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久しぶりにクラスメイトに会いました!
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僕達は応接室から出た後、昨日と同じ部屋に魔石を置いて寮に戻ってきた。
「……辺境と王都じゃそんなにも価格が違うなんて思ってなかったよ。」
「だよねー………なんか予想外の収入だけど…どうする?」
優依が聞く。
確かに、どうしようか?
「……口座作る?少なくとも学園に通ってる間は僕達でパーティー組むでしょ?その資金にでもする?」
「それがいいかも。」
僕の提案に優依は賛成みたい。カインとノインはどうだろう?
「……いいのかい?ほとんどが二人で討伐したものなのに。」
「そうだよ。カインの言う通り!」
そんなことを気にしてたんだね!
「大丈夫だよ!だって僕達のパーティーの収入だもん!」
「うんうん。二人もパーティーの仲間だよ!」
「なら、そうしようかな。」
「ありがとう!」
それから話し合った結果、明日と明後日を準備期間にして明明後日から出発することにした。
学長さんに学園を空ける事を言いに行かないといけないんだけど……ジャンケンで負けて僕が行くことになった……
そして翌日……
「……じゃ……学長の所へ行ってくるよ……」
「「「いってらっしゃーい!」」」
……皆、いきいきしちゃってさ……
今日は平日だから学長さんも授業があるから少し早めだよ!
僕は寮を出て学園に入る。向かうのは学長室。
コンコンッ
「どうした?」
ドアをノックすると学長さんの声がした。
「ルーク ウィルターです。」
「入れ!」
「失礼します。」
僕は学長室に入る。
「ルーク!校外学習の時はお前達のお陰で生徒達に被害が出ずに済んだ!本当に感謝している!体は大丈夫なのか!」
…相変わらず声が……風魔法で小さく聞こえるようにしよ……
「はい。大丈夫です。心配ありがとうございます。」
「そうか!なら今日はどうしたんだ!」
……うん!これくらいのボリュームが丁度いいね!
「今日は外出許可を取りに来ました。」
「外出許可か!分かった!どこに行くのだ!」
「東の島国ヤマトに行きます。」
「ヤマトか!ずいぶんと遠くまで行くんだな!気を付けて行け!」
「はい。ありがとうございます。」
そうして、僕は学長室を出た。
寮に戻るため歩いているとある人に会った。
「お久しぶりです。シルファさん。」
シルファさんは大量のノートを持って歩いていた。
「お、お久しぶりです!ルークしゃま!あわわ!すみません!ルーク様!」
ふふふ、噛んじゃったね。可愛らしいや!
「気にすることはありませんよ。シルファさん。どちらに行かれるのですか?」
「学長様の所にSクラスとAクラスのノートを届けに行きます。」
「でしたら、僕も半分持ちますね。」
「だ、大丈夫です!ルーク様も予定がありますよね?お手を煩わせるのは……」
「お気になさらなくて大丈夫ですよ。時間は余裕がありますから。」
僕はそう言ってシルファさんの手から半分より少し多めにノートを取る。
「あ、ありがとう、ございましゅ……」
シルファさんは顔を真っ赤にしにちゃったよ。
可愛いな……
「あ、あの……ルーク様……」
「どうしましたか?シルファさん。」
「あの……校外学習の時の襲撃があった時は助けていただいてありがとうございます。」
そっか……よく考えたらあれから一回も会ってなかったね……
「いえ。大丈夫ですよ。クラスの人に怪我はありましたか?傷が残っているなら治療しますから。」
「誰も怪我人はいませんでした。ルーク様とユイ様は大丈夫でしたか?」
「はい。僕達も怪我はありませんでした。心配してくださりありがとうございます。僕も優依もピンピンしてますよ!」
「良かったです……ホッとしました。」
そっか……家族だけじゃなくてクラスメイト達にも心配かけてたんだ……
「あの!ルーク様は明日の予定はありますか?」
「そうですね……実は少し、東の島国のヤマトに行くことになりまして……明日はその準備をしようと思ってます。」
「そ、そうですか……」
あっ……シルファさん、シュンとしちゃった……
「…ですが、夕方なら時間があると思いますよ。」
「ほ、本当ですか!でしたら、明日の5時に校門に来てくださいますか?」
「ええ、分かりました。明日の5時に必ず。」
「ありがとうございます!」
パァッと顔を明るくしてシルファさんはそう言ったのだった。
学長室にノートを届けて僕はシルファさんを教室まで送ることにした。どうしてって?簡単でしょ?……シルファさん、学長室に来るまでに結構迷っちゃったんだって。仕方ないよ…めっちゃ広いんだもんこの学園。
「ありがとうございました!」
「いえいえ。学長の授業、頑張ってくださいね。」
「はい!頑張りましゅ!」
そうして僕は寮に帰ってきた。
「ただいま。」
「「お帰り~」」
「お帰り!ルーク!遅かったね。」
「うん。学長さんに会った後、シルファさんに会ったからノート運ぶの手伝って教室に送ってから帰ってきたんだ!」
「そうだったんだ!私達は準備出来てるよ!早く準備してきて!置いてっちゃうよ!」
そして、僕達は町にやって来た。
町で買うのは船に乗ってる間(四日間)の日用品だよ!個部屋と大浴場はあるんだけど食事は付いてこないから自分達で個部屋で作らないといけないんだ!だからその買い出し!
