4 / 46
第2話~シスター・アンジェ~
しおりを挟む
教会の奥、大陸の名前でもある創世神バレンシアの象の前で、シスター・アンジェは法衣の胸元を広げ、自らの指でその胸を揉みしだいていた。
「あぁ、神よ。私の淫らな欲望をお許しください」
懺悔の言葉を口にしながらも、神像に向かって足を広げ、右手で右の乳首を摘まんでは指を動かす。肌は上気して赤みをおび、広げられた足の間には、淫らな汁が滲んでいた。世界のあらゆる生命を創ったと言われるバレンシア神は、燃えるように逆立った髪をした、筋骨隆々の雄々しき姿をした男神である。
「おいおい、教会でオナニーとは、とんだシスターもいたもんだな。しかし、こりゃあ美味そうな力を感じるぜ。何とか、この魔力を奪えねえものか……。よし、やってみるか」
魔王蝸牛は天井を這い、自慰を続けるシスターの真上まで移動した。
「この辺りだな」
狙うは、シスターが自ら弄んでいるのとは逆の乳房だ。狙いをすますと、殻の中に身を収め、天井からシスターの胸元にダイブした。
「ひゃっ! な、なに!」
柔らかな豊丘に着地する瞬間に、身を飛び出させると、魔王蝸牛は先端の桃色の突起、アンジェの乳首に身を這わせた。ぬるっとした感触は、アンジェの肉体に電気が走るような刺激を与えた。
「あぁ!あぁぁん!」
甲高い声を出して、アンジェの身体がピクンと跳ねた。それは、今まで自分で弄るばかりだった彼女にとって、未知の感触だった。
「な、なに、これぇ」
法衣の中に入り込んだ異物を引き?がそうと、アンジェは手を伸ばした。しかし、歴戦の強者である魔王は機先を制した。
「《振動》」
それは、武器を高速で振動させる事で、破壊力を上げる攻撃系の補助魔法だ。剣に使用することで、鋼鉄の鎧をも引き裂く事ができる。その魔法を、魔王は自らの身体に使用した。
「な、なにこれ、ぶるぶるするぅ!」
アンジェは胸元を抑え、その刺激に耐えようとした。
「どーだ、我が魔法は!」
長年の勘で魔王にはわかっていた。この女が絶頂を迎えるのは、もう少しだと。しかし、未知の快楽と押し寄せてくる絶頂感をアンジェは怖れた。
「こ、これ以上は、ダメ!」
アンジェは手を挿し込み、魔王の身体を引き剥がした。
「くぅ、もう少しのところを」
危険を感じた魔王は、すぐに殻の中に引っ込んだ。アンジェの手の中で、魔王蝸牛はぶるぶると震えていた。その様子をアンジェが不思議そうに見つめる。
「振るえる蝸牛なんて……新種かな?」
「その手を離せ! くそぉ、小さき器の悲しさよ」
シスターが無益な殺生をするとは考えにくかったが、窓から捨てられるくらいならともかく、ここで潰されてしまうような事があれば、残った魔力ではどうにもできない。魔王は絶体絶命のピンチを迎えていた。
アンジェは周囲をキョロキョロを見まわした。
「やめろぉ! お前シスターだろ。無駄な殺生はするな!」
蝸牛の言葉がシスターに届くわけはなかった。魔王が覚悟を決めた時、
アンジェは人の気配がないのを確認すると、魔王の身体を脚の間にそっと当てた。
「助かったぜ。よし、それならお望み通りに」
魔王は残された魔力を使うと、《振動》の魔法を再発動させる。
「んっ、凄い。やっぱり、これ、気持ちいい!」
アンジェは震える魔王の身体を股間に擦り付け、振動による快楽に身を委ねた。
「あぁぁ、ダメぇ。なんか、身体の奥から、なんかきちゃう」
「俺の魔力が尽きるのが先か、この女がイクのが先か」
「んんっ、いい。ぶるぶるくるぅ」
最も気持ちのいい一点を探り当てたアンジェは、魔王の身体をその突起に押し当てた。
「この魔王様をなめるなぁ!」
最後の一滴まで魔力を使い果たす勢いで、振動を増幅させる。
「あっ、くる、きちゃうぅぅ! あぁぁぁ!」
アンジェの腰が、ビクンと跳ね、天を仰ぎながら絶頂を迎える。
「きたぁぁ!」
絶頂と共に放出された魔力を、魔王はその小さな身体で吸収する。蝸牛の身体ではほんの一部を取り込めるだけだが、それでも、アンジェから溢れ出る魔力の奔流を受け、魔王の身体が光った。器の容量を上回るほどの力が身体に満ちてくる。
「この女、中々の力の持ち主だ。漏れ出てくるだけでも、この量とは。だが、このままじゃ器が持たねえ。よし、それなら!」
魔王は、殻の中から、そのぬるぬるした身体を出した。
「《触手変化》」
魔王蝸牛の先端から二本の触手が生えてくる。自らの身体の一部を触手化するこの魔法は、魔王の得意魔法であり、主に魔力を吸収する為に使用するものだ。
