主人公の幼馴染みの俺だが、俺自身は振られまくる

希望

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優花と楓と一緒に部活に向かう

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そして風呂に入って、寝る少し前に少し単語帳をやって寝た。

朝日の日差しで俺は起きた。眩しいな。まぁでもこれがなきゃ起きれないからな。優花は外出用の私服に着替えていた。今日は土曜日だ。どこかに行ってもおかしくはない。好きな人とデートかね。でもそれだったら、泊まりには来ないはず。何をしに外にでるんだろうか?

「おはよう優花」

「おはようお兄ちゃん。今日は試合見に行くよー。せっかくここまで来たからね」

試合を見に来るのね。それにしてもミニスカートからでる足が眩しい。白くて、すべすべそうな足が最高だ。太ももちょうどいい太さで、理想に近い感じだ。これをあいつらに見せるのは不安だが、優花もそれを分かってるだろうから、ちゃんとした対応をするだろう。

「それなら今日はいいところを見せないとな」

俺は素早くユニフォームに着替えて、その上に制服を着て、優花と一緒に家を出た。そして最寄り駅に着くと、様々な視線を浴びた。ほとんどが優花のことを見ていた。まぁこんだけ可愛いやつが足を出してれば、そうなるか。

そんなことを思いながら、流鉄が来るまで、優花と話していた。

「おーい理先輩」

いかにもアニメ声な可愛らしい声で俺の名前が呼ばれた。この声は楓か。でも今日は土曜日で、流鉄に乗る用などないはずだと思うんだが。流山駅に行くのか。あそこなら文化遺産があるから、納得だが。

「よう楓どっか行くのか?」

「理先輩の試合を見ようと思って、見に来たんですよぉー」

わざわざ休日に俺の試合を見に来たのか?もしかして俺のこと好きなのか?慰めてもくれたし、やっぱりこれは勘違いじゃなかったのか。ヤバイ心が揺れ動く。

「お兄ちゃん随分可愛い人と友達なんだね。もしかしてもしかするかも!」

あ、優花付き合うかもしれないと勘違いしてるな。先走らなければいいが。

「?理先輩この子妹ですか?」
 
楓は優花の言ってることは分かってないようだ。まぁ分かっていたら、色々と不味いがな。いやでも俺のこと好きなら、告白を早めることになるだけか。それなら、気づいてもらうのもありか?いや告白は男からすべきだろう。俺は楓を少しづつ気になっているのが分かった。

「妹だな。義理だから似てないが。来年うちの学校に入ってくるから、よろしく頼む」

「そうなんですね、私理先輩のクラスメイトの影山楓だよ。よろしくねぇー」

「私は一条優花です。よろしくお願いします。それで気になったんですけど、何でクラスメイトなのに、理先輩って呼んでいるんですか?」

「楓は一個飛び級してるんだよ。だから、優花と同い年だな」

まぁ楓はあざといが、大人びてもいるから、俺と同級生と言われても違和感ないからな。無邪気さも兼ね備えているが、なにそれ無敵じゃん。アイドルのように属性がたくさんついているな。そんな可愛い女子に好かれているのって嬉しいな。彼女になったら毎日楽しんだろうな。

「そうなんだ。飛び級ってすごいね。末長くよろしく」

これは楓を義姉候補にしてるな。まぁ俺も悪いきはしないが。どうやら桃井先輩のことは吹っ切れることができそうだ。そして、すぐにまた好きな人もできそうだが。

「よろしくねぇー優花ちゃん。流鉄来たしそろそろ乗ろっか」

「そうだな、それにしても美少女に囲まれてるから、いつもより視線がすごい」

射抜くような視線が多い。義孝っていっつもこういった視線を受けているのか。改めてあいつの肝の座りようがすごいと思ったが、単に鈍感なだけかもしれないな。これだけの視線を受けても気づかないって、慣れって恐ろしいな。そう思いながら。流鉄に乗った。ちなみに美少女と言ったとき、楓は少し嬉しそうにしていた。やっぱり俺のこと好きじゃね?

そして声優の声を聴きながら、会話をしていると、平和台に着いた。ナンパスポットだが、土曜日の朝にわざわざナンパしてくるやつはいないだろう。してくるやつがいたら、丼だけナンパに時間を割いてるんだよというレベルだ。だからそこまで警戒はしていないでおくか。

予想どおり誰にもナンパされないで、学校に着いた。ナンパはされなかったが、話しかけてみたいなという人はいた。だが俺が目を腐らせながら、歩いていたら、誰も話しかけてこなかった。まぁ不良でも怖がる目をしてたら、一般人は近づかないよな。

「それじゃ俺はこっちで色々と準備があるから、どっかで時間を潰しておいてくれ」

「それじゃ私達は図書館に行ってますねぇー。、あそこなら、ナンパはされないでしょうし」

図書館は陽キャは滅多に来ないからな。ナンパされる可能性は低い。喋りたくても喋りかけられないやつが大半だからな。それに小説を読む人は理性が高い。だから無茶なことはやらない。大半のナンパはうまくいかないことの方が多いからな。

「それじゃ優花をよろしくな」

俺はそう言って、制服を脱いでらユニフォームになりグラウンドにでて、走り始めた。今日はテスト前の最後の試合だからか、いつもより野球部の人達も早く来ている。だから各々がアップをし始めている。

そしてアップを終えると、例示とキャッチボールをした後、ブルペンに入り、投球練習をした。監督からは今日は一イニング登板することを伝えられているから、入念に投げた変化球の起動をチェックしている。

そして投球練習を終わると、相手チームもアップを終えていた。ベンチ裏を見ると、楓たちかいて、楓と目が合うと、にっこりと笑顔になり、手を振ってきた。可愛ええ。やっぱり美少女に笑顔を向けられると、やる気がでるな。俺は手を振り替えした。その時楓の回りの人達からは睨まれたが。気にしないようにした。一々気にしてたら、きりがないからな。
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