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僕と優依のことを暴露しました!
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僕と優依は「「いただきます!」」って言ってから夕食を食べ始めた。
「にしても、何をしていたんだ?ルークが今まで時間に遅れたことなんてなかっただろう?イクルが呼びに行ってから三十分だなんて…ルークらしくないな。イクルも何をしていたんだ?」
あはは…やっぱ聞かれたか…
「あはは…それが、僕自身はすぐにルークの部屋に向かって何かあったわけではないんですが…話しかけるタイミングを逃してしまって…」
イクル兄様がなんとなく説明している。
「?ルーク、結局ルーク達は何をしていたんだ?」
「実は優依とちょっとした競技の試合をしてまして…その競技は集中力が必要で試合に集中してイクル兄様が迎えに来てくれたのに気付かなかったんです。」
「うんうん!競技かるたは集中力と記憶力と「感じ」だったり、相手にどの札を送るのかっていう計画性が必要でずっと試合に脳をフル回転させてるんだよね。だから誰かに話しかけられても気付かない時もあるし…だから…」
「「ごめんなさい!」」
結局何をしていたのかという父様の質問に試合をしていたと答え、優依が追加説明をした。そして最後に遊んでいて遅れてしまったことにもう一度謝罪した。
けどね、優依…競技かるたで音の聞き取りのことを感じっていうんだけど(だから、競技かるたでは『耳がいい』を『感じがいい』って言うよ!)…多分皆「感じ」がなんなのか分からないと思うよ…
「いや、責めているわけじゃないんだ。遅かったから心配してな。」
「心配かけてごめんなさい」
「二人ともちゃんと謝れて偉いわ!」
そして夕食を食べ終え、ステータスの発表の前に僕と優依のことを話すことにした。
「あの…父様、母様、兄様…その…ステータスの発表の前に話したいことがあって…」
恐る恐る話を切り出すと…
「なんだ?ルーク?」
と言ってくれたので話すことにした。
「実は…創造神のリディア様に邪神討伐を頼まれまして…優依と討伐に行くことになりました。まさか優依が箱から出てくるなんて思ってもいませんでしたが…」
「うん!ルークと邪神討伐に行くことになったから今日からこの世界で暮らすんだ!ちなみにルークとは前世からの付き合いだよ!」
「「「「…は?邪神?前世?」」」」
あはは…自分で言っといてなんだけど…そりゃそうなるよね…いきなりなんの説明もなく邪神討伐に優依と行くことになったって結果だけ話されたら…
それから僕と優依は皆に分かるように順番に説明した。僕が前世で死んでから、神様達にくじ引きで選らばれたこと、それからスローライフを楽しむつもりだったが邪神の封印が弱くなって人間界に邪神の力の一部がすでに漏れてしまっていること、優依は僕が死んでから、歩道橋で足を踏み外して後頭部を打ち、死んでしまったため僕と幼なじみだったこともあり、僕が邪神討伐を引き受けてくれることになったから僕の助っ人として神様達からのプレゼントになったこと、フェンリルは僕達のフォロー要員で神様達からのプレゼントに加わったなどと…全部を打ち明けた。
「つ、つまり…ルークは神様達にスローライフを楽しんで欲しいと言われて、この世界にきたけど邪神の封印が弱くなっていることに気付き、邪神討伐をお願いされ、引き受けたらその助っ人にユイちゃんとフェンリル様が来てくれたってこと?」
現実から逃げてしまった父様と母様の代わりにイクル兄様が話をまとめてくれた。
「はい、そういうことです。」
「そうか…邪神討伐か…スゴいな…何か俺達で手伝えることがあったら二人ともきちんと相談するんだぞ。」
「「はぁい!」」
カーズ兄様がなにかあったら相談に行っていいと言ってくれたので優依と返事をする。
「ふぅ…分かった。二人とも話してくれてありがとう。だが…この邪神討伐についてはこの中で終わらせるのは良くないな…。辺境伯だと何かあった時のフォローが完全じゃない。逆に邪神討伐の邪魔になるかもしれない。」
現実に戻ってきた父様が後ろ楯が辺境伯だけだとフォローしきれないと言う。
「だから…これを王家に伝えてもいいか?王家の後ろ楯があれば何かとフォローに回れる。」
そっか…僕達としても後ろ楯はあった方がいいし、王家に伝えても大丈夫かな?
「はい、わかり…」
「待って!」
「?優依?どうしたの?」
僕が父様に了承の返事をしようとすると優依からストップがかかった。
「その王家、信用出来る?」
「あぁ、皆いい方達だ。信用出来る。」
あ…そっか後ろ楯が王家で権力はあっても信用出来なかったら意味ないもんね。僕は父様が信用出来るって言うのなら信用出来る人達だと思うけど…やっぱり自分でも確認した方がいいよね。
「私は自分の目で見てから決めたいんだけど…ルークはどうしたい?」
「うん、僕も一回会ってから決めたい。」
優依の問いかけに僕も一回会ってから決めたいと優依に同意した。
「…分かった。一週間後に王宮で伯爵以上の領地を持つ貴族の集まりがある。その時に一緒に王都にある別荘に皆で向かおう。その時に、私がさりげなく国王陛下にルークが会ってみたいと話していたと伝えてみる。それで許可が下りれば謁見しよう。」
「分かりました。ありがとうございます。」
父様が少し考えた後、国王陛下に会う方法を教えてくれたのでそれに乗っかることにする。
とりあえず、僕と優依については話し終わったけど、本命のステータスのお披露目はまだなんだよね…
「にしても、何をしていたんだ?ルークが今まで時間に遅れたことなんてなかっただろう?イクルが呼びに行ってから三十分だなんて…ルークらしくないな。イクルも何をしていたんだ?」
あはは…やっぱ聞かれたか…
「あはは…それが、僕自身はすぐにルークの部屋に向かって何かあったわけではないんですが…話しかけるタイミングを逃してしまって…」
イクル兄様がなんとなく説明している。
「?ルーク、結局ルーク達は何をしていたんだ?」
「実は優依とちょっとした競技の試合をしてまして…その競技は集中力が必要で試合に集中してイクル兄様が迎えに来てくれたのに気付かなかったんです。」
「うんうん!競技かるたは集中力と記憶力と「感じ」だったり、相手にどの札を送るのかっていう計画性が必要でずっと試合に脳をフル回転させてるんだよね。だから誰かに話しかけられても気付かない時もあるし…だから…」
「「ごめんなさい!」」
結局何をしていたのかという父様の質問に試合をしていたと答え、優依が追加説明をした。そして最後に遊んでいて遅れてしまったことにもう一度謝罪した。
けどね、優依…競技かるたで音の聞き取りのことを感じっていうんだけど(だから、競技かるたでは『耳がいい』を『感じがいい』って言うよ!)…多分皆「感じ」がなんなのか分からないと思うよ…
「いや、責めているわけじゃないんだ。遅かったから心配してな。」
「心配かけてごめんなさい」
「二人ともちゃんと謝れて偉いわ!」
そして夕食を食べ終え、ステータスの発表の前に僕と優依のことを話すことにした。
「あの…父様、母様、兄様…その…ステータスの発表の前に話したいことがあって…」
恐る恐る話を切り出すと…
「なんだ?ルーク?」
と言ってくれたので話すことにした。
「実は…創造神のリディア様に邪神討伐を頼まれまして…優依と討伐に行くことになりました。まさか優依が箱から出てくるなんて思ってもいませんでしたが…」
「うん!ルークと邪神討伐に行くことになったから今日からこの世界で暮らすんだ!ちなみにルークとは前世からの付き合いだよ!」
「「「「…は?邪神?前世?」」」」
あはは…自分で言っといてなんだけど…そりゃそうなるよね…いきなりなんの説明もなく邪神討伐に優依と行くことになったって結果だけ話されたら…
それから僕と優依は皆に分かるように順番に説明した。僕が前世で死んでから、神様達にくじ引きで選らばれたこと、それからスローライフを楽しむつもりだったが邪神の封印が弱くなって人間界に邪神の力の一部がすでに漏れてしまっていること、優依は僕が死んでから、歩道橋で足を踏み外して後頭部を打ち、死んでしまったため僕と幼なじみだったこともあり、僕が邪神討伐を引き受けてくれることになったから僕の助っ人として神様達からのプレゼントになったこと、フェンリルは僕達のフォロー要員で神様達からのプレゼントに加わったなどと…全部を打ち明けた。
「つ、つまり…ルークは神様達にスローライフを楽しんで欲しいと言われて、この世界にきたけど邪神の封印が弱くなっていることに気付き、邪神討伐をお願いされ、引き受けたらその助っ人にユイちゃんとフェンリル様が来てくれたってこと?」
現実から逃げてしまった父様と母様の代わりにイクル兄様が話をまとめてくれた。
「はい、そういうことです。」
「そうか…邪神討伐か…スゴいな…何か俺達で手伝えることがあったら二人ともきちんと相談するんだぞ。」
「「はぁい!」」
カーズ兄様がなにかあったら相談に行っていいと言ってくれたので優依と返事をする。
「ふぅ…分かった。二人とも話してくれてありがとう。だが…この邪神討伐についてはこの中で終わらせるのは良くないな…。辺境伯だと何かあった時のフォローが完全じゃない。逆に邪神討伐の邪魔になるかもしれない。」
現実に戻ってきた父様が後ろ楯が辺境伯だけだとフォローしきれないと言う。
「だから…これを王家に伝えてもいいか?王家の後ろ楯があれば何かとフォローに回れる。」
そっか…僕達としても後ろ楯はあった方がいいし、王家に伝えても大丈夫かな?
「はい、わかり…」
「待って!」
「?優依?どうしたの?」
僕が父様に了承の返事をしようとすると優依からストップがかかった。
「その王家、信用出来る?」
「あぁ、皆いい方達だ。信用出来る。」
あ…そっか後ろ楯が王家で権力はあっても信用出来なかったら意味ないもんね。僕は父様が信用出来るって言うのなら信用出来る人達だと思うけど…やっぱり自分でも確認した方がいいよね。
「私は自分の目で見てから決めたいんだけど…ルークはどうしたい?」
「うん、僕も一回会ってから決めたい。」
優依の問いかけに僕も一回会ってから決めたいと優依に同意した。
「…分かった。一週間後に王宮で伯爵以上の領地を持つ貴族の集まりがある。その時に一緒に王都にある別荘に皆で向かおう。その時に、私がさりげなく国王陛下にルークが会ってみたいと話していたと伝えてみる。それで許可が下りれば謁見しよう。」
「分かりました。ありがとうございます。」
父様が少し考えた後、国王陛下に会う方法を教えてくれたのでそれに乗っかることにする。
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