23 / 38
戸定邸で勉強は気持ちいい
しおりを挟む
「わぁー門からして、すごい立派なのが分かりますねぇー。徳川家の屋敷ってだけはありますねぇー」
徳川家の屋敷で、唯一後悔されてる屋敷だ。戦後の資産押収で、手放せざるおえなかったらしい。それを誰かが買う前に松戸市が買って今がある。もし個人で買っていたら、もうつぶれていたかもしれないと思うと、松戸市には感謝しないとな。
「中はもっとすごいぞ。高級な木を使ってるからな。いかにも高級感が溢れている感じだ」
そんなことを言っていると、観光スポットなだけあって、外国人がちらほら見える。そして楓を見ている。外国人の中でも楓は可愛い部類に入るらしいな。
俺達は早速中に入った。するといきなりお屋敷が見えるが、まず無料開放されている庭に行くことにした。
その庭はシンプルな草原と、木がちょっと生えてる感じだった。シンプルなものこそ美しさを感じるものである。自然を感じれていい気分だ。
「あそこの机で勉強するか」
「そうですね、自然の中で勉強するのは心が落ち着きそうです」
「自販機で何か買ってくるが、何がいい?」
「緑茶ですねをやっぱらこういった和の場所には緑茶が1番ですからね」
確かにそうかもしれないな。緑茶なら他の場所で飲むよりも美味しく感じれるかもな。まぁ俺は甘いものにするが、やっぱり勉強するときは甘いものに限る。
「分かったそれじゃ行ってくるわ」
俺は戸定邸の外にでて、近くの自販機で、緑茶とカフェオレを買った。それにしても観光客が多い。特に外国人のな。外国人はすぐにナンパするから、少し急ぐか。楓がナンパされる可能性があるし。俺は急ぎ戸定邸に入ると、楓が外国人に囲まれていた。やっぱりナンパされていたか。楓も一緒に連れていけばよかったな。ナンパを撃退するのに英語を話せないし、どうするか。
「私待っている人がいるんで、他当たってください」
「ソノヒトヨリワタシノホウガタノシメマスヨ」
どうやら日本語は通じるらしい。それなら彼氏の振りをして、追い返すか。日本のナンパ師じゃないから、彼氏がいると分かれば追い出せるだろう。
「待ったか楓。楓は俺の彼女なんで、引いてくれませんかね?」
俺は一応目を腐らせる睨みも効かせる。すると外国人は俺の目を見て、フッとわらったが、カレシガイルナラシカタアリマセンネーと言って、どっか行った。しつこくなくて助かった。外国人は可愛い子を見つけると、すぐにナンパをしだす。日本人は周囲の目を気にして、ナンパするやつは自信家ぐらいである。外国人はナンパ師よりもすぐ引いてくれるから楽っちゃ落だ。でもなんで、あの腐らせた目を見てらフッ笑ったんだろうか。
「理先輩あの目はどうやってできるようになったんですかぁー?」
「あれは疲れたときに自然になったんたが、お父さんがそれをコントロールしろと言われて、それをコントロールすることを意識したら、できるようになったんだ」
まぁその前は疲れすぎると、めちゃくちゃ怖いヤクザの目付きにもなったりすることもあったが、なんとかコントロールできるようになった。あのときの優花の怯えた目は忘れられない。ちゃんとコントロールできるようにしようと思ったものだ。これは何段階かある。今使っていたのが、二段階め。4段階めが完全にヤクザの目である。
「そうなんですか、それじゃ勉強始めましょうか」
「そうだな、はいこれ緑茶な」
「ありがとうございます」
そう言って楓は受けとり飲んだ。
「やっぱり自然の中で、飲む緑茶は最高ですね」
そうだなと思いながら、勉強を始める。そして俺もカフェオレを飲む。数学は頭を使うから、糖分は必至である。それにしても、教えられる前に比べて、ずいぶんと数学が理解できるようになってきた。やれば俺もできるもんだな。まぁ楓の教え方がうまいからだらうけど。
「これはこうで合っているか?」
「合ってますよぉー。スポンジのように数学を理解していきますねぇー。いっそのこと理系目指したら、どうです?」
「そんなことしたら、糖分過多になって、糖尿病になるわ。数学は糖分がないとできる気がしないしな」
数IIIとか難易度がかなり上がるし無理だ。中堅大学の理系ならいけるかもしれないが、難関大学は無理だろう。それなら俺は私立文系の難関大学を目指す。それに早稲田とかのほうが自由があって、憧れるし。理系だと勉強漬けの毎日なるしな。それは嫌だ。
「まぁそれもそうですねぇー。大学数学は数学が得意じゃないと確かにきついですねぇー」
だが高校数学なら、楓に教えてもらえるから、なんとかなりそうだ。段々応用問題も解けるようになってきたし。これなら黄色チャートなら、いけるんじゃないだろうか。ここまで分かりやすく説明してくれるのは先生以上だ。
それから数学を解いていって、途中途中カフェオレを飲みながら、勉強していった。そして一時間経った。集中すると、あっという間に時間が過ぎるな。
「そろそろ休憩にしないか?戸定邸の中も見たいし」
「そうですね。休憩にしますか」
俺達は参考書を閉じて、リュックにしまい、戸定邸の屋敷に向かった。最高級の木を使っていて、高級感溢れるような屋敷なんだなぁー。作りとしては完全に和風建築である。明治時代に作られたものだが。庭はフランスをモデルにしたらしいけど。俺達はお金を払って、中に入った。
徳川家の屋敷で、唯一後悔されてる屋敷だ。戦後の資産押収で、手放せざるおえなかったらしい。それを誰かが買う前に松戸市が買って今がある。もし個人で買っていたら、もうつぶれていたかもしれないと思うと、松戸市には感謝しないとな。
「中はもっとすごいぞ。高級な木を使ってるからな。いかにも高級感が溢れている感じだ」
そんなことを言っていると、観光スポットなだけあって、外国人がちらほら見える。そして楓を見ている。外国人の中でも楓は可愛い部類に入るらしいな。
俺達は早速中に入った。するといきなりお屋敷が見えるが、まず無料開放されている庭に行くことにした。
その庭はシンプルな草原と、木がちょっと生えてる感じだった。シンプルなものこそ美しさを感じるものである。自然を感じれていい気分だ。
「あそこの机で勉強するか」
「そうですね、自然の中で勉強するのは心が落ち着きそうです」
「自販機で何か買ってくるが、何がいい?」
「緑茶ですねをやっぱらこういった和の場所には緑茶が1番ですからね」
確かにそうかもしれないな。緑茶なら他の場所で飲むよりも美味しく感じれるかもな。まぁ俺は甘いものにするが、やっぱり勉強するときは甘いものに限る。
「分かったそれじゃ行ってくるわ」
俺は戸定邸の外にでて、近くの自販機で、緑茶とカフェオレを買った。それにしても観光客が多い。特に外国人のな。外国人はすぐにナンパするから、少し急ぐか。楓がナンパされる可能性があるし。俺は急ぎ戸定邸に入ると、楓が外国人に囲まれていた。やっぱりナンパされていたか。楓も一緒に連れていけばよかったな。ナンパを撃退するのに英語を話せないし、どうするか。
「私待っている人がいるんで、他当たってください」
「ソノヒトヨリワタシノホウガタノシメマスヨ」
どうやら日本語は通じるらしい。それなら彼氏の振りをして、追い返すか。日本のナンパ師じゃないから、彼氏がいると分かれば追い出せるだろう。
「待ったか楓。楓は俺の彼女なんで、引いてくれませんかね?」
俺は一応目を腐らせる睨みも効かせる。すると外国人は俺の目を見て、フッとわらったが、カレシガイルナラシカタアリマセンネーと言って、どっか行った。しつこくなくて助かった。外国人は可愛い子を見つけると、すぐにナンパをしだす。日本人は周囲の目を気にして、ナンパするやつは自信家ぐらいである。外国人はナンパ師よりもすぐ引いてくれるから楽っちゃ落だ。でもなんで、あの腐らせた目を見てらフッ笑ったんだろうか。