町で食材を買った後はギルドに来た。
同じ受付の人に話しかける。
「昨日の分の魔石のお金を貰いに来ました。」
「分かりました。少々お待ち下さい。」
受付さんは奥に引っ込んだ後すぐに戻ってきた。
「皆さん、こちらが昨日の分です。金貨九十八枚になります。」
「ありがとうございます。あの…新しく口座を作りたいんですけど…どうすればいいですか?」
ヤマトに持って行かない分を口座に入れときたいんだよね。
「でしたら、私が対応させていただきます。書類を取りに行きますので先に昨日と同じ応接室に行っておいて下さい。」
「分かりました。」
ちなみにこの世界だと収入源一つ一つに口座を持つんだ!
例えば、商売と冒険者業で得た収入で生活してたら商売用の商会で作った口座と冒険者ギルドで作った口座を使い分けるんだよ!
分かりやすく言うなら人によっては一つの銀行の口座に統一しないで沢山の銀行の口座を使い分けて持ってるでしょ?そんな感じ。
僕達が応接室で待っているとすぐに受付さんが入ってきた。
「お待たせしました。では、口座の開設についてお話させていただきます。」
「「「「よろしくお願いします。」」」」
「まず、新しい口座ですが…個人名義とグループ名義、どちらにしますか?」
グループ名義?なにそれ?
「グループ名義は一つの口座を開設者と同じグループメンバーも利用出来ます。」
なるほどね。
「どういうメリットがありますか?」
カインが問いかける。
「メリットはグループでの開設になるのでパーティーでクエストの途中、魔物に襲われ全員が大怪我したら全員に保険がおります。個人名義ですとクエスト中にパーティーが大怪我をしても開設者個人しか保険がおりません。」
「なるほど……皆、どうしたい?」
「「「グループ口座がいいんじゃない?」」」
「見事にハモったね!……グループ口座でお願いします。」
「畏まりました。では、詳しく説明させていただきます。」
僕達は新しく口座を開設するための説明を受けることになった。
「……辺境と王都じゃそんなにも価格が違うなんて思ってなかったよ。」
「だよねー………なんか予想外の収入だけど…どうする?」
優依が聞く。
確かに、どうしようか?
「……口座作る?少なくとも学園に通ってる間は僕達でパーティー組むでしょ?その資金にでもする?」
「それがいいかも。」
僕の提案に優依は賛成みたい。カインとノインはどうだろう?
「……いいのかい?ほとんどが二人で討伐したものなのに。」
「そうだよ。カインの言う通り!」
そんなことを気にしてたんだね!
「大丈夫だよ!だって僕達のパーティーの収入だもん!」
「うんうん。二人もパーティーの仲間だよ!」
「なら、そうしようかな。」
「ありがとう!」
それから話し合った結果、明日と明後日を準備期間にして明明後日から出発することにした。
学長さんに学園を空ける事を言いに行かないといけないんだけど……ジャンケンで負けて僕が行くことになった……
そして翌日……
「……じゃ……学長の所へ行ってくるよ……」
「「「いってらっしゃーい!」」」
……皆、いきいきしちゃってさ……
今日は平日だから学長さんも授業があるから少し早めだよ!
僕は寮を出て学園に入る。向かうのは学長室。
コンコンッ
「どうした?」
ドアをノックすると学長さんの声がした。
「ルーク ウィルターです。」
「入れ!」
「失礼します。」
僕は学長室に入る。
「ルーク!校外学習の時はお前達のお陰で生徒達に被害が出ずに済んだ!本当に感謝している!体は大丈夫なのか!」
…相変わらず声が……風魔法で小さく聞こえるようにしよ……
「はい。大丈夫です。心配ありがとうございます。」
「そうか!なら今日はどうしたんだ!」
……うん!これくらいのボリュームが丁度いいね!
「今日は外出許可を取りに来ました。」
「外出許可か!分かった!どこに行くのだ!」
「東の島国ヤマトに行きます。」
「ヤマトか!ずいぶんと遠くまで行くんだな!気を付けて行け!」
「はい。ありがとうございます。」
そうして、僕は学長室を出た。
寮に戻るため歩いているとある人に会った。
「お久しぶりです。シルファさん。」
シルファさんは大量のノートを持って歩いていた。
「お、お久しぶりです!ルークしゃま!あわわ!すみません!ルーク様!」
ふふふ、噛んじゃったね。可愛らしいや!
