動物好きだとは言いましたが、犬に転生させろとは言ってません! ~チートフェンリルさんによる101匹ワンワン領地運営&軍団形成~

白石新

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ゴブリンのコックさんです。私は1週間後のゴブリンキングのディナーのようです

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チワワ並って何じゃーい!
っていうか、弱いじゃん! 私、くっそ雑魚じゃん! 
異世界で生き抜くとかじゃなくて、現代日本での野良犬ライフすら無理っぽい感じじゃんコレ!

いや、でも……スキルなら、スキルならきっとこんな私でも何とかしてくれるはずだ! はい、スキルの情報カモン!


攻撃スキル
【噛みつく:Lv1】
【引っかく:Lv1】


耐性スキル:
【魔獣の毛皮:Lv1】

その他スキル
【種族念話:Lv1】

称号

【魔獣王の娘】
【1週間後のゴブリンキングの誕生日のディナー】



誕生日のディナーって何のことじゃーい!

あ、でもこれってひょっとして……と、思ったところでゴブリンは私と弟君を素通りしてニワトリのところに向かっていったんだよね。

そうしてゴブリンはやたら首の長いニワトリを持って調理場に戻って調理を再開したんだけど……まあ、これは予想通り。

だって、1週間後のディナーってことは、つまりは1週間は猶予があるってことだよね?

ともかく……と私は安堵のあまりに、ほっと溜息をついた。
どうにも、転生後に即死を避けられたようだ。
とりあえず、差し当たってはこの牢獄からの脱出計画を練る時間はあるらしい。

あと、種族念話ってスキルがあるね。
恐らく、弟君が考えていることが分かるのはこれの影響なんだろうね。
まあ、お腹空いたとか嬉しいとかのその程度なんだけどさ。

しかし……何でだろう。
すぐに死ぬことはないと安心したら眠たくなったよ。

そういえば子犬とか子猫ってしょっちゅう寝てるよね……と、私は耐えがたい眠気に包まれて、瞼を閉じたのだった。


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