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プロローグ 勇者召喚
第十二話 圧力と涙と
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「「…ごめんなさい…」」
「……」
ここは颯太と政人の部屋。
颯太は真顔で部屋の椅子に腰掛けて足を組み、平伏し土下座状態で内心冷や汗ダラダラの綾乃と大輝を目だけで見下ろしている。
「……で?」
「「「!?」」」
「なんであんな事になったか、説明してくれる?」
そう二人に問いかける颯太の声は冷え切っていた。
聞いている人達の身体が凍りそうな程だ。
側で聞いている政人も、自分が言われているわけではないのに冷や汗が出てきた。
顔も若干青ざめている。
「えぇっと…それは…」
「説明、してくれるよな?」
先程よりも圧力のかかった声音に三人とも肩を飛び上がらせた。
一応颯太は、本気ではないとはいえ、この圧への耐性がない政人は威圧の対象外にしてある。
こういった威圧のコントロールも祖父から学んでいた。
あまり関係のない人を巻き込まないためだ、と言われて身につけてはいたが、使用したのは今回が初めてだ。
幼い頃から彼に怒られてきた二人には真っ向から圧をぶつけているが、政人が居るので殺気は出していない。
対象外にはしているが、感じる人は感じ取れるものだ。
「…俺、本気を出すなって、言ったよな?」
「「…おっしゃるとおりにございます…」」
「じゃあ、あれ、何?」
「「私めの全力全開でございます、はい」」
「なんで?」
「「……」」
((…まさか有本に挑発されてキレたからなんて言えねぇ…!))
何故この二人が、今颯太に怒られているのか。
話は数十分ほど前に遡る。
~~
勇者同士で相手を組まされた綾乃と大輝、そして良輔の三人は颯太やジョン、クラスメイトの皆が見守る中で模擬戦を始めようとしていた。
しかし綾乃は同じ勇者であるというだけで、無理矢理良輔と組まされた事に腹を立てていた。
大輝も不服だったが、そこは従っておこうと不満を顕にしないように努めていたが、綾乃は全く隠そうとはしなかった。
綾乃だってここで反発するのは良くないと分かっていた。
これでは颯太の「目立たないように情報収集」という目的の邪魔をしてしまうという事も。
どうにかして不満な気持ちを抑えようとしている綾乃と大輝に、良輔の口から特大の爆弾が投下された。
「ねぇ一宮さん。さっき立花、だっけ?なんで話しかけてたの?アイツ、一宮さんと話す事ないよね?」
「…」
(話しかけんなゴミが)
「あんな根暗そうな奴足手まといだし、下手したらこの世界で死ぬかもね」
「「‼」」
ニヤニヤ笑っているので多分冗談なのだろうが、これは二人には絶対に言ってはいけないことだった。
その瞬間に、二人の心が一字一句違えることなくが一致した。
((…アイツ、殺っちゃって良い?))
後の記憶は二人にはない。
良輔を吹き飛ばして空中に跳ね上げ、二人で滅多打ちにしていたことなんて颯太に聞いてから知った程だ。
殺気も出ていて、ジョンや周りのクラスメイト達が二人の動きに驚愕していた。
地面に叩きつけた良輔に、追撃で上から木刀を突き立てようとする二人を止めたのはジョンだそうだ。
この会話が聞こえていない颯太は内心、何故か出すなと言っていた本気を初っ端で出しているのか怒りながらも、本当にヤバいと思えばそこの騎士団長様が止めるだろうと分かっていたので敢えて自分では止めなかった。
後の説教はその場で確定していたが。
ちなみに突然割り込んできたジョンの事も敵と認識して、まるで戦闘ロボかのように息ぴったりで攻撃を繰り出していた。
だがジョンは、曲がりなりにもこの国の騎士団長だ。
たかだか高校生の子ども相手に負けるような人ではない。
すぐさま二人の背後に回り込み、手刀を首筋に打ち込んで二人の無力化を図った。
大輝の気絶には成功したが、その攻撃でも綾乃は沈まなかった。
背後に回り込んだジョンを追って身体を反転し薙ぎ払う。
だが普通の女子高生より少し強いぐらいの綾乃の腕力では毎日二十四時間鍛えている筋肉ダルマのジョンを吹き飛ばすことは出来ず、木刀を掴まれ投げ飛ばされた。
地面に叩きつけられ流石の綾乃も気絶。
一同騒然。
ジョンは更に驚いていたそうな。
「この二人の将来は期待出来るぞ」と。
良輔はボロ雑巾のようになってその場で失神していた所を友達の正岡と中島に拾われて、ジョンの案内で医務室に連れて行かれていったそうな。
二人を運んだのは颯太と、颯太に運ぶ手伝いを頼まれた政人だ。
クラスメイト達を説き伏せるのが大変だったが、なんとかあの場を逃げ出してきて二人が目を覚ますのを待った。
そして目が覚めた二人に、颯太が速やかに正座するように命令して、今この何とも言えない状況になっている。
~~
「政人に礼言っとけよ」
「「ありがとうございました」」
平伏したまま政人の方を向き、二人同時に礼を言った。
政人は少し気の毒そうに二人を見て、可哀相だろ、と言おうとしたが颯太の顔を見て、ただ会釈するだけしか出来なかった。
政人は怒った時の颯太を見るのは初めてだ。
そりゃあ恐ろしいだろう。
これに慣れれば、多分どんなヤバい状況に陥っても怖くないだろう。
例えそれが、魔王と一騎打ちの時であろうとしても。
「で、説明は?」
(((怖い怖い怖い怖い!)))
「…おい綾乃、覚悟を決めよう」
「え、でも…」
「大丈夫、死にはしないさ。嘘ついても颯太にはすぐ分かるんだから意味ねぇよ」
「…うん。そうだね」
二人は顔を上げて颯太の目を真っ直ぐ見て、事のあらましを嘘偽りなく白状した。
颯太は二人の事情を聞き、暫く黙り込んだ。
内容を整理しているのは分かるが、それを彼がどう感じているかは表情では読み取れない。
考えが纏まったのか、やがて颯太はゆっくりと口を開いた。
「…そういう事か。事情は分かった。…だがな、二人共…」
綾乃と大輝、そして何故か政人も一緒になって生唾を飲み込み、颯太の次の言葉を待った。
「割り切れ」
「「「え?」」」
ただ一言そう言った颯太に、三人とも驚きが隠せずに思わず間抜けな声が出た。
「割り切れって言ったんだよ。俺がそんな風に言われるのなんて、いつもの事だろうが」
「「……」」
「?」
綾乃と大輝は黙り込み俯く。
政人はまだ颯太との付き合いが浅いためピンとこないようだが、小学校時代から基本的陰キャラを貫き通してきた颯太が、学年一の美少女の綾乃とイケメンでクラスの人気者の大輝とよく一緒に居るという事は、周りからの反感や嫉妬などの負の念を嫌でも受けるのだ。
持ち物を隠されたり大きな声で言われもない嘲笑をされたりするのは序の口で、時には直接暴力行為に及ぼうとする輩も居た。
颯太は全く気にしないし、暴力はすべて躱して相手にも自分にも怪我を負わせないようにして何の害もなかったが、綾乃と大輝は大事な親友がそういう目に合うというだけで嫌だった。
本当は俺達なんかより、颯太の方が凄いのに。
側に置いてくれているのは彼の方なのに。
何も分かっていないお前らが、手を出すな!
高校は出身の中学より遠い所に来たので、そういう事は減ったがなくなったわけではない。
颯太に迷惑をかけてばかりな自分達が嫌になる。
綾乃の目には涙が溜まり、大輝も唇を引き結び言葉を詰まらせていた。
良輔に言われて、想像してしまったのだ。
自分達を庇って傷つく颯太の姿を。
だからこそ怒りが沸いた。
殺してやりたいと、本気で思った。
「綾乃、大輝」
不意に呼ばれて見上げると、颯太が椅子から降りて自分達の側に膝をついてこちらを見据えていた。
「あまり俺を舐めるなよ」
言葉の意味が分からない。
途方に暮れたような顔をする二人に颯太は威圧を解いてニヤッと笑った。
「お前らを庇った所で俺は死なないし、お前らも今更俺が庇うまでもないだろ?」
「「……あ……」」
「もう昔のお前らじゃない。それは俺が保証してやるよ」
「「…颯太!」」
「!おいおい、重いって…」
パッと顔を輝かせた二人は、二人して同時に颯太に飛びついた。
流石の颯太も突然の事に驚いたが、二人があまりにも嬉しそうだったので避けずに受け止めた。
政人は感動して目から滝のような涙を流し号泣していた。
颯太はそんな三人の様子がおかしくて、つい笑ってしまう。
綾乃と大輝は改めて心から思った。
この人と対等な立場で有りたいと。
「……」
ここは颯太と政人の部屋。
颯太は真顔で部屋の椅子に腰掛けて足を組み、平伏し土下座状態で内心冷や汗ダラダラの綾乃と大輝を目だけで見下ろしている。
「……で?」
「「「!?」」」
「なんであんな事になったか、説明してくれる?」
そう二人に問いかける颯太の声は冷え切っていた。
聞いている人達の身体が凍りそうな程だ。
側で聞いている政人も、自分が言われているわけではないのに冷や汗が出てきた。
顔も若干青ざめている。
「えぇっと…それは…」
「説明、してくれるよな?」
先程よりも圧力のかかった声音に三人とも肩を飛び上がらせた。
一応颯太は、本気ではないとはいえ、この圧への耐性がない政人は威圧の対象外にしてある。
こういった威圧のコントロールも祖父から学んでいた。
あまり関係のない人を巻き込まないためだ、と言われて身につけてはいたが、使用したのは今回が初めてだ。
幼い頃から彼に怒られてきた二人には真っ向から圧をぶつけているが、政人が居るので殺気は出していない。
対象外にはしているが、感じる人は感じ取れるものだ。
「…俺、本気を出すなって、言ったよな?」
「「…おっしゃるとおりにございます…」」
「じゃあ、あれ、何?」
「「私めの全力全開でございます、はい」」
「なんで?」
「「……」」
((…まさか有本に挑発されてキレたからなんて言えねぇ…!))
何故この二人が、今颯太に怒られているのか。
話は数十分ほど前に遡る。
~~
勇者同士で相手を組まされた綾乃と大輝、そして良輔の三人は颯太やジョン、クラスメイトの皆が見守る中で模擬戦を始めようとしていた。
しかし綾乃は同じ勇者であるというだけで、無理矢理良輔と組まされた事に腹を立てていた。
大輝も不服だったが、そこは従っておこうと不満を顕にしないように努めていたが、綾乃は全く隠そうとはしなかった。
綾乃だってここで反発するのは良くないと分かっていた。
これでは颯太の「目立たないように情報収集」という目的の邪魔をしてしまうという事も。
どうにかして不満な気持ちを抑えようとしている綾乃と大輝に、良輔の口から特大の爆弾が投下された。
「ねぇ一宮さん。さっき立花、だっけ?なんで話しかけてたの?アイツ、一宮さんと話す事ないよね?」
「…」
(話しかけんなゴミが)
「あんな根暗そうな奴足手まといだし、下手したらこの世界で死ぬかもね」
「「‼」」
ニヤニヤ笑っているので多分冗談なのだろうが、これは二人には絶対に言ってはいけないことだった。
その瞬間に、二人の心が一字一句違えることなくが一致した。
((…アイツ、殺っちゃって良い?))
後の記憶は二人にはない。
良輔を吹き飛ばして空中に跳ね上げ、二人で滅多打ちにしていたことなんて颯太に聞いてから知った程だ。
殺気も出ていて、ジョンや周りのクラスメイト達が二人の動きに驚愕していた。
地面に叩きつけた良輔に、追撃で上から木刀を突き立てようとする二人を止めたのはジョンだそうだ。
この会話が聞こえていない颯太は内心、何故か出すなと言っていた本気を初っ端で出しているのか怒りながらも、本当にヤバいと思えばそこの騎士団長様が止めるだろうと分かっていたので敢えて自分では止めなかった。
後の説教はその場で確定していたが。
ちなみに突然割り込んできたジョンの事も敵と認識して、まるで戦闘ロボかのように息ぴったりで攻撃を繰り出していた。
だがジョンは、曲がりなりにもこの国の騎士団長だ。
たかだか高校生の子ども相手に負けるような人ではない。
すぐさま二人の背後に回り込み、手刀を首筋に打ち込んで二人の無力化を図った。
大輝の気絶には成功したが、その攻撃でも綾乃は沈まなかった。
背後に回り込んだジョンを追って身体を反転し薙ぎ払う。
だが普通の女子高生より少し強いぐらいの綾乃の腕力では毎日二十四時間鍛えている筋肉ダルマのジョンを吹き飛ばすことは出来ず、木刀を掴まれ投げ飛ばされた。
地面に叩きつけられ流石の綾乃も気絶。
一同騒然。
ジョンは更に驚いていたそうな。
「この二人の将来は期待出来るぞ」と。
良輔はボロ雑巾のようになってその場で失神していた所を友達の正岡と中島に拾われて、ジョンの案内で医務室に連れて行かれていったそうな。
二人を運んだのは颯太と、颯太に運ぶ手伝いを頼まれた政人だ。
クラスメイト達を説き伏せるのが大変だったが、なんとかあの場を逃げ出してきて二人が目を覚ますのを待った。
そして目が覚めた二人に、颯太が速やかに正座するように命令して、今この何とも言えない状況になっている。
~~
「政人に礼言っとけよ」
「「ありがとうございました」」
平伏したまま政人の方を向き、二人同時に礼を言った。
政人は少し気の毒そうに二人を見て、可哀相だろ、と言おうとしたが颯太の顔を見て、ただ会釈するだけしか出来なかった。
政人は怒った時の颯太を見るのは初めてだ。
そりゃあ恐ろしいだろう。
これに慣れれば、多分どんなヤバい状況に陥っても怖くないだろう。
例えそれが、魔王と一騎打ちの時であろうとしても。
「で、説明は?」
(((怖い怖い怖い怖い!)))
「…おい綾乃、覚悟を決めよう」
「え、でも…」
「大丈夫、死にはしないさ。嘘ついても颯太にはすぐ分かるんだから意味ねぇよ」
「…うん。そうだね」
二人は顔を上げて颯太の目を真っ直ぐ見て、事のあらましを嘘偽りなく白状した。
颯太は二人の事情を聞き、暫く黙り込んだ。
内容を整理しているのは分かるが、それを彼がどう感じているかは表情では読み取れない。
考えが纏まったのか、やがて颯太はゆっくりと口を開いた。
「…そういう事か。事情は分かった。…だがな、二人共…」
綾乃と大輝、そして何故か政人も一緒になって生唾を飲み込み、颯太の次の言葉を待った。
「割り切れ」
「「「え?」」」
ただ一言そう言った颯太に、三人とも驚きが隠せずに思わず間抜けな声が出た。
「割り切れって言ったんだよ。俺がそんな風に言われるのなんて、いつもの事だろうが」
「「……」」
「?」
綾乃と大輝は黙り込み俯く。
政人はまだ颯太との付き合いが浅いためピンとこないようだが、小学校時代から基本的陰キャラを貫き通してきた颯太が、学年一の美少女の綾乃とイケメンでクラスの人気者の大輝とよく一緒に居るという事は、周りからの反感や嫉妬などの負の念を嫌でも受けるのだ。
持ち物を隠されたり大きな声で言われもない嘲笑をされたりするのは序の口で、時には直接暴力行為に及ぼうとする輩も居た。
颯太は全く気にしないし、暴力はすべて躱して相手にも自分にも怪我を負わせないようにして何の害もなかったが、綾乃と大輝は大事な親友がそういう目に合うというだけで嫌だった。
本当は俺達なんかより、颯太の方が凄いのに。
側に置いてくれているのは彼の方なのに。
何も分かっていないお前らが、手を出すな!
高校は出身の中学より遠い所に来たので、そういう事は減ったがなくなったわけではない。
颯太に迷惑をかけてばかりな自分達が嫌になる。
綾乃の目には涙が溜まり、大輝も唇を引き結び言葉を詰まらせていた。
良輔に言われて、想像してしまったのだ。
自分達を庇って傷つく颯太の姿を。
だからこそ怒りが沸いた。
殺してやりたいと、本気で思った。
「綾乃、大輝」
不意に呼ばれて見上げると、颯太が椅子から降りて自分達の側に膝をついてこちらを見据えていた。
「あまり俺を舐めるなよ」
言葉の意味が分からない。
途方に暮れたような顔をする二人に颯太は威圧を解いてニヤッと笑った。
「お前らを庇った所で俺は死なないし、お前らも今更俺が庇うまでもないだろ?」
「「……あ……」」
「もう昔のお前らじゃない。それは俺が保証してやるよ」
「「…颯太!」」
「!おいおい、重いって…」
パッと顔を輝かせた二人は、二人して同時に颯太に飛びついた。
流石の颯太も突然の事に驚いたが、二人があまりにも嬉しそうだったので避けずに受け止めた。
政人は感動して目から滝のような涙を流し号泣していた。
颯太はそんな三人の様子がおかしくて、つい笑ってしまう。
綾乃と大輝は改めて心から思った。
この人と対等な立場で有りたいと。
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