「理先輩あの目はどうやってできるようになったんですかぁー?」
「あれは疲れたときに自然になったんたが、お父さんがそれをコントロールしろと言われて、それをコントロールすることを意識したら、できるようになったんだ」
まぁその前は疲れすぎると、めちゃくちゃ怖いヤクザの目付きにもなったりすることもあったが、なんとかコントロールできるようになった。あのときの優花の怯えた目は忘れられない。ちゃんとコントロールできるようにしようと思ったものだ。これは何段階かある。今使っていたのが、二段階め。4段階めが完全にヤクザの目である。
「そうなんですか、それじゃ勉強始めましょうか」
「そうだな、はいこれ緑茶な」
「ありがとうございます」
そう言って楓は受けとり飲んだ。
「やっぱり自然の中で、飲む緑茶は最高ですね」
そうだなと思いながら、勉強を始める。そして俺もカフェオレを飲む。数学は頭を使うから、糖分は必至である。それにしても、教えられる前に比べて、ずいぶんと数学が理解できるようになってきた。やれば俺もできるもんだな。まぁ楓の教え方がうまいからだらうけど。
「これはこうで合っているか?」
「合ってますよぉー。スポンジのように数学を理解していきますねぇー。いっそのこと理系目指したら、どうです?」
「そんなことしたら、糖分過多になって、糖尿病になるわ。数学は糖分がないとできる気がしないしな」
数IIIとか難易度がかなり上がるし無理だ。中堅大学の理系ならいけるかもしれないが、難関大学は無理だろう。それなら俺は私立文系の難関大学を目指す。それに早稲田とかのほうが自由があって、憧れるし。理系だと勉強漬けの毎日なるしな。それは嫌だ。
「まぁそれもそうですねぇー。大学数学は数学が得意じゃないと確かにきついですねぇー」
だが高校数学なら、楓に教えてもらえるから、なんとかなりそうだ。段々応用問題も解けるようになってきたし。これなら黄色チャートなら、いけるんじゃないだろうか。ここまで分かりやすく説明してくれるのは先生以上だ。
それから数学を解いていって、途中途中カフェオレを飲みながら、勉強していった。そして一時間経った。集中すると、あっという間に時間が過ぎるな。
「そろそろ休憩にしないか?戸定邸の中も見たいし」
「そうですね。休憩にしますか」
俺達は参考書を閉じて、リュックにしまい、戸定邸の屋敷に向かった。最高級の木を使っていて、高級感溢れるような屋敷なんだなぁー。作りとしては完全に和風建築である。明治時代に作られたものだが。庭はフランスをモデルにしたらしいけど。俺達はお金を払って、中に入った。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
俺を振ったはずの腐れ縁幼馴染が、俺に告白してきました。
true177
恋愛
一年前、伊藤 健介(いとう けんすけ)は幼馴染の多田 悠奈(ただ ゆうな)に振られた。それも、心無い手紙を下駄箱に入れられて。
それ以来悠奈を避けるようになっていた健介だが、二年生に進級した春になって悠奈がいきなり告白を仕掛けてきた。
これはハニートラップか、一年前の出来事を忘れてしまっているのか……。ともかく、健介は断った。
日常が一変したのは、それからである。やたらと悠奈が絡んでくるようになったのだ。
彼女の狙いは、いったい何なのだろうか……。
※小説家になろう、ハーメルンにも同一作品を投稿しています。
※内部進行完結済みです。毎日連載です。
幼馴染が家出したので、僕と同居生活することになったのだが。
四乃森ゆいな
青春
とある事情で一人暮らしをしている僕──和泉湊はある日、幼馴染でクラスメイト、更には『女神様』と崇められている美少女、真城美桜を拾うことに……?
