主人公の幼馴染みを好きになってしまった話

希望

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俺だって友達はいる

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俺は櫻坂の曲を聴きながら、家に向かった。こんど握手会があるみたいだから、行こうか。それともCDたくさん買って、二人で撮るサイン入りチェキ応募しようか迷う。どうするか。俺はバイトをしてるとはいえ、所詮学生でしかないから、大して稼いでいない。だからお金をかける所は考えなきゃいけないのだ。小説は書いているが、そこまで売れてないしな。

それぞれの利点を上げよう。まず握手会は手を触れることができるし、一回に何枚も握手券を出せば、長く握手ができるし、長く会話もできる。ちなみに俺はひかるに認知されている。チェキ会はもっと長く話せるし、ツーショットで撮れるから、一生の思い出になる。だが応募しても、当たる確率は低い。当たる保証がないなら。握手会に行こう。ライブも近々あるし、グッツも買わなきゃいけないから、当たるか分からないものに、お金はかけられない。

そんなことを考えながら、歩いていると、家に着いた。考えていると、すぐに家に着くな。俺は音楽を止めて。リュックから鍵を取り出して、鍵を開けて家に入った。

「ただいまー」

すると奥の部屋から、こっちに向かってくる音がする。最中を咥えながら。梨香が来た。いやなんで、最中を咥えたまんま来たんだよ。

すると梨香は最中をすぐに食べて、俺にお帰りと笑顔を向けて言った。今の笑顔はアイドル級に可愛かった。俺は断じてシスコンじゃない。梨香が可愛すぎるだけだから、誰が兄になろうがでれるだろう。梨香が可愛すぎるのが悪い。

「今まで勉強してたの?」

「ああ、教えてもらいながらな」

また菅井に教えてもらえないかな。かなり分かりやすく教えてもらえるし、菅井に教えてもらえれば、私立の難関大学にも行ける気がする。早慶とかな。

「でも長濱先輩は今日は別のところで、勉強してたんじゃないの?」

「別の人に教えてもらっていたんだよ」 

「え?あのお兄ちゃんがに勉強教え手もらえる友達がいたの?エア友達で自分で自分の分からないところを見て、回答を見て自分で解説してるんじゃなくて?」

何でそんな残念な奴になるんだよ。端から見たら、やばい奴じゃん。お兄ちゃん、梨香にそう思われてと思うと。泣いちゃうよ?確かに今まで勉強を教えてもらえるような友達はいなかったけど。でも悲しくなんかないんだからね!ボッチの方がそこらへんのうぇいうぇい言っている陽キャよりも思考力が高いからだ。ふっボッチに深い思考能力で敵うやつはいない。ボッチこそ最強だ。

「お兄ちゃんろくなこと考えてないでしょ。いきなりどや顔するなんて。ちょっとキモかったよ」

「お兄ちゃんのライフはもうゼロよ」

俺って顔に考えが出やすいんだな。でも確かに一人でどや顔したら、頭を心配するレベルだな。つまり俺は客観的に見えるってことだな。これは長濱さんのとなりを目指すものとして、これからは気を付けなければ。

「これから気を付けるか。それで梨香は勉強順調か?」

「いつも通りかな」

つまり順調ってことか。いつも梨香は全教科成績上位だからな。俺の嫌いな英語も数学も得意だしな。なんなら俺の英語力や数学力は梨香の方が上まである。 

「梨香はどこ目指してるんだ?千葉大か?」

「早慶当たりかな。うちの学校で上位だと千葉大に行く人が多いけど、就職とかサークル活動の活発さとか考えると、早慶の方がいいしね」

俺も第一志望早稲田なんだが。兄妹でまた同じ学校に通う可能性もあるのか。まぁ梨香は慶応の方がイメージに合うから、慶応にいくかもしれないが。

「まぁ梨香が決めた道に行くといいさ。親を説得するから、俺も一緒に説得してやる。まぁたぶん賛成すると思うけど」

俺達の親梨香のこと大好きだし。むしろ俺が私立に行くと言うと、多分なんかしら言われるかもしれないが。

「ありがとうお兄ちゃん。今日はカレーだけどいい?」

カレーか、梨香のカレーは甘口で美味しいんだよな。俺はカレーには結構うるさいんだが、梨香のカレーは香ばしく絶品だ。同じルーを使っているはずなのに、母親の作るカレーと全然違う。たぶん隠し味が違うのと、野菜が入っているからだろう。

「いいぞ、カレーは好きだしな。できたら、呼んでくれ。俺はもうちょい勉強をしてくるから」

俺はそう言うと。階段を上がって、自分の部屋に入った。フランス語の復習でもするか。せっかく教えてもらったから、忘れないうちに復習をしておきたい。しばらく俺は勉強をしていた。

そして少し休憩で、櫻坂のアプリをやっていると、とんとんとドアがノックされた。

「お兄ちゃんご飯できたよー」

「分かった今行く」

中学の頃まで、ドアを叩かないで入ってきて、着替え中だったときがあった。まぁ運良く下ははいていたから問題なかったが。だが何があるか分からないので、それからはドアを叩いてから、入ってくれと言って、渋々高校生になったら、了承した。

俺は参考書を片して、階段を降りて、奥の部屋に行くと、梨香が正座をして座っていたり俺は梨香の正面に座った。

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