9 / 53
プロローグ 勇者召喚
第九話 判明と呆然と
しおりを挟む
エリザベスと分かれた後、早速颯太はイヴァンの部屋で魔法の修行を開始した。
颯太は、魔法を学ぶ上で最初に躓いてしまうであろうと思われていた「魔力の感覚を知る」事を、いとも簡単に達成させたのだ。
これだけで最低でも一ヶ月はかかるだろうと考えていたイヴァンは、もう開いた口が塞がらない。
「?師匠、どうしました?」
当の本人は小首を傾げ、何も言うことが出来なくなっている師匠の顔を覗き込んだ。
イヴァンは頭を振り、気を取り直す。
(そうだった。彼は異世界人なんだ。あまりこちらの常識で考えるのは良くないな。しかし、実に面白い…)
それだけではないのだが、イヴァンはこれ以上考えることを辞め颯太に言った。
「いや、思ったよりも早く自分の魔力を感じ取ることが出来ているようだったから驚いてね」
「じゃあ、ほんとにこれが魔力、なんですか?」
「ああ。魔力を感じ取る事が出来たら、次はそれを操作してみるんだ」
「魔力を操作…具体的にはどうやれば良いんでしょうか?」
「詠唱で強制的に操作する方法が習得するのに手っ取り早いけど、利便性では自力で動かす〈無詠唱〉の方が良いと私は思う。まあそれは、自分で考える事だね。人から余計な事を言われて、そればかり意識してしまって駄目だった、という事もあるから」
「…分かりました」
イヴァン自身がそうだった。
まだ魔術師の卵だった時、学園で教わった詠唱を使ったやり方では全く駄目だった。
呪文を覚え、詠唱で魔法を使用する方法は彼には合わなかったのだ。
だが、独自で一からやり方を見直し、自分にあった〈無詠唱〉というやり方を見つけた。
そして現在、宮廷魔術師長という役職につけている。
あの場で諦めなくて良かったと、彼は心底そう思っている。
一方颯太は試行錯誤を繰り返し、どうしたらこの身体中を巡る暖かなエネルギーを自力で効率よく、かつ迅速に動かせるか思案していた。
魔力を感じる事は、似ているのを武術の修行でもやってきた。
ものは違うが、よく師匠である祖父に、「身体を巡る自分の力を感じ取れ!」と言われてきたからだ。
だが動かすとなると、彼にとっても初めてであった。
(取り敢えず、やってみるしかないよな)
颯太は手始めに、右手に意識を集中させた。
この瞬間部屋の空気が、変わった。
イヴァンの背中を冷や汗が滑り落ちる。
何か強大な力が蠢いているのを、肌で感じたのだ。
しかもその力は、今目の前にいる異世界の少年から流れて出ている。
力は颯太の身体から右手に集まっていこうとしているが、途中で散ってしまっていた。
「~!」
(駄目だ!上手くいかねぇ!)
集中力が切れ、颯太は唸った。
思っていた以上に難しい。
魔力が右手に向かって動いているのは分かるが、そこから収束しきれていない。
目を凝らすと、ボンヤリだが魔力の光が見える。
自分の身体から漏れている魔力の光は、収束時に空気中に逃げてしまっている。
(もっと完璧に、魔力を散らさずに収束させるにはどうしたら良いんだ?)