どうやら何か事情があるらしく、頑なに喋ろうとしない美桜。普段は無愛想で、人との距離感が異常に遠い彼女だが、何故か僕にだけは世話焼きになり……挙句には、
「私と同棲してください!」
「要求が増えてますよ!」
意味のわからない同棲宣言をされてしまう。
とりあえず同居するという形で、居候することになった美桜は、家事から僕の宿題を見たりと、高校生らしい生活をしていくこととなる。
中学生の頃から疎遠気味だったために、空いていた互いの時間が徐々に埋まっていき、お互いに知らない自分を曝け出していく中──女神様は何でもない『日常』を、僕の隣で歩んでいく。
無愛想だけど僕にだけ本性をみせる女神様 × ワケあり陰キャぼっちの幼馴染が送る、半同棲な同居生活ラブコメ。
高校生なのに娘ができちゃった!?
まったりさん
キャラ文芸
不思議な桜が咲く島に住む主人公のもとに、主人公の娘と名乗る妙な女が現われた。その女のせいで主人公の生活はめちゃくちゃ、最初は最悪だったが、段々と主人公の気持ちが変わっていって…!?
そうして、紅葉が桜に変わる頃、物語の幕は閉じる。
天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】
田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。
学校一の美人から恋人にならないと迷惑系Vtuberになると脅された。俺を切り捨てた幼馴染を確実に見返せるけど……迷惑系Vtuberて何それ?
宇多田真紀
青春
学校一の美人、姫川菜乃。
栗色でゆるふわな髪に整った目鼻立ち、声質は少し強いのに優し気な雰囲気の女子だ。
その彼女に脅された。
「恋人にならないと、迷惑系Vtuberになるわよ?」
今日は、大好きな幼馴染みから彼氏ができたと知らされて、心底落ち込んでいた。
でもこれで、確実に幼馴染みを見返すことができる!
しかしだ。迷惑系Vtuberってなんだ??
訳が分からない……。それ、俺困るの?
隣に住んでいる後輩の『彼女』面がガチすぎて、オレの知ってるラブコメとはかなり違う気がする
夕姫
青春
【『白石夏帆』こいつには何を言っても無駄なようだ……】
主人公の神原秋人は、高校二年生。特別なことなど何もない、静かな一人暮らしを愛する少年だった。東京の私立高校に通い、誰とも深く関わらずただ平凡に過ごす日々。
そんな彼の日常は、ある春の日、突如現れた隣人によって塗り替えられる。後輩の白石夏帆。そしてとんでもないことを言い出したのだ。
「え?私たち、付き合ってますよね?」
なぜ?どうして?全く身に覚えのない主張に秋人は混乱し激しく否定する。だが、夏帆はまるで聞いていないかのように、秋人に猛烈に迫ってくる。何を言っても、どんな態度をとっても、その鋼のような意思は揺るがない。
「付き合っている」という謎の確信を持つ夏帆と、彼女に振り回されながらも憎めない(?)と思ってしまう秋人。これは、一人の後輩による一方的な「好き」が、平凡な先輩の日常を侵略する、予測不能な押しかけラブコメディ。
幼馴染に告白したら、交際契約書にサインを求められた件。クーリングオフは可能らしいけど、そんなつもりはない。
久野真一
青春
羽多野幸久(はたのゆきひさ)は成績そこそこだけど、運動などそれ以外全般が優秀な高校二年生。
そんな彼が最近考えるのは想い人の、湯川雅(ゆかわみやび)。異常な頭の良さで「博士」のあだ名で呼ばれる才媛。
彼はある日、勇気を出して雅に告白したのだが―
「交際してくれるなら、この契約書にサインして欲しいの」とずれた返事がかえってきたのだった。
幸久は呆れつつも契約書を読むのだが、そこに書かれていたのは予想と少し違った、想いの籠もった、
ある意味ラブレターのような代物で―
彼女を想い続けた男の子と頭がいいけどどこかずれた思考を持つ彼女の、ちょっと変な、でもほっとする恋模様をお届けします。
全三話構成です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる