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プロローグ 勇者召喚
第六話 魔法と師匠と
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城内の図書館で宮廷魔術師長のイヴァンに出会った颯太は、今現在、彼の質問攻めにあっていた。
「ではこの字はどう読むのだ!?」
「え、ああ、それは暫くですね」
「次はこれを!」
「…葬送曲…」
「では次はこっちを!」
「……あのー…」
「はい?」
「そろそろ良いですか?」
かれこれもう数時間はこの状態だ。
イヴァンが自身の研究室の書庫から取り出した何十冊もの本の、彼が読めなかった部分をひたすらに解読していく颯太は、そろそろうんざりしていた。
颯太に言われてハッとしたイヴァンは、申し訳なさそうに、でも顔は綻んだままで謝った。
「いやぁ、すまない。今まで解読出来なかった文字をスラスラ読んでしまうから、つい」
「…えぇ…ほんとにこんな簡単な文字読めないんですか?」
「…簡単、か…どうやら君達の世界と私達の世界では一般的な教養のレベルが違うようだね。先程君に読んでもらった字は、私達にとってはかなり難しいのだよ」
これには颯太も動揺を隠すことが出来なかった。
字さえ知っていれば小学生でも読めるものなのだ。
だがこれで納得がいった。
(…だからあんなに平仮名が多かったのか…)
颯太にとって、先程まで図書館で読んでいた本より今イヴァンに読まされている本の方が格段に読みやすかった。
図書館の本の字の比率は大体漢字一割、平仮名七割、片仮名ニ割といったところだったか。
颯太は広げられた本の一冊を手に取って、細かく綴られた文章を眺める。
[世界の魔法には、属性というものが存在している。持っている属性の種類や数もその人によって違うが、基本的には一人一属性である。主な属性は十二種。それぞれ第一、第二、第三属性に分かれている。第一属性は火、水、木、風、土。第二属性は雷、毒、氷、聖。第三属性は光、闇、無。数が大きい方に区別されているもの程珍しいとされている。また元来、光や闇といった特殊な属性の魔法は精霊の存在が確認されておらず、何故光、闇属性持ちの魔術師が生まれるのか未だに解明されていない。また無属性である召喚魔法、精霊魔法、空間魔法などに関しては持ち主本人の素質や才能が発現理由に深く関わっている可能性が高い。]
ここまで読んだ颯太は本から視線を外した。
(…魔法…やっぱあるんだな…)
魔法…ファンタジーの象徴ともいえる、人が戦う時や生活の時などに行使する、現代社会でありえないとされている現象。
話には聞いていたが、まさか本当に存在するとは思っていなかった。
最初に魔法っぽいの使ってステータスとか確認したのに今更だな、と颯太は一人苦笑した。
もう一度文章に視線を戻し、颯太は物思いに耽る。
(…よく考えたら、魔法だけは元々日本に存在してないものなんだよな…属性っていうのも人それぞれみたいだし…てか自分の属性ってどう調べるんだ?)
颯太はいつの間にか、本のページをめくる手を止めて考え込む。
それに気が付いたイヴァンがゆっくりと彼に話しかける。
「ソウタ君、君は魔法に興味があるのかい?」
「えっ?」
「さっきからずっとそのページで手が止まっていたから」
「あ、ああ…興味は確かにあります。でもそれより、魔法は俺達の世界には存在していなかったものだったので、自分達も出来るんだって言われても想像がつかなくて」
イヴァンは軽く目を見開いて颯太の顔を見る。
「魔法が…ない?…では、君達の文明は何が発展しているのだ?」
「科学です」
「カ、カガク?とは一体…」
(もしかして魔法がある代わりに科学がないのか?)
「科学っていうのは…なんて、いうか…自然や社会などで起こる様々な現象を理論的に説明出来るように研究する、人間の知恵の結晶みたいなものです」
「!具体的には、どういった?」
「えっと…じゃあ、火がどうして燃えるのか、分かりますか?」
「火がどうして燃えるか?そんな事まで分かるのか!?」
この様子では知らない、いやこの世界では知られていないのだろう。
説明をしようと口を開いた颯太だったが、少し考え別の質問をした。
「それを教える代わりに、俺には何をくれますか?」
「…ただで教えてくれる訳でないのだね」
颯太がイヴァンに向けた目は、ただの少年のものではない。
今までイヴァンが見てきた中で、それは一流の商人、または情報屋のものと近かった。
「それだと俺が情報を与えるだけで損じゃないですか。極力避けてきたんです、そういうの」
「君は…戦士なのか?先程の回避行動といい、今の言動といい、どこか他の異世界人の子達とは違う雰囲気を纏っている」
イヴァンは思い切って直球で問いを投げた。
このソータという少年には、遠回しな問いかけなど無意味だと感じたのだ。
颯太は動揺することなくイヴァンを真っ直ぐ見据えて言った。
「ただの異世界の高校生、学生ですよ。他の人達が考え無しなだけです」
冷静だから言えるんですよ、と言いたげな対応だ。
しかし思い返せば、確かに心の余裕というものが目の前の少年にはあって、他の異世界人達にはなかった。
(上手く躱されたな)
「…分かったよ。今はそういう事にしておこう」
「それで?俺の知識との代わりに、イヴァンさんは俺に何を与えてくれるんですか?」
「そうだな…異世界の知識は是が非でも知りたい……ではこれでどうだ?今私が知っているこの世界の魔法を、全て君に教える、というのは?」
「!随分、羽振りが良いんですね。俺にとっては願ったりですが」
「こんな事で君の持つ知識が得られるなら安いものさ。それに、先程君は自分達の世界には魔法がないと言っていただろう?お互い自身の世界にはないものを交換するのだから、丁度良いと思うが?」
颯太は待ってましたとばかりにニヤリと笑みを浮かべて頷いた。
「じゃあそういう事でこれからお願いします。イヴァン師匠」
「…おや、これは…私は嵌められたのかな?」
「そんなつもりありませんでしたよ。最初の方は、ですけどね」
やられたな、と苦笑しイヴァンは颯太に差し出された手をしっかりと握るのだ。
これが〈最強の師弟〉と呼ばれる事となる二人の師弟関係の始まりだった。
しかしイヴァンは後に「どちらが師匠か分かったものではない」と苦笑い気味に語る事となる。
それはまだ先の話。
「ではこの字はどう読むのだ!?」
「え、ああ、それは暫くですね」
「次はこれを!」
「…葬送曲…」
「では次はこっちを!」
「……あのー…」
「はい?」
「そろそろ良いですか?」
かれこれもう数時間はこの状態だ。
イヴァンが自身の研究室の書庫から取り出した何十冊もの本の、彼が読めなかった部分をひたすらに解読していく颯太は、そろそろうんざりしていた。
颯太に言われてハッとしたイヴァンは、申し訳なさそうに、でも顔は綻んだままで謝った。
「いやぁ、すまない。今まで解読出来なかった文字をスラスラ読んでしまうから、つい」
「…えぇ…ほんとにこんな簡単な文字読めないんですか?」
「…簡単、か…どうやら君達の世界と私達の世界では一般的な教養のレベルが違うようだね。先程君に読んでもらった字は、私達にとってはかなり難しいのだよ」
これには颯太も動揺を隠すことが出来なかった。
字さえ知っていれば小学生でも読めるものなのだ。
だがこれで納得がいった。
(…だからあんなに平仮名が多かったのか…)
颯太にとって、先程まで図書館で読んでいた本より今イヴァンに読まされている本の方が格段に読みやすかった。
図書館の本の字の比率は大体漢字一割、平仮名七割、片仮名ニ割といったところだったか。
颯太は広げられた本の一冊を手に取って、細かく綴られた文章を眺める。
[世界の魔法には、属性というものが存在している。持っている属性の種類や数もその人によって違うが、基本的には一人一属性である。主な属性は十二種。それぞれ第一、第二、第三属性に分かれている。第一属性は火、水、木、風、土。第二属性は雷、毒、氷、聖。第三属性は光、闇、無。数が大きい方に区別されているもの程珍しいとされている。また元来、光や闇といった特殊な属性の魔法は精霊の存在が確認されておらず、何故光、闇属性持ちの魔術師が生まれるのか未だに解明されていない。また無属性である召喚魔法、精霊魔法、空間魔法などに関しては持ち主本人の素質や才能が発現理由に深く関わっている可能性が高い。]
ここまで読んだ颯太は本から視線を外した。
(…魔法…やっぱあるんだな…)
魔法…ファンタジーの象徴ともいえる、人が戦う時や生活の時などに行使する、現代社会でありえないとされている現象。
話には聞いていたが、まさか本当に存在するとは思っていなかった。
最初に魔法っぽいの使ってステータスとか確認したのに今更だな、と颯太は一人苦笑した。
もう一度文章に視線を戻し、颯太は物思いに耽る。
(…よく考えたら、魔法だけは元々日本に存在してないものなんだよな…属性っていうのも人それぞれみたいだし…てか自分の属性ってどう調べるんだ?)
颯太はいつの間にか、本のページをめくる手を止めて考え込む。
それに気が付いたイヴァンがゆっくりと彼に話しかける。
「ソウタ君、君は魔法に興味があるのかい?」
「えっ?」
「さっきからずっとそのページで手が止まっていたから」
「あ、ああ…興味は確かにあります。でもそれより、魔法は俺達の世界には存在していなかったものだったので、自分達も出来るんだって言われても想像がつかなくて」
イヴァンは軽く目を見開いて颯太の顔を見る。
「魔法が…ない?…では、君達の文明は何が発展しているのだ?」
「科学です」
「カ、カガク?とは一体…」
(もしかして魔法がある代わりに科学がないのか?)
「科学っていうのは…なんて、いうか…自然や社会などで起こる様々な現象を理論的に説明出来るように研究する、人間の知恵の結晶みたいなものです」
「!具体的には、どういった?」
「えっと…じゃあ、火がどうして燃えるのか、分かりますか?」
「火がどうして燃えるか?そんな事まで分かるのか!?」
この様子では知らない、いやこの世界では知られていないのだろう。
説明をしようと口を開いた颯太だったが、少し考え別の質問をした。
「それを教える代わりに、俺には何をくれますか?」
「…ただで教えてくれる訳でないのだね」
颯太がイヴァンに向けた目は、ただの少年のものではない。
今までイヴァンが見てきた中で、それは一流の商人、または情報屋のものと近かった。
「それだと俺が情報を与えるだけで損じゃないですか。極力避けてきたんです、そういうの」
「君は…戦士なのか?先程の回避行動といい、今の言動といい、どこか他の異世界人の子達とは違う雰囲気を纏っている」
イヴァンは思い切って直球で問いを投げた。
このソータという少年には、遠回しな問いかけなど無意味だと感じたのだ。
颯太は動揺することなくイヴァンを真っ直ぐ見据えて言った。
「ただの異世界の高校生、学生ですよ。他の人達が考え無しなだけです」
冷静だから言えるんですよ、と言いたげな対応だ。
しかし思い返せば、確かに心の余裕というものが目の前の少年にはあって、他の異世界人達にはなかった。
(上手く躱されたな)
「…分かったよ。今はそういう事にしておこう」
「それで?俺の知識との代わりに、イヴァンさんは俺に何を与えてくれるんですか?」
「そうだな…異世界の知識は是が非でも知りたい……ではこれでどうだ?今私が知っているこの世界の魔法を、全て君に教える、というのは?」
「!随分、羽振りが良いんですね。俺にとっては願ったりですが」
「こんな事で君の持つ知識が得られるなら安いものさ。それに、先程君は自分達の世界には魔法がないと言っていただろう?お互い自身の世界にはないものを交換するのだから、丁度良いと思うが?」
颯太は待ってましたとばかりにニヤリと笑みを浮かべて頷いた。
「じゃあそういう事でこれからお願いします。イヴァン師匠」
「…おや、これは…私は嵌められたのかな?」
「そんなつもりありませんでしたよ。最初の方は、ですけどね」
やられたな、と苦笑しイヴァンは颯太に差し出された手をしっかりと握るのだ。
これが〈最強の師弟〉と呼ばれる事となる二人の師弟関係の始まりだった。
しかしイヴァンは後に「どちらが師匠か分かったものではない」と苦笑い気味に語る事となる。
それはまだ先の話。
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