開く。
となりの空間へ足を運ぶと、エリーはさらに首をかしげることになった。
「なんじゃここは? 前にあったかの、こんな部屋?」
そう。
こんな部屋が存在したことは、いまだかつてエリーの記憶にはない。じぶんが異世界を旅する間、事情があって改装でも行ったのか。いや、それにしてはやけに仕事が早すぎるし、なにより室内はがらんどうだ。用途もわからない室内は、ほのかな緑色に輝いている。
「お?」
部屋の端っこに、エリーはそれを発見した。白衣の研究員が倒れているではないか。最強の防御を誇るこの要塞において、急病人を放置するなどただごとではない。
急行したエリーは、研究員を助け起こした。
「おい、うぬ。いったいなにがあ……!」
エリーは言葉をつまらせた。
揺り起こした白衣から、おぞましく床に広がったのは人型の赤いゼリーだ。未知のなにかを浴びたらしく、もと研究員だったろう肉汁はまだ悪臭の蒸気を泡立てている。
「ど、どうしたことか、これは!?」
思わず飛び離れたエリーに、タイプOはホルスターから回答した。
〈周囲に吸血鬼の呪力反応を感知した〉
「吸血鬼じゃと?」
〈信じられない。カレイドはエリーの送還とほぼ同時期に〝緑柱石〟を現実世界へ送り込んだ。ぼくが、タイプOがこっちに逃げることをあらかじめ見越してね〉
エリーは生唾を飲んだ。
「なんと抜かりのないやつ。ではこの研究員を毒牙にかけたのも、エメラルドの能力かえ?」
〈能力というよりは、この部屋そのものがエメラルドの呪力でできている。つまりここはエメラルドの体内というわけだ〉
「体内じゃと。そんな気持ちの悪い場所、とっとと脱出するに限るわい」
〈エリー、不用意に動いちゃ……!〉
タイプOが注意したときにはもう遅い。
緑色の部屋がきらめいたかと思いきや、透明な液体がエリーに降り注いだのだ。
エリーの素肌は煙をあげた。
「ぎィやァあああッッ!?!?」
あられもない苦鳴とともに、エリーは顔を押さえてよろめいた。
毛髪は頭から皮ごと剥げ落ち、瞳は神経をひいて眼窩をこぼれる。じくじくと多くの穴を広げる柔肌からは鮮血があふれ、むき出しになるのは白い骨だ。美しい爪も歯も、あっという間に抜け去っていく。あわれな研究員を襲って衣服だけにしたものの正体も、これに他ならない。
恐怖の酸性トラップ……
制服を着た溶解人間と化したエリーに対し、タイプOは悲鳴をあげた。
〈こ、これは異世界の人食い微生物じゃないか! その一個一個が超極小の吸血鬼でできている! もうだめだ!〉
外見を不定形に変えながら、エリーはひゅうひゅう風穴を鳴らす喉笛でうめいた。
「きゅ、吸血鬼? この液体も吸血鬼なのか……ちょうどよいわ」
〈へ?〉
人間でいうところの目をぱちくりさせたエドへ、エリーは言ってのけた。
「逆吸血鬼を甘く見るでない。わらわの細胞もまた、そのひとつひとつが吸血鬼を食らう捕食者じゃ。ちょうど栄養失調に悩まされておったところじゃわい」
エリーの食事は開始された。
彼女の皮膚じゅうに生じた顕微鏡サイズの口は、人食い微生物を片っ端から捕らえては吸収していく。みるみるうちに、エリーの負傷はふさがっていった。
もとの姿へ戻り、かすかなげっぷに唇を隠したのはエリーだ。
「ああ美味かった。満腹じゃわい」
生気を取り戻したエリーへ、タイプOはおそるおそる聞いた。
〈だ、大丈夫なのかい?〉
「安泰じゃ。むしろさっきより体の具合が万全になったぞよ」
エリーの腰で、タイプOは小刻みに震えた。
〈我が主ながら、なんて凄まじい生物なんだ、きみは〉
