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四章 伝説の戦士との出会い
Ⅳ 英雄と元魔女の考察
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深夜、ビンセントの身体を使ってルバートが町の畑へ訪れた。
「今夜はいない……畑も荒らされていない……」
ルバートは畝を踏まないように歩き、呟きながら状況を分析した。
「魔力の乱れ無し……目立ったくすぶりも無し」
立ち止まって耳を澄ませるも、虫の声が微かに聞こえるほどの音しかない。
ルバートの下見は終了した。
「で、何か手がかりは掴めたのか?」
昼少し前、ビンセントは目を覚まし、実体化しているルバートと対策を練っていた。
「いや、何も無かった。……無さすぎると言い換えた方が正しいのかもしれないな」
どうも疑問が残る言い方である。
「ん? 何か有るべきものが無かった、とかか?」
「そんな所だ。六星騎士とやらが魔女を討伐したなら、多少なりとも魔力の業がこびり付いている」
魔女討伐に関わった六星騎士の経緯をビンセントから前もって聞き、情報と昨晩の下見を照らし合わせている。
「討伐とは言っても今回の犯人が六星騎士とは限らんだろうし、もし仮に六星騎士の誰かだとして、そいつが魔女にトドメを刺した奴か分からんだろ」
「いや、トドメを刺せばそれなりに濃い魔力の業が纏わり付くが、他の者も塔へ入った時点で少量だが魔力の業は纏わり付く。その状態で魔女を倒せば濃さは増し、塔内にいた者は周囲の魔力に若干の揺らぎを与える力が備わる」
「ちょっと待て、じゃあ、十英雄全員も魔力の業が付いていて、危険な状態って訳か!?」
「危険ではないし案ずるな。お前さんと俺様は異例だが、他は人体にも周囲にも害は無い。現に精霊巫女の娘は神聖な地に身を置いているだろ。他もそうだ、魔力の扱いに変化は及ぶだろうが良い変化ばかり。特別な加護を得たと解釈していいだろ」
安心し、ビンセントは胸をなで下ろした。
「じゃあ、犯人は六星騎士じゃないって事か?」
「いや、なさすぎると言ったのは、”人間が悪事を起こした痕跡すらも無い”という事だ」
「そりゃ、荒らされたら元に戻すだろ」
「剣や術を使って暴れていたと言ってただろ。なら、術の痕跡がある筈だ。町長達の様子から犯人はここ数日、何度か訪れた可能性が考えられる。自然界の魔力は正直でな、何も無い平地で術を使用すればすぐに揺らぎは戻るが、畑のような人工的に地面をいじられた所で術を使用すればなかなか揺らぎは戻らん。残っても、湖面に小石を投げて発生する波紋ぐらいは揺らいでる」
ルバートの観察眼と魔力や術の知識は本物だと思っているビンセントは素直に信じた。
「じゃあ何か? 町長達が嘘を? けどそれなら六星騎士の紋章を準備するなんて不可能だ」
「ああ、町長達の魔力を見ても嘘を吐いた揺らぎはなかった。他国の偉大な騎士を殺せる実力も、あの老体では不可能だろうしな」
「だったらなんだ? ……それに、畑を荒らす理由も」
「おそらく、”畑を荒らしている”と思わせているのかもしれん」
「どうしてそんな回りくどい事を?」
「ボリーグレスでの事件が良い例だ。あの現象はある種の災害に匹敵するゾグマか呪いだ。本件において何かしらの空間術を使用したなら魔力の揺らぎが発生するが、畑にはそれが無かった」
「つまり、災害級の魔力の異常か?」
「あくまで仮説だがな。蜃気楼は知ってるだろ」
「そこまで馬鹿ではない。炎天下の砂漠で起きるアレだろ」
「蜃気楼の原理を応用した災害かもしれん。畑全体ではなく犯人自体に焦点を当てた」
この推察なら大勢で攻め掛かろうとした際に消えた道理が通る。しかし同時に辻褄が合わない問題も浮上する。
「荒らされた畑とこの紋章の説明が付かないな」
「……仕方ない。情報収集しに行くぞ」
情報の少ない状況ではそれしか手が無かった。
半日かけてルバートは情報収集を行った。一方、ビンセントも順調に収集活動していたのだが、小一時間で眠りに落ちてしまう。
夕方、宿でビンセントが目を覚ますと、机に手書きの資料を読むルバートの姿を見た。
「すまん。また眠ってしまった」
「気にするな。その状態さえも俺様の探究対象になる」
「お前、俺の身体に何かしてないだろうな」
「魔力の流れと性質を観察する以外、何をしろと?」
真偽の程は定かでは無いが、何をされていようとビンセントに手出しは出来ないし追求も無駄であり、話を戻した。
「何か解決の糸口は見つかったか?」
ルバートの向かいに立ち、資料を手に取る。
「お前が書いたのか?」
細かに整理された読みやすい資料。
「俺様以外誰がするよ。これほど整った資料、俺様より書ける者がいるはずもないだろ」
強気な言動を余所に、ビンセントは資料を読む。
「……ん? ……なんか、違う」
その違いとは、町長の情報では畑が荒らされたとあるが、町民の情報ではそれほどの被害は無いと言ったり、結構酷いと言ったりと、バラバラであった。
「まさかこれも魔力の変化によるものか?」
「いや、町民同士の内部事情だろ。被害が大きいと言えば先入観を植え付けて修繕費を多く貰える。加えて今回は六星騎士絡みだ。飛躍して告げれば異常性が増す。そこから町の現状を間接的に国へ報せ、本件とは別に恩恵を受けると踏んでるのだろ」
「じゃあ町民全員の意見が一致するんじゃ」
「反発心か派閥か、どうあれ”大袈裟に吹聴する派”と”反対派”に別れてるのが町民同士の張り合いの表れだ。現に大々的に豪語せず、こそこそと教えてくれたぞ」
こういった具合に、被害の種類がある情報が多々見受けられた。
「色々と大変な町なんだな」
「後ろめたい何かがあるから六星騎士の紋章を国へ提示するのを躊躇ったんだろうさ。けど、物証だけでいえば“本物の紋章”、“畑の被害”、“魔力の揺らぎが無い”の三点しか明確なものはない。これらをどう結びつけるかが一番の問題だぞ」
「お前が分からないって言ったら、やっぱりゾアが関係してるとかか?」
「アレは凄まじい存在ではあるが、この町へ数日居座る理由が見当たらん。揺らぎを完全に消すなど無理だろうな。奴の可能性は限りなく低いと考えていい……」
異常な現象、異常な存在。
不意にビンセントはある存在が気になり、口走った。
「……ガーディアン」
「ん?」
「いや、そもそも異常な存在っていったらガーディアンだろ。俺らはその存在を確かめに来たんだから」
「……一理あるな。ただ、感知可能範囲内を、予言より大幅に早く現われているのが疑問だ。俺様も見ず知らずの存在。…………お前さんも英雄探偵としての自覚に目覚めてきたのではないか」
「んなもん知るか。じゃあ本来の目的を優先って事で。町長にはなんて言う? 一応、六星騎士の紋章は預かっとくか?」
「その点については俺様に考えがある。朝まで待ってくれ」
その考えが分からないまま調査を打ち切り、朝を迎えた。
「この包みを……ですか?」
町長はビンセント(中身はルバートである)から羊皮紙に包まれ紐で結ばれた小包を受け取った。
「ええ。これをレイデル王国女王陛下へ送り届けていただけましたら、状況次第では国兵が視察に訪れるかもしれません」
「ですが、六星騎士様が関わっていた場合……町で惨事が」
「心配無用。それについて思い当たる所を俺さ……」咳払いした。「私が引き続き調査します。その理由も記しています。それに、六星騎士の紋章をいつまでも所持しておく方が面倒ですよ」
「確かに……そうですが」
「ん? 何か疚しいことでもおありで?」
町長は慌てたように否定した。
「滅相もございません! ただ、この町で六星騎士様が命を落としたとありましたら、バルブライン王国の方々が町を襲撃するかと考えた次第で」
「その点も踏まえ、この包みを女王陛下へお渡ししなければ話が進みません。もしこれが、何やら良からぬ者が企てた陰謀であった場合、このベリトは良いように使われるのがオチでしょう」
納得した町長は決心を固めた顔つきとなり包みを受け取った。
「かしこまりました。本日中にでもお届けに向かいます」
告げると早速馬車の準備に取りかかった。
「今夜はいない……畑も荒らされていない……」
ルバートは畝を踏まないように歩き、呟きながら状況を分析した。
「魔力の乱れ無し……目立ったくすぶりも無し」
立ち止まって耳を澄ませるも、虫の声が微かに聞こえるほどの音しかない。
ルバートの下見は終了した。
「で、何か手がかりは掴めたのか?」
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「いや、何も無かった。……無さすぎると言い換えた方が正しいのかもしれないな」
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「ん? 何か有るべきものが無かった、とかか?」
「そんな所だ。六星騎士とやらが魔女を討伐したなら、多少なりとも魔力の業がこびり付いている」
魔女討伐に関わった六星騎士の経緯をビンセントから前もって聞き、情報と昨晩の下見を照らし合わせている。
「討伐とは言っても今回の犯人が六星騎士とは限らんだろうし、もし仮に六星騎士の誰かだとして、そいつが魔女にトドメを刺した奴か分からんだろ」
「いや、トドメを刺せばそれなりに濃い魔力の業が纏わり付くが、他の者も塔へ入った時点で少量だが魔力の業は纏わり付く。その状態で魔女を倒せば濃さは増し、塔内にいた者は周囲の魔力に若干の揺らぎを与える力が備わる」
「ちょっと待て、じゃあ、十英雄全員も魔力の業が付いていて、危険な状態って訳か!?」
「危険ではないし案ずるな。お前さんと俺様は異例だが、他は人体にも周囲にも害は無い。現に精霊巫女の娘は神聖な地に身を置いているだろ。他もそうだ、魔力の扱いに変化は及ぶだろうが良い変化ばかり。特別な加護を得たと解釈していいだろ」
安心し、ビンセントは胸をなで下ろした。
「じゃあ、犯人は六星騎士じゃないって事か?」
「いや、なさすぎると言ったのは、”人間が悪事を起こした痕跡すらも無い”という事だ」
「そりゃ、荒らされたら元に戻すだろ」
「剣や術を使って暴れていたと言ってただろ。なら、術の痕跡がある筈だ。町長達の様子から犯人はここ数日、何度か訪れた可能性が考えられる。自然界の魔力は正直でな、何も無い平地で術を使用すればすぐに揺らぎは戻るが、畑のような人工的に地面をいじられた所で術を使用すればなかなか揺らぎは戻らん。残っても、湖面に小石を投げて発生する波紋ぐらいは揺らいでる」
ルバートの観察眼と魔力や術の知識は本物だと思っているビンセントは素直に信じた。
「じゃあ何か? 町長達が嘘を? けどそれなら六星騎士の紋章を準備するなんて不可能だ」
「ああ、町長達の魔力を見ても嘘を吐いた揺らぎはなかった。他国の偉大な騎士を殺せる実力も、あの老体では不可能だろうしな」
「だったらなんだ? ……それに、畑を荒らす理由も」
「おそらく、”畑を荒らしている”と思わせているのかもしれん」
「どうしてそんな回りくどい事を?」
「ボリーグレスでの事件が良い例だ。あの現象はある種の災害に匹敵するゾグマか呪いだ。本件において何かしらの空間術を使用したなら魔力の揺らぎが発生するが、畑にはそれが無かった」
「つまり、災害級の魔力の異常か?」
「あくまで仮説だがな。蜃気楼は知ってるだろ」
「そこまで馬鹿ではない。炎天下の砂漠で起きるアレだろ」
「蜃気楼の原理を応用した災害かもしれん。畑全体ではなく犯人自体に焦点を当てた」
この推察なら大勢で攻め掛かろうとした際に消えた道理が通る。しかし同時に辻褄が合わない問題も浮上する。
「荒らされた畑とこの紋章の説明が付かないな」
「……仕方ない。情報収集しに行くぞ」
情報の少ない状況ではそれしか手が無かった。
半日かけてルバートは情報収集を行った。一方、ビンセントも順調に収集活動していたのだが、小一時間で眠りに落ちてしまう。
夕方、宿でビンセントが目を覚ますと、机に手書きの資料を読むルバートの姿を見た。
「すまん。また眠ってしまった」
「気にするな。その状態さえも俺様の探究対象になる」
「お前、俺の身体に何かしてないだろうな」
「魔力の流れと性質を観察する以外、何をしろと?」
真偽の程は定かでは無いが、何をされていようとビンセントに手出しは出来ないし追求も無駄であり、話を戻した。
「何か解決の糸口は見つかったか?」
ルバートの向かいに立ち、資料を手に取る。
「お前が書いたのか?」
細かに整理された読みやすい資料。
「俺様以外誰がするよ。これほど整った資料、俺様より書ける者がいるはずもないだろ」
強気な言動を余所に、ビンセントは資料を読む。
「……ん? ……なんか、違う」
その違いとは、町長の情報では畑が荒らされたとあるが、町民の情報ではそれほどの被害は無いと言ったり、結構酷いと言ったりと、バラバラであった。
「まさかこれも魔力の変化によるものか?」
「いや、町民同士の内部事情だろ。被害が大きいと言えば先入観を植え付けて修繕費を多く貰える。加えて今回は六星騎士絡みだ。飛躍して告げれば異常性が増す。そこから町の現状を間接的に国へ報せ、本件とは別に恩恵を受けると踏んでるのだろ」
「じゃあ町民全員の意見が一致するんじゃ」
「反発心か派閥か、どうあれ”大袈裟に吹聴する派”と”反対派”に別れてるのが町民同士の張り合いの表れだ。現に大々的に豪語せず、こそこそと教えてくれたぞ」
こういった具合に、被害の種類がある情報が多々見受けられた。
「色々と大変な町なんだな」
「後ろめたい何かがあるから六星騎士の紋章を国へ提示するのを躊躇ったんだろうさ。けど、物証だけでいえば“本物の紋章”、“畑の被害”、“魔力の揺らぎが無い”の三点しか明確なものはない。これらをどう結びつけるかが一番の問題だぞ」
「お前が分からないって言ったら、やっぱりゾアが関係してるとかか?」
「アレは凄まじい存在ではあるが、この町へ数日居座る理由が見当たらん。揺らぎを完全に消すなど無理だろうな。奴の可能性は限りなく低いと考えていい……」
異常な現象、異常な存在。
不意にビンセントはある存在が気になり、口走った。
「……ガーディアン」
「ん?」
「いや、そもそも異常な存在っていったらガーディアンだろ。俺らはその存在を確かめに来たんだから」
「……一理あるな。ただ、感知可能範囲内を、予言より大幅に早く現われているのが疑問だ。俺様も見ず知らずの存在。…………お前さんも英雄探偵としての自覚に目覚めてきたのではないか」
「んなもん知るか。じゃあ本来の目的を優先って事で。町長にはなんて言う? 一応、六星騎士の紋章は預かっとくか?」
「その点については俺様に考えがある。朝まで待ってくれ」
その考えが分からないまま調査を打ち切り、朝を迎えた。
「この包みを……ですか?」
町長はビンセント(中身はルバートである)から羊皮紙に包まれ紐で結ばれた小包を受け取った。
「ええ。これをレイデル王国女王陛下へ送り届けていただけましたら、状況次第では国兵が視察に訪れるかもしれません」
「ですが、六星騎士様が関わっていた場合……町で惨事が」
「心配無用。それについて思い当たる所を俺さ……」咳払いした。「私が引き続き調査します。その理由も記しています。それに、六星騎士の紋章をいつまでも所持しておく方が面倒ですよ」
「確かに……そうですが」
「ん? 何か疚しいことでもおありで?」
町長は慌てたように否定した。
「滅相もございません! ただ、この町で六星騎士様が命を落としたとありましたら、バルブライン王国の方々が町を襲撃するかと考えた次第で」
「その点も踏まえ、この包みを女王陛下へお渡ししなければ話が進みません。もしこれが、何やら良からぬ者が企てた陰謀であった場合、このベリトは良いように使われるのがオチでしょう」
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