最終バスで、初恋のお兄ちゃんに求婚したら

ささゆき細雪

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 バスの後部座席の片隅で、服を脱がされたあたしはお兄ちゃんにされるがまま、快楽を享受していた。特定の相手はいないと言っていたけれど、彼の女性を扱う手つきは歴代の彼氏たちよりも繊細で、的確で、あたしを翻弄させていく。窓から差し込む月明かりと懐中電灯のかすかな光に肌を照らされながら、あたしはお兄ちゃんに身体を差し出していた。運転手の制服を着たままのお兄ちゃんに敏感な場所を弄られて、身体は容赦なく火照っていく。

「あぁ、だめっ、そんな」
「無防備だな。運転手が俺じゃなかったら終点で降ろされてほかのオトコにヤられてたかもしれないぞ」
「はぅん」

 ビンビンに勃った乳首を丹念に舐めるお兄ちゃんの顔は、とても色っぽかった。見てはいけないものを見てしまったような感覚に陥り、下腹部がきゅんと疼く。

「あーあ、あのモネちゃんがこんな風に成長するなんてねぇ、俺のこと悪いオトコだと思ってなかったでしょ」
「……だって、こんな、心の準備」
「準備させたら逃げられちゃうじゃないか。しっかり既成事実作って結婚しよう、ね」

 お嫁さんに立候補すると言ったのはたしかにあたしだけど、だからってバスのなかで子作り? 既成事実作って結婚しようって展開が早くない?
 だけどお兄ちゃんが与えてくれる快楽にあたしの身体はしっかり応えている。気持ちいい。初恋のお兄ちゃんにぎゅーっとしてもらったことを思い出して恥ずかしくなる。お化けじゃない、彼の体温がこれは現実だと教えてくれる。
 ぷはぁ、と口を開けば彼の指をぬぷりと差し込まれて、思わず彼の指をちゅぱちゅぱしゃぶってしまう。

「いやらしいんだ。いままでのオトコに開発されたのか。ああ、これだけでぐっしょり濡れるなんてね……妬いちゃうなぁ」
「ん~ん~!」

 もう片方の彼の指が秘処にふれる。薄暗いバスのなかでくちゅくちゅと湿った音が響いてあたしの耳を犯していく。お兄ちゃんの指は秘芽をやさしく摘んだかと思えば、そのまま蜜口を拡張させるかのように複数の指を侵入させてナカを掻き混ぜていく。ぐちゅぐちゅ、さらに淫らな音が立つ。
 彼の指をしゃぶるのに夢中になっていたあたしは彼の欲望に火がついたことに気づかないまま、彼の指で達してしまう。

「~~~ッ!」
「イっちゃった? 可愛い。今度はこっちでたっぷり愛してあげる」

 そう言いながら口のなかにいれていた指を抜いて、体勢を沈めたお兄ちゃんは弛緩するあたしの身体を支えながらぺろぺろと下半身を舐めはじめる。ひくついている秘処を彼のざらざらした舌が責め立ててきて、あたまのなかが真っ白になる。

「あぁあっ――あんぅッ!!」

 バスの背もたれに裸体を押しつけられた状態で胸を揉まれながら股に顔を入れられた状態で、あたしはふたたび、呆気なく絶頂を迎えていた。潮を吹いたのかお兄ちゃんの前髪から雫がぽたぽたと垂れている。

「モネの淫乱」
「やあぁ、お兄ちゃ……」
「俺の名前を呼んで」
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