「喜べ女、お前を我が眷属にしてやる」
二本の小さな触手は、ショーツを貫くと、その肉芽に直接まとわりついた。
「えっ、な、なに?」
一度絶頂を迎え、半ば放心状態にあったアンジェにとって、その刺激は強烈だった。最も敏感な箇所を、魔王蝸牛の触手が、くりくりと弄ぶ。
「あぁ!やだ、そこは、ダメぇ!」
自分の身体に、何が起きているのかアンジェには全く理解できなかった。というより、考えることさえできなかった。小指ほどしかない、小さな肉芽から快楽が湧き上がり、身体全体を支配していた。
魔王の触手がまとわりつく、その快楽の根源を締め付ける。
「あぁぁ、イク、また、いっちゃうぅぅ!」
すぐにアンジェは二度目の絶頂を迎えた。魔王は溢れてくる魔力を、今度は触手で吸収しながら、その魔力で生成した《眷属の萌芽》をアンジェの胎内に埋め込んだ。
「あぁ、神よ。私の淫らな欲望をお許しください」
懺悔の言葉を口にしながらも、神像に向かって足を広げ、右手で右の乳首を摘まんでは指を動かす。肌は上気して赤みをおび、広げられた足の間には、淫らな汁が滲んでいた。世界のあらゆる生命を創ったと言われるバレンシア神は、燃えるように逆立った髪をした、筋骨隆々の雄々しき姿をした男神である。
「おいおい、教会でオナニーとは、とんだシスターもいたもんだな。しかし、こりゃあ美味そうな力を感じるぜ。何とか、この魔力を奪えねえものか……。よし、やってみるか」
魔王蝸牛は天井を這い、自慰を続けるシスターの真上まで移動した。
「この辺りだな」
狙うは、シスターが自ら弄んでいるのとは逆の乳房だ。狙いをすますと、殻の中に身を収め、天井からシスターの胸元にダイブした。
「ひゃっ! な、なに!」
柔らかな豊丘に着地する瞬間に、身を飛び出させると、魔王蝸牛は先端の桃色の突起、アンジェの乳首に身を這わせた。ぬるっとした感触は、アンジェの肉体に電気が走るような刺激を与えた。
「あぁ!あぁぁん!」
甲高い声を出して、アンジェの身体がピクンと跳ねた。それは、今まで自分で弄るばかりだった彼女にとって、未知の感触だった。
「な、なに、これぇ」
法衣の中に入り込んだ異物を引き?がそうと、アンジェは手を伸ばした。しかし、歴戦の強者である魔王は機先を制した。
「《振動》」
それは、武器を高速で振動させる事で、破壊力を上げる攻撃系の補助魔法だ。剣に使用することで、鋼鉄の鎧をも引き裂く事ができる。その魔法を、魔王は自らの身体に使用した。
「な、なにこれ、ぶるぶるするぅ!」
アンジェは胸元を抑え、その刺激に耐えようとした。
「どーだ、我が魔法は!」
長年の勘で魔王にはわかっていた。この女が絶頂を迎えるのは、もう少しだと。しかし、未知の快楽と押し寄せてくる絶頂感をアンジェは怖れた。
「こ、これ以上は、ダメ!」
アンジェは手を挿し込み、魔王の身体を引き剥がした。
「くぅ、もう少しのところを」
危険を感じた魔王は、すぐに殻の中に引っ込んだ。アンジェの手の中で、魔王蝸牛はぶるぶると震えていた。その様子をアンジェが不思議そうに見つめる。
「振るえる蝸牛なんて……新種かな?」
「その手を離せ! くそぉ、小さき器の悲しさよ」
シスターが無益な殺生をするとは考えにくかったが、窓から捨てられるくらいならともかく、ここで潰されてしまうような事があれば、残った魔力ではどうにもできない。魔王は絶体絶命のピンチを迎えていた。
アンジェは周囲をキョロキョロを見まわした。
「やめろぉ! お前シスターだろ。無駄な殺生はするな!」
蝸牛の言葉がシスターに届くわけはなかった。魔王が覚悟を決めた時、
アンジェは人の気配がないのを確認すると、魔王の身体を脚の間にそっと当てた。
「助かったぜ。よし、それならお望み通りに」
魔王は残された魔力を使うと、《振動》の魔法を再発動させる。
「んっ、凄い。やっぱり、これ、気持ちいい!」
アンジェは震える魔王の身体を股間に擦り付け、振動による快楽に身を委ねた。
「あぁぁ、ダメぇ。なんか、身体の奥から、なんかきちゃう」
「俺の魔力が尽きるのが先か、この女がイクのが先か」
「んんっ、いい。ぶるぶるくるぅ」
最も気持ちのいい一点を探り当てたアンジェは、魔王の身体をその突起に押し当てた。
「この魔王様をなめるなぁ!」
最後の一滴まで魔力を使い果たす勢いで、振動を増幅させる。
「あっ、くる、きちゃうぅぅ! あぁぁぁ!」
アンジェの腰が、ビクンと跳ね、天を仰ぎながら絶頂を迎える。
「きたぁぁ!」
絶頂と共に放出された魔力を、魔王はその小さな身体で吸収する。蝸牛の身体ではほんの一部を取り込めるだけだが、それでも、アンジェから溢れ出る魔力の奔流を受け、魔王の身体が光った。器の容量を上回るほどの力が身体に満ちてくる。
「この女、中々の力の持ち主だ。漏れ出てくるだけでも、この量とは。だが、このままじゃ器が持たねえ。よし、それなら!」
魔王は、殻の中から、そのぬるぬるした身体を出した。
「《触手変化》」
魔王蝸牛の先端から二本の触手が生えてくる。自らの身体の一部を触手化するこの魔法は、魔王の得意魔法であり、主に魔力を吸収する為に使用するものだ。
「喜べ女、お前を我が眷属にしてやる」
二本の小さな触手は、ショーツを貫くと、その肉芽に直接まとわりついた。
「えっ、な、なに?」
一度絶頂を迎え、半ば放心状態にあったアンジェにとって、その刺激は強烈だった。最も敏感な箇所を、魔王蝸牛の触手が、くりくりと弄ぶ。
「あぁ!やだ、そこは、ダメぇ!」
自分の身体に、何が起きているのかアンジェには全く理解できなかった。というより、考えることさえできなかった。小指ほどしかない、小さな肉芽から快楽が湧き上がり、身体全体を支配していた。
魔王の触手がまとわりつく、その快楽の根源を締め付ける。
「あぁぁ、イク、また、いっちゃうぅぅ!」
すぐにアンジェは二度目の絶頂を迎えた。魔王は溢れてくる魔力を、今度は触手で吸収しながら、その魔力で生成した《眷属の萌芽》をアンジェの胎内に埋め込んだ。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
【完結・おまけ追加】期間限定の妻は夫にとろっとろに蕩けさせられて大変困惑しております
紬あおい
恋愛
病弱な妹リリスの代わりに嫁いだミルゼは、夫のラディアスと期間限定の夫婦となる。
二年後にはリリスと交代しなければならない。
そんなミルゼを閨で蕩かすラディアス。
普段も優しい良き夫に困惑を隠せないミルゼだった…
極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です
朝陽七彩
恋愛
私は。
「夕鶴、こっちにおいで」
現役の高校生だけど。
「ずっと夕鶴とこうしていたい」
担任の先生と。
「夕鶴を誰にも渡したくない」
付き合っています。
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
神城夕鶴(かみしろ ゆづる)
軽音楽部の絶対的エース
飛鷹隼理(ひだか しゅんり)
アイドル的存在の超イケメン先生
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
彼の名前は飛鷹隼理くん。
隼理くんは。
「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」
そう言って……。
「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」
そして隼理くんは……。
……‼
しゅっ……隼理くん……っ。
そんなことをされたら……。
隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。
……だけど……。
え……。
誰……?
誰なの……?
その人はいったい誰なの、隼理くん。
ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。
その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。
でも。
でも訊けない。
隼理くんに直接訊くことなんて。
私にはできない。
私は。
私は、これから先、一体どうすればいいの……?
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
敗戦国の姫は、敵国将軍に掠奪される
clayclay
恋愛
架空の国アルバ国は、ブリタニア国に侵略され、国は壊滅状態となる。
状況を打破するため、アルバ国王は娘のソフィアに、ブリタニア国使者への「接待」を命じたが……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる