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Layer44 泣き顔
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……
視界には白い有孔ボードが見えていた。
実験は成功したのだろうか。
ほんの僅かな瞬間だけ意識が途切れたような気がした。
反対に、八雲がスイッチを入れる前に見ていた視界と変わらない気もする。
この視界では成功したのか失敗したのかがわからない。
足元を見ればわかると思い、俺はとっさにうつむいた。
しかし、視界は白い有孔ボードが見えたままだった。
あーそうか、俺がうつむいても姫石の方がうつむかないと視界は動かないんだった。
焦る気持ちを抑えて、俺は装着していたVRヘッドセットを急いで取り外した。
全然、気持ちを抑えられていないじゃないか。
VRヘッドセットを取り外して視界に映ったのはやっぱり白い有孔ボードだった。
俺はすぐにうつむこうとしたが、そこで止まってしまった。
もし、うつむいた先にスカートを履いた足があったらどうしようか……
もし、実験が失敗していたらどうしようか……
これから、俺達はどうなるのだろうか……
これから、俺達はどうされるのだろうか……
これから、俺達はどうすべきなのだろうか……
そんな考えが頭をよぎっては過ぎ去っていく。
だが、ここで止まったからといって何かが変わるわけでも解決するわけでもない。
俺達は次の段階に進まなければならない。
俺は意を決して恐る恐るうつむいた。
ズボンを履いた足が見えることを予測しながら……
実験が成功していると確信しながら……
そして……視界に入ってきたのは……
ズボンを履いた……いや、自分の足、自分の体だった。
実験は……成功した!
元に戻った!
元の体に戻った!
自分の体だ!
気持ちの高鳴りを感じながら衝動的に振り向くと、八雲が黙って俺を見ていた。
そして、振り向いた俺の顔を確認してから八雲は俺に実験で使うような鏡を渡してきた。
鏡を渡してきた八雲は俺に黙って頷いた。
どうやら、自分の顔を確認してみろと言っているようだ。
八雲のくせに気が利くじゃないかと思いながら俺は鏡を受け取った。
鏡にはしっかりと自分の顔が、平凡な顔が映っていた。
鏡に映った自分の表情は気持ちの高鳴りに反して、いつも通りのものだった。
人間、気持ちが高鳴り過ぎると体が付いて来れなくなるらしい。
なんとなく、俺は自分の頬をつねってみた。
ちょっと痛かった。
「これは夢じゃないんだな」という定番をやってしまったが、悪い気分ではなかった。
改めて、実験が成功したという嬉しさや安堵感が感じられた。
鏡から目を外すと、また八雲が黙って俺を見ていた。
自分の頬をつねっていたところを八雲に見られていたのかと思うと恥ずかしくなってきた。
恥ずかしさを紛らわすために八雲から視線を外すと立花の姿が見えた。
立花の視線の先は姫石の方に向いていた。
そうだ!
姫石はどうなったんだ!?
ちゃんと元に戻れただろうか?
そういえば、姫石の方からあまり物音が聞こえてきていないような……
まさか、意識が戻ってないとかじゃないよな!?
俺だけ成功して、姫石は失敗だなんて冗談じゃないぞ!
不安に駆られながら姫石の方を向いた時、俺と姫石の間を仕切っていた白い有孔ボードの端から姫石が顔を覗かせた。
良かった。
姫石も成功して、ちゃんと元に戻れたようだ。
俺が姫石の成功に胸をなでおろしているなか、姫石は俺の顔を見つめていた。
そして、見る見るうちに表情を崩しながら姫石は俺に飛んで抱きついてきた。
「だ~ま~み~やあ゛あ゛あ゛~! よがっだあ゛あ゛あ゛~!」
姫石が泣きながら喋っているせいで、最後の方は全部濁点が付いて聞こえた。
姫石に抱きつかれた俺は椅子から転げ落ちないようにと足を踏ん張った。
その時につい、俺も姫石のことを軽く抱きしめてしまった。
姫石のしなやかな体の輪郭が全身から伝わってきた。
同時に俺は、強く抱きしめたら折れてしまいそうなぐらい姫石の体は華奢なんだなと思った。
女子に抱きつかれるなんて何年ぶりだろうか?
いや、そもそも女子に抱きつかれたことなんてあったか?
もしかしたら、生まれて初めてかもしれない。
生まれて初めて抱きつかれた相手が姫石だった俺は恵まれているのかもな。
俺と姫石が抱きしめ合ったことを他の男子達が知ったら黙っていないだろう。
下手すると俺は殺されかねないな。
俺がくだらないことを考えている間も姫石はずっと泣いていた。
「よがっだよ~、ぢゃんど元にもどれで~!」
相変わらず濁点を付けて姫石が言った。
俺は少しだけ躊躇してから優しく姫石の背中をさすった。
それでも泣き止まないので、姫石の頭も優しく撫でることになった。
俺が姫石の頭なんか撫でたら怒られるかもと思ったが、それは杞憂だった。
それどころか、姫石は俺が頭を撫でる度に強く抱きしめてきた。
気付けば俺の背中に姫石の細くて長い綺麗な指が食い込んできていた。
……正直、ちょっと痛いな。
「……おい、姫石。実験がお互い無事に成功できて俺も嬉しいが、そろそろ離れてくれないか? それに、いくらなんでも泣き過ぎだろう」
姫石は思わず笑みがこぼれてしまうほどに泣いていた。
「だっでぇ~!」
ようやく姫石が俺から少し離れてくれた。
「だってじゃねぇよ。久しぶりに俺がまともに見た姫石が泣き顔なのはお前だって嫌だろう?」
「そうだけど~!」
そう言って、姫石はまた俺に抱きついてきた。
「……おい、立花! 見てないで姫石をなんとかしてくれ!」
姫石が俺に抱きついている様子を赤面しながら見ていた立花に俺は助けを求めた。
「あ、いえ、お気になさらず」
立花が恥ずかしそうに言った。
「なんでそうなるんだよ! 俺のことを気にしてくれって言ってるんだ!」
「わ、わかりました。ほら、姫石先輩。玉宮先輩がちょっと苦しそうなのでこっちに来ましょう」
俺の訴えが立花に届き、姫石が立花の手によってやっと俺から離れた。
「歩乃架ぢゃ~ん~!」
立花に小さな子どものように誘導された姫石だったが、今度は立花に飛んで抱きついた。
「ありがどう~歩乃架ぢゃ~ん~! 歩乃架ちゃんと八雲君のおかげで、あだし達ちゃんど元にもどれだよ~!」
「そんなお礼なんて言わないで下さい。私も姫石先輩達がちゃんと元に戻れるか不安で、不安で……不安でいっぱいだったんでず~! 本当に元にもどっでよがっだでず~!」
姫石につられて、こらえきれなくなったのか立花もとうとう泣き出してしまった。
高校生にもなった女子二人が泣きながら抱きしめ合っている姿はみっともないはずが、俺には微笑ましく見えてしまった。
なぜか俺と姫石が抱きしめ合った時よりも、二人の間にスペースがあった理由を明らかにするのは野暮というものだろう。
姫石からやっと解放された俺はそんな風に思いながら、姫石と立花を眺めていた。
そして、俺の横では八雲が黙って二人を見ていた。
「八雲。俺達は八雲のおかげで無事に元の体に戻ることができた。たぶん、八雲がいなかったら俺達は一生元に戻れなかったか、ものすごく酷い目にあっていたかもしれない。そんな俺達を救ってくれたのは八雲を紹介してくれた立花と天才的な科学の頭脳で助けてくれた八雲、お前だ。本当にありがとう!」
俺は命の恩人のような八雲に自分の感謝の気持ちを精一杯伝えた。
「礼には及ばない。私は入れ替えりという現象に興味を持ち、解明した。ただ、それだけだ」
八雲は口下手な奴だなと俺は思った。
「それでも、俺達を救ってくれたことに変わりはない。だから、もう一度言わせてくれ。助けてくれてありがとう」
「……そうか」
そう答えた八雲の横顔はどこか浮かない顔をしているように俺は感じた。
「どうしたんだ、八雲? 浮かない顔をして? 実験は成功したんだぞ。嬉しくないのか? しかも、世紀の大発見じゃないか! 論文にまとめて発表したらノーベル賞は確実だぞ! もっと喜べよ!」
八雲を激励しながら、俺が事の重大さを感じて興奮し始めてしまった。
「……あ、あぁ。別に、喜んでいないわけではないんだ。どちらかというと私は感情があまり表に出るタイプではなくてな」
「そうか? いや、だとしてもだ。これだけの偉業を成し遂げたんだ。もっと感情が表に出ても良いと思うぞ」
「……そうだな」
八雲が力なく笑った。
天才ゆえに感情を上手く表せられない。
天才だからこそ不器用なこともあるようだ。
いつまで経っても泣きながら抱き合っている姫石と立花を黙って静かに見ている八雲を見て俺は思った。
ふと気付くと、俺の左肩は姫石の涙で少しだけ暖かく湿っていた。
視界には白い有孔ボードが見えていた。
実験は成功したのだろうか。
ほんの僅かな瞬間だけ意識が途切れたような気がした。
反対に、八雲がスイッチを入れる前に見ていた視界と変わらない気もする。
この視界では成功したのか失敗したのかがわからない。
足元を見ればわかると思い、俺はとっさにうつむいた。
しかし、視界は白い有孔ボードが見えたままだった。
あーそうか、俺がうつむいても姫石の方がうつむかないと視界は動かないんだった。
焦る気持ちを抑えて、俺は装着していたVRヘッドセットを急いで取り外した。
全然、気持ちを抑えられていないじゃないか。
VRヘッドセットを取り外して視界に映ったのはやっぱり白い有孔ボードだった。
俺はすぐにうつむこうとしたが、そこで止まってしまった。
もし、うつむいた先にスカートを履いた足があったらどうしようか……
もし、実験が失敗していたらどうしようか……
これから、俺達はどうなるのだろうか……
これから、俺達はどうされるのだろうか……
これから、俺達はどうすべきなのだろうか……
そんな考えが頭をよぎっては過ぎ去っていく。
だが、ここで止まったからといって何かが変わるわけでも解決するわけでもない。
俺達は次の段階に進まなければならない。
俺は意を決して恐る恐るうつむいた。
ズボンを履いた足が見えることを予測しながら……
実験が成功していると確信しながら……
そして……視界に入ってきたのは……
ズボンを履いた……いや、自分の足、自分の体だった。
実験は……成功した!
元に戻った!
元の体に戻った!
自分の体だ!
気持ちの高鳴りを感じながら衝動的に振り向くと、八雲が黙って俺を見ていた。
そして、振り向いた俺の顔を確認してから八雲は俺に実験で使うような鏡を渡してきた。
鏡を渡してきた八雲は俺に黙って頷いた。
どうやら、自分の顔を確認してみろと言っているようだ。
八雲のくせに気が利くじゃないかと思いながら俺は鏡を受け取った。
鏡にはしっかりと自分の顔が、平凡な顔が映っていた。
鏡に映った自分の表情は気持ちの高鳴りに反して、いつも通りのものだった。
人間、気持ちが高鳴り過ぎると体が付いて来れなくなるらしい。
なんとなく、俺は自分の頬をつねってみた。
ちょっと痛かった。
「これは夢じゃないんだな」という定番をやってしまったが、悪い気分ではなかった。
改めて、実験が成功したという嬉しさや安堵感が感じられた。
鏡から目を外すと、また八雲が黙って俺を見ていた。
自分の頬をつねっていたところを八雲に見られていたのかと思うと恥ずかしくなってきた。
恥ずかしさを紛らわすために八雲から視線を外すと立花の姿が見えた。
立花の視線の先は姫石の方に向いていた。
そうだ!
姫石はどうなったんだ!?
ちゃんと元に戻れただろうか?
そういえば、姫石の方からあまり物音が聞こえてきていないような……
まさか、意識が戻ってないとかじゃないよな!?
俺だけ成功して、姫石は失敗だなんて冗談じゃないぞ!
不安に駆られながら姫石の方を向いた時、俺と姫石の間を仕切っていた白い有孔ボードの端から姫石が顔を覗かせた。
良かった。
姫石も成功して、ちゃんと元に戻れたようだ。
俺が姫石の成功に胸をなでおろしているなか、姫石は俺の顔を見つめていた。
そして、見る見るうちに表情を崩しながら姫石は俺に飛んで抱きついてきた。
「だ~ま~み~やあ゛あ゛あ゛~! よがっだあ゛あ゛あ゛~!」
姫石が泣きながら喋っているせいで、最後の方は全部濁点が付いて聞こえた。
姫石に抱きつかれた俺は椅子から転げ落ちないようにと足を踏ん張った。
その時につい、俺も姫石のことを軽く抱きしめてしまった。
姫石のしなやかな体の輪郭が全身から伝わってきた。
同時に俺は、強く抱きしめたら折れてしまいそうなぐらい姫石の体は華奢なんだなと思った。
女子に抱きつかれるなんて何年ぶりだろうか?
いや、そもそも女子に抱きつかれたことなんてあったか?
もしかしたら、生まれて初めてかもしれない。
生まれて初めて抱きつかれた相手が姫石だった俺は恵まれているのかもな。
俺と姫石が抱きしめ合ったことを他の男子達が知ったら黙っていないだろう。
下手すると俺は殺されかねないな。
俺がくだらないことを考えている間も姫石はずっと泣いていた。
「よがっだよ~、ぢゃんど元にもどれで~!」
相変わらず濁点を付けて姫石が言った。
俺は少しだけ躊躇してから優しく姫石の背中をさすった。
それでも泣き止まないので、姫石の頭も優しく撫でることになった。
俺が姫石の頭なんか撫でたら怒られるかもと思ったが、それは杞憂だった。
それどころか、姫石は俺が頭を撫でる度に強く抱きしめてきた。
気付けば俺の背中に姫石の細くて長い綺麗な指が食い込んできていた。
……正直、ちょっと痛いな。
「……おい、姫石。実験がお互い無事に成功できて俺も嬉しいが、そろそろ離れてくれないか? それに、いくらなんでも泣き過ぎだろう」
姫石は思わず笑みがこぼれてしまうほどに泣いていた。
「だっでぇ~!」
ようやく姫石が俺から少し離れてくれた。
「だってじゃねぇよ。久しぶりに俺がまともに見た姫石が泣き顔なのはお前だって嫌だろう?」
「そうだけど~!」
そう言って、姫石はまた俺に抱きついてきた。
「……おい、立花! 見てないで姫石をなんとかしてくれ!」
姫石が俺に抱きついている様子を赤面しながら見ていた立花に俺は助けを求めた。
「あ、いえ、お気になさらず」
立花が恥ずかしそうに言った。
「なんでそうなるんだよ! 俺のことを気にしてくれって言ってるんだ!」
「わ、わかりました。ほら、姫石先輩。玉宮先輩がちょっと苦しそうなのでこっちに来ましょう」
俺の訴えが立花に届き、姫石が立花の手によってやっと俺から離れた。
「歩乃架ぢゃ~ん~!」
立花に小さな子どものように誘導された姫石だったが、今度は立花に飛んで抱きついた。
「ありがどう~歩乃架ぢゃ~ん~! 歩乃架ちゃんと八雲君のおかげで、あだし達ちゃんど元にもどれだよ~!」
「そんなお礼なんて言わないで下さい。私も姫石先輩達がちゃんと元に戻れるか不安で、不安で……不安でいっぱいだったんでず~! 本当に元にもどっでよがっだでず~!」
姫石につられて、こらえきれなくなったのか立花もとうとう泣き出してしまった。
高校生にもなった女子二人が泣きながら抱きしめ合っている姿はみっともないはずが、俺には微笑ましく見えてしまった。
なぜか俺と姫石が抱きしめ合った時よりも、二人の間にスペースがあった理由を明らかにするのは野暮というものだろう。
姫石からやっと解放された俺はそんな風に思いながら、姫石と立花を眺めていた。
そして、俺の横では八雲が黙って二人を見ていた。
「八雲。俺達は八雲のおかげで無事に元の体に戻ることができた。たぶん、八雲がいなかったら俺達は一生元に戻れなかったか、ものすごく酷い目にあっていたかもしれない。そんな俺達を救ってくれたのは八雲を紹介してくれた立花と天才的な科学の頭脳で助けてくれた八雲、お前だ。本当にありがとう!」
俺は命の恩人のような八雲に自分の感謝の気持ちを精一杯伝えた。
「礼には及ばない。私は入れ替えりという現象に興味を持ち、解明した。ただ、それだけだ」
八雲は口下手な奴だなと俺は思った。
「それでも、俺達を救ってくれたことに変わりはない。だから、もう一度言わせてくれ。助けてくれてありがとう」
「……そうか」
そう答えた八雲の横顔はどこか浮かない顔をしているように俺は感じた。
「どうしたんだ、八雲? 浮かない顔をして? 実験は成功したんだぞ。嬉しくないのか? しかも、世紀の大発見じゃないか! 論文にまとめて発表したらノーベル賞は確実だぞ! もっと喜べよ!」
八雲を激励しながら、俺が事の重大さを感じて興奮し始めてしまった。
「……あ、あぁ。別に、喜んでいないわけではないんだ。どちらかというと私は感情があまり表に出るタイプではなくてな」
「そうか? いや、だとしてもだ。これだけの偉業を成し遂げたんだ。もっと感情が表に出ても良いと思うぞ」
「……そうだな」
八雲が力なく笑った。
天才ゆえに感情を上手く表せられない。
天才だからこそ不器用なこともあるようだ。
いつまで経っても泣きながら抱き合っている姫石と立花を黙って静かに見ている八雲を見て俺は思った。
ふと気付くと、俺の左肩は姫石の涙で少しだけ暖かく湿っていた。
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