「気にすることはありませんよ。シルファさん。どちらに行かれるのですか?」
「学長様の所にSクラスとAクラスのノートを届けに行きます。」
「でしたら、僕も半分持ちますね。」
「だ、大丈夫です!ルーク様も予定がありますよね?お手を煩わせるのは……」
「お気になさらなくて大丈夫ですよ。時間は余裕がありますから。」
僕はそう言ってシルファさんの手から半分より少し多めにノートを取る。
「あ、ありがとう、ございましゅ……」
シルファさんは顔を真っ赤にしにちゃったよ。
可愛いな……
「あ、あの……ルーク様……」
「どうしましたか?シルファさん。」
「あの……校外学習の時の襲撃があった時は助けていただいてありがとうございます。」
そっか……よく考えたらあれから一回も会ってなかったね……
「いえ。大丈夫ですよ。クラスの人に怪我はありましたか?傷が残っているなら治療しますから。」
「誰も怪我人はいませんでした。ルーク様とユイ様は大丈夫でしたか?」
「はい。僕達も怪我はありませんでした。心配してくださりありがとうございます。僕も優依もピンピンしてますよ!」
「良かったです……ホッとしました。」
そっか……家族だけじゃなくてクラスメイト達にも心配かけてたんだ……
「あの!ルーク様は明日の予定はありますか?」
「そうですね……実は少し、東の島国のヤマトに行くことになりまして……明日はその準備をしようと思ってます。」
「そ、そうですか……」
あっ……シルファさん、シュンとしちゃった……
「…ですが、夕方なら時間があると思いますよ。」
「ほ、本当ですか!でしたら、明日の5時に校門に来てくださいますか?」
「ええ、分かりました。明日の5時に必ず。」
「ありがとうございます!」
パァッと顔を明るくしてシルファさんはそう言ったのだった。
学長室にノートを届けて僕はシルファさんを教室まで送ることにした。どうしてって?簡単でしょ?……シルファさん、学長室に来るまでに結構迷っちゃったんだって。仕方ないよ…めっちゃ広いんだもんこの学園。
「ありがとうございました!」
「いえいえ。学長の授業、頑張ってくださいね。」
「はい!頑張りましゅ!」
そうして僕は寮に帰ってきた。
「ただいま。」
「「お帰り~」」
「お帰り!ルーク!遅かったね。」
「うん。学長さんに会った後、シルファさんに会ったからノート運ぶの手伝って教室に送ってから帰ってきたんだ!」
「そうだったんだ!私達は準備出来てるよ!早く準備してきて!置いてっちゃうよ!」
そして、僕達は町にやって来た。
町で買うのは船に乗ってる間(四日間)の日用品だよ!個部屋と大浴場はあるんだけど食事は付いてこないから自分達で個部屋で作らないといけないんだ!だからその買い出し!
町で食材を買った後はギルドに来た。
同じ受付の人に話しかける。
「昨日の分の魔石のお金を貰いに来ました。」
「分かりました。少々お待ち下さい。」
受付さんは奥に引っ込んだ後すぐに戻ってきた。
「皆さん、こちらが昨日の分です。金貨九十八枚になります。」
「ありがとうございます。あの…新しく口座を作りたいんですけど…どうすればいいですか?」
ヤマトに持って行かない分を口座に入れときたいんだよね。
「でしたら、私が対応させていただきます。書類を取りに行きますので先に昨日と同じ応接室に行っておいて下さい。」
「分かりました。」
ちなみにこの世界だと収入源一つ一つに口座を持つんだ!
例えば、商売と冒険者業で得た収入で生活してたら商売用の商会で作った口座と冒険者ギルドで作った口座を使い分けるんだよ!
分かりやすく言うなら人によっては一つの銀行の口座に統一しないで沢山の銀行の口座を使い分けて持ってるでしょ?そんな感じ。
僕達が応接室で待っているとすぐに受付さんが入ってきた。
「お待たせしました。では、口座の開設についてお話させていただきます。」
「「「「よろしくお願いします。」」」」
「まず、新しい口座ですが…個人名義とグループ名義、どちらにしますか?」
グループ名義?なにそれ?
「グループ名義は一つの口座を開設者と同じグループメンバーも利用出来ます。」
なるほどね。
「どういうメリットがありますか?」
カインが問いかける。
「メリットはグループでの開設になるのでパーティーでクエストの途中、魔物に襲われ全員が大怪我したら全員に保険がおります。個人名義ですとクエスト中にパーティーが大怪我をしても開設者個人しか保険がおりません。」
「なるほど……皆、どうしたい?」
「「「グループ口座がいいんじゃない?」」」
「見事にハモったね!……グループ口座でお願いします。」
「畏まりました。では、詳しく説明させていただきます。」
僕達は新しく口座を開設するための説明を受けることになった。
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