不意に思いついた方法を試す。
すると今度は、最初に比べると魔力が集まりやすくなったが、まだまだ完璧には程遠いものとなった。
これを見て、颯太は思わずほくそ笑む。
考えては試し、失敗しては考え直してまた試す。
今までやってきた修行と同じだ。
試行錯誤と実験を繰り返し、感覚を掴んでいく。
颯太は再び集中しながら、自分の魔力操作が完璧に近づいていく手応えを感じ心躍らせた。
完全に一人の世界に入り込んでいる彼は気が付いていなかった。
側で師匠が口をあんぐりと開け、絶句している事に。
(…なんて事だ…たった一日、しかも一度で魔力操作を成功させるとは…)
これは普通、天才と呼ばれる者でも何週間何ヶ月と修行を重ね、ようやく魔力を大まかに動かす事が出来る程難しいのだ。
細かい制御はおろか、一日やそこらで取得出来るものではない。
しかし颯太は初めて魔力というものを扱うのにも関わらず、すでに魔力を動かす事に成功してしまった。
これだけでも十分凄い、というか凄すぎるが、そんな常識なぞ颯太本人が知る由もなく、自分のあまりにもお粗末な魔力の扱い方に頭を抱えていた。
(また失敗だ…それにしても難しい…この世界の魔術師の人達は凄いな…一体どうやれば…)
思案を繰り返していく内に、どんどん練度が増してくる。
それも凄まじい速度で。
「…制御するよりも、まずはもっと、魔力を感じる事から、始めると良い…」
「…え?あ、はい。分かりました」
気がつけばイヴァンは、そうアドバイスをしていた。
冷静になると、恐怖よりも好奇心が勝ってきた。
異世界の知識だけでなく、この少年がどこまでやれるのか、興味が湧いてきたのだ。
颯太は言われた通り、一度魔力を動かすのを止め先程の失敗で焦った心を落ち着けるために、床に腰を下ろし座禅での精神統一をする。
すると、先程よりも更に濃密な魔力が部屋の中に流れた。
魔力が濃密なのは、彼が操作を止め、ただ魔力の流れを感じる事だけに徹しているからである。
垂れ流すだけならばどこかに収束させているのとは違い、身体の外に放出するだけなのである程度魔力を感じられればすぐに出来る。
制御はなしの、純粋な魔力を。
「っ!」
イヴァンは知らずの内に鳥肌が立っていた。
(…ただの魔力の放出で、ここまでの圧を感じさせるとは…)
気を抜くと気圧されそうな圧力。
とても魔法を学び始めたばかりだとは信じがたい程だ。
イヴァンの頬が緩む。
一体この少年には、どれ程の素質が備わっているか。
実に興味を掻き立てられる。
「力を入れ過ぎたり、気負いすぎたりすると上手くいかないんだ。魔力は自分自身のエネルギーなのだから、水の流れのように動かすんだ」
「…はい」
もう一度颯太は右手に集中する。
最初の頃とは比べ物にならない位にスムーズに魔力が集まってくる。
そして右手が、淡くはあるが確かな光に包まれた。
「…わぁ…」
「!…成功だ…」
「…いえ、まだまだです。まだ僅かだけど散ってる」
「自分に厳しいな、君は。…これだけでも十分に凄いというのに……じゃあ次は、魔力を纏った状態を維持するんだ。これは【身体強化】の魔法を使う時に特に重要となる」
「分かりました。操作の精度を上げながら、やってみます」
そう言って上げた颯太の顔は、新しい発見をして喜ぶ子どもそのものだ。
すぐにまた集中して修行に没頭する。
彼はどういう風に化けるのだろう。
今からそれが楽しみで仕方がないイヴァンだった。
颯太は、魔法を学ぶ上で最初に躓いてしまうであろうと思われていた「魔力の感覚を知る」事を、いとも簡単に達成させたのだ。
これだけで最低でも一ヶ月はかかるだろうと考えていたイヴァンは、もう開いた口が塞がらない。
「?師匠、どうしました?」
当の本人は小首を傾げ、何も言うことが出来なくなっている師匠の顔を覗き込んだ。
イヴァンは頭を振り、気を取り直す。
(そうだった。彼は異世界人なんだ。あまりこちらの常識で考えるのは良くないな。しかし、実に面白い…)
それだけではないのだが、イヴァンはこれ以上考えることを辞め颯太に言った。
「いや、思ったよりも早く自分の魔力を感じ取ることが出来ているようだったから驚いてね」
「じゃあ、ほんとにこれが魔力、なんですか?」
「ああ。魔力を感じ取る事が出来たら、次はそれを操作してみるんだ」
「魔力を操作…具体的にはどうやれば良いんでしょうか?」
「詠唱で強制的に操作する方法が習得するのに手っ取り早いけど、利便性では自力で動かす〈無詠唱〉の方が良いと私は思う。まあそれは、自分で考える事だね。人から余計な事を言われて、そればかり意識してしまって駄目だった、という事もあるから」
「…分かりました」
イヴァン自身がそうだった。
まだ魔術師の卵だった時、学園で教わった詠唱を使ったやり方では全く駄目だった。
呪文を覚え、詠唱で魔法を使用する方法は彼には合わなかったのだ。
だが、独自で一からやり方を見直し、自分にあった〈無詠唱〉というやり方を見つけた。
そして現在、宮廷魔術師長という役職につけている。
あの場で諦めなくて良かったと、彼は心底そう思っている。
一方颯太は試行錯誤を繰り返し、どうしたらこの身体中を巡る暖かなエネルギーを自力で効率よく、かつ迅速に動かせるか思案していた。
魔力を感じる事は、似ているのを武術の修行でもやってきた。
ものは違うが、よく師匠である祖父に、「身体を巡る自分の力を感じ取れ!」と言われてきたからだ。
だが動かすとなると、彼にとっても初めてであった。
(取り敢えず、やってみるしかないよな)
颯太は手始めに、右手に意識を集中させた。
この瞬間部屋の空気が、変わった。
イヴァンの背中を冷や汗が滑り落ちる。
何か強大な力が蠢いているのを、肌で感じたのだ。
しかもその力は、今目の前にいる異世界の少年から流れて出ている。
力は颯太の身体から右手に集まっていこうとしているが、途中で散ってしまっていた。
「~!」
(駄目だ!上手くいかねぇ!)
集中力が切れ、颯太は唸った。
思っていた以上に難しい。
魔力が右手に向かって動いているのは分かるが、そこから収束しきれていない。
目を凝らすと、ボンヤリだが魔力の光が見える。
自分の身体から漏れている魔力の光は、収束時に空気中に逃げてしまっている。
(もっと完璧に、魔力を散らさずに収束させるにはどうしたら良いんだ?)
不意に思いついた方法を試す。
すると今度は、最初に比べると魔力が集まりやすくなったが、まだまだ完璧には程遠いものとなった。
これを見て、颯太は思わずほくそ笑む。
考えては試し、失敗しては考え直してまた試す。
今までやってきた修行と同じだ。
試行錯誤と実験を繰り返し、感覚を掴んでいく。
颯太は再び集中しながら、自分の魔力操作が完璧に近づいていく手応えを感じ心躍らせた。
完全に一人の世界に入り込んでいる彼は気が付いていなかった。
側で師匠が口をあんぐりと開け、絶句している事に。
(…なんて事だ…たった一日、しかも一度で魔力操作を成功させるとは…)
これは普通、天才と呼ばれる者でも何週間何ヶ月と修行を重ね、ようやく魔力を大まかに動かす事が出来る程難しいのだ。
細かい制御はおろか、一日やそこらで取得出来るものではない。
しかし颯太は初めて魔力というものを扱うのにも関わらず、すでに魔力を動かす事に成功してしまった。
これだけでも十分凄い、というか凄すぎるが、そんな常識なぞ颯太本人が知る由もなく、自分のあまりにもお粗末な魔力の扱い方に頭を抱えていた。
(また失敗だ…それにしても難しい…この世界の魔術師の人達は凄いな…一体どうやれば…)
思案を繰り返していく内に、どんどん練度が増してくる。
それも凄まじい速度で。
「…制御するよりも、まずはもっと、魔力を感じる事から、始めると良い…」
「…え?あ、はい。分かりました」
気がつけばイヴァンは、そうアドバイスをしていた。
冷静になると、恐怖よりも好奇心が勝ってきた。
異世界の知識だけでなく、この少年がどこまでやれるのか、興味が湧いてきたのだ。
颯太は言われた通り、一度魔力を動かすのを止め先程の失敗で焦った心を落ち着けるために、床に腰を下ろし座禅での精神統一をする。
すると、先程よりも更に濃密な魔力が部屋の中に流れた。
魔力が濃密なのは、彼が操作を止め、ただ魔力の流れを感じる事だけに徹しているからである。
垂れ流すだけならばどこかに収束させているのとは違い、身体の外に放出するだけなのである程度魔力を感じられればすぐに出来る。
制御はなしの、純粋な魔力を。