「牛や鶏を食べる己を棚にあげて、よく言うの。うぬも腹が減ったら飯を食うじゃろ。それといっしょじゃ。機械の体じゃから、いまは電気とオイルとかかや?」
〈そりゃそうだけど……〉
問答の間にも、基地のあちこちから阿鼻叫喚は響き渡っている。組織の仲間たちが、次々と呪力の罠にかかっているに違いない。
呪いの部屋の出口へ、エリーは猛然と走った。
「いま助けにい……!」
新たな部屋に踏み込んだとたん、エリーの頭上から飛来したのは灼熱の業火だ。
顔面を火だるまに包まれたまま、エリーは床をのたうち回った。
「だッはァあああッッ!?!?」
〈エリー!? もうおしまいだ!〉
ひととおり悶絶した後、エリーはあお向けに落ち着いた。その美貌はいまや完膚なきまでに炭化し、醜悪な生焼けの白煙を漂わせている。
〈ヒぇッ!?〉
またタイプOは裏返った喘ぎをこぼした。
いきなりエリーが起き上がったのだ。ぽろぽろと床に落ちる焦げ跡の下から、新品の青白い顔がのぞく。あぜんとタイプOはたずねた。
〈な、なんともないのか、エリー?〉
「安泰じゃ。火刑なぞ、中世のころから日常茶飯事の慣れっこよ。日本でいう幸を招く護摩行の、さらに直火バージョンと思えばよい。制服が無事でよかった。ところで……」
いちめん若草色の処刑室を見回し、エリーは舌打ちした。
「また同じ部屋じゃ」
〈どうやらエメラルドは、空間を操作する能力に特化している。この施設は現在、ほとんどぜんぶが緑騎士のテリトリーと化しているはずだ。ちょっと待ってね。いまぼくのセンサーを総動員し、呪力の流れ方を確認している……〉
しばし考え込むと、エドは答えにいたった。
〈わかったよ、出口の位置が〉
「ほう、いがいと優秀じゃの」
〈とにもかくにも、いったんエメラルドの世界から脱出しよう〉
「そんな頼りになるうぬに一件、ぜひ案内してもらいたい場所がある」
〈え? いいけど……いったいどこへ?〉
エリーの眼差しは、獰猛な獣の光を帯びた。
「エメラルドは、わらわと組織に喧嘩を売った」
こりずに次の扉を開けるや、エリーの視界に飛び込んできたのはやはり緑翠の部屋だ。
〈エリー、ここからは慎重に……!〉
四方八方から瞬間的に生えた針の山は、みなまで言わせずエリーを蜂の巣にしている。
全身から血煙を噴きつつ、エリーは磔にされて地獄のような絶叫を轟かせた。
「ぐゥえェえええッッ!?!?」
〈あひッ!? こんどこそ終わりだあァッ!〉
ハオン救出までのタイムリミットは、刻々と迫ってくる……
美樽山にある〝ファイア〟の秘密基地。
研究室の魔法陣から、呪力の輝きは途絶えた。その上に倒れ伏すのは、異世界から転送されてきたエリーだ。いっしょについてきたタイプOも、床へ転がっている。
「くそ!」
あたりを見渡すなり、エリーは勢いよく床を殴った。敗北の現実を一瞬で知り、眼下のタイプOに怒鳴る。
「この大ばかもの!」
〈なんだよ、八つ当たりか!?〉
「うぬまで追ってきてどうする!?」
〈だってあのままじゃ、ぼくはカレイドのものになっていたぞ!?〉
口の減らないタイプOを、エリーはとがめた。
「たったいまも吸血城のそばには、ハオンとアエネだけが残されておる。うぬまでこっちに来てもうたら、だれが小僧っ子どもを守るのじゃ?」
〈悪いけど、ぼくはエリーに使ってもらわなきゃなんの役にも立たない。さっき機体をじぶんで動かせたのも、とっさの奇跡みたいなものさ〉
うずくまったまま、エリーは頭をかかえて苦悩した。
「ああ、この間にもハオンらはカレイドに……」
〈ぼくもちゃんと計算してる。エリーが行くんだよ、彼らを救いに〉
「どうやってじゃ? またあのドロドロの血溜まりの姿から、時間をかけてやり直せと言うのかや?」
タイプOは冷静に否定した。
〈それは心配ない。ぼくの能力があれば、きみを五体満足のまま幻夢境へ送り込むぐらいはできる〉
「なぬ。ほんとうかえ?」
〈確実を期すために、あとひとつ吸血鬼の宝石は欲しいところだけど……〉
視覚に相当するセンサーで、タイプOは床をながめた。
〈いまぼくたちの立っている場所が、召喚の魔法陣だね?〉
「さよう」
〈なら、いそいで呪力を流し込んで起動して〉
「承知した……とはいうものの、わらわひとりの力では魔法陣は立ち上がらん」
身を起こして、エリーは室内を一望した。
なぜか研究員の姿は見当たらない。手近な時計でうかがえる時刻からしても、少なくともひとりはここに常駐しておらねばならないはずだ。
苛立ちまぎれに、エリーは大声を張り上げた。
「お~い! だれかおらんのかや~!?」
研究室の外側から、かすかな答えはあった。
悲鳴だ。
「なんじゃ?」
胡乱げな表情で、エリーは部屋の出口へ向かった。空気の圧搾される音を漏らし、自動扉が開く。
となりの空間へ足を運ぶと、エリーはさらに首をかしげることになった。
「なんじゃここは? 前にあったかの、こんな部屋?」
そう。
こんな部屋が存在したことは、いまだかつてエリーの記憶にはない。じぶんが異世界を旅する間、事情があって改装でも行ったのか。いや、それにしてはやけに仕事が早すぎるし、なにより室内はがらんどうだ。用途もわからない室内は、ほのかな緑色に輝いている。
「お?」
部屋の端っこに、エリーはそれを発見した。白衣の研究員が倒れているではないか。最強の防御を誇るこの要塞において、急病人を放置するなどただごとではない。
急行したエリーは、研究員を助け起こした。
「おい、うぬ。いったいなにがあ……!」
エリーは言葉をつまらせた。
揺り起こした白衣から、おぞましく床に広がったのは人型の赤いゼリーだ。未知のなにかを浴びたらしく、もと研究員だったろう肉汁はまだ悪臭の蒸気を泡立てている。
「ど、どうしたことか、これは!?」
思わず飛び離れたエリーに、タイプOはホルスターから回答した。
〈周囲に吸血鬼の呪力反応を感知した〉
「吸血鬼じゃと?」
〈信じられない。カレイドはエリーの送還とほぼ同時期に〝緑柱石〟を現実世界へ送り込んだ。ぼくが、タイプOがこっちに逃げることをあらかじめ見越してね〉
エリーは生唾を飲んだ。
「なんと抜かりのないやつ。ではこの研究員を毒牙にかけたのも、エメラルドの能力かえ?」
〈能力というよりは、この部屋そのものがエメラルドの呪力でできている。つまりここはエメラルドの体内というわけだ〉
「体内じゃと。そんな気持ちの悪い場所、とっとと脱出するに限るわい」
〈エリー、不用意に動いちゃ……!〉
タイプOが注意したときにはもう遅い。
緑色の部屋がきらめいたかと思いきや、透明な液体がエリーに降り注いだのだ。
エリーの素肌は煙をあげた。
「ぎィやァあああッッ!?!?」
あられもない苦鳴とともに、エリーは顔を押さえてよろめいた。
毛髪は頭から皮ごと剥げ落ち、瞳は神経をひいて眼窩をこぼれる。じくじくと多くの穴を広げる柔肌からは鮮血があふれ、むき出しになるのは白い骨だ。美しい爪も歯も、あっという間に抜け去っていく。あわれな研究員を襲って衣服だけにしたものの正体も、これに他ならない。
恐怖の酸性トラップ……
制服を着た溶解人間と化したエリーに対し、タイプOは悲鳴をあげた。
〈こ、これは異世界の人食い微生物じゃないか! その一個一個が超極小の吸血鬼でできている! もうだめだ!〉
外見を不定形に変えながら、エリーはひゅうひゅう風穴を鳴らす喉笛でうめいた。
「きゅ、吸血鬼? この液体も吸血鬼なのか……ちょうどよいわ」
〈へ?〉
人間でいうところの目をぱちくりさせたエドへ、エリーは言ってのけた。
「逆吸血鬼を甘く見るでない。わらわの細胞もまた、そのひとつひとつが吸血鬼を食らう捕食者じゃ。ちょうど栄養失調に悩まされておったところじゃわい」
エリーの食事は開始された。
彼女の皮膚じゅうに生じた顕微鏡サイズの口は、人食い微生物を片っ端から捕らえては吸収していく。みるみるうちに、エリーの負傷はふさがっていった。
もとの姿へ戻り、かすかなげっぷに唇を隠したのはエリーだ。
「ああ美味かった。満腹じゃわい」
生気を取り戻したエリーへ、タイプOはおそるおそる聞いた。
〈だ、大丈夫なのかい?〉
「安泰じゃ。むしろさっきより体の具合が万全になったぞよ」
エリーの腰で、タイプOは小刻みに震えた。
〈我が主ながら、なんて凄まじい生物なんだ、きみは〉
「牛や鶏を食べる己を棚にあげて、よく言うの。うぬも腹が減ったら飯を食うじゃろ。それといっしょじゃ。機械の体じゃから、いまは電気とオイルとかかや?」
〈そりゃそうだけど……〉
問答の間にも、基地のあちこちから阿鼻叫喚は響き渡っている。組織の仲間たちが、次々と呪力の罠にかかっているに違いない。
呪いの部屋の出口へ、エリーは猛然と走った。
「いま助けにい……!」
新たな部屋に踏み込んだとたん、エリーの頭上から飛来したのは灼熱の業火だ。
顔面を火だるまに包まれたまま、エリーは床をのたうち回った。
「だッはァあああッッ!?!?」
〈エリー!? もうおしまいだ!〉
ひととおり悶絶した後、エリーはあお向けに落ち着いた。その美貌はいまや完膚なきまでに炭化し、醜悪な生焼けの白煙を漂わせている。
〈ヒぇッ!?〉
またタイプOは裏返った喘ぎをこぼした。
いきなりエリーが起き上がったのだ。ぽろぽろと床に落ちる焦げ跡の下から、新品の青白い顔がのぞく。あぜんとタイプOはたずねた。
〈な、なんともないのか、エリー?〉
「安泰じゃ。火刑なぞ、中世のころから日常茶飯事の慣れっこよ。日本でいう幸を招く護摩行の、さらに直火バージョンと思えばよい。制服が無事でよかった。ところで……」
いちめん若草色の処刑室を見回し、エリーは舌打ちした。
「また同じ部屋じゃ」
〈どうやらエメラルドは、空間を操作する能力に特化している。この施設は現在、ほとんどぜんぶが緑騎士のテリトリーと化しているはずだ。ちょっと待ってね。いまぼくのセンサーを総動員し、呪力の流れ方を確認している……〉
しばし考え込むと、エドは答えにいたった。
〈わかったよ、出口の位置が〉
「ほう、いがいと優秀じゃの」
〈とにもかくにも、いったんエメラルドの世界から脱出しよう〉
「そんな頼りになるうぬに一件、ぜひ案内してもらいたい場所がある」
〈え? いいけど……いったいどこへ?〉
エリーの眼差しは、獰猛な獣の光を帯びた。
「エメラルドは、わらわと組織に喧嘩を売った」
こりずに次の扉を開けるや、エリーの視界に飛び込んできたのはやはり緑翠の部屋だ。
〈エリー、ここからは慎重に……!〉
四方八方から瞬間的に生えた針の山は、みなまで言わせずエリーを蜂の巣にしている。
全身から血煙を噴きつつ、エリーは磔にされて地獄のような絶叫を轟かせた。
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