「っ!」
イヴァンは知らずの内に鳥肌が立っていた。
(…ただの魔力の放出で、ここまでの圧を感じさせるとは…)
気を抜くと気圧されそうな圧力。
とても魔法を学び始めたばかりだとは信じがたい程だ。
イヴァンの頬が緩む。
一体この少年には、どれ程の素質が備わっているか。
実に興味を掻き立てられる。
「力を入れ過ぎたり、気負いすぎたりすると上手くいかないんだ。魔力は自分自身のエネルギーなのだから、水の流れのように動かすんだ」
「…はい」
もう一度颯太は右手に集中する。
最初の頃とは比べ物にならない位にスムーズに魔力が集まってくる。
そして右手が、淡くはあるが確かな光に包まれた。
「…わぁ…」
「!…成功だ…」
「…いえ、まだまだです。まだ僅かだけど散ってる」
「自分に厳しいな、君は。…これだけでも十分に凄いというのに……じゃあ次は、魔力を纏った状態を維持するんだ。これは【身体強化】の魔法を使う時に特に重要となる」
「分かりました。操作の精度を上げながら、やってみます」
そう言って上げた颯太の顔は、新しい発見をして喜ぶ子どもそのものだ。
すぐにまた集中して修行に没頭する。
彼はどういう風に化けるのだろう。
今からそれが楽しみで仕方がないイヴァンだった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
俺だけ毎日チュートリアルで報酬無双だけどもしかしたら世界の敵になったかもしれない
宍戸亮
ファンタジー
朝起きたら『チュートリアル 起床』という謎の画面が出現。怪訝に思いながらもチュートリアルをクリアしていき、報酬を貰う。そして近い未来、世界が一新する出来事が起こり、主人公・花房 萌(はなぶさ はじめ)の人生の歯車が狂いだす。
不意に開かれるダンジョンへのゲート。その奥には常人では決して踏破できない存在が待ち受け、萌の体は凶刃によって裂かれた。
そしてチュートリアルが発動し、復活。殺される。復活。殺される。気が狂いそうになる輪廻の果て、萌は光明を見出し、存在を継承する事になった。
帰還した後、急速に馴染んでいく新世界。新しい学園への編入。試験。新たなダンジョン。
そして邂逅する謎の組織。
萌の物語が始まる。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
みこみこP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
男子高校生だった俺は異世界で幼児になり 訳あり筋肉ムキムキ集団に保護されました。
カヨワイさつき
ファンタジー
高校3年生の神野千明(かみの ちあき)。
今年のメインイベントは受験、
あとはたのしみにしている北海道への修学旅行。
だがそんな彼は飛行機が苦手だった。
電車バスはもちろん、ひどい乗り物酔いをするのだった。今回も飛行機で乗り物酔いをおこしトイレにこもっていたら、いつのまにか気を失った?そして、ちがう場所にいた?!
あれ?身の危険?!でも、夢の中だよな?
急死に一生?と思ったら、筋肉ムキムキのワイルドなイケメンに拾われたチアキ。
さらに、何かがおかしいと思ったら3歳児になっていた?!
変なレアスキルや神具、
八百万(やおよろず)の神の加護。
レアチート盛りだくさん?!
半ばあたりシリアス
後半ざまぁ。
訳あり幼児と訳あり集団たちとの物語。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
北海道、アイヌ語、かっこ良さげな名前
お腹がすいた時に食べたい食べ物など
思いついた名前とかをもじり、
なんとか、名前決めてます。
***
お名前使用してもいいよ💕っていう
心優しい方、教えて下さい🥺
悪役には使わないようにします、たぶん。
ちょっとオネェだったり、
アレ…だったりする程度です😁
すでに、使用オッケーしてくださった心優しい
皆様ありがとうございます😘
読んでくださる方や応援してくださる全てに
めっちゃ感謝を込めて💕
ありがとうございます💞
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる